城南コベッツ東船橋教室

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東船橋教室のメッセージ

外部検定利用入試を実施する大学が急増している 利用する英検の取得者はどのように推移しているのか

2026.07.15

退屈な反復こそが最強の投資 (17).png
かつては大学独自の英語試験を受けるのが当たり前でしたが、現在は「外部検定試験」を合否判定や
加点対象とする大学が急増しています。

2026年入試の結果を見ると、外部検定(外検)を利用した大学は全国で494大学に達しました。
これは国公私立大学全体の約65%を占めています。

もはや「一過性のブーム」ではなく、大学入試の新しいスタンダードとして定着したと言えるでしょう。


◆一般・総合型・推薦型、ほぼすべての入試で利用可能◆


外部検定利用入試の最大の特徴は、選抜区分を問わず幅広く採用されている点です。
一般選抜はもちろんのこと、私立大学を中心に導入が進む「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」でも、
英検などの外部検定を活用する動きが目立ちます。

スクリーンショット 2026-07-14 171208.png

◇合否を左右する「レベル感」を知る◇


現状の入試において、最も多くの大学で求められているのは「準2級から2級」のレベルです。
利用可能なレベルのボリュームゾーンがここであり、全体の7割以上を占めています。

スクリーンショット 2026-07-14 171255.png
このレベルは、高校生が学校の授業や日々の学習を通じて到達可能な範囲です。
大学側としても、一定以上の基礎学力があることを証明する客観的な指標として、
このゾーンのスコアを重視していると考えられます。

このレベルをしっかりと取得しておくことで、多くの大学において出願資格を満たしたり、
試験での加点を受けたりといった、受験戦略上の大きなアドバンテージを得られることを意味します。


最近の入試では、単に「英検2級」といった級の合格だけでなく、「英検CSEスコア」を基準とする
ケースが増えています。

ここで注意が必要なのが、級の合格とスコアの到達は別物であるという点です。

場合によっては、下位の級でどれほど高得点を取っても、設定されたCSEスコアの基準に届かないこと
があります。
「級を持っているから大丈夫」と安心していると、出願時にスコア不足で思わぬ足止めを
食らうリスクがあるのです。


○2級以上の取得者は10年で2.5倍に○


「みんな英検を持っている」という状況は、数字にも表れています。

高校卒業時における英検2級以上の取得者数は、過去10年間で約2.5倍にまで増加しました。
これは、入試での活用を意識した高校生が、早期から計画的に英検に取り組んでいる結果と言えます。

高卒時2級以上取得者数推移.png
なぜ、これほどまでに英検取得者が増えているのでしょうか。
その背景には、入試におけるメリットだけでなく、「入学後の英語教育」を見据えた大学側の意図
あります。
大学入試検討会議の提言にもあるように、大学での学びをより充実したものにするためには、
入学の時点で一定の英語力が不可欠です。
英検2級以上という指標は、大学で専門的な学問を英語で学んだり、海外留学に挑戦したりするための
「土台」として広く認知されているのです。


◎英検は「当たり前」の準備◎


英検は長年、安定した信頼性と普及率を誇っています。

しかし、受験生が押さえておくべき本質は変わりません。

英検をベースに戦略を立てる:準2級から2級をまずは確実に取得する
早期の準備:高校3年生になってからではなく、高1、高2のうちに取得を目指す
大学の情報をチェック:志望校がどの級を求めているのか、募集要項を早めに確認する

外部検定利用入試は、自分の持っている英語力を複数の大学で活用できる便利な制度です。
英検を取得しておくことは、合格の可能性を広げるだけでなく、入学後の学びの質を高めるためにも
大きな意義があります。

「入試のために英検を取る」のではなく、
「自分の実力を証明し、選択肢を広げるためのツールとして英検を活用する」

これこそが、2026年以降の大学入試を勝ち抜くための賢い受験戦略と言えるでしょう。

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