今年は中学校の学習指導要領が変更となり、中学生の英語学習はこれまで以上に大変なものになりました。その中でも一番顕著なのが中1です。
すでに小学校では英語が教科化しており、英語に触れる時間は確かに増えています。その状態で中学校に上がるので、ある程度大丈夫かと思いきや、小学校では文法を扱わないまま、書いたり単語を暗記したりすることも少ないまま中学校に上がり、中1で一般動詞とbe動詞の文章を並列に扱い、定期テストで書くことを問われるテストになるわけですから、生徒たちにとって大変なのも無理はありません。
ここで気になるのが、小学校から英語を学校以外でも学習してきたのに、というケースです。これは今年に限りませんが、小学生の時に英会話をやってきていても、中学校で苦労するということは少なくありませんが、今年は特にそれが顕著のようです。
決して英会話スクールを否定しているわけではありません。むしろ、個人的には、低い学年の時から英語に触れえる機会はよいとさえ思っています。なぜなら、英会話をやってきたお子さんたちは、言われればわかるという状態になっており、4技能という観点でいえば、リスニングに特に強い状態になっているわけです。ですから、こうした生徒さんたちは、頭の中には文章が入っていますが、それが使えていない状態だけなので、それを使える状態へもっていくことができれば、スムーズに学習が進むわけです。
イメージとしては、我々日本人は日本語を話しますが、国語の点が全員よいかというと、それはなかなか難しいという、ことに似ているということになると思います。
ですから、必要なのは、4技能(読む、聞く、書く、話す)をバランスよくやることが大切です。正直当教室は通常の学習塾ですので、読む・書くの2技能が中心となる指導にはなりますが、英語力をあげていくという観点では、英会話や学習塾をうまく使っていくことが大切になるかと思います。
現在英会話に通われている小学生さん、特に5年生、6年生さんは、時間等様々な要因が許せば、塾との併用をお考えになるとよろしいと思います。
具体的にどのようなことが必要になるのか、などの詳細は直接教室までお問い合わせください。
神奈川県教育委員会より、令和4年の入試日程が発表されました。
●募集期間:令和4年1月25日(火)~2月1日(火)
●志願変更期間:令和4年2月4日(金)~2月8日(火)
●学力検査:令和4年2月15日(火)
●面接及び特色検査:令和4年2月15日(火)、16日(水)および17日(木)
●追検査(※):令和4年2月21日(月)
●合格発表:令和4年3月1日(火)
●追加の検査(※)令和4年3月10日(木)
●追加の検査の合格発表(※)令和4年3月16日(水)
※2月の「追検査」はインフルエンザの罹患等によりやむを得ず受験できなかった場合に受けられるものです。
※3月の「追加の検査」は新型コロナウィルスの感染者および濃厚接触者の認定を受けた場合、希望する場合に受けられるものです。
詳細や定時制の受験につきましては、教育委員会のホームページにてご確認ください。
今年から始まった共通テストの英語は、ご存じの方も多いと思いますが、すべてが長文問題という形式になりました。以前のセンター試験もそうでしたが、時間が足りない、という受験生は多くいたと思いますし、これから受験の対策を始めていく人たちも、必ず一度はぶつかる壁になるかと思います。
そこで、共通テストの英語の問題を時間内に解けるようになるために必要なことをご紹介していきます。
1.語彙
これに関しては、二つの観点があります。まず1つは、単純に語彙力の多さ。知っている単語が多ければ多いほど読みやすくなるのは想像がつくと思います。当然、すべての単語を知っている状態で読むというところまで持っていく必要はありません。出題者側もそこまでのことを想定しては作っていませんが、語彙力が多ければ多いほど文章を読みやすくなるのは間違えのないところです。
そしてもう一つ大事なのが、意味を即答できるか、ということです。普段の単語練習の際に、思い出すのに時間がかかっているものを「覚えた」という扱いにしないことが大切で、瞬間的に意味が分かるか、という観点で単語練習をしていくようにしましょう。
2.精読力
ゆっくり読んでわからない文章を早く読んでも当然わかりません。早く読めるようになるためにはまず、一つ一つの文章をゆっくりででもきちんと訳せるようになる練習を重ねる必要があります。いわゆる「英文解釈」ということをしっかりと行うことが大切です。1つの長い文があった時に、どれが主語で、どれが修飾語で、それが何を修飾していて・・・、ということをまずはじっくり練習してみましょう。それをスムーズにできるようになれば、だんだん早く意味が取れるようになります。
3.時間内に解く練習→大問ごとの練習
1や2で土台をしっかり作ってからようやく時間内に解ける練習をします。ここで、すべてを解いてくとはじめは時間内に終わらないことも多いので、時間のかかる大問だけの練習も効果的です。ただ、共通テストはまだ過去問が1つしかないので、多少の変化があるつもりで練習することが大切です。
4.解く順番(作戦)
共通テストの問題は一つ一つは難しくない問題ですが、80分の試験として、一気に解くとなると、時間が迫ることによるプレッシャーがかかり、普段わかるものもわからなくなるということが起こります。ですので、どの順番で解くのがいいのかということを、過去問や模試、練習問題等で確認していきながら、自分の解きやすい順番を見つけることが大切です。
易しい問題を先に解くか後に解くかは完全に人によりますので、絶対この順番で解くべし、というのはないかと思いますが、自分が一番点が取りやすい順番を見つけることも欠かせません。
これらが、共通テストを時間内に解けるようになる過程なのですが、最後に一つ大事なことがあります。
「時間内に解く」というのは、必ずしも高得点につながるわけではないということです。
というのも、早く解くことで、きちんと読まずにたくさん間違えてしまう、ということが起こるからです。一番大切なのは「早くかつ正確に解く」ことです。このうち優先順位の高いのは当然「正確に」というほうです。ですから、目標点にもよりますが、実は時間内に終わらなくてもよい、という考えもあるということは忘れてはいけません。目標点が7割だとしたら、一つの大問を解かなくてもよい、ということになり、その分使える時間が増えるので、目標点を取りやすくなるということも考えられます。取らなければいけない点が何点で、そのためにどの問題を正解すべきか、ということを考えるのも一つの作戦かと思います。
正確に解ける力を十分につけて、慣れてきたら早くなるというようにすすめましょう。
英語の力をつけていくのに近道はありません。急がば回れ、ともいいます。やるべきことを地道に頑張っていくことが、時間内に解くために一番大切なことです。
私がおすすめする数学の勉強法として、テキストの問題の数値を変えて、自分で問題を作る、というものがあります。
というのも、算数や数学の問題というのは、実は非常によく作られていて、ただの計算問題であれば「適当に」数値を変えても問題としては成立しますが、文章題などではきちんと他との整合性を取らないと正しい答えが出ないことになります。
たとえば、
「50円切手と80円切手をあわせて10枚買って、全部で600円支払いました。それぞれ何枚ずつ買ったでしょうか」
という、中学2年生の連立方程式の文章問題ですが、一見数値は難しくありませんが、実はこの問題をきちんと解くと整数では答えが出ません。
こうした問題をきちんと整数で答えが出せるように問題を作れるようになると、問題の本質を理解できるようになるため、ものすごく力がついてきます。
ちなみにこの問題は、中学受験の「つるかめ算」の問題ですが、その解き方を知っていると、合計金額はこの問題では、500円+30の倍数で、800円未満にする必要があるとわかってくるのですが、実はつるかめ算は、中学受験の学習をしないと通常習わないので、はじめは数値を調整しながら規則性に気づいていく必要があります。ただ、こうした苦労をしてきちんと問題を作れるようになれば、その問題を完全に理解することができますので、非常におすすめです。
これから学習を進めていく中で、どうしても身につけたい問題が出てきたときは、このような形で自分で問題を作ってみるとよいでしょう。
英文法を習っていると、文法的にはこうだけど、口語としてはこうも言う、というものをいくつも見たことがあると思います。
たとえば、仮定法で「私がもし鳥だったら」というものは、
If I were a bird
とするのが文法的には正解ですが、
If I was a bird
とも会話では言う、ということは割と多くのテキストに載っています。
ですので、どちらを使えばよいのか、ということを考えたことある方は少なからずいると思います。
言語というのは基本的に年々変わっていくので、もともと間違っていてもそれがやがて正解になるということは日本語でもあると思います。「的を得る」という表現ももともとは「的を射る」なわけですが、辞書によっては正解としているものがあります。要は、多くの人が使っていれば、それが正しい表現になるというのは、どの言語でもあるわけですね。
英語で他の例を挙げるなら、関係代名詞whomがあげられます。
関係代名詞whomは目的格として用いるわけで、正しい表現としては例えば、
the man whom I know 「私が知っている男の人」
というようになりますが、これを
the man who I know
としてもよいというようにも言われます。
このようなものはたくさんあるわけですが、では実際に、英会話という観点ではどちらをよく使うのでしょうか。
これはあくまで私が見聞きしたものなので必ずしも正しいとは言えませんが、前述した仮定法はどちらもよく聞きます。ただ、関係代名詞の方はもともと省略できてしまうので、個人的には省略のものをよく見聞きしますが、あるネイティブスピーカーは、上記の例ではwhoを使うと言っていました。そもそもwhomという単語自体が、堅苦しい表現になりつつあるようです。ある海外ドラマでは、whoで話した人をwhomと言い直して煙たがれるというシーンがありますが、個人的には非常に興味深いシーンです。
なお、大学入試等での和文英訳や、自由英作文、英検などのライティング等では、文法的に確実な方を書くのがよいでしょう。特に、環境問題や国際問題などの自由英作文などでは短いながらもかしこまった文を書く必要がありますので、文法的にというより、口語で書くと減点対象となる可能性があります。
ちなみに、don'tやI'mなどのような短縮形も口語表現ですので、こうした試験ではdo notやI amなどのように書いたほうがよいでしょう。
英語を学習する際に、受験勉強ですとどうしてもテストで点を取るための知識に偏ってしまいますが、英語は言語ですので、せっかくですから「話せるようになる」・「使えるようになる」という観点で知識を身につけると面白くなると思います。その際に、上記のような実際の使い方などもわかってくると、よりたのしく勉強できると思います。興味があればぜひ色々調べてみてください。