東船橋教室のメッセージ
私立高校 実質無償化の 実際のところ(保護者様各位は知っておきましょう)
2026.06.03

「実質無償化」という言葉、すごく魅力的ですよね。
でも、お察しの通り「完全無料(0円)」という意味ではないのが、この制度の最大の留意点です。国の制度(高等学校等就学支援金)の所得制限が撤廃され、どの家庭でも支援を受けられるようになりましたが、
後から「え、こんなにお金がかかるの!?」と焦らないために、知っておくべき点をまとめました。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------1. 「授業料」以外はすべてガチの自己負担
無償化されるのは、あくまで「授業料」だけです。
私立高校は授業料以外にかかる独自の費用がかなり多いため、ぶっちゃけ初年度だけで数十万円の出費を覚悟する必要があります。
無償化の対象(実質0円になるもの) 対象外(全額自己負担になるもの) ・授業料(国の支給上限まで) ・入学金(20万〜30万円ほど)
・施設設備費・制服代・体操服代
・教科書代・副教材費・タブレット代
・修学旅行の積立金
・通学定期代・部活動の費用
ここがポイント 私立高校の初年度の納付金平均は約90万円前後と言われていますが、そのうち授業料は半分程度。つまり、残りの約40万〜50万円は普通に請求されます。
2. 国の支給額には「上限」がある
国の支援金は、私立高校の場合「年額 45万7,200円」が上限です。
もし志望する私立高校の授業料が年間60万円だった場合、差額の約14万円は自己負担になります。※東京都や大阪府など、独自の予算で「キャップなしの完全無償化(上限引き上げ)」を行っている自治体に住んでいる場合はカバーされることもありますが、お住まいの地域(都道府県)によって手厚さに格差があるのが現状です。
3. 最初は「現金での立て替え」が必要なケースも
お金の支給方法も罠になりがちです。国から保護者の口座に直接お金が振り込まれるわけではなく、国から学校に支払われ、授業料と相殺される仕組みです。
ただ、学校によっては「国からの支給が正式決定する(秋頃)までは、一旦4月〜9月分の授業料を全額現金で振り込んでください。
後から返金(還付)します」というシステムをとっているところがあります。
手元にまとまった現金(キャッシュ)がないと、一時的に家計がピンチになる可能性があります。4. 自動では引かれない!「申請忘れ」は即アウト
この制度は「申請主義」です。
学校から配られる案内をもとに、オンライン(e-Shienなど)で自分で申請しないと1円ももらえません。さらに、
入学時だけでなく毎年7月頃に更新の手続きが必要です。
期限を過ぎたり出し忘れたりすると、その期間の授業料は全額自己負担になり、後から遡って申請することは基本的にできません。まとめ:私立を検討するときの防衛策
「無償化だから私立でいいか」と安易に決めず、必ず学校のパンフレットの学費一覧にある「初年度納付金(合計)」と「授業料以外の年間経費」を確認してくださ
い。
授業料の引き落とし口座とは別に、数十万円単位のまとまったお金を事前に準備しておくのが、最大の防衛策です。






