城南コベッツ日吉教室

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2025.07.18

QUREOのプログラミング学習について、保護者の方からよくいただくご質問を一問一答形式でご紹介します。初めてでも安心して通える理由がきっと見つかります!


Q1. QUREOって何を学ぶんですか?

QUREOは小学生向けのプログラミング教材です。ゲームを作る感覚で、楽しみながら論理的思考力や問題解決力を育てていきます。初級ではブロック操作から始まり、中級以降ではJavaScriptによる本格的なコーディングにも挑戦します。

Q2. パソコンに慣れていない子でも大丈夫ですか?

はい、まったく問題ありません。マウス操作から始めて、徐々にキーボードにも慣れていきます。多くのお子さんが初めてのパソコンとしてQUREOを体験しています。

Q3. どれくらいの頻度で通うのが理想ですか?

基本的には週1回で無理なく続けられますが、もっと学習を深めたい場合は週2回以上の受講も可能です。講師が一人ひとりの進度やモチベーションを見ながら学習管理を行うため、安心して取り組めます。

Q4. パソコンやキーボードを用意する必要はありますか?

いいえ、ご家庭での準備は不要です。教室でパソコンとキーボードを完備しており、手ぶらで学習できます。

Q5. どんなサポートがありますか?

教室では講師がそばについて、お子さまの理解度に応じてサポートします。
プログラムがうまく動かないときもすぐに対応できるので、安心して学べます。

Q6. どのくらいで上達しますか?

個人差はありますが、半年ほどで簡単なゲームを自作できるようになるお子さんも多くいます。ステージを一つずつクリアしていく仕組みなので、「できた!」という達成感を味わいながら学習できます。

Q7. プログラミング能力検定ってなんですか?

QUREOは「プログラミング能力検定」に対応しており、小学生でも受検可能な7級からステップアップできます。検定合格を目標にすることで、学習の目的が明確になります。

Q8. 将来、どんな力が身につくんですか?

プログラミングスキルに加えて、論理的思考力、試行錯誤の力、自分で考える力が育ちます。将来どんな進路を選んでも役立つ、基礎的な能力が身につきます。

Q9. ゲームばかりしているように見えるのですが、本当に勉強になるんですか?

見た目はゲームのようでも、条件分岐・繰り返し処理・変数など、本格的なプログラミング概念を学んでいます。楽しさと学びを両立できるのがQUREOの強みです。

Q10. 他のプログラミング教材と何が違うのですか?

QUREOは、検定対応・段階的なカリキュラム・教室での個別サポートが特徴です。一人ひとりに合ったペースで学べるうえ、学習のゴールが明確なので、意欲的に続けられます。

Q11. 中学受験や他の習い事と両立できますか?

はい、可能です。1回60分、週1回から無理なく続けられるため、中学受験の勉強や他の習い事と両立している生徒も多く在籍しています。

Q12. 子どもがついていけない場合はどうなりますか?

学習の進度は個別に調整できるため、焦らず自分のペースで進められます。講師が理解度を見ながら柔軟に対応しますので、ご安心ください。

Q13. どんな子が向いていますか?

「ものづくりが好き」「ゲームやパズルが好き」「じっくり考えるのが得意」といったお子さんに特に向いています。最初は興味が薄くても、ステージを進める中で自然と楽しさを感じ、継続できるケースも多くあります。

Q14. 体調不良や用事で欠席した場合、振替はできますか?

はい、振替対応も可能です。ご希望に応じて柔軟に調整できますので、お気軽にご相談ください。


今回の記事で「#プログラミング連載」がラストとなります。 ここまでありがとうございました! 今後も皆様のご参考となる情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします!


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2025.07.18

「データサイエンス」という言葉、最近よく見聞きしませんか?
テレビやネットでは「AIが進化する」「ビッグデータの時代」などと語られる中で、この言葉も頻繁に登場します。

とはいえ、「データサイエンスって結局なに?」「自分には関係あるの?」と感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、プログラミングにも深く関係する「データサイエンス」という分野について、やさしくご紹介します。


データサイエンスって何?


データサイエンスとは、「現実世界の現象をデータを通じて理解・予測し、よりよい意思決定につなげる学問」です。

単なる「データの整理」や「グラフ化」ではなく、そこから規則性や傾向、因果関係を見出し、社会に役立てるのが目的です。

たとえば、プロ野球の大谷翔平選手の活躍の裏にも、さまざまなデータ分析があります。

  • 投球回転数やリリースポイント
  • 打球速度や打球角度
  • 相手ピッチャーごとの打率や球場ごとの成績
  • 天候や試合状況との関係性

これらをもとに、プレーの改善や試合戦略が練られています。 これはまさに、データサイエンスが現場で活きている実例です。


データサイエンスは身近なところに


実は私たちの身の回りにも、データサイエンスは深く入り込んでいます。

  • ネット通販:例えばAmazonでは、購入履歴や閲覧履歴を分析し、「この商品を買った人は...」といったリコメンド機能を提供。
  • 医療:心電図やMRIなどの画像・数値データをAIが解析し、病気の早期発見につなげる。
  • 教育:学習アプリでは、どの単元で間違いやすいかを分析し、個別に適した問題を出題。
  • 交通:Googleマップでは、膨大な移動データをもとに、最短ルートや所要時間をリアルタイムで計算。

こうしたサービスの裏には、データを収集・分析し、現実の行動や判断に役立てる仕組みが動いています。


データサイエンスに必要な3つの力


① 統計学の力

データサイエンスの土台にあるのは統計学です。
統計学とは、データの集め方、整理の仕方、相関や因果の見つけ方を理論的に探究する学問分野です。

この理論的な土台があるからこそ、私たちは「一部のデータ」からでも「全体について信頼できる推測」ができるようになります。

また、ベイズ統計という「新しい情報に応じて予測を更新する」考え方を持つ理論も発展してきました。 特にAIや医療などの分野で広く応用され、自動運転やリコメンド機能で活躍します。

さらに、統計学は社会やビジネスの意思決定の場面でも強力なツールとなっています。
たとえば国や自治体の政策を、経験や勘だけでなく「データ(エビデンス)」に基づいて立案・評価する手法は、EBPM(Evidence-Based Policy Making)=証拠に基づく政策立案と呼ばれ、近年注目を集めています。

② プログラミングの力

統計学の理論を現実のデータに適用するには、プログラミングの力が不可欠です。

多サイエンスに向いているプログラミング言語であるPythonやRを使えば、

  • データを読み込んで整理する(データ整形)
  • グラフや図でデータを可視化する
  • 統計モデルを実装して仮説を検証する
  • AIの学習モデルを構築し、予測や分類を行う

こうした処理を支えるライブラリも年々充実しており、たとえばPythonならpandasscikit-learn、Rならggplot2dplyrなどが有名です。

つまり、かつては専門家しか扱えなかった分析が、プログラミングの発展によって誰でも手軽に実践できる時代になってきているのです。

③ 課題発見の力とドメイン知識

最後に重要なのが、課題を発見する力です。

「どんなデータを分析すれば、どんな課題を解決できるのか?」という発想がなければ、いくら高度な分析をしても意味がありません。

ここで求められるのがドメイン知識です。
これは、教育、医療、農業、スポーツなど、特定分野に関する専門的な知識や経験のことです。

たとえば教育の分野であれば、カリキュラムや子どもの発達段階への理解が必要です。
どんなに分析が正確でも、現場の実情と結びついていなければ、実際の意思決定には活かせないのです。


プログラミングで広がる未来


当教室では、小学生向けプログラミング学習教材「QUREO(キュレオ)」を導入しています。 QUREOで学ぶプログラミングは、ゲーム制作やアプリ開発の楽しさだけでなく、
データサイエンスやAI開発といった、次世代の社会を動かす技術へとつながる学びでもあります。

「楽しいから始めた」学びが、やがて「社会を変える力」につながっていく。

そんな学びの第一歩をここで踏み出しましょう!


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2025.07.11

QUREO(キュレオ)はオンラインでも学べるプログラミング教材ですが、教室で学ぶからこそ得られるメリットが数多くあります。

本記事では、講師によるサポート、学習管理の工夫、そしてモチベーション維持の工夫など、教室ならではの強みをご紹介します。


講師による丁寧なサポート


プログラミングは、初めて学ぶ子どもにとって"言葉の壁""発想の違い"が大きな障壁になります。 そこで頼りになるのが、現場で寄り添ってくれる講師の存在です。以下に、実際の教室で見られたサポートの例を2つご紹介します。

  • 例1:「変数」の概念が理解できた瞬間

ある小学4年生の生徒は、「変数」という考え方につまずいていました。プログラミングにおける変数は数学のそれとは少し違い、数字や文字列を入れておくための箱のようなイメージです。画面上で「得点」という変数を使うステージに進んだ際、「なんで数字が勝手に変わるの?」と混乱。講師は身近な例として「お小遣い帳」を引き合いに出し、「"お金"のように増えたり減ったりする数を入れる箱なんだよ」と説明。すると、生徒は「あ、そういうことか!」と理解し、無事にその後のステージも進めるようになりました。

  • 例2:バグの原因を自分で発見できた

別の生徒は、キャラクターが思ったように動かない場面で「QUREOが壊れてる!」と訴えました。講師はすぐに「どこでキャラクターに動けって命令してる?」と問いかけ、生徒自身にプログラムを見直させました。結果、「命令ブロックが抜けていた」ことに自分で気づき、修正できたのです。講師は答えを与えるのではなく、考え方の道筋を示すことで、生徒の自立を促しました。


継続的な学習習慣と"学習管理"の力


QUREOは1ステージあたり10〜15分程度と短く区切られているため、少しずつでも継続しやすい設計になっています。ですが、やはりご家庭だけでは「今日はやらなかった」「どこまで進んだのか分からない」ということも起こりがちです。

教室では、講師が生徒一人ひとりの進度を「学習管理」という形で見守ります。たとえば、「今週はStage20まで進もう」「復習ステージを何分取り組もう」といった目標の設定と達成の確認を講師と一緒に行います。これにより、「今日はここまでやった」という達成感が積み重なり、自然と学習の習慣が身についていきます。

さらに、「どこでつまずいているか」「理解できている単元はどこか」といった定性的な観察も教室の強みです。単に進度を追うだけではなく、「次のステージに進むべきか、復習が必要か」を一人ひとりに合わせて調整しています。


モチベーションを維持できる仕組み


プログラミングは、楽しい反面、飽きやすさや行き詰まりやすさもある学習ジャンルです。 自宅で学ぶ場合、少しでも飽きるとそのまま離脱してしまうこともあります。

その点、教室には「講師に会いたい」「先生に進捗を見せたい」などの人とのつながりが、モチベーション維持のきっかけになるという強みがあります。

また、講師は授業の合間に「今日はAIってどう動いてるか知ってる?」「このゲームの仕組みって実はね...」など、プログラミングに関連する面白い話題を提供することもあります。こうした話題が、「もっと知りたい!」という気持ちを刺激し、学習意欲を自然に引き出すことにつながっています。


QUREOは"教室で学ぶ"ことで本領を発揮!


QUREOはよくできた教材ですが、教室で講師とともに学ぶことで、より深く、より長く、より楽しく学べるようになります。子どもたちの「わかる喜び」や「できた達成感」を大切にしたい方は、ぜひ一度教室での学びを体験してみてください。


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次回は「QUREO学習よくあるご質問Q&A」を予定しています。
お楽しみに!

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2025.07.04

前回は、家庭でプログラミング学習を始めたときの最初の壁についてお話ししました。 今回はその続きをテーマに、子どもたちが学習を続けるうえで直面しやすい、2つの大きなハードルを掘り下げます。

それは、「エラーメッセージへの対応の難しさ」と「何かを作る前に飽きてしまうこと」。

いずれも、保護者が「やらせてみたけど、結局続かなかった」という声を挙げるときに、よく背景にあるポイントです。

ですが、あらかじめこうした壁を知っておけば、教材選びや学習環境づくりに活かすことができます。

この記事は、第5回の続きです。ぜひ第5回もお読みください。


1. エラーメッセージって、なにを言ってるの?


プログラミングでは、「エラー」はつきものです。画面に「バグが出た」「動かない」というとき、多くの場合それは子どもが何かしらの「間違い」をしたサインです。

しかし、その"間違い"を教えてくれるエラーメッセージの内容が、非常に厄介です。 なぜなら、そのほとんどが英語で書かれており、しかも技術用語だらけ。

たとえば「Syntax Error」や「undefined variable」といった表現が出てきても、それが何を意味しているのか、小学生にはまったく分からないのが普通です。

ミスを見つけて、原因を探り、正しく直す。これは大人のプログラマーにとっても難しい作業であり、実際、プログラミングにおける開発時間のうち20〜30%はエラーの修正に費やされているとも言われています。

つまり、エラーが出るのはごく当たり前のこと。上手くいかないときこそ、学びが深まる大切な瞬間でもあります。

けれど、家庭学習ではそれをサポートしてくれる人がそばにいない場合が多く、「エラーが出た=もう無理」と諦めてしまいがちです。保護者の方も、「英語でよく分からない」「どこを見ればいいの?」と困惑してしまうケースが少なくありません。

こうした「最初のつまずき」が、せっかくのやる気を失わせる大きな要因となってしまうのです。


2. 作る前に、飽きちゃう?


「ゲームを作りたい!」「アプリを動かしてみたい!」 ――そんな希望をもってプログラミングを始める子は多いです。しかし、いざ始めてみると、すぐに目に見える作品が完成するわけではありません。

まず最初に取り組むのは、「文字を表示する」「数字を扱う変数の使い方」「条件によって動作を分ける if 文」「同じ処理を繰り返すループ処理」など、いわゆる言語の文法にあたる内容です。

これは例えるなら、英語でスピーチをしたい子が、まずは「This is a pen.」から覚えなければいけないようなもの。頭では必要なステップだと分かっていても、子どもにとっては、「まだ全然ゲームっぽくならない」「なんかつまんないな」と感じやすい部分です。

さらに、家庭での学習では、その進み具合を見守ってくれる人がいないと、「自分だけ分かっていないのかも」「これって意味あるのかな」といった不安や孤独感に陥りやすくなります。

実際、「テキスト通りにやっているだけ」「結果が見えない」と感じて、学習を途中でやめてしまう子も多くいます。 学び始めは特に、「目に見える成果」がないと飽きやすい学びでもあるのです。


QUREOで、つまずきを乗り越えよう!


こうしたつまずきを避けるためには、「子どもに寄り添った設計」がされた教材を選ぶことがとても重要です。

QUREOは、まさにその点をしっかりと押さえた、小学生のためのプログラミング教材です。 以下のような特徴が、学習の継続を強くサポートしてくれます。

● エラーが起きにくい設計

QUREOでは、最初に「ブロックを組み立てる」形でプログラミングを学びます。 これは文字を打ち込まずに操作できるため、スペルミスや記号の抜けによるエラーが発生しにくく、つまずく場面が少なくなります。

また、万が一うまく動かないときでも、「なぜ動かないのか?」を考える手助けになる工夫が随所にあります。大人がいなくても、子ども自身が"試行錯誤"するプロセスを自然に体験できるようになっています。

● 飽きにくいステージ構成と達成感の演出

QUREOの学習ステージは、1回あたりおよそ10分で完了できる小さな単位に分かれています。ひとつ終えるたびに「できた!」という達成感が得られるので、学習のモチベーションが途切れにくいのが特長です。

また、途中には「ミニゲーム」や「課題作品」など、実際に動くものを作るチャンスも用意されており、「退屈な練習ばかり」という印象にならないよう工夫されています。

● 物語仕立てのカリキュラムで「先が気になる!」

QUREOの最大の魅力のひとつは、学習がストーリー仕立てになっている点です。ステージごとに物語が進み、「この先どうなるの?」「次のミッションをクリアしたい!」という気持ちが、自然と学習意欲を引き出してくれます。

単に技術を覚えるだけでなく、物語の登場人物と一緒に冒険しているような感覚で学べるため、子どもにとっては「勉強」というより「楽しい遊び」の延長に近くなります。


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次回は「QUREOを教室で学ぶ強みとは?」を予定しています。
お楽しみに!

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2025.06.27

「家でもプログラミングを学ばせたい」「自宅学習から始めさせてみよう」
そう思って行動を起こしたとき、多くのご家庭が"最初の壁"にぶつかります。

今回は、家庭でプログラミングを始めるときによく起こる2つのトラブルに注目し、その解決策としてのQUREOの活用方法をご紹介します。
この連載テーマは、次回(第6回)につながる2回シリーズの前編です。


何から始めればいいかわからない


「プログラミングって、まず何をすればいいの?」という疑問は非常に多く聞かれます。 これは大人・子ども問わず、プログラミング初心者にとって最大のつまずきポイントです。

インターネットを検索すれば、ゲーム制作、アプリ開発、ロボット制御、ウェブサイト作成などさまざまな教材が見つかります。でも、その中で「小学生にはどれが合っているのか」を判断するのは簡単ではありません。

学びのゴールが不明確なまま教材に取り組むと、「これは何のためにやっているの?」「いつ終わるの?」とモチベーションが続きません。


どの言語で学べばいいのか迷う


プログラミング言語には多くの種類があり、それぞれに得意な分野や学びやすさが異なります。ですが、すべての言語が小学生に向いているとは限りません

■ 小学生には難しい言語もある

たとえば、PythonはAIやデータ分析の分野で広く使われており、昨今のデータサイエンスや機械学習分野の発展に伴ってさらに注目度が高まった言語です。文法もシンプルで「大人の入門用」として人気があり、インターネット上にも教材が豊富にあります。しかし、データサイエンスや機械学習は専門的すぎて小学生にはまだ早いと言えます。また、外部ライブラリといわれる外部リソースが必要となることも多々あり、初めて学ぶ小学生には少しハードルが高いかもしれません。

また、C言語は、コンピュータの仕組みに近い処理が書ける言語です。ゲーム開発やロボット制御、IoT機器など幅広い場面・用途で使われています。実務でもまだまだ使用されることが多いため、仕事で使うことも多いです。一方、古い言語であるために文法や記法に癖があるといわれており、ハードウェアへの理解も必要です。セミコロン「;」や型の指定など、細かなルールが多いため、小学生には不向きです。

■ 小学生に向いている言語は?

一方で、JavaScriptは、Webサイトに動きをつけたり、簡単なゲームを作ったりするのに使われる言語で、QUREOでもこのJavaScriptを使用しています。実行結果がすぐに画面上で確認できるため、成果が目に見えてわかりやすく、学習意欲につながりやすいのが魅力です。

また、HTMLやCSSは、Webページの構造やデザインを作るための言語です。論理的な処理は少なく、「この文字を大きくする」「背景を変える」といった見た目の工夫がすぐに反映されるので、達成感が得やすく、小学生にも比較的とっつきやすい言語といえます。


トラブル②:開発環境が整えられない


「開発環境」という言葉、初めて聞く方も多いと思います。

これは、プログラムを書くための準備を整えることを指します。

たとえば、以下のような準備のことを指します:

  • プログラムを書くためのソフトをダウンロードしてパソコンに入れる
  • 書いたプログラムを実行するためのインタプリタやコンパイラを用意する
  • 保存場所やファイルの管理方法を覚える
  • パスを設定する

インタプリタやコンパイラ、パスなどは普段聞かない用語です。環境開発をするうえで、こういった専門用語が頻出してしまいます。 慣れていない人にとっては、途中でトラブルが起きるたびに「これはどうすれば?」と足止めされてしまいます。

● よくあるつまずき例

  • ソフトのインストールがうまくいかない
  • 起動しても動かない/画面が真っ黒で何も出ない
  • パソコンが重くなってフリーズする
  • 保存していたはずのファイルが見つからない
  • 実行しても「エラー」とだけ表示されて原因がわからない

こうした技術的な問題に直面すると、お子さまは「プログラミング=難しい」「意味がわからない」と感じて、せっかくの学習意欲を失ってしまうこともあります。


>最初は"考え方"を楽しく学ぶのが大切


どの言語にも得意・不得意がありますが、小学生にとっては「どの言語で書くか」よりも、「プログラミング的な考え方」を身につけることがもっとも大切です。

その意味で、ビジュアル型プログラミング(たとえばブロックをつなげて命令する形式)は、文字を打たずに直感的に動きを作れるため、初めての学習には最適です。QUREOでも、まずはこの形式から始めて、徐々に本格的なコードへと移行できる仕組みになっています。


QUREOなら、最初のつまずきも安心!


QUREOは、こうした"はじめのトラブル"を想定して設計されています。

  • どこから始めればいいかが明確
     小学生向けに構成されたカリキュラムで、最初の一歩から段階的に学習可能。迷うことなくスタートできます。

  • 学習言語も段階的に習得
     最初はブロックを組み立てる形式(ビジュアル型)から入り、最終的にはJavaScriptの本格的なコード入力にスムーズに進むよう設計されています。

  • 開発環境の準備が不要
     QUREOはすべてWebブラウザ上で動作するので、ソフトのインストールは一切不要。教室に行くだけで学ぶことができます。


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次回は、「エラーが出たときどうする?」「どうすれば学習が続くのか?」といった、家庭学習の"次の壁"を解説します。
お楽しみに!

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