東船橋教室のメッセージ
勉強も娯楽も画面の中にある 10代の5人に1人が「1日9時間以上」ネット利用している背景と懸念
2026.08.29
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「子どもがずっとスマホを触っていて心配......」
そんな悩みを抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。
NTTドコモのモバイル社会研究所が発表した「2026年 一般向けモバイル動向調査」によると、
10代の2割(20%)がプライベートで「1日9時間以上」インターネットを利用している
ことが分かりました。
《10代の約半数が「1日6時間以上」ネットを利用》
今回の調査(全国15歳〜79歳対象)では、プライベート(仕事・学校以外)での
インターネット利用時間が全年代で増加傾向にあることが示されました。
特に若い年代の長時間利用が際立っています。
10代の20%(5人に1人):1日9時間以上利用
10代の45%(約半数):1日6時間以上利用
全年代平均:プライベートでの平均利用時間は約4.0時間
1日9時間となると、睡眠時間や学校の時間を除いた「起きている時間のほとんど」を
画面の前で過ごしている計算になります。
また、利用する端末はプライベートでは圧倒的にスマートフォンが中心となっています。
《なぜここまで利用時間が伸びているのか?》
公的な調査(こども家庭庁「青少年のインターネット利用環境実態調査」など)や
近年のデジタル環境の変化を見ると、単に「遊んでいる時間が増えた」だけではない、
3つの大きな構造的要因が浮かび上がってきます。
1. 学習環境のデジタル化(GIGAスクール構想の定着)
小中学校での「1人1台端末」の普及やオンライン宿題の定着により、
学習用途でネットを使うことが当たり前になりました。
机に向かって勉強する時間自体が「ネットに接続する時間」に変わったことが、
利用時間の底上げにつながっていると考えられます。
2. 娯楽や情報収集の完全なシフト
テレビや雑誌に代わり、YouTubeやTikTokなどの動画配信サービス、SNS、オンラインゲームが
若者の「最大の娯楽・情報収集手段」となりました。
近年ではChatGPTなどの生成AIツールを課題や調べものに日常使いする中高生も増えており、
利用シーンが多角化しています。
3. 常時接続のコミュニケーション
友人との会話やグループでの交流が、放課後もSNSやゲーム内チャットを通じて
シームレスに続いています。
「常に誰かとつながっている状態(常時接続)」が定着しているため、自ら区切りをつけて
離脱することが難しくなっている側面があります。
《長時間利用がもたらす懸念点》
ネットやスマホ自体が悪というわけではありませんが、
極端な長時間利用には以下のようなリスクが懸念されます。
・睡眠不足・生活リズムの乱れ:夜遅くまでの利用による質の低い睡眠
・視力低下やストレートネック:長時間の画面注視による身体的負担
・集中力への影響:常に通知を気にするマルチタスク状態による思考力の低下
調査結果からもわかる通り、デジタルネイティブ世代にとって、
インターネットは学習から娯楽、交友関係まで網羅する「生活インフラ」そのものです。
「これは悪いものだ」、「こうなるからダメ」と単に押さえつけるのではなく、
「どのように付き合っていくか」の自己管理能力を育てていくことが今後のカギとなります。






