東船橋教室のメッセージ
偏差値40で1位 vs 偏差値70でビリ? 現役高校生の意識調査と指定校・公募制推薦のリアル
2026.08.28
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高校生活や進路の話題で、一度は「どっちがマシ?」と盛り上がる極論ネタ......
「偏差値低めの高校で無双する(学年1位)」
「超進学校に入ったものの、ずっと最下位に沈む」
もし自分がどちらかの環境を選べるなら、どちらで過ごしたいですか?
10代・現役高校生専門の調査会社「ワカモノリサーチ」が、令和の高校生(男女)を対象に
実施したアンケート結果が話題を呼んでいます。
【調査結果:約6割が「偏差値40で学年1位」を選択】
調査の結果は以下のようになりました。
「偏差値40の高校で学年1位」:59.2%
「偏差値70の高校だが成績はずっと学年最下位」:40.8%
およそ6割の高校生が「偏差値が低くても上位にいる高校生活の方が良い」
と考えていることが分かりました。
〇「偏差値40の学年1位」を選んだ理由
圧倒的に多かったのは精神的な安心感です。
「ずっと最下位だと心が折れる」
「1位は単純にかっこいいしモチベーションになる」
「鶏口牛後(大きな組織の末端より、小さな世界のトップでいたい)」
また、進路面での計算として
「学校の評定(成績)が高くなるから、指定校推薦やAO入試、就職で圧倒的に有利」
という現実的な意見も多く集まりました。
〇「偏差値70の学年ビリ」を選んだ理由
一方、4割の高校生が挙げたのは環境の良さと高校のブランド力です。
「外から見られるのは学歴(高校名)。偏差値70というだけで誇りになる」
「周りの意識や民度が高い環境で勉強したい」
「進学校なら最下位でも、周りにつられて一定レベル以上の大学に行けるはず」
【「非進学校で推薦を狙う」作戦の現実と本当の強みとは?】
アンケートで「学年1位」を選んだ生徒の多くが
「指定校推薦が取りやすいから」というメリットを挙げていました。
確かに、学校内での評定平均が高ければ校内選考を勝ち取りやすく、
早期に合格を確定させられる魅力があります。
しかし、「偏差値が低めの高校で学年トップをとって推薦で進学する」戦略には、
知っておくべき注意点と大きな武器が存在します。
〇指定校推薦の壁:枠がない・大学が限られる
指定校推薦は、大学側が「この高校の生徒なら信頼できる」として学校単位で枠を割り振る制度です。
対象となる大学が限られる
どれだけ成績が良くても、通っている高校にその大学の枠がなければ出願すらできません。
難関大(早慶・MARCH等)の枠がないことも
早慶やMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)などの難関私立大学の指定校枠は、
進学実績のある高偏差値校に集中する傾向があります。
偏差値40前後の高校では、そもそもこうした難関大の枠が存在しないケースが少なくありません。
そのため、「指定校で楽して難関大へ」という狙いは、
高校の枠の有無によって制限されてしまうのが現実です。
〇公募制推薦なら「高い評定」が最大の武器になる
とはいえ、公募制であれば話は別です。
「公募制推薦(公募制学校推薦型選抜)」や「総合型選抜」においては、
高い評定平均(内申点)を保つことが絶大な効果を発揮します。
公募制推薦は、高校からの推薦状と大学が定める出願要件(評定平均3.8以上、4.0以上など)を
満たしていれば、
高校の偏差値や指定校枠の有無に関わらず、全国どの高校からでも出願できる制度です。
出願条件をクリアしやすい
偏差値40の高校で学年トップ(評定4.8~5.0など)をキープしていれば、
どの大学の出願基準も余裕を持って満たせます。
選考で強力なアピールになる
高評定を維持してきた実績は、「3年間たゆまぬ努力ができる生徒」として高く評価されます。
指定校の枠がなくても、高い評定を持っていれば公募制推薦でワンランク上の大学に
チャレンジする権利をしっかりと掴み取ることができるのです。
【自分の戦略に合わせた環境選びを】
自己肯定感を保ちやすく、高い評定で公募制推薦などの幅を広げられる「偏差値40の学年トップ」
周囲のレベルが高く、高校独自の難関大指定校枠などを狙いやすい「偏差値70の学年ビリ」
一概にどちらが良いとは言えませんが、推薦での進学を視野に入れる場合は、
「その高校に来ている指定校枠の実績」を確認しつつ、「高い評定を作って公募制で攻める」
といった複眼的な戦略を持つことが重要です。
目先の順位や校名にとらわれず、自分の価値観に合った環境と戦い方を見極めていきましょう。






