2025.07.05
通称は"ショーダイ"と言えば付属高校、"千葉商大"というと大学を指してる感じになる(大学はCUCという名称を前面に出

地元の親世代では、そこまで良いイメージのある学校ではないが、今ではそう簡単に入れない人気校である。
相変わらず「スポーツ」と「商業」のイメージが強い学校で、実際、運動系ではインターハイや全国大会などで活躍している部活が多い。商業科では系列大学との一貫教育を柱に、2年次より「簿記会計型」「ITビジネス型」「ビジネス型」に分かれる。系列大学である"千葉商科大学"は偏差値としては高くはないが、就職率が極めて良好で、割と人気がある大学です。それもあって内部進学は21%超(評定平均3.3~)と結構多い。
※付属大が下を救っているともいう
通学手段はJR松戸駅や北総線矢切駅、京成国府台駅からバス利用が多い。以前は市川松戸線が慢性的に大渋滞だったが、数年前の外環道路開通によりバスの遅延は無くなった。
人気の高い学校で、学校説明会がすぐ締め切りになる。生徒募集に苦労していない為か、学習塾にアプローチはかけてこない。2022年度からは「新校舎」「新コース」「新制服」(ポロシャツ、女子スラックスが追加)という魔法の囁きでさらに出願者を増やしていました。そこに輪をかけて近隣他校の定員調整による基準変更のあおりを受けて増えてしまうため、2025年度は推薦基準を上げました。
「勤勉・友愛・礼法・勤労」を生徒目標に、質実剛健・文武両道をモットーにしている。男子は詰襟ということもあり、いろいろと昭和の香りが強い(女子はさすがにブレザー)。入試制度は推薦がA/B/Cとあり複雑なので、詳細はHPを参考にしてください。標準偏差値は総合進学クラスが47~と平均的な生徒にはちょうど良い併願校だが内申基準(5科)がやたら高め(併願基準は特進22、総進21"なのでオール4ではダメ)。特進選抜クラスでも54~なので偏差値的なハードルは決して高くはない。
※併願基準が高いのは定員調整が大きい。R5年には商業科の併願も止めて、R6年には総合進学コースの併願9科基準UP。そしてR7年は普・商業科ともに推薦基準を上げて(普通科は5科基準に統一)、後期入試は中止した。
大学進学率は系列進学含み78%でちょっと低い。指定校推薦は東京理科、明治学院、日大、東洋と、まだ弱い。一般では慶応やGMARCHに現役合格している。
卒業生には、坂本一生(新加勢大周)・倉田てつを(仮面ライダーBLACK)と親世代ならわかるタレントがいる。スポーツ以外ですごいのは"ガンホー・オンライン・エンターテイメントCEOの森下一喜氏がいる!昭和世代の良くないところだが、IT系というだけでなんかすごい気がする。
デジタルパンフレットはコチラ(2025年度Ver)