城南コベッツ藤沢駅前教室

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2022.08.02

前回の記事の続きです。

総合型選抜における志望理由書では、
「熱意」と「妥当性」が大事であるといったお話をしました。

今回は、「妥当性」についてです。では、妥当性とは何でしょうか?
「妥当」について辞書を引くと、
「実情によくあてはまっていること。適切であること。」とあります。
まだよくわかりませんね。少し例を出しましょう。

Aさんは、将来弁護士になりたいと言いました。
理由を聞くと、「貧困で困っている家庭を救いたい」からだそうです。
さて、この話は妥当性があると言えるでしょうか?

当然ながら、妥当性に欠けています。
Aさんの頭の中では、もしかすると次のように考えているのかもしれません。
「貧困で困っている家庭は、弁護士への相談費用や雇用費用を満足に支払う事が
難しく、法争において不利になりやすい。だから弁護士費用に囚われない仕組みを
考えて、全員が気軽に弁護士に頼ることのできるようにしたい」

この考えの是非については置いておきますが、仮にそう考えていたとしても、
最初の例は明らかに「妥当性に欠ける」ものであると言えます。
妥当性とは、客観的に担保されるものでなければなりません。
客観的に見た場合、最初の例では明らかに理由と弁護士になりたいという結論に
乖離があります。

どれだけ心の内に熱い思いがあったとしても、ダメなのです。
なぜなら、志望理由書は書類のみで判断がなされるものだからです。

今回の例は大げさに作っていますが、大なり小なりこの例のような志望理由書を
書いてしまうお子さんはたくさんいます。
おそらく、「社会問題・社会貢献」と「なりたい職業」をバラバラに
考えているからなんですね。是非、「ストーリー」をしっかりと組み立て、
「妥当性」のチェックを怠らないようにしましょう。

お話しした2点、どちらも志望理由書において、とても大切な事柄です。
ただし、お子様が一人でこの観点を潰しながら志望理由書を作るのは
至難の業です。
城南コベッツでは志望書添削も行っています。
是非お気軽にご相談ください。

2022.08.01

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