馬込沢駅前教室のメッセージ
算数の文章題で「マッハ2の車」が誕生する理由〜計算後の「ちょっと待った」を育てる〜【馬込沢駅、駅チカ徒歩1分!アクセス抜群の個別学習塾】
2026.09.10
こんにちは。
城南コベッツ 馬込沢駅前教室です。
日頃生徒の皆さんの回答を見ていると、
思わずクスッと笑ってしまうような、
でも少し心配になる回答に出会うことがあります。
たとえば......
-
「何人乗れますか?」という問題で、答えが「2/3人」
(人間が分数に!?) -
「自動車の時速を求めましょう」で、答えが「時速2,400km」
(マッハ2で走るスーパーカー誕生!?)
笑い話のようですが、実はこれ...
小中学生を中心にぼちぼちあります。
一生懸命計算して、立式も計算プロセスも合っているのに、
最後に出てきた数字の「おかしさ」に気づかないままミスになってしまう...
一体なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか?
◆「答えの数字」に対するイメージ不足
答えの吟味(確かめ)ができない最大の理由は、
「扱っている数字のリアルなイメージ(量感)が頭に浮かんでいないこと」
にあります。
数字や記号をただの「文字」として機械的に処理しており、
それらが表す現実の大きさや状態と結びついていないのです。
視覚的・感覚的な理解である「数感」や「量感」が充分に育っていないことが原因です。
その状態で文章題を解いた結果、「マッハ2の車の爆誕」になったり、
「分数人間」になったり、現実的にはあり得ない答えが出ても、
その違和感に自分で気づくことができません。
また、 割合の学習で「全体の 120% 」と言われたとき、
それが「元の量よりも増えている」という感覚が掴めず、
ただ言われた通りの数式に当てはめて計算するだけになってしまいます。
「文章の中に書いてある数字を、習った解法にあてはめて計算した。
だからこれが答えだ」と、
作業を完了させることだけに意識が向いてしまうのです。
結果として...
自分が弾き出した数字が「現実世界の何を表しているか」
という視点がすっぽり抜け落ちてしまいます。
もし、頭の中に...
「人=1人、2人と数えるもの」
「車=せいぜい時速50km〜100kmくらい」という具体的なイメージや感覚があれば、
「あれ? 2/3人はおかしいぞ」「時速2,400kmなんて飛行機より速いぞ」と、
自分の答えに違和感(違和感フィルター)が働くはずなのです。
◆家庭でできる「吟味する力」の育て方
では、この「自分の答えを振り返り、違和感に気づく力」
はどうすれば身につくのでしょうか?
「確かめをしなさい!」と繰り返し指導するのは簡単です。
ですが...
ご家庭での日常会話にこの感覚を育てる近道が潜んでいたりします。
1. 正解・不正解に関わらず「これってどのくらい?」と聞いてみる
宿題やテストの問題&答案を見る機会があったら、
単に〇×を見るだけでなく...
「時速60kmって、お父さんの車で高速道路を走ってるくらいかな?」
「100gって、普段食べているお肉だとどのくらい?」と、
日常の体験と結びつける問いかけをしてみてください。
数字を「記号」から「実感できる重さ・速さ・量」に
変えてあげる声かけが効果的です。
2. 「合ってる?」と聞かれたら「自分ではどう思う?」と返す
小学生ですと宿題をやっているお子様から「この答えで合ってる?」
と聞かれることもあるかと思います。
その時、すぐに「合ってるよ」「違うよ」と教える前に、
「この数字、実際にあったらどんな感じがする?」と
一度ボールを投げ返してみてください。
自分で一度「立ち止まって数字を眺める習慣(見直し=リアリティチェック)」
を作るきっかけになります。
テストの点数を伸ばすために、
公式を覚えることや計算スピードを上げることも大切です。
しかしそれ以上に、「自分が出した答えは、現実的に考えて納得できるものだろうか?」
と一歩引いて考える「俯瞰する力」こそが、
算数・数学の自分の回答を正しい方向に導く力になります。
塾でも、「解いて終わり」にさせない丁寧なアプローチを続けてまいります。
ぜひご家庭でも、お子様と一緒に「数字のリアリティ」
を楽しむ会話をしてみてくださいね。
城南コベッツ 馬込沢駅前教室
☎ 047-401-0030
maill:covez_magomezawa@johnan.co.jp






