城南コベッツ戸田駅前教室

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2026.09.10

みなさん、こんにちは! 城南コベッツ戸田駅前教室の教室長の関根です。
大学受験に向けた学習において、「英語を制する者が受験を制する」と言われますが、近年の大学入試においてそのカギを握っているのが「英検の活用」です。

志望校合格から逆算して今何をすべきかを考えたとき、私たちが強くおすすめしているのが「高2の修了時までに英検(2級~準1級)を取得しておくこと」です。
今回は、大学受験における英検活用の仕組みと、なぜ「高3」では遅いのか、リアルな受験スケジュールの観点から徹底解説します!
※この記事は前回の記事(高校受検と英検)の続きになります。(←クリックで開きます)

■大学入試における英検の3つの活用法


大学受験において英検は、単なる「資格」にとどまらず、入試制度を有利に進めるための強力なツールとなります。

  1. 出願資格としての利用:指定の級やCSEスコアを取得していることが、総合型選抜や学校推薦型選抜、さらには一般選抜の出願条件となります。

  2. 入試・共通テストの得点換算・試験免除:英検の級やCSEスコアに応じて、大学独自の英語試験や共通テストの得点が「80点・90点・満点」などに換算されたり、英語の試験自体が免除されたりする制度です。本番前に英語の持ち点を確定でき、他科目の勉強に集中できる絶大なメリットがあります。

  3. 入試・共通テストへの加点:実際の試験結果に一定の点数が加点される制度です。


■大学ごとに見る英検活用の広がりの例


英検を活用できる大学は急増しています。
これは、各大学が英語の試験を作成・採点しなくて良いためです。
具体的な大学をいくつか挙げておきます。

  • 慶應義塾大学 (文学部):2025年度入試より試験利用が開始されています。目安として「CSEスコア2500以上」が求められ、準1級合格(2304点)を大きく超える高得点が必須です。

  • 早稲田大学 (国際教養学部など):英検の級やスコアに応じた加点制度が導入されています。

  • 上智大学・立教大学・青山学院大学:入試において英検を高度に活用・評価しており、募集要項の確認が必須です。

  • MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学):かなり以前から導入しており、準1級自体に不合格でも、規定のCSEスコアを満たしていれば評価され、合格に結びつくケースがあります。

  • 日東駒専・産近甲龍:これらの大学群でも利用が非常に盛んであり、個別試験の英語が免除されるなど、受験戦略上の大きな武器となります。


■なぜ「高2修了時」なのか?


当教室が「高2の3月まで」の取得にこだわる最大の理由は、大学入試の出願スケジュールにあります。

近年主流となっている総合型選抜の出願は高3の9月、学校推薦型選抜の校内選考も夏休み明けから本格化します。(詳しくはこちらをクリック!)

もし英検を「高3の第1回(従来型)【一次試験:6月/二次試験:7月】」で受験した場合、結果判明と証明書発行は7月下旬で出願ギリギリとなり、万が一不合格だった場合は出願要件を満たせず、志望校の変更を余儀なくされる致命的なリスクを負います。

「原則毎週末実施されているS-CBT(1日完結型のパソコン受験)なら、高3になってからでも間に合うのでは?」と思うかもしれません。
確かに、S-CBTは約1か月で結果が出ます。
しかし、高3の春から夏にかけては、部活動の最後の大会、推薦の合否を左右する定期テスト(評定平均の確保)、さらには一般入試に向けた他科目の猛勉強が重なる「超多忙」な時期です。
この極限状態の中で英検対策の負担まで抱え込むことは、受験戦略として非常に危険です。

だからこそ、スケジュールに猶予のある高2の修了時までに決着をつけておくことが、高3での圧倒的なゆとりを生み出すのです。

■高2までに取得する学習上のメリット


もちろん学習面でも大きな効果があります。

  • 共通テストのリスニング・ライティング対策:早期からの対策で実戦力が身につきます。どうしても学校の授業時間だけでは時間が足りず、補えない部分になります。

  • モチベーション維持と強制力:入試までの長期目標ではなく、英検の試験日という「期限」を作ることで中期目標を設定し、中だるみを防ぎます。

  • 戦略的思考力がつく:4技能の「どこでスコアを稼ぐか」という作戦をたてることが、大学受験本番にも直結します。


■知っておくべき英検利用の注意点


ただし、英検利用には注意点もあります。

  • 得点差がつけにくくなる:英語が得意な受験生が得点換算を利用すると、実力が同じ得点でならされてしまうため、一般入試でライバルに大差をつけられたはずのアドバンテージを失うケースがあります。

  • スコア換算は非公表の未知数である:CSEスコアが何点に換算されるかは非公開の大学もあり、不透明な中で判断を迫られます。

■まとめ

英検は「持っているから使う」のではなく、志望校の換算ルールや自身の得点力を分析した上で「戦略的」に使いこなすものです。
そのためにも、本格的な受験学年を迎える「高2修了まで」に目標スコアをクリアしておくことが、大学合格への最短ルートとなります。
将来の選択肢を広げるための英検対策を、当教室で今すぐスタートさせましょう!

2026.09.10

こんにちは! 城南コベッツ戸田駅前教室の教室長の関根です。

この夏は夏期講習が大盛況で終わり、生徒たちのがんばりを見て応援に熱が入り、気がつけばブログ更新のないままここまできてしまいました。
夏期講習でも英検対策を希望する生徒が何名かおりまして、志望校合格という大きな目標に向かって、「今、何をすべきか」を逆算し、一緒に戦略を立てて生徒が自発的に実行していく様子に感心しました。
近年の受験必勝の鉄則として、高校入試においても大学入試においても、戦略の要となるのが「英検の取得」です。

今回は、高校受検における英検の絶大なメリットと、志望校別に目指すべき級の具体的な目安について分かりやすくお伝えします!

■中3生の半分が持っている? 埼玉県の高校入試のリアル


英検協会の調査によると、年度ごとに多少のばらつきはあるものの、中学3年生全体の約50%が「英検3級」を取得しているそうです。

ということは・・・
北辰テストなどの模試において平均点を取っている「ちょうど真ん中」の生徒さんの偏差値がだいたい50です。
そのため、単純計算では全体の上位50%が偏差値50以上、残りの50%が偏差値50以下ということになります(厳密にはテストごとや科目ごとに多少の誤差はあります)。
つまり、「偏差値50以上の高校を目指す生徒は、ほぼ全員が英検3級を取得している」ということです。

もはや英検3級は「持っていると得をする」という段階を超えて、中堅校以上を目指す上で「必須のスタートライン」になっているのが埼玉県の高校入試の現状なのです。


■【級別・目標偏差値別】加点対象となる埼玉県内の公立高校一覧


埼玉県の高校入試では、現状、多くの場合で英検3級から加点対象となります。
そして、中上位校では準2級、最上位校では2級の所持が大きなアドバンテージとなります。

具体的にどの高校でどの級から加点対象となるのか、埼玉県の教育委員会のHPに掲載されている各高校の資料と北辰テストにおける目標偏差値の目安をもとにまとめてみました。
※具体的に掲載のない高校についても、基本的には以下の偏差値帯の基準が目安となります。
また、私立高校では複数のコースが設定されていることが多く、コースごとに基準が変わるため、偏差値をもとにあくまで目安としてご活用ください。

◆ 英検3級(目安:偏差値55程度まで)

  • 加点対象となる公立高校:浦和北高校、与野高校、大宮南高校、大宮東高校、大宮光陵高校、浦和東高校、南稜高校、鳩ケ谷高校、伊奈学園高校、越谷南高校、越谷東高校、越谷西高校 ほか

◆ 英検準2級(目安:偏差値55~65程度)

  • 加点対象となる公立高校:浦和第一女子高校、浦和西高校、市立浦和高校、市立浦和南高校、市立大宮北高校、蕨高校、川口市立高校、川口北高校、越谷高校、越谷北高校、川越高校、川越女子高校、和光国際高校、熊谷高校、熊谷女子高校、熊谷西高校 ほか

◆ 英検2級(目安:偏差値65以上)

  • 加点対象となる公立高校:浦和高校、大宮高校、春日部高校


このように、県内トップ校・最難関校である浦和高校、大宮高校、春日部高校などでは高校卒業レベルと言われる「2級」が評価基準となり、浦和第一女子高校や川越高校、蕨高校、市立浦和高校といった難関校・人気校では「準2級」の取得が合格を引き寄せる大きな強みとなります。

実は、検定や部活の実績などが具体的に何点の加点になるのかは、公表されていません。
だからこそ、「不利にならないためにはとっておいたほうが良い」、いやむしろ「取るべき・取っておかないと」というのが現状となっています。


■なぜ高校受験対策として英検に挑むべきなのか?


「入試で加点されるから」という制度上の理由だけではありません。
英検を取得するために勉強することのメリットを挙げてみます!

  1. 確実な単語力・文法力の定着:英検の級に合わせた対策を行うことで、中学校の教科書から実戦的な語彙力や文法構造の理解が自然と身につきます。これは県立高校入試の長文読解において大きな武器となります。

  2. 早期からのリスニング・ライティング対策:入試本番で差がつきやすいリスニングや英作文の対策を、英検を通じて早期から体験・攻略することができます。難関校へ進学する生徒のほとんど全員が大学進学を目指しますが、これは大学入試においても同様で、どうしても学校の授業時間だけでは時間が足りず補えない部分になります。

  3. 期限意識と「結果を出す癖」の育成:「次の検定日に向けて勉強する」という期限を作ることで、入試という長期目標の中に中期目標を設定し、テストとテストの間の中だるみしがちな時期でも、モチベーションを維持できます。目標から逆算して学習計画を立て、結果を出す成功体験は、高校受験本番のメンタルにも好影響を与えます。

中学生のうちから英検にチャレンジするプロセス(過程)そのものが、受験本番で勝ち抜くための「確固たる英語力」と「学習習慣」を養うのです。
調査書に記載できる期限で考えると、通常受験で中3の年度の中期試験までですが、中3になって本格的に受験勉強をするとき、英語以外の科目の勉強時間を多く確保するには、中2までに取得するのが望ましいです!

■最後に・・・


高校受験はゴールではなく、その先へと続く通過点です。
中学生のうちから英検という明確な目標に向けて一歩を踏み出し、一つ上の級を目指して努力を重ねることは、志望校合格への最短ルートとなります。

「うちの子は今、何級を目指すべき?」「いつのタイミングで受けるのがベスト?」など、具体的な学習プランにお悩みの際は、ぜひお気軽に教室までご相談ください。
今から戦略的に準備を進めていきましょう!

次回は大学入試における英検のお話に続きます・・・(←クリックで開きます)