城南コベッツ綾瀬中央教室

Tel:0467-79-5120

  • 〒252-1127 神奈川県綾瀬市早川城山5丁目2-18 1階
  • 小田急・相鉄・JR海老名駅より相鉄バス「嫁ヶ久保」バス停 徒歩3分

受付時間:14:00~22:00/日祝休

  • 1対2個別指導
  • オンライン個別指導
  • 城南予備校オンライン
  • 総合型・学校推薦型選抜対策(推薦ラボ)
  • ジュニア個別指導
  • 英語検定試験対策
  • 定期テスト対策
  • 大学入試一般選抜対策
  • 高校入試対策
  • 中学受験対策

2025.07.01

勉強をしていると、思うように点数が上がらない、という時期がだれしも一度や二度あるかと思います。そこで、数回にわたって、点数をあげるための勉強法を紹介してまいります。

今回は、繰り返しの大切さについて触れていきます。

ものすごく当たり前のことのようですが、これがなかなか難しいのが正直なところです。実際のところ、何かを覚えるために、何回も繰り返し練習した、という話は、なかなか中学生から聞くことは少ないのが実情です。中3の受験前になるとこういったことができてくるものですが、中1や中2となると、やはり難しいようです。塾でも宿題を出しますが、やってはきたものの、それで終わってしまっているということが少なくありません。

ですが、これが「勉強はしているのに」「宿題はちゃんとやっているのに」と悩んでしまう原因の一つです。せっかく勉強するなら、できるようになるまで練習するという姿勢がやはり必要です。

授業をしていると、生徒の皆さんからよく聞くセリフがあります。

「これ、苦手です。」

このセリフを聞くと私は少し心配してしまいます。というのも、学年が上がってくると、一度やっただけではすぐに理解できないものが増えてくるため、どうしても苦手と思ってしまうことがあります。そう思ってしまうことは仕方のないことではありますが、これを言ってしまうことで、できないことを正当化してしまい、それを練習しないことにつながってしまうことがあります。この典型例が、

暗算です。

数学の苦手な生徒さんの多くに、暗算が苦手なケースがみられます。簡単な足し算や引き算でさえ、筆算してしまい、必要以上に時間がかかってしまうのですが、特に引き算については、小学生の頃に苦手な状態のまま中学生になってしまい、その結果、計算問題が苦手ということにつながることが非常に多いです。

暗算しなくても筆算してしまえば答えは出せるので、わざわざ暗算練習をする必要性がなくなく、結果、暗算は「苦手」と本人の中で確定してしまいます。これが、「苦手だからしょうがない」となってしまい、以降練習をしなくなってしまうということになってしまいます。筆算した方が安心だから、と言ってしまうことすらあり、まさにできないことを「正当化」してしまうわけです。

英単語の暗記についても同様のことが起こります。

英単語の暗記が苦手、というのはほとんどの生徒さんが言うセリフですが、これは高校生にもよく見られます。大量にあるうえ、英単語は同じような綴りのものも多いので、どうしてもこのように思ってしまいがちです。多くの場合、少し暗記してわすれて、また暗記してまた忘れてを繰り返すのち、このように結論付けてしまうのだと思います。

ですが、このどちらにも言えるのは、

できるようになるまでやらなかった

ということになってしまうかと思います。元も子もないのですが、辛抱強く練習するという経験がないとこのようになってしまうのが実際のところです。

ただし、少し注意があります。ただ「辛抱強く」といっても、できないことをただくりかえしても、できるようにはなりにくいので、ある程度の「方法論」が必要です。

足し算や引き算の暗算について言えば、繰り上がり、繰り下がりを考える際のコツがありますし、英単語の暗記について言えば、大量の単語を覚えるのならば、自分に合う、暗記を行う周期や個数をみつけることが必要ですし、発音しながら覚えることも大切です。

そのうえで、できるようになるまで徹底的に繰り返す、というのが学力の向上には不可欠です。暗算や単語暗記だけにとどまらず、何事もできるようになるためには、徹底した繰り返しが必要です。

少し手前みそになりますが、私は英語資格をいくつか受けていますが、その過程においては、単語帳は1冊につき5周から10周回しています。文法問題集なども同様です。ある時は1000問の文法問題集を1週間で1周、5週間程度行ったものです。

そして、繰り返しの先には得られるものがあります。何かを極めると、その知識を応用できるようになります。基本的には学習は既知から未知へとつなげるものですが、既知のものが完璧ならば、未知のものの中に既知のものを発見することができるようになります。特に数学はこの傾向が強いので、ぜひ頑張ってみてほしいと思います。

ちなみに英語の単語は集中して単語力を上げると長文を読めるようになるため、受験期などに500個、1000個など頑張って覚えると、成長を実感してよりやる気がわいてくるということにつながります。

皆さんにもぜひ、繰り返しの先の世界を見てほしいと思います。



2025.05.10

英単語の暗記に苦労する人は多いですが、高校生になると、単語暗記の量が一気に増えるため、余計に覚えられないということが増えてきます。

よく言われることとして、文の中で使って覚えた方がよいというのがありますが、受験生になってくると長文問題を扱う機会が多いのでだんだん覚えるということもありますが、学年が低いうちは文法学習の方が多くなるため、なかなか文の中で出会わないということも少なくありません。

ですが、その言葉が実は身近で使われている単語であることがわかると、記憶として残りやすいということはあると思います。

有名なものは、retrieveですが、これは「取り戻す・回収する」という意味があります。自分自身も単に機械的に覚えていた時は気づいていませんでしたが、これが、犬の「ゴールデンレトリーバー」に由来している、ということを知ってからは、もう忘れない単語となりました。

もともとゴールデンレトリーバーは、狩猟犬として改良されたもので、猟師が撃ち落とした獲物を「回収する」ところから来ています。

ですので、自分の覚えた単語がどのような場面で使われているかを知ることは語学学習ではやはり大切なのです。

そこで今回はこういったものをいくつか挙げていきます。無機質に覚えていた単語が一転、自分の使える単語やなじみのある単語になるのを楽しんでもらえればと思います。

・conceal 「隠す」

コンシーラーという化粧品がありますが、これは「concealer」。まさに隠すものなわけです。これは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

・peel 「皮をむく」

台所にピーラーがある家は多いでしょう。「peeler」、皮をむくものですね。これも有名ですね。

・aesthetic「美的な」

英単語の暗記をする際に、音を伴わないで覚える人がどうしても多いのですが、この単語はそれがもったいないと思わせるものの代表格です。読み方をカタカナで書くなら「エステティック」。そう、あの「エステ」です。ローマ字読みをしようとして「アエステティック」のように読んではいけません。また、この単語の綴りが「ae」から始まっていますが、これは綴りを間違えたわけではありません。現代の英単語には少ない綴り方ですが、これはaeが背中合わせにくっついている文字(ラテン文字のひとつ)を使っていたことに由来します。この由来を覚えておくと、綴りも間違えにくいでしょう。


次に、数学でも単語帳に見られる英語がありますので、一部ご紹介します。

・Union「統合、結合」 → 数学では和集合の記号「∪」の由来

この単語の動詞形は「unite」で、アメリカ合衆国の正式名称「the United States of America」から覚えている人は少なくないと思います。
この「Union」は「または」の記号である「∪」の由来になっています。「カップ」と読むことの多いこの記号ですが、これは見た目からそう読まれています。

なお、この記号を学習する際は「∩」も学習しますが、「∪」は「または」で「∩」が「かつ」です。高1でこれを学習する際、始めはどちらがどっちかなどと迷ってしまうことがありますが、「Union」の意味と合わせて覚える良いかもしれません。ちなみに、積集合(かつ)は「Intersection」ですが、「∩」の記号は「∪」との対比で使われるようなったとのことです。

・complement 「補うもの、補完物」 → 数学では「補集合」 

数学の「補集合」というと集合Aに対してAではないものという意味になりますが、このときの補集合のことを英語ではcomplementといい、高校ではAの上に線を引く記号となりますが、大学数学などではAの右上に小さくCと書くこともあります。このCがcomplement のCです。

実は英語には「complement 」「compliment」という受験生を悩ませる有名な似た単語があます。前者は「補完物」後者は「ほめる(動詞)、ほめ言葉(名詞)」となっています。eとiが違うだけなので、非常に覚えにくいもので、補集合の話を知っているからと言って、この区別ができるというものではないのですが、少なくとも補集合の話の時に、この2単語が頭に浮かべば、少し覚えやすくなるのではないでしょうか。

なお、英語の5文型で学習する「C」という記号、これは「補語」を表しますが、もちろんこの「Complement」です。数学の補集合と英語の「補語」、こんなところで実はつながっていました。

ちなみに、complementは語源的に「complete」(完成する)から来ているそうです。「補う」「完成する」、日本語で考えても関連しそうです。ここからcomplementはeの方だ、と理解するのがよいかもしれません。

次はニュースの英語から。

・tariff 「関税」

英語のニュースを聞くと、聞かない日はないのではないかというくらい、最近(2025年5月現在)はよく聞く言葉になりました。中学生、高校生が英語でニュースを聞くとなると大変かもしれませんが、アメリカの政策の影響ですので、英語のニュースでは連日登場しています。日々のニュースも大切な知識の源です。

なお、「相互関税」は「reciprocal tariff」といいますが、おかげで「reciprocal」(相互の)という単語が自分には完全に忘れない単語になりました。この単語は英検1級などで登場します。

・Pope「ローマ教皇」

こちらもこの記事を書いているときに、新ローマ教皇のニュースが多く扱われていたのでご紹介してみました。入試で使われる単語ではないので、知らない人も多いかもしれませんが、教養として知っていてもよいと思います。

・unanimous「全員一致の」

これは少し前ですが、2024年のメジャーリーグのMVPは、ナショナルリーグ、アメリカンリーグともに満場一致でMVPがきまりましたが、その時に使われていたのがこの単語です。インターネットのある動画のサムネイルに大きく「UNANIMOUS」と出ていたのが印象的でした。
この単語は少し難しい単語で、英検準1級用の単語帳に掲載されています。



英単語学習はどうしてもたくさんを覚える必要があるので、一つ一つを掘り下げることは、高校生などでは少ないと思いますが、気になった言葉などがあれば、どこで使われているかやその背景にあるものを知ることで、忘れにくい単語、自分で使える単語となります。将来的に英語自体を使えるようにする、という点ではこうしたことをしながら、楽しんで覚えてみてもらえればと思います。

2025.02.04

神奈川県の高校入試の理科の問題は、基本的には全範囲から出題はされますが、後半4つの大問は特定の単元からの出題となっており、例えば物理であれば、ある年は電流、ある年は仕事、というように出題されています。
毎年これを予想するのが恒例になっていますが、ある程度周期的になっているので、比較的予想は的中することがあります。

ですので、理科が苦手な生徒については、最後の1点をとるためにということで集中的にやってもらうことがあります。

もちろん当たらないこともありますし、当たったからと言って、必ず特定の問題が出るとも限りませんが、お守り代わりにということで、やっておいてもいいとは思っています。

ということで、ここで予想をご紹介します。なお、問5が物理、問6が化学、問7が生物、問8が地学となっています。

問5:仕事・力・エネルギー関連
 個人的には浮力の問題がそろそろ狙われそうかと思っています。

問6:電気分解・化学変化
 化学は中1から中3の内容を融合しやすいのですが、中2の範囲の化学が中心になるのではと考えています。

問7:人体・消化関連
 ベネジクト液・ヨウ素液の問題が周期的に出題されますが、果たして。

問8:天体
 問8が一番各単元が周期的に出題されているようなので、天体の出題可能性が高いように思います。

2024.12.24

いきなりですが、次の文の空欄に入る単語は次のうちどれでしょう。

He is a man (   )I think is honest.

1. who 2. whose 3. whom 4. which

正解は1のwhoです。この記事のタイトルから1と思った人もいるとは思いますが、これを瞬間的に1と分かった人は以下はあまり読まなくてもよいかもしれません。

3だと思った人はぜひ以下を確認してみてください。

まず、3だと思った人は、以下のように思ったからだと思われます。
「(   )のあとが主語、動詞と続いているから、目的格を入れる」

確かにこのように考えて解く問題はありますが、この問題はそれではいけません。
この問題を考えるうえで重要なポイントあります。それが

後半のis

です。この文章はHe is a manが言いたいことですが、この時点でSVCが確定しています。ということは(  )以下はmanの説明の可能性が高いです。ここでは選択肢が疑問詞になっていますが、関係詞と考えることで、( )以下がmanの説明であることの予想をします。

さて、関係詞を使った文は文と文の連結ですから、関係詞節内では文章になっている(関係代名詞であれば不完全文)はずですが、この節内に動詞が2つあるのがこのままでは説明がつきません。

次の文を見てみましょう。
I have an aunt who is a doctor.「私は医者であるおばがいる」

この文ではI have an auntで文がSVOで文自体は完全文です。そしてwho以下がauntの説明ですが、この節はwhoがS(の代わり)、isがV、an auntが補語となっており、正しい文となっています。(whoよりあとが主語の欠けた不完全文です)

ところが問題の文では、thinkとisで動詞が2つとなっており、1つの節内で動詞が2つになってしまいます。とすると、thinkとisをつなぎうる何かしらの存在が必要となりますので、この点を考える必要があります。

なお、もし後半のisを本動詞と考えるならその前全部が名詞節になる必要がありますが、文がHeから始まっているので、これにも無理が生じます。

このようなことを瞬時に考え、ここで以下の知識があれば、瞬時にwhoを入れることができます。

「関係詞の後に、I thinkやI believe のようなものがきて、その後に動詞があるならば、I thinkなどは挿入句だ」

つまり、
He is a man (   )【I think】 is honest.
のように、I thinkをカッコなどでくくりだし無視して考えると、主格の関係代名詞が来ることが容易にわかります。先行詞が人ですので、ここでの答えはwhoということになります。


さて、ここまではこの問題を正解するためのプロセスですが、ではなぜこのような文章になっているのでしょうか。単に挿入と考えてもよいのですが、実はI thinkがなぜここにあるかにもきちんと理由があります。

このブログのタイトルにあるように、このような関係代名詞の使い方を「連鎖関係代名詞」と呼びます。

そこでどのようにしてこの文ができたのかを見ていきますが、その前に以下の2文を関係代名詞でつないでみましょう。

This is a letter.
Tom wrote it.

これを関係代名詞を使ってつなぐと、

This is a letter which Tom wrote.

となると思います。この時これをどのように考えたでしょうか。

関係代名詞を使った文の結合は2文に共通する語を見つけるかと思います。ここでは、

This is a letter.
Tom wrote it.

赤線のa letterとitが共通する言葉です。次に、説明の文となる文(下の文)の共通語を関係詞に変えると、

Tom wrote which.

となりますが、このままではもう一方の文と接続できないので、

which Tom wrote

のように、関係代名詞を先頭に回します。これを先行詞の後ろにつなげると、

This is a letter which Tom wrote.

となると思います。

これと同じことが、連鎖関係代名詞を使った文で起こっていると考えると文の構造が見えてきます。はじめの文、

He is a man who I think is honest.「彼は私が親切だと思う人だ」

は実は、以下の二つの文からできています。

He is a man.
I think he is honest.

このとき、始めの基本的なつなぎ方と同じようにしてみましょう。

まず共通語は

He is a man.
I think he is honest.

です。下の文が説明の文ですが、そのheを関係代名詞に変えますが、このときheは主格なので、関係代名詞も主格のwhoに変えます。すると

I think who is honest.

となり、もう一方の文とつなぐために、先頭に移動してみましょう。

who I think is honest

となり、これをもとの文の先行詞の直後につなげると、

He is a man who I think is honest.

となります。I thinkがこの位置にあるのは、こうした経緯と考えるとよいと思います。また、whoの節内に動詞が2つあるのは、結合する前の文がI think that SVの形だったからというわけです。

ですので、もしこの文をはじめの説明のようにI thinkの挿入と考えるのなら、
挿入できるのは、I thinkやI believeなどのthat節とるもの、ということが言えます。



いかがでしたでしょうか。連鎖関係代名詞という言葉だけ見ると難しく思う人も少なくありませんが、文の成り立ちを考えれば、さほど難しいものではありません。

なお、連鎖関係代名詞に限らず、関係詞の文でわからなくなったときには、2つの文に戻して考えるとわかることが多いですので、ぜひ意識してみてください。


では最後に、以下の文を訳してみてください。少しだけ単語のレベルが上がっていますが、決して難易度の高い文ではありません。

He is an economist who I argue has introduced a new framewok for analyzing global inequality.

訳は少し下に書いてありますので、ぜひ考えてから見てください。










「彼は世界的な不平等を分析するための新しい枠組みを導入したと私が主張する経済学者です。」




綾瀬市の学習塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室