2024.04.07
みなさんこんにちは!!!
城南コベッツ南浦和教室です。
進級進学、おめでとうございます!!!ですが。。。
・勉強のやる気が全く出ない
・意欲はあるものの、思うように勉強が進まない
という中学生のお子様に悩んでいるお父様お母様、何とかして勉強に前向きに取り組めるようにしたいと考えているご家庭は多いと思います。
さいたま市は競争が激しい地域です。まわりのレベルが高いことを考えると、「焦り」がでてきますよね・・・
中学生の子どもが勉強しない理由とは?
お子さんが勉強へしっかり取り組む態勢を作るには、まずは「中学生が勉強しない理由」を把握し、適切な対策を練ることが重要です。
中学生が勉強しない理由として、大きく以下の4つが挙げられると思っています。
①学習内容が難しくなった
②部活動が忙しい
③反抗期
④誘惑が多い
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
①学習内容が難しくなった
当然ながら、中学生の学習内容は小学校の頃と比べて難易度が上がったものになります。人によっては急に難しくなったと感じる人もいるでしょう。授業やテスト問題の難易度が上がったことが、勉強に対する苦手意識を生むきっかけになることも多いです。特に岸中・大谷場中学区はハイレベルな学生が多いことでも知られていて、自分がいくら頑張ってもかなわない壁ともいえるべき優秀な生徒と常に切磋琢磨しなければなりません。
その場合、「勉強しなくては」と分かっていて意欲があっても、「どうせ私なんて・・・」と自信を無くし、「学校の授業についていけない」「どう勉強すればいいか分からない」という悩みが原因となり、思うように勉強が進まないということが多いです。学習内容が難しくなったことを理解した上で、早めに苦手意識を取り除く必要があります。
②部活動が忙しい
中学生は部活動が活発になります。小学校では週1回だったクラブ活動が、中学校では土日を含めた週5になったという人もいるかもしれません。体力が追いつかなくなるので、いくら勉強したい意欲はあっても朝練や放課後、土日・祝日の長時間の部活動などで疲れていて、家にいても勉強する気力を失っている中学生も多いです。
しかし、忙しい中でもうまく勉強と部活動を両立させられれば、同じ状況にある同級生・部活仲間に差をつけることも可能です。学校の授業内容について行けなくなる前に、早めに両立方法を見つけたいところです。
③反抗期
小学校高学年~中学生の時期になると、身体の成長や進学による生活環境の変化に心が追い付かず、反抗期を迎えるケースが一般的です。この時期には他者からの指示に対して反発することが多くなります。親から「勉強しなさい」と言われたことに反発し、「やろうとしてたのに!」と、逆にやる気がなくなったというケースもよく見られます。
反抗期は誰もが経験するもので、この時期に何かを無理強いしても、状況が悪化する恐れがあります。対応が難しい時期ではありますが、「反抗期はいつか終わるもの」と考え、根気強くお子さんと向き合いましょう。
余談なのですが僕は生徒に反抗期的な対応をとられると、単刀直入に
「いつ反抗期終わる?」
なんて直接聞いてしまうんです。(笑)自分が反抗期だと認識させることで反抗期が恥ずかしくなり抜け出す生徒が多いですよ~。
④誘惑が多い
スマートフォンを持つことが当たり前になっており、中学生になって初めてスマートフォンを買い与えたというご家庭も多いと思います。しかし、スマートフォンは単なる電話ではなく、インターネットやゲーム・動画を楽しむこともできる、誘惑の多いツールです。実際、1日2時間以上スマホや電子機器に触れると暗記科目が絶望的にできなくなる、かつその日の勉強が定着しないという恐ろしい研究も出ています。
できることが増える中学生年代では、その分様々な誘惑も増えます。それら全てを制限することは難しいですが、誘惑に負けないように、家庭内でルールを決めることが大切です。
勉強しない子どもに自分から勉強してもらうためには
子どもが勉強をしないからと言って、無理強いしてもあまり意味はなく、長続きしません。子どもが無理なく勉強に取り組むようになるためには、自分から勉強するように環境を整えてあげることが大切です。
勉強しない子どもに自ら勉強するようになってもらうためのポイントとして、以下の4つが挙げられます。
①勉強時間と自由時間を明確に分ける
②勉強中は誘惑を遠ざける
③勉強のやり方をサポートする
④塾や家庭教師など第三者のサポートを活用する
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
①勉強時間と自由時間を明確に分ける
「19時から21時までは自由時間」「21時から22時までは勉強時間」などのように、無理のない範囲で勉強を日々のスケジュールに組み込みます。毎週〇曜日と〇曜日の19時~21時は自習!と割り切ってしまうのも一つです。
部活動の影響を考慮した上で日々のスケジュールに組み込むことにより、学習時間を確実に確保することができます。加えて、反抗期のお子さんに「勉強しなさい」と親が口うるさく言わなくても、「この時間は勉強時間って決めたから」というルールがあるので、お子さんも自分から勉強に取り組みやすくなるでしょう。
②勉強中は誘惑を遠ざける
「勉強する」とした時間を確保していても、スマホやゲームなどの誘惑が視界に入る状況であっては、勉強に集中することは難しくなります。勉強に集中するためには、お子さんが置かれた状況からスマホやゲーム、テレビといった誘惑を遠ざけなくてはなりません。
例えば、「勉強部屋とゲームができる部屋を分ける」といった物理的な対応のほか、「勉強中はスマートフォンにロックを掛けて親に預ける」といったルール的な対応のように、勉強に集中できる環境を整えることが大切です。
コベッツの自習室にくれば携帯でチャットをしていたら一発退場にしていますのですべて解決です。
③勉強のやり方をサポートする
学習環境が整えられていて、勉強する意欲もあるものの、「そもそもどのように勉強すればいいか分からない」というお子さんに対しては、親が勉強方法を助言するのも選択肢の1つです。
例えば、「英語の問題を解くときは声に出しながら解く」「間違えた問題は、直すだけでなく解説をよく読んで解き方を理解する」など、具体的な方法をアドバイスできると、お子さんも勉強がしやすくなります。
加えて、結果につながったときに褒めてあげれば、さらに前向きに取り組めるようになるでしょう。
④塾や家庭教師など第三者のサポートを活用する
しかし、「それでも勉強を習慣化できない」「どうしても親の言うことを聞かない」ということはあるかもしれません。また、「具体的な勉強方法をアドバイスしてあげられない」ということもあるかと思います。そういったケースでは、塾や家庭教師など第三者のサポートを活用するのも選択肢の1つです。
塾や家庭教師などを活用すれば「週に○回、○時間」のように勉強が習慣化されます。また、専門家から丁寧かつ分かりやすい指導を受けることにより、お子さんも素直にアドバイスを受け入れやすく、勉強に対する苦手意識を取り除くことにつながり、自分から勉強に取り組む意欲を高められるでしょう。
まとめ
特に「中学生」という時期は心身の成長が大きい時期でもあり、小学生・高校生よりも対応が難しいと感じる人も多いでしょう。そんな時期の真っただ中にいる子どもに自分から勉強してもらうためには、やみくもに「勉強しなさい」と言うのではなく、まずは「子どもがなぜ勉強しないのか」という理由を把握することが大切です。
子どもが勉強しない理由を理解できれば、適切な対策を選択できるため、子どもが無理なく勉強を習慣化できるようになる可能性が高くなります。
「理由が分からない」「理由は分かったものの適切な対策が分からない」場合には、勉強の専門家である塾に相談するのも選択肢の1つです。
中学生の子どもが勉強せずに悩んでいるという親御さんは一度ご相談ください。
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