2023.07.15
久しぶりに実家の山形に帰って、心機一転リラックスしてきた教室長の吉田です。関東に来てもうすぐ10年が経とうとしており、山形新幹線「つばさ」の色が変わったり、ついに自分の中学校が少子化で閉校になったりと変わってしまったものは多いですが、変わらぬ父母の愛というか、地元っていいなあ・・・としみじみ感じた次第でした。
さて今回はそんな実家への帰省での一幕です。
・子供が勉強のこと話してくれない
・勉強しないとまずいと思うけど親の言うこと聞かない
・勉強しろ!っといっていつも家の中がピリピリするのが嫌だ!
そんなお子様になんとかなってほしい!という方、塾をこうやって活用すればいいんだ~と一つ参考になればと思いますので是非、私の家族のお話にお付き合いください。
私には高校3年生になる妹がいます。今年はもちろん受験生。国公立大学を目指す妹に模試の点数を聞くと、「おにい、そういうのいいじゃん」とはぐらかされ、父に「グダグダしてないで勉強しなよ!」と指摘されると「うるさい!今日は学校でやってきたからいいの!」なんて反発し家では携帯ばかり触ってなかなか机に向かって勉強をしようとはしません。そのくせいっちょ前に有名大学のパンフレットを取り寄せたり大学生になったら髪何色にしよっかな~なんて話をするもんですから、まあ父と母の機嫌はよろしくなく・・・
どんどん父と母は疑心暗鬼になってきます。
・毎晩夜遅いけど本当に勉強しているのかな?
・図書館の自習室に座りながら携帯いじっているのでは?みてると1日6時間もスマホいじってるし。。。
・塾で本当にやってるの?友達と話しているだけじゃない?
そんな不安から、毎日家では「勉強した?今日は何やった?点数は?」など確認が多くなります。そんなことに嫌気がさした妹はついに、
「そんなの自分でわかってる、私の頑張りなにもしらない癖に!」
なんてふさぎ込んでしまいます。難しいお年頃なのは両親は100も承知ですが、「せっかく心配していってあげてるのに!」とついつい厳しくいってしまうこともあります。そう言われた日には、両親VS妹の大げんかの始まりか、ご両親が言い返せなくて結局わが子を信じるしかない・・・という状況の繰り返し。そんな光景を帰省の3日間で目の当たりにしました。
私は実家を離れて埼玉にいるので、この光景をどちらの立場になることなくみていました。同時に、「おとうさんおかあさんと妹の間に取次役がいればな・・・あ、塾だ!」なんて思ったんです。
中学生・高校生なら、自分に甘いことなんてわかっているんです。でも、やろうとしているんだけどやりたくない。その葛藤と日々戦っているのに、なんで自分の傷をえぐるの?」というのが妹の本心かと思います。
こんな一幕はなにも私の実家だけでなく、塾にいる受験生に毎回起こる事象なんです。
塾の立場から正直に言うと・・・
根本のこの家族喧嘩の原因を作っているのって、学校かなって思ってます。
学校の先生って、指導はするものの志望校までの「導き屋」ではありません。あくまで、面談とかで、「勉強しなきゃね!!日々の授業大切にね!」とか、「○○大は共通テストで70%だからがんばれ!」なんて言って終わりではないですか?具体的に、「○○大は大問が3つ構成で英文のレベル感は普通。だいたい3000語くらいの分量だから速読の練習と単語を1800語レベルまでしっかり押さえよう。逆に文法問題は全くと言っていいほどでないから、この夏は長文読解をしたほうがいいとおもうよ」というところまで細かく担任の先生とかから指示をもらったという例は今まで聞いたことがありません。
それに対して、ご両親としては具体的に何をしろという具体的な指示もできず、「もっと勉強しないと!」という焦りが独り歩きして子供に奮起を呼びかける。子供は「how」の部分が欲しいのに、それがわからず、どう頑張ればいいの?今やっていることがあってるの?と先が見えないまま「勉強しろ!」と圧をかけられ反発してしまう・・・そんな状況になっていませんか?
会社員でいう、「売上上げて!営業手法や提案方法は自分で考えて!」といきなり外回りに出され、結果が出ないと「頑張っていない!」と言われているようなもんだと思っています。大人になったらそれを「理不尽だ」「ブラック職場」などといって揶揄するのに、無意識に子供に同じようなことをしてしまっているんです。(あくまで個人的な考えですが・・・)
そこで必要なのが「塾」という存在です。コベッツでは、「○○大学に合格するために三課で国語〇〇点、数学○○点、英語○○点をめざそう。英語はこの大学は大問3つ構成、英語のレベルは英検準2級レベルだけど量が多いのと、イディオムを3つも小問で聞いてくる。だから○月まで速読を毎回小テストしながら、イディオム300語を夏までにパッと聞かれて9割とれる状態を作ろう。具体的には~」というところまで、受験生は私たちが落とし込み保護者にも共有しています。さらに今行っていることを毎回指導報告という形でお送りしたり、予定表を共有したり、入退室で自習時間が分かったりと具体的に「可視化」をしていくのでご両親の不安を少なからず解消することができます。ですのでご家庭でも今何をしなければならないのか、どれくらい勉強しなければいけないのか、またはしているのかが分かるので建設的な話ができます。これが受験生は大きくて、ご家庭での雰囲気解消につながるんです。
そもそもやる気が・・・という場合はなんとも言えませんが、頑張っているのに点数が取れない、どうしてこれをやっているのかわからないという場合は、具体的に方向を示してあげるのが私たちの役目です。
家族喧嘩の原因、コベッツなら解消できるかもしれません。受験は生徒一人の戦いを見守るだけではありません。ご家庭=家族=コベッツ、一緒になって受験に立ち向かえる、そんな状況を作り出せます。是非一緒に、コベッツで受験を戦いましょう。
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