2025.03.18
みなさん、こんにちは!!
第一志望に合格した方も残念ながら不合格となってしまった方も、お疲れ様でした!
2025.03.16
今回は前回の社会に続き、国語の埼玉県公立入試の総評をしたいと思います。
大問1 小説
今回は合唱祭についての文章題でした。吹奏楽部や音楽が好きな人は当たり?でしたね。問題の難易度としては例年通り最後の「不適切なものを2つ選ぶ」という問題は少し悩んだ方いると思います。
大問2 語句・文法
漢字がスーパー簡単でした。ひねりもナシ。今回の文法系は「話し合いの文章があり、その傍線部についての事柄を答える」形式になりました。単純に文章量は増えましたが活用形や敬語など、聞かれることは例年通りでした。
大問3 説明文
「民族の狩猟社会について」の文章題でした。問題としてはオーソドックスなものが多かったです。しかし、あまりにも知らないエピソードが多すぎて困惑した人は多いのでは?と思いました。社会が好きな学生以外は言っていることを落とし込むのは至難の業かと。
大問4 古文
2問目の空所補充は少し考えないと解けないですが全体的に注釈と横の和訳を照らし合わせて見ていけば解ける問題だったと思います。
大問5 作文
「食品ロス」についての題材でした。北辰テストの過去問にて「衣服の廃棄について」など類似した問題があったため、過去問演習をした人は簡単でしたね。
☆総評☆
全体的に例年通りの難易度。漢字などが簡単だったので平均点は上がりそうですね、、国語で高得点を取るには何をすればいいか?
①毎日1題長文読解をこなすこと(時間制限アリ)
②苦手な人は漢検を受けよう
基本、国語は理社のように「短期間」で伸ばすことはなかなか難しいです。積み重ねなので。よって日頃から文章を解く習慣をつけることが大事です。
そして、埼玉はとにかく文字が多い!!!時間を決めてその中で解く練習もしていきましょう。
そして国語が苦手な人でいるのが「文章の言葉で何言ってるのか分からないからできない」という人です。単純に語彙力がない人は「漢検」を受けて語彙力をつけていくのもオススメです!
2025.03.13
こんにちは
今回は前回の理科に続き、社会の埼玉県公立入試の総評をしたいと思います。
まずは地理分野についてです。
世界地理・日本地理いずれも前年度よりも易しい問題でした。傾向も変わらず、教科書レベルの理解でなんとか解ける印象です。
世界地理の記述では「西アジアの出稼ぎ労働者」について、日本地理の記述は「中部地方の通勤・通学者の移動」についてでした。どちらも資料の値を見れば比較的解きやすい問題ですね。
最近は農業や地形についての知識が問われますので三角州や扇状地、漁業などの基礎事項はおさえておきましょう。
次は歴史についてです。
大問3は少し苦戦した人が多いのではないでしょうか?1問目の中国の歴史書についての選択問題ではいかに消去法を用いて考えるか、2問目は「墾田永年私財法」と思いきや少しニッチな「三世一身の法」の失敗理由についてでした。資料から土地制度について特徴を書けるかがポイントです。
さらに最後の問題では宗教改革やイスラム帝国の正誤問題が出題し、世界史を勉強したかが問われる展開でした。
大問4については全体的に簡単な印象、満点が取れそうな問題です。大問4でこれは珍しい、そして今年はなんと「並べ替え問題」がなく、ホッとした人もいるでしょう。
最近の傾向であるフローチャートから出来事を考える問題も出題しましたがニューディール政策など特徴がわかりやすい問題でした。
公民分野は6択の中からすべて選ぶ問題が難しかったですね。語句だけを覚えるのではなく、流れや関連事項とセットで勉強することをオススメします。
近年だと「フェアトレード」や「ダイバーシティ」などの略称やカタカナが毎年出されています。国際関係や日常的に関連がある言葉を理解できているかを埼玉県だと試しているのかもしれません。
☆総括☆
全体的に難易度は下がり、平均点も高くなりそうな問題。今年受験生になる方たちは何を対策すればいいのか?
①過去問や北辰テストを3周すること
②常に教科書を用いて勉強すること
これにつきます。毎年「過去問で見たことがある!」と言っている生徒がいる通り、傾向を元に対策をすることがお勧めです。
さらに教科書を読み込み、どこに何が書いてあるかまで理解できている人が高得点を取っています。
「基本に忠実に」これが社会高得点への近道です。
2025.03.13
今回は2025年埼玉県公立高校入試、理科の問題について書きたいと思います。
今年の受験生はぜひ参考にしてもらえればと思います!
・大問1
なんと今年は計算問題が1問もありませんでした・・理科が苦手な人は大当たりですね。
停滞前線や反射、慣性の法則を語句で答えさせる問題など基本的に教科書の太字レベルとして
覚えるものがあり、差がつきづらい展開となりました。
・大問2
今回は地震の単元が出題されました。加えて地層における断層なども出され、数年出題がな
かったところがでましたね。傾向はやはり見ておくべきだと思います。
問3は今までにあまり見たことが無い問題。初期微動継続時間を見てBとCからは等しい距
離、Aからはその半分の距離の点を探し当てる問題ですが数学的な図形の感覚が無いと少し
考えてしまうのではないでしょうか。
・大問3
生物の「微生物(菌類と細菌類)」からの出題でした!
問1と問2は基礎知識を問う問題ですが、菌類と細菌類の違いをちゃんと理解してないと解けないので観察の図から整理が必要です。
問3は、「実験中、なぜそれをしたのか」という理由をたずねる定番問題。北辰テストでも頻出なので見覚えある人も多かったと思います。
問4は、知識ではなく「考えて解く」問題です。埼玉県はこの手の問題が増えています。知識<思考の時代です。。
・大問4
水溶液の密度の問題でした!
問1は単なる引き算。体積を確認すれば問題なく解けますね。
問2は、水に浮く=水よりも密度が小さいことが分かっていれば簡単な問題ですね。ホントに今年は計算があまりない、、、
問5は水の特性を問われる問題。水は4℃の時が密度が一番大きいという知識が問われましたね。
・大問5
電流と磁界の問題。
問1は、オームの法則の計算です。電圧や電流などの関係を理解していればすぐ解けるでしょう。
問4は、地球の磁界の性質、N極とS極の磁界における知識を駆使すれば解けるのでは。
全体的に教科書基礎レベルで差がつきにくい結果ではないでしょうか?
☆結論☆
今年は平均点が大幅に上がる予想です。学校選択問題を受けた受験生は大差がつかず、他科目で合否が分かれたのではと思っています。
逆に「理科が無理だぁ」となっていた人は日頃の行いで報われましたね!
来年度の理科は難易度が戻り、ハードルが上がる可能性が高いです。では何をどう対策すればいいか?
①やみくもに復習をするのではなく、「分野ごと」に対策する
②ワークにある「思考力問題」のような文章量が多い問題演習を行う
この2つがカギを握ると思います。
①については「効率」を重視したローラー作戦です。4分野ある内、まんべんなく対策をしてもいいですがどの単元が出るかわからない入試では大問ごとの点数にウエイトがあります。「まずは生物と地学を固めよう」という学習の方が点数を上げやすいと思います。
②埼玉県の入試傾向として各科目「文章量が多い」ことと「会話形式が多い」があります。きちんと文章を読み、そこから情報を整理して答えを導く練習をしていくために「これ読みたくないなぁ」くらいの文量に慣れておきましょう。
難易度が高い問題は「化学」と「物理」に多いです。早めの対策をオススメします!!
2025.03.05
みなさんこんにちは!
埼玉県公立高校入試の結果がいよいよ明日に発表されます。
受験生のみなさんはもちろん緊張をしていると思いますが、
かく言う私も塾で講師達とソワソワしております...
中学2年生の皆さんは来年の今頃に進路が決まります。
悔いが残らないようお早めに対策は始めてください!
さて今回は英語の学習に関して塾がサポートできる
ポイントの3つ目「頻度」についてお話をしていきます!
↓前回の記事(ポイント1、2)はコチラから!!↓
☆小学生・中学生向け☆ 英語学習に学習塾は必要? ~その② 文法編~ (1対2個別指導の学習塾 城南コベッツ戸田公園教室)
前回までに「発音」や「文法」の学習をしてきましたが、
どれだけ丁寧に学習をしたとしても量が少なければ意味がありません。
月に1回文法を確認したところで身に付くものは少ないですよね...
(1日頑張って得点ができるならみんな良い点数を取れているはずです)
そこで大事なのが「頻度」です!
私たちは日本語を使っていますがみなさんはどうやって日本語を覚えましたか?
私は日本語をどうやって覚えたかを覚えていません...
生きているうちに自然と覚えていました。
テレビで流れるニュースを聞く、
スーパーのチラシに書いてあるものを見る、
親や友達の真似をして言葉を使ってみる、
このような日常の積み重ねでみなさんも
基本的な言葉を覚えたのではないでしょうか?
何が言いたいのかというと
英語を使う時間を日常の一部にして欲しいのです!
毎日15分単語や教科書の発音をしてみる、
寝る前に英検のリスニングを10問行うなど、
1回1回の量が少なくても
続けることができれば大きな変化となります
しかしながら、毎日何かを続けるというのは難しいです...
(私は家計簿を付けようと思っているのですが
毎日続けられておらず日にちが飛び飛びになってしまいました...)
自分一人だと「まぁ後ででいいか...」、「他のことで忙しいし...」と
意志が強くないと甘えが生じてしまいます...
その結果、テストが帰ってきてから(あるいは受験直前になってから)
「もっと前からやっとけばよかった...」ということになってしまいます
特に英語は積み重ね科目であるため、
日頃から英単語や文法をコツコツ学習をしていないと
最悪の場合は「他の科目で頑張るしかない...」と英語を捨てることも...
高校受験に向けて英単語は約2500語覚えなければなりません
中学3年生になってから受験までに全てを覚えようとすると
毎日新しい10単語を欠かさず覚えていかなければならなくなってしまいます...
(一週間で約70単語、一か月で約300単語覚えることになります...)
毎日10単語と聞くと「案外できるかも...」と思う方もいると思いますが、
学校の課題や定期テスト勉強、部活、検定などなど忙しい中学生にとっては
思ったよりも難しいです...(試しに1か月取り組んでみてください)
城南コベッツでは授業はもちろん、自習対応にも力を入れています!
定期的に小テストを行うことで英単語を確認したり、
1人だと面倒くさいリスニングを講師と確認できたりします!!
英語は高校、大学(仕事によっては大人になってからも)に進んでからも
ずっっっっっっっと必要となるため、決して捨てない方が良いです!!
手遅れになる前に英語に取り組んでいきましょう!
1人だと継続が難しい方は一度、教室に来て一緒に頑張ってみませんか?