城南コベッツ綾瀬中央教室

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2022.04.23

2月に行われた公立高校入試の合格者平均点が先月末に発表されました。

今年の結果と合わせて、過去3年の結果もご参照ください。

英語 数学 国語 理科 社会
令和4年 52.1 52.9 61.3 58.9 62.4 287.6
令和3年 54.6 58.2 65.7 50.1 72.6 301.2
令和2年 49.4 55.7 69.1 55.9 58.2 288.3
平成31年 49.8 50.3 59.1 61.3 42.5 263.0

■補足

ご覧の通り、ここ近年徐々に平均点が上がっていたのですが、今年は2年前程度にまで下がった形です。もともと昨年が高かったイメージがあり、これ以上の易化はないものと思われていましたので、おおよその予想通りです。合格平均が300点を超えるというのは平成25年までさかのぼることになりますが、基本的には神奈川県の平均点は260点~280点台程度で考えるとよいかと思います。

教科別にみると今年は数学が一つカギとなった入試になったかもしれません。標準的な問題も出題されていますので、極端に点が低くなりにくい教科ではありますが、志望校合格のために8割以上を取らないといけない、という生徒さんにとっては難しい試験になったと思います。正解率が一番低い問題は0.7%でしたが、これが問3の小問集合(近年は問3が難しくなっています)でしたので、時間のない中とばして解いた生徒が多かったのかもしれません。

神奈川県に限りませんが、英語が難しいということを認識しておくことも大切です。これは長文の時間読解に時間がかかることが原因で、長文対策をしっかりとしておくことが高得点のカギになります。

国語・理科・社会についてはここ数年難易度が変動しています。全体的な平均点が動くのはこの3教科の影響が大きいです。比較的点の取りやすかった国語が数年に一度難しくなることがあり、その時の入試直後は、生徒さんたちは自己採点後にかなり合否を心配することが多いです。(今年もそうでした)また、理科・社会はいつ難しくなってもおかしくないので、幅広い対策が近年は求められています。ですから、暗記教科、ということで後回しになってしまいがちですが、早期の対策が入試で優位な結果につながるといえるでしょう。

2022.04.21

近年の大学受験では、英語資格を利用して受験する機会が増えています。その中で最もよく利用されているのが英検ですが、大学受験に影響するのは主に2級と準1級になります。

ただし、最近では合格・不合格を問わず、CSEスコアと呼ばれる英検での点数を利用する学校が増えており、今後ますます英検の受験は増えてくると思われます。

そこで今回は英検2級の勉強法について、項目別にご紹介していきます。
今回は短文空所補充の問題の対策です。

短文空所補充は2級の問題の大問1にあたるところでの出題です。
毎回20問出題され、このうち単語の問題が10問、熟語の問題が7問、文法の問題が3問です。

ここでは主に語彙力が問われることになりますが、2級を学習する際、通常使っている単語帳でも大丈夫か、という質問がよくありますが、これは、正直実力次第です。極端に難しいものが出るわけではありませんので、高校でもらった単語帳でも十分に対応できますが、それらの定着がまだされていない場合や、高1・高2の人が先取りとして学習する場合は、英検用の単語帳で学習するのがよいと思います。

と言いますのも、英検はもともと入試のように振り分けるテストではないため、同じ単語がよく出題されます。正解になったり不正解になったりはありますが、やはりこれらを集中して学習するのがよいので、英検用の単語帳(英検用であれば、どれでもよいと思います)で学習するのが効率的かと思います。

さて、ではここで、このパートの具体的な学習法をご紹介します。



1. 1問を30秒で解けるようにする練習をする。

過去問や問題集などで練習をすることになりますが、単にここを解いて、間違えたら正解を確認する、ということでなく、繰り返し解くことで、問題を「読んで」すぐに答えられるようになるように練習しましょう。

「読んで」というように書いたのは、繰り返し解く中でも毎回英文を読んで意味を取れる状態にするという意味です。決して単に繰り返して、答えだけを覚えてしまうということではありません。

短時間で英文を読めるようにする練習は長文読解にも役立ちますので、しっかり繰り返し解くことが大切です。



2. 語彙暗記をこのパートの練習で行う。

ここのパートの問題の練習をたくさんしておくと、語彙の暗記がはかどることがわかります。
というのも、特定の単語や熟語を文脈で覚えられるからです。それだけを覚えるのではその場は覚えられても、すぐ忘れてしまうということがあると思います。

事前に暗記をしてからでないとここの練習ができないと思っている人は少なくありませんが、実は逆で、ここの練習をすることで覚えた単語や熟語が定着しやすいという面があります。ですので、ぜひ単語・熟語暗記と並行して、このパートの練習を進めてください。



3. (高得点を狙いたい人向け)準1級の単語帳に触れてみる

不正解の選択肢の中にはやや難しい単語が含まれることがあります。このような場合に備えて、一つ上の級のレベルの単語に少し触れておくと、見たことのない単語を減らすことができます。準1級の単語をすべて覚える必要は当然ありませんが、その中でも易しめのものは2級にも登場することがありますので、高得点を取りたい場合や、高3生などが2級に挑戦するような場合は、1つの方法かと思います。



4. 文法は比較構文・仮定法がねらい目

2級の文法問題は3問だけの出題ですが、良く出題されるのが比較に関する問題、動詞の形に関する問題、仮定法です。これらのうち、標準的なものが出題されていますので、過去問などを使って練習するほか、文法の問題集で集中して練習することで得点できるようになるでしょう。




実は合格だけを考えると、長文やリスニング、ライティングでの得点で十分挽回できますから、無理にここで高得点を取る必要はありません。とはいえ、2級くらいからリスニングを難しく感じる人もいますし、ライティングはやや社会性のあるものになるので、どこで得点を取れるようにするかということを考えて全体的なバランスの中で対策するとよいと思います。
ただ、リーディング38問中、このパートで20問も出題されますから、ここの対策をしっかりやっておくことは非常に有効ではあると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。




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2022.04.09

理科に限ったことではないのですが、暗記教科はとかく、暗記すればよい、と言われがちです。しかし、いざ用語の暗記をしたものの、テストで点を取れないということがありませんか。

また、覚えるものがたくさんありすぎて何を覚えればわからない、という生徒さんも多くいます。

そこでここでは、理科の勉強をどのように進めていくかをご紹介していきます。

結論を先に言うと、

問題の問われ方を覚える

ということです。具体的に見てみましょう。

例えば、中2の理科で「炭酸水素ナトリウム」というものがよく出てきます。これは中2の化学ではじめに習うものなのですが、単に「炭酸水素ナトリウム」だけ覚えていても、当然テストでは点が取れません。すべきなのは、

炭酸水素ナトリウムに関して何が問われるか、

ということを知ることです。テストではこれに関してはこのような問題が問われます。

・炭酸水素ナトリウムを分解すると何ができるか
・炭酸水素ナトリウムは何性か
・炭酸水素ナトリウムへの水への溶け方
・炭酸水素ナトリウムの分解の実験での注意事項、2点
・炭酸水素ナトリウムを分解してできた液体を確かめるために使うものとその色の変化

など、他にもたくさんありますが、この実験に関する知識は様々広がります。

このように、一つの用語に対してその用語がどのように出題されるか、ということを把握していくことが大切です。

また、中学生の理科であれば、単元ごとにほぼ確実に問われる問題、知識というのが決まっています。いわゆる「テストによく出る問題」ということですが、これらを集中して勉強していくと、点をあげることができます。

ただ、一つ問題なのは、この「テストによく出る問題」は自分だけの勉強ではわかりにくいということです。

我々塾の講師は毎年テストの問題を見ていますので、実際に何が出題されるかわかりますが、皆さんはそうはいかないと思います。

そこで塾を利用するというのは一つの手段ではありますが、ここでは、皆さんでもこれを調べる方法がありますので、ご紹介しておきます。

やや手間はかかりますが、さほど難しいことではありません。複数の問題集を調べることです。

市販の問題集を複数見てみてください。一つの単元に対して、同様の問題というのは必ず掲載されているはずです。理科では主に実験系の問題が出題されますが、たとえば、上記に書いた炭酸水素ナトリウムの分解の問題は、どの問題集にも載っているはずです。こうした、どの問題集を見ても掲載されている問題は、その単元の重要問題ですので、テストにも出題されやすいということです。

そもそも、問題集というのは非常によく研究されて作られています。また、実際の定期テストや他社の問題集というのも調べられてつくられているでしょうから、そのような中でどの問題集にも掲載されている問題というのは、それだけ頻出という証です。


塾を利用するにしろ、自分で調べるにしろ、何の問題が出るか、どのような問題が出るかを把握し、そこから知識を増やしていくのが基本的な理科の勉強の仕方です。勉強の量は大切ですが、たくさん勉強しても点が取れないと嫌いになってしまうということもあると思いますので、しっかりと「狙い撃ち」しながら勉強を進めていきましょう。



最後に、学年が進むにつれて範囲が広がってまいりますが、理科は中1で習ったことは入試のための復習をするまで使わない、という範囲もありますので、知識の定着には定期的な学習が必要です。暗記教科はその場限りの勉強になりがちですが、理科や社会の学習を日々進めていくことも、やはり大切なことです。



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2022.03.31

早いもので3月も終わり、いよいよ新学年になろうとしています。

そこで、当教室では新中2、新中3の生徒を対象に英作文コンテストなるものを実施中です。
これは前学年で学習した英文法を含んだ40の文を覚えてゴールデンウィーク明けにテストするというものです。

英語が得意な生徒もいれば苦手な生徒もいますが、事前に出題する問題と解答は提示していますので、頑張り次第できちんと得点できるものではあります。学年の合間の余裕のある時期に集中して練習して、こういった機会を英語をできるようなきっかけにしてもらったり、高得点を取って自信をつけてもらえればと思っています。

人によっては満点が目標であったり、半分が目標でもあったりすると思います。大切なのは、これまでよりも違う取り組みをすることであったり、目標に向けてどのように取り組めばよいのか、ということを考えて実行することだと思います。それが「点数」という形で結果として出ればなおよいですし、仮に思うようにいかなくても、次はどうすればよいか、ということを考えて、その後の学習にいかしてもらえればと思っています。

今回の課題を通して、人それぞれの何かが得られれば良いと考えております。




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2022.03.20

皆さんは英単語をどのように覚えますか?

特に英語を習い始めたばかりのころは、同じ単語を10回書く、というような漢字の練習のように覚えるという人も少なくないと思います。

ですが、そもそも英語は読み方とつづり方に本来関連がありますので、実は読み方を覚えてしまえば、ある程度単語は書けるようになります。

とはいえ、英文法と同じで、理論先行で学習してもできるようになりにくいということは当然ありますので、ある程度始めは書いて練習することも大切です。当然アルファベットを書くことに慣れていなければ、単語をたくさん書く練習は有効です。

ですが、ある程度基本単語が入ってきた段階で、その単語のつづりがどうしてそのようなものになっているか、ということを覚えていくと、だんだんと書く練習は少なくなってきます。

これが、「フォニックス」と呼ばれる、英語のつづりと発音を関連付けたルールのことで、このルールに慣れてくると、単語を覚える時間が格段に減っていきます。

小中学生の英語学習は英単語や英文を書くことが多いので(高校生の英語学習は英語を見て意味を考えることが多くなります)、ぜひ覚えておきたいものです。

たとえば、dictionary(辞書)を考えます。この単語は「ディクショナリィ」と発音しますが、
ディ「di」ク「c」ショ「tio」ナ「na」リィ「ry」
となり、それぞれ発音にアルファベットをあてていく形になります。

これを、単なる文字の羅列を覚える作業のようにしてしまうので単語が覚えられないという子が少なくありません。
ですが、このようなケースでも上記のように練習してみると、tionのところだけやや難しいですが、あとは比較的簡単に覚えらえる場合が多いです。

さて、ここで、タイトルにある「サイレントe」に話を移しましょう。
これもフォニックスのルールの一つなのですが、英単語の中にはこのルールで出てきている単語が非常に多くあり、これを知っていると、より多くの単語を覚えやすくなります。

フォニックスの基本的なルール、アルファベット単独の音で「like」を考えると「リケ」となってしまいますが、これは当然「ライク」なわけです。

これがなぜそうなるかですが、これは語尾の「e」が関係しています。
語尾のeは通常「エ」と発音するはずが、「ライク」と発音すると
このeは発音されないことになります。これを「サイレントe(silent-e)」と言います。
(マジックeということもあるそうです)

このサイレントeがあるとその前にある母音がアルファベット読み(長母音)になるというルールが英単語にはあります。

ですから、likeの場合、サイレントeの影響で、iが「イ」でなく「アイ」と発音され、lの「ル」の音とつながって、「ル・アイ」→「ライ」となっています。

このようなものを含む単語は中1でもたくさん習います。
たとえば、
nice「ナイス」、make「メイク」、lake「レイク」、ride「ライドゥ」、take「テイク」、
face「フェイス」、cute「キュートゥ」、joke「ジョウク」、write「ライトゥ」
などなど、比較的初期に習う単語でもこのルールがいきていますので、こういったことを意識しておけば、今後単語暗記も楽になるはずです。

なお、このサイレントeはすべての単語に言えるものではありません。あくまで原則ということで、例外もたくさんあります。haveやcomeがそれにあたります。とはいえ、比較的多くの単語にあてはまりますので、覚えておけば便利なことは間違えないでしょう。

ちなみに、このサイレントeを含む単語ですが、語尾のeが取れると、その前の母音は「ア、イ、ウ、エ、オ」読み(短母音)に戻ります。すべての単語でeを取ったものが、存在するわけではないですが、たとえば、上記の単語であれば、
ride「ライド」→rid「リッドゥ」(除く)
cute「キュートゥ」→cut「カットゥ」(切る)
write「ライト」→writ「リットゥ」(令状)
などは、eを取っただけで、別の意味の単語になります。。

なお、これらのルールは動詞のingのつけ方にも影響しています。
sitにingをつけるとsittingのようにtを重ねるのですが、
これは重ねないでsitingとしてしまうと、「サイティング」のように発音してしまうからです。sitingのもとの形はsiteですので、iがアルファベット読みになってしまいます。
sittingではtを重ねることでiを「イ」と読むようにしています。
※siting「用地決め」


本当に10倍楽になるかはわかりませんが、10回書かなくて済むと考えると、10倍楽になるといえるかもしれませんね。




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