「私、将来の夢が全くないんです。」
以前に推薦指導(旧AO)で対応した生徒が、
開口一番放った言葉です。
推薦の場合、殆どの場合で「志望理由書」と呼ばれる書類を
提出します。
これは、「将来の夢・目標と、その実現に向けて大学で
どのように学ぶのか」を書かせるタイプが圧倒的です。
この生徒の言葉は、「志望理由書に書くことがないです」と
言っているのと同義だったんですね。
指導する側としては、非常に対応が難しくなります。
そこで、こちらは「じゃぁ、今から夢を作ろうか」
といった話をしました。
その生徒のパーソナリティ・今のバイト先・
どのような行動が目に止まったか・尊敬する人はいるか...
様々な角度から情報を引き出し、
その生徒の興味の少し先に見える夢を設定しました。
はじめは「(この夢は)嘘です」と言っていた生徒も、
回を重ねるにつれ、「本当に(夢に)なりたいと思えるように
なってきました」と変化していきました。
全員が全員、確固たる夢や目標をはじめから持っている訳では
ありません。
ただ、様々な刺激を与える事によって、
夢を見出す事は往々にしてあるのだと感じます。
こういった指導の場もその1つになり得ると思います。
困った際は、是非一度ご相談ください。
メディアと言えば新聞・テレビといった時代から、
web記事・YOUTUBE・SNSなどが中心の時代へと変化しました。
後者の特徴としては、「量産」「誰でも発信できる」といった
ものがあるかと思います。
これらは、一般の人含めて発信・発言の機会がうまれるように
なった一方で、文章構成や内容・文法面においては、
誤用や読みづらい文章が増えているようにも感じます。
高校生の書く文章を見ると、
個人差が以前よりも開いているように感じます。
(一定のバイアスがかかっているかもしれませんが)
文章レベルが高い子は一定いるものの、
一方で文章能力が著しく低いと言わざるを得ない子も
中にはいるということです。
こうした傾向は、ここからさらに加速するのではないか、
と思います。裏を返せば、正しい文章を書くことができる人は、
それだけで価値がある、ともいえるでしょう。
大学入試における小論文入試や志望理由書においても、
正しい文章に触れ、書く練習を行う事で、
こうした傾向は有利に働くと考えています。
城南コベッツでは志望理由書などの対策は、
城南推薦塾とも連携し、非常に細かい添削を行います。
ご興味のある方はぜひ一度ご相談ください。
今回は、勉強における「嗅覚」についてお話をします。
ここでいう「嗅覚」とは、実際の匂いではなく、
「怪しいな」と気づく力、という意味です。
例えば、数学の関数の問題で、計算の結果、
y=36xという直線が答えになったとします。
y=36xという直線は、とても急な角度となる直線で、
縦長の直線「┃」に近いイメージです。
ところが、図示されている直線は、どう見てもそうは見えない...という場合に
「これはさすがにありえない。計算ミスをしていないだろうか」
と気づけるかどうかです。
他にも、国語で「30字以内で抜き出しなさい」とされているのに、
自分が答えだと思った部分を抜き出すと「15字」だった...という場合も、
「15字の問題に対して30字以内とは言わないだろう」
と気づけるかどうかです。
こうした「嗅覚」を持っておくと、自身の間違いに自ら気づくことが
できるようになります。テストの見直しの際にも役立ちますので、
普段から自身の解答に疑いを持っておくようにしましょう。
今回は、「頻度」についてお話します。
暗記の頻度については、
「回数を多く」「一週間を目途に」進めるのが良いと思います。
まず、回数についてですが、頻度が高ければ高いほど、
脳が「重要な情報である」と錯覚するため、良いとされます。
子どもの頃に熱中したアニメや漫画などは、
今でも覚えている事があるのではないでしょうか。
これらは、エピソード記憶として定着している場合と、
「よく見ていた=目にする頻度が高かった」ことから
記憶に残っている場合の両方が考えられます。
トイレに貼って覚える、といった方法も、
この「頻度」を増やすための手法です。
こうした手法もお勧めです。
今ならスマホの待ち受けにしても良いですね。
もう1つ、「一週間を目途に」ですが、
これはチェックのタイミングの話です。
覚えてすぐのチェックは、ある程度覚えられてはいますが、
ワーキングメモリーや短期記憶といった、
すぐに忘れてしまう記憶領域にしか入っていない可能性が
高いです。
これらを長期記憶と呼ばれる記憶領域に入れるためには、
一週間後など、少し期間を空けてから覚え直す必要が
あります。
こうしたチェックを何度も行いながら、定着を進めましょう。
コベッツでは、単語テストなどは殆どの場合、
一週間に一度のペースで実施します。
また、atama+などの教材では、
忘れた頃にテストが出題されるようになっています。
こうした仕組みもうまく活用しながら、
効率よく暗記を行いましょう。
暗記が苦手です...。
こういった声は、生徒からよくあがります。
短期の記憶でなく、長期間覚えるとなると、
殆どの人は苦手に感じるのではないでしょうか。
個人的には、「紐づけ」と「覚えるタイミング」「頻度」の
3つで改善が図れると考えています。
「紐づけ」とは、関連した用語と結び付けたり、
背景やどうしてそうなるかといった知識を結び付ける事です。
例えば、英単語であれば同じ接頭語で関連付けたり、
漫画のキャラクターと結び付ける、語呂合わせで状況を
イメージしながら覚える...といった形です。
また、歴史であれば事件の起こった背景と共に覚えたり、
数学の公式であれば成り立つ理由とセットで覚えるなど、
単なる文字の塊と捉えない覚え方が有効です。
こうした背景や関連語と結び付けることで、
エピソード記憶として記憶領域に入ってくるようになり、
記憶の保持がしやすくなります。
また、「覚えるタイミング」については、
就寝前に覚え、翌朝にチェックするのが良いと思います。
理由は、「睡眠」です。記憶直後に睡眠をとると、
記憶の定着が図られやすくなると言われています。
そのため、就寝前に覚えると良いでしょう。
そして、朝に定着状況を確認する習慣を続けることで、
習慣づけに繋がります。
ぜひお試しください。
次回は、「頻度」についてお話します。