城南コベッツ綾瀬中央教室

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綾瀬中央教室のメッセージ

2026.01.17

3学期が始まり、あと1か月ほどで学年末テストを迎えます。それが終われば、いよいよ中3になる準備を始めたいところです。

そこで、受験生になるにあたり、今から準備すべきことをいくつかご紹介します。
テストが終わってからゆっくり考えて、3年の1学期から動く、というのでなく、
気持ちの整理も含めて今のうちから、予定を立てておくのがよいと思います。

まさに「受験生0学期」の準備事項をご紹介します。

1.目標を「さがす」

受験生としていろいろ勉強してくことにはなるものの、目標があるのとないのとでは、
その結果が大きく変わります。志望校というものをいよいよ真剣に考える時期です。

もちろん、今この時期に完全に決めるということでなく、
まずは、どんな高校に行きたいか、というところからスタートして、
いろいろ調べてみることが大切です。

現時点で行きたい高校を探す、となるとまずはどのような見方でもよいと思います。
例えばまずは
「近いところ」
からはじめてもよいでしょう。とはいえ、「近い」といっても考え方がそれぞれ考え方が異なると思いますが、例えば30分以内で行けるところにどんな高校があるのか、
そしてその学校がどのようなところかを調べてみるとよいと思います。

また、部活動で探す人も多いと思います。○○部が強いところ、やや特殊なものであれば、
○○部があるところ、などの探し方をする人も多いです。
部活動の実績については、ホームページなどで、○○部関東大会出場、などと書いてあることも多いので、調べやすいでしょうし、
弓道のように、設置の有無だけで言えば、受験情報誌などで一覧になっているので、
参考にされるとよいと思います。

そして、何より難易度、偏差値から考えることも多いと思います。
ただし、今の自分で入れるところ、という探し方をする必要はまだありません。受験まであと1年ありますので、○○高校に入るためにはどのくらいの成績が必要なのか、ということを把握して、それに向けて何をすべきかということを考えていけばよいと思います。


2.入試制度を知る

興味のある高校を見つけたら、上の項目でも書いたように、どのくらいの成績でそこに行けるのか、ということになりますが、そのためには入試制度を詳しく知っておくことが大切です。ここでは詳細の制度の説明は避けますが、例えば、公立高校を受験するのであれば、内申(学校の成績)と本番の入試点が必要ですが、これらを何:何で合否を決めるのか、は学校によって異なるので、こういった制度の詳細の把握は大切です。また、一部の高校では5科目の入試以外に必要なものがありますので、そういったこともできれば早くから調べておくとよいでしょう。


3.現状を知る

興味のある学校に必要な成績に対して、自分の成績、学力が足りているのか、不足してしまっているのか、を知ることが大切です。この時仮に不足しているのであれば、具体的にどのくらい足りないのかを模試の受験などで確認したいところです。模試というとなかなか足が遠い人も少なくありませんが、いよいよ中3生になりますので、現状を知り、この先どんな勉強をしていくべきかを、きちんと整理することが大切です。

模試を受験すると同じ高校を志望した生徒さんの中での順位もわかりますので、ご本人の中で危機感や、勉強への意識が高まることがあります。特に模試をこれまでに受けたことのない方は、3月の模試などを受験されることをお勧めします。


4.英語・数学の復習、苦手個所の克服

積み上げ強化である英語数学は中3になりますます難しくなります。ですから、今のうちに苦手なところを克服しておくというのは、想像に難しくありません。

ただ、この先中3で成績を上げていくとなったときに、以下の内容に苦手がある人は、学年末が終わった後に、早めに練習した方がいいことがあります。

■暗算

中3の数学は式の展開、因数分解、平方根の計算と計算単元が続きますが、この時ちょっとした暗算が苦手だと、これらの単元で非常に苦戦します。

暗算は、筆算をすれば、あえて暗算しなくても何とかなってしまうので、小学校での暗算練習が不足のまま中学生になり、中3まで来てしまう生徒さんは少なくありません。定期テストで8割程度をそこまで苦でなく取れる生徒さんでも、2桁の引き算を筆算する、というのは非常に多くみられます。

しかし、中3の計算は瞬発力が問われるため、暗算ができないと、それぞれに必要以上に時間がかかってしまいます。中3の1学期のテストで時間が足りない、となってしまうのは、暗算力の不足が原因です。

今ではスマートフォンなどのアプリで楽しく練習できるものもたくさんあるので、練習しておくとかなり違います。なお、中学生がひとたびしっかり練習すると1か月ほどで計算が早くなることも多いので、ぜひやっておきたいところです。

■単語暗記

ここでいう、単語暗記、というのは、不規則動詞を覚える、月の名前を覚える、ということでなく(こういった基本動詞を覚えるのも大切ですが)、そもそもの単語暗記のやり方のことです。授業中に単語暗記の練習をしてもらうと、ただ単にたくさん単語を書いて覚えるという人がいます。書いて覚えるということに一定の意味はありますが、多くの場合、いたずらに時間だけが経過し、頑張ったのに全然覚えられていない、ということがあります。

英語は言葉なので、基本的には発音をしっかり覚え、それを書けるようにするという練習が効率的ですが、こういった、単語暗記のスタイルを今のうちに見つけたいところです。


これを前提として、中3で必要になるということを踏まえて、最低限身につけたいのは、

<英語>
・一般動詞、be動詞の使い分けなどの中1英語の基本文法
・不規則動詞(最近またはこれから習う過去分詞まで)
・助動詞、接続詞など文を訳すうえで重要になる単語
<数学>
・正負の数の計算ルール
・文字式の計算
・1次方程式、連立方程式

ということになるかと思います。

すでにある程度英語や数学ができるという人であれば、書店等にて「中1・中2の復習」といった問題集を1冊やるのがおすすめです。忘れている個所を確認できるのと同時に、1冊やり切って頑張った、というように意識も高まります。



受験を有利に進めていくのは、やはり早くから動いていくということにつきます。ただし、自分でできることもあれば、出来ないこと、やりにくいこともあるかと思います。そのようなときに塾をどう利用するか、ということを考える時期かとも思いますので、何お困りのことがあれば、学習相談なども承りますので、お気軽にご連絡ください。


綾瀬市の個別指導塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室

<お知らせ>
当教室では無料体験を2回まで無料で随時お受けいただけます。お申し込みの際は「事前カウンセリング」として、お子様の学習状況や進め方などを事前にお伺いしてからお受けいただきます。

中学生は城山中、綾北中の皆様を中心に、学校の進度の先取り、学校の授業の補習、受験対策、英検対策など承っておりますので、ご希望などをお知らせください。

2026.01.10

去年も行ったのですが、神奈川県の理科の入試問題は、問1~問4が物理、化学、生物、地学の小問集合、問5~問8が物理、化学、生物、地学の大問となっています。このうち後半の問5~問8は、たとえば、問8の地学で言えば、ある年が天体(中3)、その次の年が天気(中2)、などのように、必ずしも決まった規則ではないものの、それぞれその分野のどの学年の内容が出題されるかが入れ替わっています。ですので、多くの場合、例えば問8が天体だった年は翌年も天体というのは少ないわけです。(まったくあり得ないわけではありません)

そこで、この問5~問8の予想をして、最後の1点をとりに行こうではないか、というのかこの予想の意味です。もちろん外れることもありますし、当たることもあります。最後の最後は「運も味方のうち」ということで、特に理科が苦手な生徒には最後にここだけはチェックしておくように、という話をしています。

ということで、今年の予想は以下の通りです。
問5 音・力
 主に中1の範囲からの出題となるかもしれませんが、力の単元は中3の内容も影響するので融合も考えられます。
 大穴として、光の大問が考えられますが、問5に光が出題されたのは2014年から2025年までで、2022年の1回のみです。これをどうとるかは皆さんにゆだねたいと思います。


問6 電気分解、酸化・還元
 イオンとの融合が考えられますが、2024年がイオンですので、単独での出題も考えられます。主に中2内容からの出題という予想です。計算問題の出題も考えられます。
 なお、化学は中1~中3まで知識がそれぞれ関連しているので、学年をまたいだ出題はよく見られます。
 

問7 植物(光合成・蒸散など)
 3年前にこの範囲から出題されていますので、違う範囲となる場合には、中3の食物連鎖や生態系に関する問題も十分に可能性があります。蒸散量の計算問題はあまりに有名ですので、しっかり対策したいところです。

問8 天体
 昨年が天体の可能性が高いと思っていましたが、出ませんでした。4年前に天体が出題されて以来になるので、98%天体からの出題かと思われます。問8は一番わかりやすく周期的になっているので、今年の受験生は天体はしっかりやっておくべきです。月や金星の満ち欠けからの出題可能性が高いと思っています。


なお、昨年は問7のヨウ素液、ベネジクト液の反応関連からの出題予想が当たりました。この問題も神奈川では何年かに一度出題される問題になっています。


さて、今年はどうなるでしょうか。
残り38日、皆さんの頑張りに期待です。

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2025.12.20

新中1になる皆さんが今の時期に準備をしておいた方がよいことをご紹介します。
今回は英語です。

※数学編はこちら→小6から中1へ 今この時期にやっておきたいこと【数学編】

英語は中学校に入る前、および入ってしばらくの間、学校の授業が本格化する前に以下のことをやっておきたいところです。
  • アルファベットをスムーズにかけるようにする
  • 英単語を覚えられるようにする
  • 単語の読み方を理解する
  • (可能なら)一般動詞とbe動詞の文の基本的な文の作り方を「理解」しておく

一つ一つ見ていきましょう。

1.アルファベットをスムーズにかけるようにする

小学生の時のときに、どれだけ書く機会があったかは現状では学校にもよる印象ですが、実際に新中1の生徒さんたちにアルファベットを書いてもらうと小文字がスムーズでないことが多々あります。bとd、pとqの向きなどを迷っているうちは今後単語を覚えるのに苦労してしまいますので、何の迷いもなくアルファベットを書けるようにしておくことが大切です。


2.英単語を覚えられるようにする

中学校に入ると「単語テスト」というものがあったり、定期テストで英作文などを求められます。中1の半ばになれば、さほど長くないものの「長文」問題も出題されますので、語彙力が大切になります。そうなると単語を覚えるという作業が入ってくることになりますが、慣れないうちは英単語を覚えるのに非常に時間がかかります。ですので、少しでも早く「英単語」を覚えるということを習慣づけることが大切です。

ここで、英単語の暗記についてですが、漢字を覚えるように何回も書くという作業は、個人的にはあまり必要ないと思っています。1に記載したアルファベットを書くことそのものに不安がある間は当然効果的です。しかし、すでにアルファベットが書けていたり、練習して書けるようになった場合は、まず読み方を覚え、読み方から単語をかけるようにするという練習をすることが大切です。それでも書けない単語を書いて練習するというようにすると負荷が減り、多くの単語を覚えられるようになるのですが、こうしたことを練習し、単語を覚える能力を身につけていくことが大切です。この数か月でできるようになるものでもないのですが、単語暗記という作業をしたことない場合は、今のうちから始めておくとよいでしょう。


3.単語の読み方を理解する
 
上記の単語暗記とも関連しますが、単語をある程度読めるようになると、逆に発音から単語をかけるようになります。これをいつできるようになるかが今後の英語学習のポイントになってきます。細かいことを覚えるには時間がかかりますが、まずこの期間にできることとしては、「フォニックス」と呼ばれる、アルファベットの単語内での読み方を練習しておくことです。たとえば、

aはアルファベットとしては「エイ」ですが、単語内では「ア」と読む
(例外もありますが)

というものです。こうした練習をしておくと、例えば、

b「ブ」a「ア」n「ン」k「ク」 →bank「バンク」

となるので、発音の「バンク」を覚えられれば、bankと書くのには時間はかかりません。
上記に書いたように、単語を何回も書いて覚えなくてよいというのはこうした理由です。

ここで、このフォニックスを覚えるのにはローマ字が役立ちます。ローマ字が書けない場合は練習しておくのよいでしょう。

そして、英単語は実際に発音をしながら覚えることが、暗記効率を上げます。この時いわゆる「日本語発音」よりもできるだけ正しい発音で覚えたほうが覚えやすくなります。フォニックスでkは「ク」と発音しますが、これは有声音(ku)でなく、無声音(k)です。この違いを意識しながら練習することが大切です。

なお、余力があれば、thやsh、ch、などの子音字が重なる場合の読み方や、ar,ir,ur,er,orなどの「アー」の違い、そして「silent-e(サイレントe)」などについてまで整理できるとよいのですが、これらはすぐに身につくものではないので、今後これらを意識して単語練習をしていくとよい、ということを把握されておくとよいと思います。


4.(可能なら)一般動詞とbe動詞の文の基本的な文の作り方を「理解」しておく

小学校では文法学習はしていませんが、実は現中1の後半の内容くらいまでの文章は扱っています。ですので、本来はこれまで学習した表現が、「なぜそのようになるのか」ということを学んでいくというのが中1の位置づけです。ですので、中1のはじめはbe動詞の文と一般動詞の文を並列して学習します。

これが、中1英語が今大変な理由です。

be動詞の文と一般動詞の文は文の作り方が違うので、始めて文法学習をする生徒たちには非常に難しくうつります。どこまでこれらの文章が自然な形で頭に入っているかによるのですが、多くの場合、このふたつが混乱しやすいのです。ですので、いまのうちに、それぞれを練習しておくと入学後スムーズにいくと思います。中2、中3と進学してもここの部分が整理できていないがために英語が苦手になるというところですが、これを中1のLesson1で学習しますので、できれば予習しておいて授業に臨むのがよいと思います。



英語、数学とご紹介いたしました。これからご通塾をご検討の方は、体験授業を通して、ご紹介した内容をお受けいただくこともできますので、お気軽にご連絡ください。


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2025.12.19

もうすぐ小学校を卒業する小6生が、これから中学生になるに向けて、学習面で準備しておいた方がよい内容を数学と英語についてご紹介します。

今回は数学です。

知識面で学習しておいた方がよいのが2点です。
  • 正負の数の四則のルールを把握しておく
  • 速さ、割合、図形の復習をしておく
一つ一つ見ていきましょう。

1. 正負の数の四則のルールを把握しておく

算数と数学での大きな違いが、負の数を扱うようになることです。したがって新たなルールを身につけなければいけませんが、これをしっかり練習しない状態で進んでしまうと、数学がずっと苦手という状態が続いてしまいます。ですので、最低限四則のルールの違いをしっかり身につけておく状態で学校で学習できると、順調に学習が進むと思います。

今まで計算ミスが多かった人にとっては、符号のチェックもしなければいけないという点では、より負担がかかることになります。符号の処理については当たり前にできる状態を作っておくことが理想です。

数値を単純化した(一桁の整数、など)問題で正負の数の四則をランダムに出題されて、100問を200秒程度でできるように練習しておくことをお勧めします。

数学が苦手な人の学習の特徴として、練習が足りないということがあげられます。やり方がわかっても、時間がかかるのでは、それは完全に身についた状態ではありません。スムーズにできるまでトレーニングを繰り返すことが大切です。


2. 速さ、割合、図形の復習をしておく

これらは、算数の主要単元ですが、これらは当然中学校になっても出てきます。基本問題レベルで大丈夫ですが、これらの問題をやり方を意識して式を作れるようにしておくことが今後重要になってきます。

以下の問題を例にして、いかにやり方が大切かを考えてみましょう。

1. 時速60kmで240km進むと何分かかるか。

2. 時速akmでykm進むと何分かかるか。

上の問題は数値が易しいので4時間というところから、240分というのは比較的求められる子が多いです。
しかし、下の問題を60y/a(分)であることをすぐに求めるというのは、算数が苦手な生徒さんにとっては比較的難しいと思われます。

これは以下のような理由になります。
1の問題で、時速60kmと240kmとありますが、「60」「240」という数値の「イメージ」で4というのは比較的「ひらめき」やすいのです。
そして4時間が240分という変形も、特にやり方を意識せずに240分と答えられることは多いかと思います。

ところが、2の問題は、まず時間を出すために「距離÷速さ」をする、それが「時間」になっているので「分」に直すために×60をする、ということをしっかりと考えて解く必要があります。

数値ですとイメージしやすいですが、文字になると難しくなりますので、それぞれの問題できちんと考え方ややり方を意識して問題を解くことができるかが重要です。

文字式は正負の数の後に学習しますが、上記の2のような問題をここで扱いますので、それまでに、速さや割合、図形をしっかり復習しておくとよいと思います。



中学校の授業は4月の中旬以降本格化していきます。それまでに予習と復習をバランスよく進めておくことが大切です。



今後の学習ついてのご相談がありましたら遠慮なくご連絡ください。
無料体験授業も可能です。2回まで無料ですので、現在の学力測定も兼ねてぜひご受講ください。



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2025.09.23

4回目の今回は、数学についてになりますが、問題集に掲載されている問題の数値を変えて、適切な問題を作る、という話です。

ただし、ただ単に数値を変えるだけというのではいけません。なぜなら、数値によっては計算しにくい数値になってしまいますし、文章題では、答えが整数になるようにする必要もおおいので、これらを踏まえた問題にする必要があるからです。

例を見てみましょう。

例えば、
1個■円のりんごと1個△円のみかんをあわせて○個かい、全部で★円を払った。りんごとみかんはそれぞれ何個ずつ買ったでしょう。

のような、中1の1次方程式の文章題があったとします。
このとき、それぞれの数値を「適当」に作ってしまうと、どこかでつじつまが合わなくなってしまいます。

もし、
「1個50円のりんごと1個100円のみかんをあわせて10個かい、全部で400円を払った。」
としてしまうと、実はこれはあり得ないことがわかります。
なぜなら10個すべてがりんごだとしても500円になりますので、400円になることはありえないからです。

また、
「1個50円のりんごと1個100円のみかんをあわせて10個かい、全部で630円を払った。」
としてしまうと、みかんは計算上2.6個ということになってしまい、問題としては適していません。

実はこの問題はつるかめ算といって、中学受験では有名な問題ですが、この「つるかめ算」の原理を知っていると問題の数値を作りやすくなります。

詳細な説明は避けますが、この問題では、仮にりんごとみかんを上記の例のように50円と100円として、合計が10個の場合、金額の合計は500円と1000円の間にしないといけないのですが、それだけでなく、この設定では合計金額は550円、600円などの50円刻みならば整数で答えが出ます。

なぜ50円刻みになるのかがつるかめ算のポイントにはなるのですが、こういったことを意識して問題を作る必要があるので、実はこの作業はかなり大変な作業になります。

ですが、こうした問題を作れるようになると、1つの問題に対してじっくり考えることになるので、理解がかなり深まります。

図形問題でも、やや複雑な問題になると答えが整数になるようにするのは、割と大変です。ここでは図形の例が書けませんが、始めは慣れていないと答えが2桁分の2桁などになってしまい、かなり試行錯誤したことがあります。実は適切な数値にするために、何度も方程式を解き、答えが整数になるパターンを探すことになるので、非常に時間がかかります。ただし、この過程で独自の公式を作ることもできたりしますから、数学が好きな人にはお勧めです。

この作業は簡単なものではないのですが、数学をより深めていきたい場合には非常に効果的かと思います。一度やってみると大変さが実感できると思いますが、もしこの作業を楽しいと思えるなら、ぜひいろいろな問題でやってみるとどんどん数学力が上がっていくと思います。




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2025.07.29

3回目の今回は、問題集の利用の仕方です。

初回の記事で繰り返しが大切ということを書きましたが、せっかく繰り返すからには、その成果を一目でわかりやすくするのがおすすめです。

例えば本を1冊できるようにしていくとします。この時、問題ごとに正解できたか、間違えてしまったかを、問題番号の横あたりに○や×で書いていきます。
そして2回目になると、いろいろなことが起こります。

まず、前回正解できていたものが、また正解できれば、一定の理解ができていると思えるかと思います。ですが、前回正解できていても、2回目に間違えてしまったとなれば、前回の正解が偶然であった可能性もあります。2回目を解き始める際に、前回あっていたのに間違えたらどうしようという意識が働くこともあり、正直、2回目くらいで、前回あっていたから、解かなくてもよい、とするのはもったいないとおもいます。

次に、前回不正解だったものが正解できた、ということも当然あると思います。こうなると、前回の頑張りが生かされたということになりますが、この経験が増えてくるとだんだんと勉強が楽しくなるはずです。

前回不正解でまた不正解ということも十分考えられるはずです。これは3回目の時に、当然正解したい問題にはなりますが、連続で間違えたとなれば、基本的にはこれはあなたの弱点ということになり、これを強化すべし、ということがわかります。

3回目になってくると、また新しい発見があります。1回目、2回目で正解した問題を間違えてしまうということも当然考えられるわけです。この時の理由は非常に大切かと思います。問題に慣れてきて深く考えなかったということもあるでしょうし、当然前にも書いたように、その2回が偶然だったということもあります。実は知識が深まったことで、考えすぎてしまい、逆に間違える、ということも少なくありません。こうした分析はしっかりしたいところです。

逆に3回目でようやく正解できる問題も増えてくるはずです。前2回間違えた問題を解く際には、非常に慎重に問題を解くことも多いので、正解できれば、うれしくなりますし、逆に不正解となるとこれはかなり気持ち的にダメージがありますが、正直ダメージを受けるとなれば、本気で勉強している証拠なので、良い一面もありますので、4回目にぜひつなげたいところです。

3回連続で正解した問題はこれはかなりの理解度です。そこは得意なところ、という認識もできるでしょう。この時4回目でこれらの問題をまた扱うのか、というのは、問題の種類や扱っている問題集にもよるかと思います。

なお、英単語帳の暗記の際にも、覚えらていない単語にチェックをするのがお勧めですが、これも2回目、3回目、、、、、10回目となったときにその都度×などを付けるのがおすすめです。何度も×がついている単語はあなたの「敵」です。どうしても覚えられないものは当然ありますが、今度これを覚えるためには、これらの「敵」だけをまとめて別のノートに書くなどをすると覚えられることがあります。



いかがでしょうか。ただ問題を繰り返して解くというのでなく、その成果を確認しながら進めれば、学習そのものが楽しくなります。ちょっとした視覚化をすることで効率が上がりますので、ぜひ参考にしてみてください。



2025.07.10

今回のテーマは、「何が出題されるかを知る」です。

これは、具体的なテストの点数をあげる方法ということになりますが、いくら勉強時間をとっても、自分の練習したものがテストに出なければ、残念ながら点数にはつながりません。

ですから、テスト対策、検定対策、入試対策などの場合は、何が出題されるか、ということを知る必要があります。

少し具体的に見ていきましょう。

例えば、中2の理科で「化学変化」が試験範囲になったとします。この時出題される可能性が高いのが、

・炭酸水素ナトリウムの熱分解
・水の電気分解
・硫化鉄の実験
・銅と酸素、マグネシウムと酸素の反応する比に関連した計算問題

などです。さらに炭酸水素ナトリウムの熱分解の問題では、

・反応前と反応後の物質の区別の仕方
・反応によって出てきた液体(水ですが)を確かめるための方法、色の変化
・実験場の注意2つ
・化学反応式

のいくつか、またはすべてが出題されます。

このように、中学生の理科では、この単元が出題されるならこの問題が出る、というのがありますが、この出題される問題、いいかえれば、「問われ方」を覚えることが大切です。

数学の例も見ていきましょう。

「2次関数」(中3)が試験範囲になるとします。この時出題可能性の高いものは以下のものです。

・2次関数の式を求める問題、対応するx、yを求める問題
・変化の割合に関する問題
・変域に関する問題
・グラフの交点やそれに伴った座標平面内の面積などを求める問題
・点や図形の移動の問題

などがあげられます。このうち、「変化の割合に関する問題」「変域に関する問題」は神奈川県の入試にも出題されることが多いため、テストにおいても出題される可能性は極めて100%に近いです。

こういったように、出るものがある程度わかっていれば、効率よく勉強もできますし、頑張ったことが結果として出やすいので、今後の意欲も上がってきます。目の前のワークの問題を解けるようにするだけでなく、どういう問題が出題されるのか、という視点で勉強を進めていくことが大切です。


では、これらの「よく出る問題」はどのようにして知ることができるでしょうか。

皆さん自身がやりやすいのは、複数の問題集を見る、解くことです。
「問題集」というのは、定期テストや入試の過去問を確認し、それに合わせて作られているため、基本的に重要問題というのは、どの問題集にも載っていることが多いです。
さらに学校の教科書の例題や章末問題などとの重複があるようであれば、それが「テストに出る問題」である可能性が高いかと思います。

学習塾ではこうした「よく出る問題」を中心に指導しながら、実際のテストで出題される、いわゆる応用問題への取り組み方を練習できますし、個別指導であれば、生徒さん個人個人に合わせた内容や指導法で進めることができますので、より効率よく勉強できるということにはなるかと思います。

もちろん、学習が進んでいけば、広く深く知識をつけていくことになりますので、テストのためでない知識をつけていくということにはなりますが、勉強は多くの人にとっては苦しいものなので、まずは頑張ったことがそのまま数値(結果)として身につくような勉強していくのがおすすめです。その結果、意欲が上がり、特定の教科や知識を追究できれば理想的かと思います。

2025.07.01

勉強をしていると、思うように点数が上がらない、という時期がだれしも一度や二度あるかと思います。そこで、数回にわたって、点数をあげるための勉強法を紹介してまいります。

今回は、繰り返しの大切さについて触れていきます。

ものすごく当たり前のことのようですが、これがなかなか難しいのが正直なところです。実際のところ、何かを覚えるために、何回も繰り返し練習した、という話は、なかなか中学生から聞くことは少ないのが実情です。中3の受験前になるとこういったことができてくるものですが、中1や中2となると、やはり難しいようです。塾でも宿題を出しますが、やってはきたものの、それで終わってしまっているということが少なくありません。

ですが、これが「勉強はしているのに」「宿題はちゃんとやっているのに」と悩んでしまう原因の一つです。せっかく勉強するなら、できるようになるまで練習するという姿勢がやはり必要です。

授業をしていると、生徒の皆さんからよく聞くセリフがあります。

「これ、苦手です。」

このセリフを聞くと私は少し心配してしまいます。というのも、学年が上がってくると、一度やっただけではすぐに理解できないものが増えてくるため、どうしても苦手と思ってしまうことがあります。そう思ってしまうことは仕方のないことではありますが、これを言ってしまうことで、できないことを正当化してしまい、それを練習しないことにつながってしまうことがあります。この典型例が、

暗算です。

数学の苦手な生徒さんの多くに、暗算が苦手なケースがみられます。簡単な足し算や引き算でさえ、筆算してしまい、必要以上に時間がかかってしまうのですが、特に引き算については、小学生の頃に苦手な状態のまま中学生になってしまい、その結果、計算問題が苦手ということにつながることが非常に多いです。

暗算しなくても筆算してしまえば答えは出せるので、わざわざ暗算練習をする必要性がなくなく、結果、暗算は「苦手」と本人の中で確定してしまいます。これが、「苦手だからしょうがない」となってしまい、以降練習をしなくなってしまうということになってしまいます。筆算した方が安心だから、と言ってしまうことすらあり、まさにできないことを「正当化」してしまうわけです。

英単語の暗記についても同様のことが起こります。

英単語の暗記が苦手、というのはほとんどの生徒さんが言うセリフですが、これは高校生にもよく見られます。大量にあるうえ、英単語は同じような綴りのものも多いので、どうしてもこのように思ってしまいがちです。多くの場合、少し暗記してわすれて、また暗記してまた忘れてを繰り返すのち、このように結論付けてしまうのだと思います。

ですが、このどちらにも言えるのは、

できるようになるまでやらなかった

ということになってしまうかと思います。元も子もないのですが、辛抱強く練習するという経験がないとこのようになってしまうのが実際のところです。

ただし、少し注意があります。ただ「辛抱強く」といっても、できないことをただくりかえしても、できるようにはなりにくいので、ある程度の「方法論」が必要です。

足し算や引き算の暗算について言えば、繰り上がり、繰り下がりを考える際のコツがありますし、英単語の暗記について言えば、大量の単語を覚えるのならば、自分に合う、暗記を行う周期や個数をみつけることが必要ですし、発音しながら覚えることも大切です。

そのうえで、できるようになるまで徹底的に繰り返す、というのが学力の向上には不可欠です。暗算や単語暗記だけにとどまらず、何事もできるようになるためには、徹底した繰り返しが必要です。

少し手前みそになりますが、私は英語資格をいくつか受けていますが、その過程においては、単語帳は1冊につき5周から10周回しています。文法問題集なども同様です。ある時は1000問の文法問題集を1週間で1周、5週間程度行ったものです。

そして、繰り返しの先には得られるものがあります。何かを極めると、その知識を応用できるようになります。基本的には学習は既知から未知へとつなげるものですが、既知のものが完璧ならば、未知のものの中に既知のものを発見することができるようになります。特に数学はこの傾向が強いので、ぜひ頑張ってみてほしいと思います。

ちなみに英語の単語は集中して単語力を上げると長文を読めるようになるため、受験期などに500個、1000個など頑張って覚えると、成長を実感してよりやる気がわいてくるということにつながります。

皆さんにもぜひ、繰り返しの先の世界を見てほしいと思います。



2025.05.10

英単語の暗記に苦労する人は多いですが、高校生になると、単語暗記の量が一気に増えるため、余計に覚えられないということが増えてきます。

よく言われることとして、文の中で使って覚えた方がよいというのがありますが、受験生になってくると長文問題を扱う機会が多いのでだんだん覚えるということもありますが、学年が低いうちは文法学習の方が多くなるため、なかなか文の中で出会わないということも少なくありません。

ですが、その言葉が実は身近で使われている単語であることがわかると、記憶として残りやすいということはあると思います。

有名なものは、retrieveですが、これは「取り戻す・回収する」という意味があります。自分自身も単に機械的に覚えていた時は気づいていませんでしたが、これが、犬の「ゴールデンレトリーバー」に由来している、ということを知ってからは、もう忘れない単語となりました。

もともとゴールデンレトリーバーは、狩猟犬として改良されたもので、猟師が撃ち落とした獲物を「回収する」ところから来ています。

ですので、自分の覚えた単語がどのような場面で使われているかを知ることは語学学習ではやはり大切なのです。

そこで今回はこういったものをいくつか挙げていきます。無機質に覚えていた単語が一転、自分の使える単語やなじみのある単語になるのを楽しんでもらえればと思います。

・conceal 「隠す」

コンシーラーという化粧品がありますが、これは「concealer」。まさに隠すものなわけです。これは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

・peel 「皮をむく」

台所にピーラーがある家は多いでしょう。「peeler」、皮をむくものですね。これも有名ですね。

・aesthetic「美的な」

英単語の暗記をする際に、音を伴わないで覚える人がどうしても多いのですが、この単語はそれがもったいないと思わせるものの代表格です。読み方をカタカナで書くなら「エステティック」。そう、あの「エステ」です。ローマ字読みをしようとして「アエステティック」のように読んではいけません。また、この単語の綴りが「ae」から始まっていますが、これは綴りを間違えたわけではありません。現代の英単語には少ない綴り方ですが、これはaeが背中合わせにくっついている文字(ラテン文字のひとつ)を使っていたことに由来します。この由来を覚えておくと、綴りも間違えにくいでしょう。


次に、数学でも単語帳に見られる英語がありますので、一部ご紹介します。

・Union「統合、結合」 → 数学では和集合の記号「∪」の由来

この単語の動詞形は「unite」で、アメリカ合衆国の正式名称「the United States of America」から覚えている人は少なくないと思います。
この「Union」は「または」の記号である「∪」の由来になっています。「カップ」と読むことの多いこの記号ですが、これは見た目からそう読まれています。

なお、この記号を学習する際は「∩」も学習しますが、「∪」は「または」で「∩」が「かつ」です。高1でこれを学習する際、始めはどちらがどっちかなどと迷ってしまうことがありますが、「Union」の意味と合わせて覚える良いかもしれません。ちなみに、積集合(かつ)は「Intersection」ですが、「∩」の記号は「∪」との対比で使われるようなったとのことです。

・complement 「補うもの、補完物」 → 数学では「補集合」 

数学の「補集合」というと集合Aに対してAではないものという意味になりますが、このときの補集合のことを英語ではcomplementといい、高校ではAの上に線を引く記号となりますが、大学数学などではAの右上に小さくCと書くこともあります。このCがcomplement のCです。

実は英語には「complement 」「compliment」という受験生を悩ませる有名な似た単語があます。前者は「補完物」後者は「ほめる(動詞)、ほめ言葉(名詞)」となっています。eとiが違うだけなので、非常に覚えにくいもので、補集合の話を知っているからと言って、この区別ができるというものではないのですが、少なくとも補集合の話の時に、この2単語が頭に浮かべば、少し覚えやすくなるのではないでしょうか。

なお、英語の5文型で学習する「C」という記号、これは「補語」を表しますが、もちろんこの「Complement」です。数学の補集合と英語の「補語」、こんなところで実はつながっていました。

ちなみに、complementは語源的に「complete」(完成する)から来ているそうです。「補う」「完成する」、日本語で考えても関連しそうです。ここからcomplementはeの方だ、と理解するのがよいかもしれません。

次はニュースの英語から。

・tariff 「関税」

英語のニュースを聞くと、聞かない日はないのではないかというくらい、最近(2025年5月現在)はよく聞く言葉になりました。中学生、高校生が英語でニュースを聞くとなると大変かもしれませんが、アメリカの政策の影響ですので、英語のニュースでは連日登場しています。日々のニュースも大切な知識の源です。

なお、「相互関税」は「reciprocal tariff」といいますが、おかげで「reciprocal」(相互の)という単語が自分には完全に忘れない単語になりました。この単語は英検1級などで登場します。

・Pope「ローマ教皇」

こちらもこの記事を書いているときに、新ローマ教皇のニュースが多く扱われていたのでご紹介してみました。入試で使われる単語ではないので、知らない人も多いかもしれませんが、教養として知っていてもよいと思います。

・unanimous「全員一致の」

これは少し前ですが、2024年のメジャーリーグのMVPは、ナショナルリーグ、アメリカンリーグともに満場一致でMVPがきまりましたが、その時に使われていたのがこの単語です。インターネットのある動画のサムネイルに大きく「UNANIMOUS」と出ていたのが印象的でした。
この単語は少し難しい単語で、英検準1級用の単語帳に掲載されています。



英単語学習はどうしてもたくさんを覚える必要があるので、一つ一つを掘り下げることは、高校生などでは少ないと思いますが、気になった言葉などがあれば、どこで使われているかやその背景にあるものを知ることで、忘れにくい単語、自分で使える単語となります。将来的に英語自体を使えるようにする、という点ではこうしたことをしながら、楽しんで覚えてみてもらえればと思います。

2025.02.04

神奈川県の高校入試の理科の問題は、基本的には全範囲から出題はされますが、後半4つの大問は特定の単元からの出題となっており、例えば物理であれば、ある年は電流、ある年は仕事、というように出題されています。
毎年これを予想するのが恒例になっていますが、ある程度周期的になっているので、比較的予想は的中することがあります。

ですので、理科が苦手な生徒については、最後の1点をとるためにということで集中的にやってもらうことがあります。

もちろん当たらないこともありますし、当たったからと言って、必ず特定の問題が出るとも限りませんが、お守り代わりにということで、やっておいてもいいとは思っています。

ということで、ここで予想をご紹介します。なお、問5が物理、問6が化学、問7が生物、問8が地学となっています。

問5:仕事・力・エネルギー関連
 個人的には浮力の問題がそろそろ狙われそうかと思っています。

問6:電気分解・化学変化
 化学は中1から中3の内容を融合しやすいのですが、中2の範囲の化学が中心になるのではと考えています。

問7:人体・消化関連
 ベネジクト液・ヨウ素液の問題が周期的に出題されますが、果たして。

問8:天体
 問8が一番各単元が周期的に出題されているようなので、天体の出題可能性が高いように思います。