城南コベッツ茅ヶ崎教室

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2022.01.26

皆様こんにちは!

城南コベッツ茅ケ崎教室 教室長です。

本日は社会のお勉強についてです。

歴史と地理と公民。
この3分野が合わさって高校受験の社会を構成しています。

しかし、昨今ではこれらの分野が複合されたより難度の高い、
そんな問題を見る事が増えた様に感じます。

例えば、奈良県の吉野町の地図から地理の問題を出したとします。
その地理の問題以外に、南北朝についての問題を出したとします。

南北朝時代に京都と奈良の吉野に朝廷が割れてしまった、
という事を知っていれば吉野町=南朝、
という風に知識を引っ張り出す事が出来ます。

つまり、年号や出来事を単に丸暗記しても意味が無いのです。

それらの「点」の知識を「線」にして、
可能であればそこから「面」を作っていける様な学習。

それが求められているのかな?と最近では感じております。

先程の問題はあくまでも一例ですが、
公民と地理や公民と歴史、
そういう複合問題も作ろうと思えば作れてしまいます。

先入観にとらわれることなく、広い視野で勉強をしていきましょう。
自分一人で覚えるのはちょっと・・・、
と思ったタイミングが塾の通い時!

困ったならば、迷わずご相談ください!
皆様のお問い合わせ、心よりお待ちしております。

2022.01.24

皆様こんにちは!
城南コベッツ 茅ケ崎教室 教室長です。

本日は体調管理について、です。
しかし、最近のコロナ患者の増加はすさまじい勢いで、
その猛威が近づいている気配を日々感じております。

しかし、それに負けてしまってはこれまでの努力が無駄になってしまいます!
ここは負けずに感染対策を徹底して、乗り切りましょう!

という訳で現在言われている対策ですが、
①三密回避
➁マスク着用
➂手指消毒
④換気
この辺りが多いかと思われます。

まずは何より他人との接触を回避する事が何よりも肝要という事ですね。

どうしても避けられない場合は、④にも書いてある換気が大事です。
密閉空間にならない様にする事で、
感染リスクを低減できるそうなので、非常に重要な事と考えます。


又、マスク着用についてですが
マスクの効果については様々な所で言われております。
これは、着用している側の人が感染していた場合、
それを広げないようにする事に効果が有ると言われておりましたが、
吸い込みを減らす事にも役立っている。
という報告も上がっているそうです。

日本では早い時期からかなりの数の人がマスクを着用していましたが、
感染リスクの低減に役立っていた、と考えればなるほどと思います。


手指消毒についてもそうですが、
菌の感染は何も鼻や口からだけではありません。
眼等の粘膜から感染する可能性が有るので、
それを防ぐには触れる可能性が有る手指を消毒する事は必須となります。

これも、日本では手洗いうがいの習慣が根付いているので、
その関係で比較的習慣化しやすかったのかと思います。


そして、換気については先にも述べましたが、
空気の循環を行うことによって感染リスクを低減する効果があります。
今の季節はどうしても寒いので、
思わず部屋を閉め切ってしまいたくなりますが、
ここは寒さに耐えてでも安全を優先して頂きたい所です。


さて、それだけではなく他にも色々出来る事はあると思います。

まずは何よりも免疫力を高める必要が有ります。
睡眠不足は大敵です。
体力を維持して免疫力が高い状態を維持しましょう。

又、食事も大事です。
ビタミン等の栄養をバランスよく摂る事も大事な事です。

健康は絶妙なバランスの上に成り立っている。
そう考えると、食事や睡眠、ストレスを抱えない事は重要です。

適度な運動等も心身の健康状態を高める事に役立つので、
まだ人の少ない時間帯の早朝ジョギングなどは、
このご時世でも比較的行いやすい運動かもしれません。

ただ、勿論これを推奨するわけでは無く、
その時々によって適切と思う事を判断しなければなりません。
皆が早朝にジョギングを行い始めれば、
自然とそれは密な状態を作る事になります。

あくまでも、個人で、周囲に人のいない環境を確認し、
その上で行うという事が何よりも大事です。

何を行うにも難しいご時世ですが、
気持ちで負けない様に、受験まであと少し。
最後まで気持ちを切らさずに頑張りましょう!

2022.01.21

皆様こんにちは!
城南コベッツ茅ケ崎教室 教室長です。

本日は料理は化学!の通り、料理についてです。

かつて、私も飲食店で働いていた事が有り、
その時に色々な事を勉強させて頂きました。
その時にシェフから教えて頂いたいくつかの事が、
後々考えると化学の知識を応用している!
と判明したものが有り、今回それをご説明させて頂きます。

①料理の基本、さしすせそ。

これは料理をされる方にとっては当たり前の知識なのでしょうが、
食材の味付けにはどのタイミングで何の味を入れた方が良いのか?
という順番が存在しています。

例えば砂糖。
これを入れる場合には早めに入れた方が良いです。
食材に味をしみこませる場合、砂糖の分子は大きいので
中まで浸透するのに時間が掛かる、特徴が有ります。
その為、中まで味を染み込ませられる様、
時間をかける必要が有るのです。

では、塩は?となりますが、
塩は砂糖の次に入れる方が良いそうです。

塩は食材の中から水分を引き出す性質が特に強いので、
より味が中に染み込みやすくなる性質が有ります。

そして、スパイス的な香りの有る調味料ですが、
これはあまり長時間加熱してしまうと香りが飛んでしまうので
最後の方に入れましょうという事だそうです。

さて、ここまでご説明いたしましたが、
化学に関わる部分は特に砂糖と塩になります。

この二つの調味料はどちらも脱水作用が有ります。

これを利用して、食材から水分を引き出し、
その時に食材の細胞膜を破壊して、味が染み込みやすい状況を作る。
そうした目的も兼ねております。

この脱水作用ですが、
理科の実験で半透膜の実験と言う物がございます。
塩水と真水をセロハンで仕切っておいておくと、
塩水の濃度を薄めようと真水がセロハンの隙間を抜けて
塩水の方に入っていく、という現象です。

直感的な事なのかもしれませんが、
昔の人達はこうした作用を理解して使っていたのだと思います。

仮に、砂糖と塩の順番を変えると味の染み込みが変わります。
砂糖の味が染み込みにくい状況になるので、
あまり美味しい煮物にはなりません。

昔ながらの知恵の中には科学の知識も詰まっていた。
これからの時代、料理を科学する必要が有るのかもしれません。

2022.01.19

皆様こんにちは!

城南コベッツ茅ケ崎教室 教室長です。

本日は日本の文化についてです。

と言ってもそんなに堅苦しいお話ではありません。
昔から行われている行事についてです。

お正月や節分、ひな祭りにこどもの日、
毎年このぐらいの時期になりますと毎月の様に行事が有ります。

流石に正月は新年のお祝いだという事でご存じでしょうが、
節分の豆まきは何故豆をまくのか?
ひな祭りは何故菱餅やお雛様を飾るのか?
等の理由を御存知ない方も最近では多いのでは?
と感じております。

本日は、この中の節分について取り上げていきたいと思います。

まず、節を分けると書いて節分ですが、これは季節を分ける時期、
という事で節分となります。

立春の日の前日が節分の日となっており、
年によって節分の日も立春の日もズレる為、
2月3日と日付で覚えてしまうとズレる時も起きてしまうのですが、
大体その位の日に迎えると覚えておくのは良いでしょう。

この時期になりますと、冬から春に暦の上では移行します。
しかし、実際には相当寒い時期でございます。
兎角季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われますが、
この時期も同じく体調を崩しやすいと言われます。

その為、良くない物(魔)を滅する為に、
「魔滅」から「まめっ」、「豆」になって今に残る
豆まきの風習になっていきました。

他にも細かいルールが有りまして、
例えば豆をまくのはその年の年男が撒く事になっておりました。
流石に毎年の年男がそうそう都合よくいるわけではありませんが、
今年小学6年生になる男の子がいらっしゃるご家庭ですと、
丁度その年男になるはずなので、お願いしてみるのも良いかもしれません。

そして、撒くときの大豆は炒った大豆でないといけません。
これは細かな話なので割愛いたしますが、
撒いた大豆から芽が出てしまうと良くないので、
きちんと煎って芽が出ない様にする事が大事です。

この時、生の豆を使って拾い忘れた豆から芽が出てしまうと
縁起が良くないとされております。

掛詞としてですが、豆を煎るのは「魔目を射る」に繋がるので、
それも有るのかもしれません。

他にもあまり知られていない風習では、
柊鰯という風習もございます。

焼いた鰯の頭を柊にさしてその臭いと柊のとげで
鬼を追い払うと言われております。

こうした風習の内、流石にこのご時世に鰯の頭を焼いて
玄関に飾っておくのはカラスが寄ってきてしまったり、
ちょっと色々問題が多そうなのでやらないのでしょうが、
かつてはその様に鬼を払っていたそうです。

2022.01.17

皆様こんにちは!
城南コベッツ茅ケ崎教室 教室長です。

先日電車通勤中に不思議な会話を聞きました。
「このガチャURが1%で出るから、10連を10回やれば絶対に出るんだ!」

周りの子供たちもそれを信じているような雰囲気でしたが、
おや?と思うような内容でした。

例えばサイコロを6回振れば必ず全ての目が出るのでしょうか?
そんなことはありませんよね?

では、何故このような錯覚が起こるのでしょうか?

それは、考えている状況が恐らく間違っているからだと思われます。

例えば箱の中に100枚のくじが入っています。
そのくじの中には1枚だけ当たりが入っています。
これで確率は1/100という状態になりました。
彼の言っていた状態と同じです。

しかし、ここからが違います。
恐らく、彼の考えでは1回引く度に、そのくじを捨てているのでしょう。
だから箱の中のくじの枚数は99枚、98枚・・・と減っていきます。

確かに、これなら100回引けば必ず当たりが出ます。
しかし、残念ながら彼らが引いているガチャは
引いた後の外れくじをまた箱の中に戻してしまうのです。

その為、仮に100回引いたとしてもずっとハズレを引き続ける。
なんて事も起こり得てしまうのです。

では、どれほどの回数を重ねれば当たるのでしょうか?

ここで確率が出て来ます。

1回目でハズレを引く可能性は99/100です。
2回目もハズレを引く可能性は99/100×99/100になります。
3回目もハズレを引く可能性は99/100×99/100×99/100になります。
と、連続でチャレンジをしてハズレを引き続ける可能性は、
以上の様な計算式で求める事が出来ます。

仮にですがこれを100回連続でハズレを引き続ける可能性、
として計算していきますと、恐ろしく大きな計算になりますが
0.366という数字になっていきます。

これは小数なので%に直しますと、
36.6%の確率で100回連続でハズレを引く可能性が有りますよ。
という事になります。

これでは確実に当たる!とは到底言えません。
どうせなら、当たると言われている1%という数字、
これ以下の確率になるまで追っていきましょう。

では、200回試すとどうなるでしょう?
大体13.3%の確率でまだハズレを引き続けています。
300回では4.9%でまだ外れ続けています。
400回でようやく1.7%でハズレを引き続けている様で、
これ以上の回数を重ねる事で1%以下に出来るようです。

つまり、99%当たる!
と言う為には少なくとも400回以上回して初めてそう言えるのです。
途方もない回数を回す事になります。

運が悪ければ更に回数を重ねなければなりません。

恐ろしい物です。

さて、こういう計算も知らないままでいた場合、
簡単に騙されてしまうかもしれません。
そうで無くとも誤解をしてしまう可能性は高いでしょう。

日常生活にも勉強をする事で分かる事実はたくさんあります。
数学だって皆様の日常にこのような形で隠されているのです。
勉強は受験の為だけではありません。
生活をより豊かにする為にも、勉強に取り組んでいきましょう。