城南コベッツ茅ヶ崎教室

Tel:0467-84-0620

  • 〒253-0044 神奈川県茅ヶ崎市新栄町1丁目6 湘南ISビル 3階
  • JR東海道線/茅ヶ崎駅 北口 徒歩2分

受付時間:15:30~20:00/日祝休

  • スタディ・フリープラン
  • 1対2個別指導
  • atama+個別指導
  • 城南予備校オンライン
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • オンライン個別指導
  • プログラミング
  • ジュニア個別指導
  • 1対1個別指導

2022.01.14

皆様こんにちは!

城南コベッツ 茅ケ崎教室 教室長です。

本日は勉強についてのテーマ、
一気にやるか、コツコツやるかです。

しかし、正直な話これについては様々な方が持論を展開し、
それらについて科学的な根拠を引っ張ってくる方もいたりして
私としてもほぼ結論は出ているように感じます。

結局、「コツコツ型」が圧倒的優勢。
それは変わらない事実のように思えます。

しかし、敢えて今回書かせて頂くのは、
それでも「一夜漬け派」が完全に無駄ではないと言いたいからです。

いえ、「一夜漬け派」の方々も、知らず知らずの内に
「コツコツ型」と同じ行動をとっているのです。
と、いう事をお伝えしたいからです。

その為に、まず記憶についてのご説明が必要となります。

記憶という物自体はいくつもの分類に分かれます。

ただ、記憶の期間についてであれば大体2つになります。

(一応、瞬間的にしか残らない記憶という物も有りますが、
今回は除外して考えます。)

それは短期記憶と長期記憶になります。

難しいので端折りますが、要は大体の記憶は短期記憶として入ってきて、
その中から選ばれたいくつかが長期記憶にランクアップする。
そんな感じです。

ただ、この短期記憶から長期記憶に移行させるのが大変なのです。

その為にあれこれと手を変え品を変え、より覚えやすい方法は無いかと
模索するのです。

その中で、「コツコツ型」の様に頻度を多くする事で
より定着しやすくなるという傾向が言われており、
だからこそ、コツコツ型が学習効率が高い!
という流れになってくるのです。

しかし、頭の良い人、成績の良い人でも
依然として存在するのが「一夜漬け派」です。

しかし、これらの人も知らず知らずの内に「コツコツ型」
と同じ行動をとっているのでしょう。
恐らくですが、覚えた内容を忘れない様にと
頭の中で反芻し、抜けている個所を移動中などで補い、
当日の試験に向けて仕上げている。

恐らくそれが理由で「一夜漬け派」の人達が
記憶に定着させられているのだろう。
と推測されます。

つまり、「机に向かっている時間=勉強」
と思っている場合、「コツコツ型」はその都度机に向かうタイプ。

「一夜漬け派」は「どこでも、頭の中だけでも反復できる」
と思っているので、一気にやって短期間に何度も頭の中で反復して
必要な量の反復を済ませてしまう。

という事になるのかなと思います。

あくまでも、これは多面的な勉強を一平面で捉えただけのお話です。
集中力や時間帯、文字情報なのか映像情報なのか?
等の様々な条件によって効率は大きく変動いたします。

受験までの時間は刻一刻と短くなっております。
しかし、勉強を出来る場所は机の前だけではありません。

頭の中で考えるだけであればどこでもできます。
最高の勉強効率を目指して、常在教場の精神で頑張りましょう。

2022.01.12

皆様こんにちは!

城南コベッツ 茅ケ崎教室 教室長です。

本日は最後の瞬間について、
と言っても受験でのお話でございます。

受験とは勝負の時でございます。
その為、勝つ者がいれば負ける者も出てくる。
それが勝負の定めでございます。

しかし、その勝利を掴める人間は、粘り強い人間が多いのです。
これまでにも数多くの受験生を送り出してきましたが、
一番粘り強く戦いきった生徒は実は小学生でした。

中学受験をするお子様、これまでにご経験されてきた方にとっては
比較的常識的な事でございますが、
中学受験では同じ学校を複数回受験できます。

大学受験でも同様の制度はありますが、
中学受験では基本、2月1日~2月5日頃までで、
そのほとんどの学校がその日程を終了いたします。
勿論それ以後も受験日程はございますが、ぐっとその数は少なくなります。

その短い期間の中で同じ学校を複数回受験するのです。
落ち込んでいる暇なんかありません。
しかし、1日、1日と時間が経つにつれて受けられる学校も、
受ける学校の偏差値も徐々に上がっていきます。
同じ学校であっても、倍率が上がる為求められる偏差値は上がります。

そうなると、確かにそこに是が非でも行きたい!
という願望を抱えているお子様でも心が折れてきます。

早朝から受験会場に行き、試験を受けてお昼を食べ、
別の学校に行って再び入試を受けてくる。
そして終わって帰宅する頃には1校目の結果が出ており、
夜中になればもう1校の結果も出ている。
なんてこともございます。

それだけ受けてもダメで、2日目も同じく2校を受けてダメで、
3日目は1校しか受けられませんが、それもダメで。

ここまでくると流石に心が折れてきます。
大人でさえ、「もうよく頑張ったよ。」と言いたくなってしまいます。
でも、諦めない子は最後まで戦ってきます。

落ちたという結果を聞いた後で塾に来て、何が出来なかったのか、
どうすれば解けたのか、それを真剣に聞いて翌日の受験に備えて
準備を整えてまた受けに行く。

そして、志望校の最終日程の一番倍率も偏差値も高い日程で
何故か合格を勝ち取ってしまうのです。

こんな奇跡の様な、まるでドラマの様な。
というシチュエーションが受験では様々な所で起こります。

それも、最後まで諦めずに受けに行ったというその心が起こした事です。
勿論、これは根性論などではありません。
が、自分の人生を左右する瞬間であれば、その一瞬の為に
全力でしがみつくのも悪くないのかもしれません。

テストを受ければ合格する可能性が生まれます。

後期日程までもつれ込んだとしても、諦めずに受けて下さい。
例え今年がダメだったとしても来年が有ります。
そこで自棄になってしまうと掴める合格も掴めなくなります。

これからが正念場です。
これまでに積み重ねてきた勉強の量が自分を支える自信に繋がります。
勉強量が足りなければ、それをこれからの時間でカバーしましょう。

最後の試験を受ける時まで、自分を磨き続けましょう。
その最後の一磨きで合否が分かれるかもしれません。

頑張れ受験生!コロナに負けるな受験生!

2022.01.10

皆様こんにちは!

城南コベッツ茅ケ崎教室 教室長です。

今年の受験生の方々ももちろん大事でございますが・・・、
来年の受験生の皆様!テスト前でございます!

今年は2月15日に神奈川県の公立高校入試が有りますが、
学校の定期テストも同じ時期に始まります。

年度内最後のテストなので、このテストの結果で今年度の内申点が
決定します。
それだけ重要なテストなのですが、当の本人がその重要性に気づいていない、
なんてことは良くあります。

焦るのは周りの大人ばかりで、全く勉強をしようとしない。
いくら言っても動こうとしない。

そういうご相談を頂く事が良く御座います。

何をさせたらいいんでしょうか?
良く問われる内容です。

今のお子様の点数状況も苦手科目も一切合切が分からないので、
一概にコレ!とは言えません。
が、一応ほとんどのお子様について言える事はございます。

「知識の定着が十分ではございません」

例えば、「この範囲は全部やったし、覚えた!」
と言われる事も多々ございます。
しかし、実際には点数が伴っていなかった場合
「その答えを言われたら思い出せた」
というケースがその大半でございます。

それは「覚えた」とは言いません。
「知っている」というだけでございます。

「知っている」と「覚えた」では程度が違う。
それをご説明するには別の例を使用する方が分かりやすいでしょう。

例えば有名な歌手の歌について、タイトルを知っていて、
サビも流れている物を聞いたことが有る。
という状態と、歌詞を一通り暗記していてカラオケで歌える。
という状態と、歌い方や間の取り方も完璧にコピーしている。
という状態ではその歌に対する知識量が違います。

一番上の聞いた事が有る状態だと、サビの歌詞すらうろ覚えで、
その曲を流された時に「あぁ!それそれ!」という反応をする事でしょう。

テストで出される問題がこの程度の知識で解けるのでしょうか?
少なくとも歌詞を全部暗記しているレベルが前提になるのではないでしょうか?

また、その歌手についての質問をされる場合は、
当然他の歌やその歌手についてのエピソードや遍歴についても
覚えなければ解くことは出来ないでしょう。

つまり、更にその上の状態も存在しているという事です。
こうして、「知っている」「覚えている」「理解している」
の様にその物に対する深さは様々に存在しています。

これが「知っている」と「覚えている」の違いになります。

言われて思い出せる段階ではまだ「テストで通用するレベル」
とは言えないのです。
しかし、勉強に対してそこまで意識を向けて取り組む、
という事は人によっては難しいのかもしれません。

だから、仕方のない事ですが「時間をかける」しかないのです。
毎日聞いていれば自然とサビを口ずさめる事も有るでしょう。

リズムを覚えて鼻歌で歌えるようになるでしょう。

それと同じく、接する機会を増やしてより深い知識にアクセスし、
それらを覚える回数を増やす事で忘れにくくし、
より試験に臨むにふさわしい知識レベルを作り上げる。
それがテスト前に行って欲しい対策方法になります。

細々としたテクニックも有りますが、
それ以前に目標を理解して動き出す事が必要です。

今のご自身の勉強に対する知識は、いったいどのレベルに有るのか。
一度考えてみるのも良い機会かもしれません。

2022.01.08

皆さんこんにちは!

城南コベッツ茅ケ崎教室 教室長です。

本日は干支についてです。
今年は寅年でございます。
この干支ですが、元々は十二支と十干と呼ばれる二つの組み合わせで
暦を作っていた時の名残が十二支として残っているものです。

例えば60歳になる事を還暦を迎える、と言います。
これは生まれた干支に暦が還るという事で還暦と言うのですが、
十二支と十干を組み合わせると12と10の最小公倍数なので、
60の時にまた同じ組み合わせに戻ってしまうのです。
それを指して還暦という言葉がございます。

他にもこの組み合わせを使用している有名な施設がございます。
春と夏に行われる高校生の夢の舞台、
そう、甲子園でございます。

この「甲子」ですが、十二支の最初の子年の子と、
十干の最初の甲乙の甲の組み合わせの年に完成したので
この甲子園という名前になったのです。

実はこれの組み合わせを理解していると歴史のお勉強で、
ほんの少し得をする事がございます。

歴史の中には出来事にこの十二支十干を用いた名称の出来事が
散見されます。
例えば辛亥革命の辛亥は干支から来ております。
他にも東学党の乱と呼ばれる甲午農民戦争もこの干支が使われております。

そしてこれらの名称に出てくる干支は60年周期でしか現れません。
つまり、年号と干支の組み合わせが分かっていればそれが何年の出来事か
計算で求める事も不可能ではない、という事でございます。

そんなの無理だよ!
と思われる方もいらっしゃるかと思われます。

勿論無理に覚えろという類のものではありませんので、
覚えなくとも点数が取れないというわけではありませんのでご安心ください。
ですが、人によってはこの理解の仕方で乗り越えられる。
というタイプの方も稀にいらっしゃいます。
それに全部でなくとも、1つでも関連付けて覚えられればめっけものです。

例えばですが、ご兄弟で2014年生まれの方がいらっしゃる場合、
この年は甲午の年でございましたので、甲午農民戦争を覚える際に
年号は遡って120年前の1894年に起きた、と覚えられます。

こうしたちょっとした偶然を利用してでも、関連付けた方が
覚えやすいですし忘れにくくなります。

何かを覚える際のとっかかりとなる物を沢山仕入れて持っておきましょう。

そうすれば、暗記が少し楽になるかもしれません。

受験まであと少し、頑張れ受験生!

2022.01.07

皆様こんにちは!

城南コベッツ 茅ケ崎教室 教室長です。

本日は新年のご挨拶と年始に関するお話を一つ。

今年もまもなく共通テストの時期でございます。
中学受験では1月入試も始まる頃となり、受験期も佳境と言った所でしょうか。

毎年私が皆様にお声がけさせて頂いている内容がございます。

それは、
「前日に油物は人によっては避けた方が良いかもしれませんよ。」
です。

よく、ゲンを担いで「受験に勝つ!」でカツを食べよう!
というご家庭も有るかと思われます。
我が家もそうでした。
しかし、私とってもお腹が弱いのです。
その為、翌朝胃もたれと言いますか、お腹の調子が悪かったのを覚えております。

塾業界で働き始めてからも、そうしたお話を聞く機会が有り、
特に男の子の中には胃腸が弱い子がチラホラと、
そして、恥ずかしくて言えなかったけど実はトイレが近いんです。
とか、お腹を下しやすいんです。
というカミングアウト的な相談を受けた事もありました。

結構男の子の方がシャイで、トイレに行きたいと言い出す事が
恥ずかしい!と感じてしまって言い出せなかったりします。

試験中にトイレに行きたくなったらどうしよう!
という焦りから余計に本来の力が出せなくなってしまう、
という負のスパイラルが生まれてしまう事もございます。

別に絶対に油物がダメというお話ではございません。
ご家族でコミュニケーションを取って頂いて、
その辺りのデリケートな部分もちょっと気にして頂けると嬉しいな、
というお話でございます。

あと僅かな日数ではございますが、最後まで気を抜かず、
万全のコンディションを維持して勉強に励みましょう。

頑張れ受験生!