城南コベッツ笹原駅前教室

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2024.02.01

こんにちは、教室長の木村です。

今日は2月1日、プロ野球のキャンプインの日です。

だんだんと春が近づいてきている感じがしますが、高校入試のほうは、1月の私立高校専願入試と公立高校特色化選抜が終わり、これらを受験した生徒たちは全員合格(あるいは合格内定)しました。

まずはホッと一息といったところです。

公立高校の一般入試を受ける生徒は、明日2月2日に私立高校の前期入試があり、来月3月5日に公立高校一般入試を受験することになります。

中学1年生や中学2年生のみなさんも、学年末テストが近づいてきました。

進路が決まった中学3年生も、中学校生活最後の定期テストですので、しっかり勉強して試験に臨んでほしいと思います。

受験が終わった人も、これからいよいよ受験という人も、希望の進路や先の目標に向けて、しっかり頑張りましょう!

2024.01.04

城南コベッツ笹原駅前教室の教室長の木村です。

皆様に謹んで新年の御挨拶を申し上げます。

今年は元日から石川県能登半島で地震が起き、翌2日には羽田空港で飛行機の衝突炎上事故が起きるなど、衝撃的な年の始まりとなりました。

亡くなられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心より御見舞い申し上げます。

いろいろなことを考えさせられますが、まずは目の前のことを一つずつ頑張っていきたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2023.12.01

こんにちは、教室長の木村です。

メッケル憩室がんで療養中だったシンガーソングライターのKANさんが、11月12日に61歳で逝去されました。

哀悼の意を表すとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

KANさんは、地元の福岡市立友泉中学校から福岡県立城南高校を卒業後、法政大学に進学し、東京でシンガーソングライターとして活躍されました。

KANさんの代表曲「愛は勝つ」は、1990年7月に発売されたアルバム『野球選手が夢だった』の収録曲で、シングルカットされて1990年9月にリリースし、1990年12月から1991年2月にかけて8週連続でオリコン1位を獲得、CDは累計で200万枚以上を売り上げました。

「愛は勝つ」は1991年に第33回日本レコード大賞を受賞し、KANさんはその年のNHK紅白歌合戦に初出場しました。

2011年に東日本大震災が起きた年に、KANさんは「がんばろうニッポン愛は勝つシンガーズ」の一員として「愛は勝つ」の曲を新しい動画で世に送り、2020年のコロナ禍に見舞われた年にも、KANさんは「アップフロントグループ」の一員として「愛は勝つ」の曲を新しい動画で世に送り出しましたので、今の中高生の人たちも、多くの人が「愛は勝つ」の曲を耳にしたことがあるのではないかと思います。

KANさんは法政大学の後輩にあたる秦基博さんと2年前に共作して「カサナルキセキ」というコラボレーション曲を発表されていて、そうした縁もあり、KANさんが亡くなる2週間ほど前に、秦基博さんがKANさんのお見舞いで病室を訪ねたのだそうです。

病気療養の話から、音楽の話になり、その時にKANさんが秦基博さんに語った言葉は、とても深い、奥行きのある言葉でした。

「できることがあるなら、全部やった方がいいよ。音楽家なんだから、全部やった方が、楽しいよ。」

これは、「ストリングスアレンジ」といって、楽曲をバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスなどの弦楽器(ストリングス)パートに合うように編曲(アレンジ)することについて話題になった時にKANさんから出た言葉なのだそうです。

そして、秦基博さんが病室を出る時にKANさんが最後に語った言葉なのだそうです。

私には音楽の作曲や編曲のことは全く分かりませんので、内容の詳しいことに関しては何も言うことができませんが、KANさんが後輩を励ます意味で語った「できることがあるなら、全部やった方がいいよ。全部やった方が、楽しいよ。」という言葉は、とても素敵な言葉だと感じました。

この言葉をみなさんに紹介したいと思い、今日はKANさんの話を取り上げました。

2023.11.02

こんにちは、教室長の木村です。

今日は、大学進学に向けて志望校選びを考えている高校生のみなさんに、大学選びの際のヒントとなる本を紹介したいと思います。

教育YouTuberの山内太地さんが2023年4月に筑摩書房から『偏差値45からの大学の選び方』という本を出版されました。

この本は、偏差値45の人に限らず、偏差値30の人も偏差値70の人も、読んで非常に発見がある本です。

山内太地さんは約800ある日本全国の全ての大学に足を運んだことがあるという方で、実際に足を運んで調べた情報を基に、この本を書かれました。

この本では、文系・理系のいろいろな学部・学科について、非常に丁寧に紹介されています。

今日は、その中でも、理系の学部・学科にしぼって、「なるほど」と思う面白い話を紹介したいと思います。

まず、一般的な話として、大学の世界では工学部の存在が巨大で、東京大学や京都大学などでは工学部の入学定員が全体の約3割を占めており、定員が多いので狙いやすいという話がされています。

マンガの『ドラゴン桜』でも、龍山高校の特別進学クラスの矢島勇介と水野直美の2人が東京大学理科Ⅰ類を狙うという設定になっているのは、理科Ⅰ類が工学部系で定員が多いからです。

また、山内太地さんが個人的に一押しされているのは、信州大学繊維学部です。

信州大学繊維学部は全国唯一の繊維学部で、工学部と農学部の両方の要素がある「もう一つの工学部」のような存在になっていて、大変ユニークな研究を行い、就職にも強いのだそうです。

農学部に関して言えば、偏差値ではなく、それぞれの地域の環境や特産物を考えて選んだほうがいいというアドバイスをされています。

例えば、りんごに関して研究したいなら弘前大学、みかんに関して研究したいなら愛媛大学、また、砂漠の緑化について研究したいなら鳥取砂丘がある鳥取大学に行くべきだというのです。

これは確かにその通りで、単純に偏差値や大学の名前のブランドで選ぶのではなく、自分が本当に研究したいことをよく考えて志望大学を選ぶべきだと思います。

さらに、『偏差値45からの大学の選び方』では、高校で文系コースに進んだけれども理系の大学に進学したくなった人のために、文系3教科だけで受験できる理系の学部・学科が紹介されています。

具体的には、明治大学農学部食料環境政策学科、日本大学生物資源科学部、東京農業大学農業ビジネス系学科、東京農業大学国際食料系学科、東京都市大学環境学部、東京都市大学メディア情報学部、東洋大学情報連携学部、東洋大学総合情報学部、近畿大学農学部、近畿大学建築学部、龍谷大学農学部、関西大学総合情報学部といった学部・学科が例として挙げられています。

実際にこれらの学部・学科に出願する際には、科目等に変更がないか最新の入試情報を確認しておく必要がありますが、いずれにしても、みなさんも山内太地さんが書いた『偏差値45からの大学の選び方』(ちくまプリマー新書)をぜひ手にとって、いろいろと参考にしてみてください。

2023.10.02

こんにちは、教室長の木村です。

今日は、高校進学に向けて志望校選びを考えている中学生のみなさんに、高校選びの際に注意してほしいことについてお話をしたいと思います。

高校選びの際には、高校卒業時の大学進学や企業への就職の実績などを見て選んだり、学校の校風などを見て選んだりすることも多いと思いますが、「高校に入ったらこの部活で頑張りたい」と思って部活を基準に高校を選ぶ人も少なくないのではないかと思います。

「この部活で頑張りたい」という思いで高校選びをしている中学生のみなさんは、その高校の部活の状況をしっかり調べて志望校を決めるようにしてほしいと思います。

そのような下調べを怠って失敗した例をご紹介します。

参議院議員の山本太郎さんが24歳以下の若い人々からの人生相談に答えている動画がこれです。

【夏休み人生相談】「ヤマモトGPTを使ってみな

山本太郎さんは、小学校を卒業する際に中高一貫校を受験したのですが、小学校の時にやっていた硬式テニスを中学・高校の部活でもやりたいと考えて、箕面自由学園中学校・高校の入学試験を受けて、合格し、進学したのだそうです。

箕面自由学園中学校・高校の「入学案内」のパンフレットの航空写真には、校舎とともに綺麗なハードコート(硬式テニス用のテニスコート)が写っていて、それを見て「自分の青春はテニス部に捧げる」という気持ちで箕面自由学園中学校に入学したところ、実は写真に写っていたハードコートは隣の団地のテニスコートで、箕面自由学園中学校には硬式テニス部はなく、あるのは軟式テニス部だけだったということが分かり、入学後にそのことを知った山本太郎さんは、愕然とします。

仕方なく山本太郎さんはサッカー部に入部したものの、次第に部活をサボるようになり、結局、サッカー部を退部することになります。

その後、山本太郎さんは箕面自由学園高校に進学し、高校1年生の時に「アジャコング&戸塚ヨットスクールズ」というダンスユニットを結成して『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』という人気テレビ番組の「高校生制服対抗ダンス甲子園」というコーナーに出演して、それがきっかけで芸能界デビュー(高校は中退)、さらに芸能人から政治家に転身して、現在は参議院議員として「れいわ新選組」という国政政党の代表を務めておられます。

山本太郎さんの話は、今と違ってオープンスクール等の開催が一般的ではなかった30年以上前の話ではありますが、今の時代においても、進学先の部活の活動状況を確認しておくことは重要です。

自分がやりたい部活について「部活の有無」を確認しておくことは大切ですが、それだけではなく、「実際の活動状況」について確認しておかないと、場合によっては「顧問の先生がいないので休部中」となっているようなこともあるので、実際に部活がやれるのか、きちんと確認しておくべきです。

高校進学においては、野球やサッカーなどの部活強豪校に進学する人も一定の割合でいます。

当教室の卒業生でも、県外のサッカー強豪校に進学した生徒がいて、長期休暇で帰省した時に教室を訪ねてきて、近況報告してくれたことがあります。

「俺、自分で『サッカー上手い』って思ってたけど、高校行ったら、もっと上手い奴がいっぱいいた。今はまだ二軍だけど、一軍に上がれるように頑張る。」と、彼は言っていました。

私からは「頑張れよ!」ということぐらいしか言ってあげることができませんが、実際に高校に進学して、いろいろな経験をしているんだなぁ、というふうに感じます。

そういったことも含めて、部活で進学といっても、進学後にまたいろいろなことがあるわけで、やはり、よく調べて、よく考えて、自分が納得できる進学先を選ぶことが大切なのではないでしょうか。