藤沢駅前教室のメッセージ
【推薦】妥当性とは?
2025.07.28
前回の記事の続きです。
総合型選抜における志望理由書では、「熱意」と「妥当性」が大事であるといったお話をしました。
今回は、「妥当性」についてです。では、妥当性とは何でしょうか?
「妥当」について辞書を引くと、「実情によくあてはまっていること。適切であること。」とあります。
まだよくわかりませんね。少し例を出しましょう。
Aさんは、将来弁護士になりたいと言いました。
理由を聞くと、「貧困で困っている家庭を救いたい」からだそうです。
さて、この話は妥当性があると言えるでしょうか?
当然ながら、妥当性に欠けています。
Aさんの頭の中では、もしかすると次のように考えているのかもしれません。
「貧困で困っている家庭は、弁護士への相談費用や雇用費用を満足に支払う事が難しく、法争において不利になりやすい。だから弁護士費用に囚われない仕組みを考えて、全員が気軽に弁護士に頼ることのできるようにしたい」
この考えの是非については置いておきますが、仮にそう考えていたとしても、最初の例は明らかに「妥当性に欠ける」ものであると言えます。
妥当性とは、客観的に担保されるものでなければなりません。
客観的に見た場合、最初の例では明らかに理由と弁護士になりたいという結論に乖離があります。
どれだけ心の内に熱い思いがあったとしても、ダメなのです。
なぜなら、志望理由書は書類のみで判断がなされるものだからです。
今回の例は大げさに作っていますが、大なり小なりこの例のような志望理由書を書いてしまうお子さんはたくさんいます。
おそらく、「社会問題・社会貢献」と「なりたい職業」をバラバラに考えているからなんですね。
是非、「ストーリー」をしっかりと組み立て、「妥当性」のチェックを怠らないようにしましょう。
お話しした2点、どちらも志望理由書において、とても大切な事柄です。
ただし、お子様が一人でこの観点を潰しながら志望理由書を作るのは至難の業です。
城南コベッツでは志望書添削も行っています。
是非お気軽にご相談ください。
【お問い合わせ】
電話番号(教室直通):0466-54-3177
教室見学・学習相談のご希望はこちらから
総合型選抜における志望理由書では、「熱意」と「妥当性」が大事であるといったお話をしました。
今回は、「妥当性」についてです。では、妥当性とは何でしょうか?
「妥当」について辞書を引くと、「実情によくあてはまっていること。適切であること。」とあります。
まだよくわかりませんね。少し例を出しましょう。
理由を聞くと、「貧困で困っている家庭を救いたい」からだそうです。
さて、この話は妥当性があると言えるでしょうか?
当然ながら、妥当性に欠けています。
Aさんの頭の中では、もしかすると次のように考えているのかもしれません。
「貧困で困っている家庭は、弁護士への相談費用や雇用費用を満足に支払う事が難しく、法争において不利になりやすい。だから弁護士費用に囚われない仕組みを考えて、全員が気軽に弁護士に頼ることのできるようにしたい」
この考えの是非については置いておきますが、仮にそう考えていたとしても、最初の例は明らかに「妥当性に欠ける」ものであると言えます。
妥当性とは、客観的に担保されるものでなければなりません。
客観的に見た場合、最初の例では明らかに理由と弁護士になりたいという結論に乖離があります。
どれだけ心の内に熱い思いがあったとしても、ダメなのです。
なぜなら、志望理由書は書類のみで判断がなされるものだからです。
今回の例は大げさに作っていますが、大なり小なりこの例のような志望理由書を書いてしまうお子さんはたくさんいます。
おそらく、「社会問題・社会貢献」と「なりたい職業」をバラバラに考えているからなんですね。
是非、「ストーリー」をしっかりと組み立て、「妥当性」のチェックを怠らないようにしましょう。
お話しした2点、どちらも志望理由書において、とても大切な事柄です。
ただし、お子様が一人でこの観点を潰しながら志望理由書を作るのは至難の業です。
城南コベッツでは志望書添削も行っています。
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