城南コベッツ綾瀬中央教室

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綾瀬中央教室のメッセージ

2022.09.07

英検などの英語資格や大学入試のリスニングテストなどで、リスニングの点が上がらずに苦しんでいる人は少なくないと思います。

英検でいえば2級以上、大学入試でいうと多くの人が受けるであろう、共通テストのリスニングなどは、一朝一夕には点が取れないものになっており、色々練習はしていても思うように点が上がらないということは非常によくあるケースです。

リーディングでは単語を一気にたくさん覚えた、英文解釈をたくさん練習した、などにより、急激に点数が上がるということは少なくありませんが、リスニングは耳の慣れもあることから、突然リスニングの点が上がる、ということは正直ないといってよいと思います。

だからこそ多くの人が苦しむのですが、それでも、ひと工夫をすることで聞きやすくなる、内容が頭に入ってくる、ということは実はあるものです。それをしっかり続けていくことで点数上昇の兆しが見えれば、リスニングに取り組む姿勢も変わってくると思います。

そこで、今回はそんな内容をいくつか紹介します。

  • 英語のリズム(強弱)に意識を置く

 リスニングをしているときに、「なんて言っているか、よく聞こう!」と力むあまり、一語一句はっきり聞き取ろうとしてしまうことはありませんか?
 こういった方は少し肩の力を抜いて、英文全体のリズムを意識して聞いてみてください。英語は日本語と違って、音の強弱がある言語です。一つの文章をとっても軽く読んでいる音と強く読んでいる音に分かれます。

例えば以下の文を見てください。
I have a bold plan to grow the economy through tax cut and reform.
これは先日イギリスで史上3人目の女性首相になったリズ・トラス氏の演説からのセリフですが、実際の演説では
I have a bold plan to grow the economy through tax cut and reform.
のように、下線部のところを強く発音していました。
この下線部だけを切り取ってみると
a bold plan 、 grow the economy 、 tax cut 、reform
となりますが、これだけを訳してみても
「大胆な計画、経済を成長、減税、改革」
となり意味が見えてきませんか?
はじめの文をきれいに訳すと
「私には、減税や税制改革を通して経済を成長させる、大胆な計画があります」
となりますが、
ほぼ同じような意味がつかめると思います。
こうした形で強く読んでいるところを意識して聞くようにするだけでも、聞き取りやすくなるのを実感できると思います。

当然、全体の流れがつかめればその後の設問にはしっかり答えられますので、こうした聞き取りができていなかった方はぜひ試してみてください。

  • 実際の会話のように、相手の「話を聞く」イメージで。

 特に問題の先読みをする人に多いのですが、選択肢を見て、この単語に気を付けよう、などと意識をするあまり、内容が頭に入ってこないというケースがあります。
 リスニングの音声もあくまで人が話していますので、目の前に人がいて、その人が話しているように聞くだけでも、内容が頭に入ってくることがあります。

  • きちんと場面を浮かべる
 基本的には冒頭に気を付けてどのような場面での話をしているかに意識を向けると後は内容が入ってきます。はじめのあたりで改めて音声を聞いている途中で選択肢を見ることで、更に場面が浮かびやすくなることがあります。場面が浮かべば多少難しい言葉が出てきても、十分に正解できる問題はたくさんあります。内容の詳細を問う問題での正解を目指すのはそのあとでもよいでしょう。
 ※音声を聞きながら選択肢を見るのは、比較的難度の高いものです。はじめのうちは音声と音声の切れ目のところで選択肢を見るようにするとできるようになると思います。

  • 接続詞はやはり大切
国語の問題や英語でも逆説の接続詞に注目して文を読むということをすることがあると思いますが、これはリスニングでも同様です。英検準1級以上の問題では、ある説に対してhoweverというセリフが出てくると、この後の内容が設問の手がかりになることがあります。リーディングにしろリスニングにしろ、設問はその文の大切な所を理解できているかを試されます。

  • 集中力を上げるためにメモを取りながら聞いてみる
音声を聞いているときに集中できないというケースはありませんか?どこを見ていいかわからない、目をつぶるのか、など色々試す人も多いようです。
そこでおすすめなのがメモです。1分程度の文章であればメモを取ることで聞き逃すということは少なくありませんが、本番でメモを取るかは別にして、一度メモを取りながらリスニングをしてみるとよいでしょう。集中してあっという間に音声が終わることになると思いますので、おすすめです。
はじめはそれこそ、書いているうちに聞き逃してしまうということがありますが、単語を省略して書いたり、記号を使うなどして慣れてくると、何をメモすべきかということがつかめてきます。実際にそれで問題を解いてみると、答えに必要なことをメモしていたということが増えてきます。これにより、どういうところに意識を向けて聞くべきかということがわかるようになり、メモを取らなくても全体的な流れをつかめるようになるでしょう。

  • リーディングを増やす。できればスピーキングやライティングも。
リスニング対策とするととかく、たくさん聞けばよい、というように考えがちですが、そもそも英語の4技能、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングはそれぞれ独立したものではなく、お互いに相乗効果があります。大学入試ではライティングやスピーキングは少ないと思いますが、英検の上位級であれば、これらも必要にあるので、バランスよく対策をするとリスニング力も上がります。特にリーディングは一番大きな影響があります。そもそも目で見て意味が分からないものは聞いただけで意味が分かるはずはありません。リーディング練習の際に1回読んで意味がすぐ分かるようにする練習はリスニング力のアップに大きくつながります。




多くの人にとって、リスニングの対策は非常にしづらいかと思います。どうやって勉強していいかわからない、何をすればいいかわからない、となりがちで息詰まることもしばしばです。

ですが、きちんと突き詰めれば解決法はあります。まずは自分がなぜリスニングができないのか、という原因をきちんとつかんで、それに合わせて対策をしていくことが大切です。



綾瀬市の学習塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室

2022.06.23

2022年の神奈川県の公立高校入試の解説をご紹介します。(英語・数学・理科の予定です)

まずは英語です。長文等の全訳は掲載できませんのでご了承ください。
また、リスニングは本記事掲載時点で音声が入手出来ておりませんので省略いたします。

■問2
語彙の問題です。例年はあてはまる単語を書く問題でしたが、今年から選択問題になったことで易しくなりました。3問の出題は変わりませんでした。

(ア)正答:4 respect「尊敬する、尊重する」
 空所の前にJapanese cultureについて記載があり、空所の後のitが文脈上、このJapanese cultureであることに気が付けると、残りの選択肢では意味が通らないことに気が付けます。仮にrespectの意味を忘れてしまっていても、他の選択肢が比較的易しめの選択肢なので、消去法でこたることもできるでしょう。

(イ)正答:2 experiences「経験」
 こちらも他の選択肢に比べて、この選択肢だけやや語彙レベルが高いです。他の選択肢はdoors,schools,seasonsとなっており、文の流れに合わないことには気づきやすいと思います。直前の動詞がhaveになっていますので、doorsはすぐに不正解の選択肢と気づきたいところです。この単語の意味が分かっていれば、一つ前からの会話の流れで、剣道の練習、着物を着る、俳句を書く、などに触れていますので、experienceを入れるのが正解ということになります。

(ウ)正答:1 different「異なった」
 空所の後ろはcultureですが、そこだけ見るとどの選択肢も入れることができます。ですが、ここまでの流れでは、異なった文化を学ぶ、とすると会話全体の流れにはまりますので、正解はdifferentということになります。他の選択肢にnecessaryがありますが、この単語も重要な単語ですので、しっかり覚えておきたいところです。necessaryは「必要な」です。


■問3
文法の問題で、適語選択になります。

(ア)正答:2 is
神奈川県では頻出問題となっているものの一つで、主語が長くなっているものに対応する動詞を選ぶ問題です。今回の問題ではOne of the ~の部分が主語になっているため、oneに対応するbe動詞を選ぶ問題でした。選択肢のうち、単数の主語に対する動詞が、amとisになっていますので、isが正解です。この問題では意味を取る必要がなく、文法のみで正解できる問題になっています。中には意味を取ろうとして時間がかかってしまうケースがありますが、こうした文法の解き方をすると短い時間で解くことができる、ということを覚えておくとよいと思います。

(イ)正答:4 the best
この文章は読んだときに、流れでこういうような言葉が入りそうと思えたかが即答できるかどうかを分けると思います。とはいえ、選択肢があることで迷ってしまい不正解になるということもありますので、当てはめて意味が通るかを確認することは大切です。
4を入れることで、一番好きなのはどれか、という意味になるのでこれが正解です。

(ウ)正答:3 were built
関係代名詞(や分詞を使った後置修飾)の文も神奈川県の入試では頻出問題です。この問題では先行詞schoolを意識して選択肢を選ばなければいけません。正解の選択肢を入れることで、1980年に建てられた学校とすることができます。なお、意味を考えず文法だけで見ると4を入れることはできません。残りの選択肢を意味で判別する必要がある問題でした。なお、2の選択肢は空所の前のwhichがなければ意味が同じになる文となります。関係代名詞を使った文と分詞の後置修飾の文との違いをしっかり理解しておくことが大切です。

(エ)正答:4 since
新しく出題範囲となった現在完了進行形からの問題です。現在完了進行形は動作の継続を表しますので、この問題では「ずっと本を読んでいる」となります。これに相性のいいのは「~間」のforと「~から」のsinceです。空所の後は「10時」というある時の一点を表していますので、sinceをいれて「10時から」とすると意味が通ることになります。


■問4
並べ替え問題です。多くの受験生が苦労する問題です。ここの問題の難しい点は、不要な単語があるということです。意味と文法と両方の側面から考えて文を書けるようになることが大切です。会話文の中で文を作るので、あげられている単語から日本語を想像できると文が作りやすくなります。

ここで一つ問題となるのは、番号だけで処理するのか、文をきちんと書いたほうがよいのかという点です。神奈川県の並べ替え問題は単語に番号がついており、3番目と5番目に来る語を答えますが、このため、番号だけで並べ替えて解くこともできるわけです。個人的な考えでは、後者をお勧めします。入試では確実に点を取ることが求められます。このため、きちんと文章化して作った文章を読むことでより正解・不正解を判断しやすくなります。迷ったときにも実際に文を書いていみることで気づくこともありますので、文を書いて答えるのをおすすめします。

(ア)正答:4,3  (English is) spoken by many people as( their ~)
この問題の難しい点はasの用法になると思います。asときくと中学生の場合as ~asを浮かべる人が多いと思いますが、この文の中にはasが一つしかないうえ、空所の前後にももう一つのasがありません。この段階でasに「~として」という用法を思い浮かべられれば。空所後の彼らの「第1言語として」というように、一番最後にasを置くことができると思いますが、やや難しい知識になるでしょう。
一方で空所の前がEnglish isとなっており、選択の中に、by、spokenがあることから、受動態を想像しやすいと思いますので、ここで、spoken by many peopleまでは作りやすいと思います。残りの選択肢usesとasの使い方をどうするかと考えることになりますが、usesは動詞の3単元の形ですので、使う場所がないことに気が付けるとasの「~として」という用法を知らなくても何とか置くことができるのではないでしょうか。

(イ)正答:6,2  (What)did you want to be
今回の並べ替え問題4題の中では一番正答率の高い問題でした。選択肢のなかに be to wantがあり、次の会話にdoctorとあるところから、「何になりたい」という意味を想像できると、事前とwant to beが作れると思います。あとはwhatに続くように疑問文を作ることで正答の文が作れるでしょう。

(ウ)正答:3,1   (I can't)decide which one I should (buy)
この問題は正答率22.0%という数字にも表れているように、難しい問題だったと思います。選択肢を見るとshould、I、to、whichなどがあるため、「どちらを買うべきか」という意味を浮かべられるかが第1のポイントです。次に、「~すべき」というとwhich to buyという形も考えられますが、これは語数が足りなくなるためにできないことを確かめる必要があります。最後にoneの置き場所です。oneにはいろいろな使い方がありますが、これは前の文にあるcomputerをいいかえたもので、結局ここでは「どのコンピュータを買うべきか」というようにする必要があります。この点をかんがえて、which oneとすることができればよいことになります。
このwhich+名詞やwhat+名詞などの形は受験生が間違えやすいものになるので覚えておきたいところです。

(エ)正答:3,6  (I)wish I were better at (playing~)
今年から出題範囲となった仮定法からの出題です。選択肢を見るとwish、were、I、couldと並んでいるため、I wish I could またはI wish I wereを浮かべるとよいでしょう。ここで問題がbetterの使い方です。当然betterはgoodの比較級なのですが、これがcouldとwereの使い分けに影響すると考えるのは中学生には難しい点かと思います。It is goodという言い方を考えれば当然wereでないといけないのはわかると思いますが、betterが形容詞という考え方をできるようになれると、自然と選択できます。
またもう一つ問題なのはatです。atの行き場所でこまってwere atなどというような語順にしてしまうケースもあるかとは思いますが、このatはもともとbe good at「~が得意」という連語から来ているものなので、文末に置くことで「ピアノがもっと得意だったらなあ」という意味を作ることになります。be good atは知っていてもbe better atというようにするということは非常に難しい点かと思います。
なお、並べ替えの直後がplayingなので、この直前にatが来る可能性を考えられると、be better atがわからなくても正解できるとは思います。
この問題の正答率は25.5%でしたので、正答率20%台の並べ替え問題が2問出題された形です。今年は並べ替え問題が難しくなったといえると思います。


■問5
英作文の問題です。絵と文章を見ながら、会話の流れに合うように文章を書く問題です。
記述問題なので、原則ここの設問が一番正答率が低くなります。今年の正答率は13.3%でした。
今年の英語は、これまで記述問題だったものがほとんど選択問題にかわりましたが、ここだけは記述形式のままでした。

まずここでの正答は
How long did it take to
となります。

基本的にここの問題は疑問文が出題されますので、一番注目してみるべきところはその後の返答になります。
今回はTwo hours.とありますので、「どのくらいかかるか」という疑問文を作ることがわかります。そこからHow longというように書くことはできるでしょうか。次に、「かかる」という表現ですが、時間がかかるの「かかる」はtakeを使います。また、この時の主語ですが、時間を表すitを使えるかが重要ポイントです。あとは文が過去になっていますので、それを踏まえて、How long did it takeまで書けます。
最後に、空所の後のget thereにつながるようにするという指示がありますが、このgetは動詞ですので、これをつなぐものが必要です。andなどでつなぐという考えが浮かぶかもしれませんが、ここでは、「そこへ着くために(つくのに)どのくらい時間がかかるか」というようにすると意味が通りますので、ここでは不定詞のtoが必要ということになります。


こうした英作文を正解できるようにするためには、普段から和文英訳をしていく必要があります。おそらく解答を見れば文自体は難しく感じないと思われる文章ですので、極端に難しい英作文を行う必要はありません。各単元の基本的な文章を英語で書けるようにしていけば、ここの問題は攻略できます。



■問6
長文読解です。今年も出題形式はこれまでと同様でした。長文問題は一見難しく見えますが、文法が細かくわからなくても解くことができるため、英語が苦手な人はかえって長文問題の練習をすると点を取れることがあります。

(ア)正答:3
空所が3か所あり、それぞれにあてはまる文を選ぶ問題です。空所補充ですので、指示語や前後関係に注目して解くことになります。
空所が3か所で選択肢も3か所ですので、わかりやすいところから解くのがよいと思います。

空所1:空所のある段落は観光客がごみを残していってしまう、それを店主やボランティアの人たちが拾っている、という文脈ですので、B「道をきれいにするのは難しい」が正解です。
空所2:空所の前に「人々が飲み物を飲んだ後」とあり、空所の少し後に、「私たちは"その"からのペットボトルを受け取っている。だから彼らはごみを持ち歩かなくてよい」とあります。この"その"にあたるのが選択肢Aのa PET bottle or can にあたると考えてAをあてはめます。
空所3:空所1と2が確定していれば、おのずとCが正解です。文脈的にはC「"その"店はたくさんのごみを受け取っている」の"その"が空所の前のcake shopにあたることをみつけて、Cをあてはめることになります。

(イ)正答:2
こちらも空所補充です。ある1か所にあてはまる文を4択で選びます。
基本的には選択肢の意味を正しく取れるかがカギとなります。

今回の問題は比較的選びやすい問題です。空所のあとに「問題は解決される」とあります。
選択肢2に「答えが見つかる」とありますので、これが正解です。
他の選択肢は1「1つ解決しても別の問題がでる」、3「ごみは増える」4「前よりもボランティアが働く必要がある」というのが趣旨です。すべてをきれいに訳さなくても、国語の問題のように、順接か逆説か、のような考え方でも解ける問題でした。


(ウ)正答:8
6択のなかから、文の内容に合う2つを選ぶ問題です。正答率が30.8%となっており、非常に難しい問題となっています。

なお、神奈川県ではこのウの形式の正誤問題が基本的には出題されますので、長文を解く時間を短縮するという点では、問題の文章を読むより先に、この問題の選択肢に目を通しておき、ポイントをつかみながら読むと、本文を見返す時間が短くなりますので、効果的です。

■問7
問6や問8より短い文章ですが、表や図を見ながら解く問題で、情報処理力を問われます。計算を必要とする問題が出題されることもあり、今年はアが算数の計算を問われる問題でした。

(ア)正答:2
文化祭で着るTシャツを選ぶ問題です。文章を上から読んでいきながら表と比べていく問題で、情報を読み落とさなければ選びやすい問題ではあります。
問題文に書いてある順に処理をしていくと
・絵が描いてあるシャツは選ばない。→Aが削除
・値段が一番安いもの → Cが候補
・割引があるので値段が変わる → Bが一番安い。
となります。
最後の割引の計算は自分で計算しなければならず、細かいところまで問題文を読むことができるかが大切な問題でした。
なお、40枚以上だと割引がかかること、10枚以上だと送料がかからないことは表の下にのっています。こうした問題では、「注意書き」に問題の手がかりが書いてあることもあるのでその点にも意識して問題を解きましょう。

(イ)正答:2
文章とカレンダーを見比べながら、音楽祭に行く日を選ぶ問題です。この問題も問題文の上から候補があげられており、少しずつ他の選択肢が出てきますので、じっくりよめば選択肢を絞れるでしょう。
以下のように候補日があげられていました。
・カナは7月23日か8月10日がよい → メアリーが両方とも不可。
・メアリーは8月1日か8月3日がよい → カナは1日はテニスレッスン、3日はお出かけ。
・カナのテニスレッスンの予定が翌日にずらせる → 8月1日で確定


アの問題は計算が絡むことで正解率が34.2%と低くなりましたが、イの問題は52.6%となっていました。


■問8
対話の長文問題です。出題形式は例年通りでした。

(ア)正答:2
文章中の情報を使って表を選ぶ問題です。今回はグラフの数値について文章中で解説していますので、下線部の直後からしっかりと読み進めていくことで正解を選べます。
グラフ1ですが、これは下線部1の直後6行を見るとBであることが読み取れます。文章中にも50%、30%と数値化されているので見つけやすいと思いきや、グラフ2については40%、30%という数値だけで解くと間違えたグラフを選んでしまいます。
グラフ2についての40%という説明は「男の子の約40%が3時間以上が画面(テレビやスマホ)を見ている」というものですが、正解のグラフZでは15.4%、23.5%という表記になっており、数値だけで解くとYを選んでしまいますので、気を付けましょう。Zのグラフ15.4%は5時間以上、23.5%は3時間以上5時間未満で合わせて約40%となっていますので、これが正解です。

前年の同様の形式の問題の正解率が57.5%に対して、今年は42.2%となっていますので、ここで引っかかってしまった人は少なくないように思います。

(イ)正答:4
問6のイ同様、文章の空所補充問題です。
オンラインでダンスのイベントを~、という文脈です。途中、選択肢にあるようなオリジナルダンス、体育館、ビデオ、というようなことは書いてありますが、文章の流れを意識することで4を選びましょう。

(ウ)正答:5
こちらも問6のウ同様、文章の内容にあるものを2つ選ぶ問題です。
問6も同様ですが、神奈川県のこの内容一致選択は、正解の2つの組み合わせの候補を選ぶ問題で、選択肢はaとb、bとdのようになっていますので、たとえば、a~fのなかで自分が正解だと思った2つが選択肢にない場合があります。
これを利用すれば、確実に正解と思うものが一つ見つかれば、他の選択肢はいくつか消せることになります。
たとえば、aが確実に正解だと自信を持てたとします。この場合aを含む選択肢をみて、aとb、aとdしかなければ、あとはbとdだけしっかり確認すればよいことになります。選択問題になっていることをいかすのも、時間を短縮する秘訣となります。

2022.06.09

当教室は今年で3年目となっており、これまで中3生を2回送り出しています。
この中で、中3の2学期内申判明時点で6ヶ月以上ご通塾いただいていた方の内申の上下をまとめてみました。
※上昇・下降は、ご入学直前の内申から中3の2学期内申との差についてです。

内申が1以上上昇した方:80%
内申が1以上下降した方:16%
内申が変化しなかった方:4%

内申が上昇した方のうち、
1上昇した方:20%
2上昇した方:4%
3上昇した方:12%
4上昇した方:28%
5上昇した方:0%
6上昇した方:12%
7上昇した方:0%
8上昇した方:4%

このような結果となっております。振り返りますと、成績の上昇に時間のかかった方もいらっしゃれば、比較的に早期に成績が上がり始めた生徒さんもいらっしゃいます。ただ、多くの方が、特定の教科ができていくことで、学習の仕方そのものが上手になったり、他教科に時間が使えるようになったことで好循環を生んでいます。

中には、学習習慣をつけるために、紆余曲折あった生徒さんもいらっしゃいますが、何とか頑張ってトレーニングをすることで少しずつ点をあげていき、目標の高校に入られた方もいらっしゃいます。

その一方で成績の上昇に至らなかった生徒さんや志望校の合格を実現できなかった生徒さんもいらっしゃいますので、今後も研鑽を重ねていく必要があります。



成績上昇の方法というのは一つではありません。お子様によって当然異なります。お子様のご性格やこれまでの学習状況などによって変わってまいりますので、成績の変化が見られずお困りでしたら、ぜひ一度当教室へご相談ください。



綾瀬市の個別指導塾
城南コベッツ 綾瀬中央教室

2022.05.19

英検2級対策、最後はリスニング対策です。

※他のパートの対策をご覧になっていない方はこちらからどうぞ。
英検2級勉強法 1.短文空所補充(単語・熟語・文法)
英検2級勉強法 2.長文対策(空所補充・内容一致)
英検2級勉強法 3.ライティング対策


2級のリスニングは、筆記試験の後に行われます。
約25分のテストで、音声は1回のみ流れます。
第1部、第2部と2部構成となっており、第1部は会話の内容一致選択、第2部は文の内容一致選択で、1人の人があるテーマについて話しているものとなっています。

難易度としては極端に高いものではないので、さほど対策をせずに点が取れるという人も少なくありませんが、1回読みのために難しく感じる人もまた少なくありません。

では、問題の解き方や対策の仕方を見ていきましょう。

1. 先読みの練習をする

英検は全級とも、解答の選択肢は印刷されていますが、設問は印刷されていません。ですが、選択肢を事前にみておくことでおおよそのポイントがわかるため、音声が流れる前に選択肢を見ておくとかなり楽になります。ですが、設問と設問の間は10秒なので、この間に先にみるという素早さが求められます。慣れないうちは練習が必要ですので、実際にリスニング問題を使って選択肢を早く見る練習をしましょう。

ただし、ここで重要なのは選択肢すべてを正確に訳す必要はないということです。聞き取るポイントがわかればいいので、重要なところを見ておくということで十分です。選択肢を比べると、共通している部分があることがありますので、そのあとのそれぞれの違いに注目することになります。また、共通するものがないようなものでも、選択肢のはじめの数語を見比べることでおおよその質問が予想できます。こうしたことを瞬時の間にしながら進めてくことになります。

基本的な先読みのタイミングですが、まず、第1部が始まる際にちょっとした説明が流れます。この時ここを聞くのでなく、1問目、2問目の先読みをしましょう。1問目だけでも大丈夫ですが、この後先読みがだんだんできにくくなるので、ここで少し多めに見ておくと後が楽になります。

その後1問目の音声が流れた後、解答をすぐに行い、次の問題の選択肢の先読みを行います。
音声を聞きながら字を見て答えることができるならそれが理想ですが、これは難易度が高いので、音声はしっかり聞くというのがよいと思います。ですので、音声を聞き終わってなるべく早めに答えて次の問題の選択肢を見るという流れになります。

解答する時間が長くなるほど次の問題の選択肢を見る時間が無くなりますので、だんだん、後半になると先読みをする余裕がなくなることがあります。この場合あまり先読みに一生懸命になる必要はありません。あわてることで音声を聞き逃すということにつながりがちですので気を付けたいところです。この辺りは実際に過去問等で練習して、感覚をつかむのがよいでしょう。

ここで、ちょっとした小技を紹介します。英検を受けたことがある人ならわかるのですが、英検は筆記試験が終わった後、リスニングが始まるまでに数分の時間ができます。
この時試験官からは、リスニングのページを開いて待つように、という指示がでます。この時、リスニングの他のページを見てもよいのかは正直不明ですが、少なくともリスニングのはじめのページに数問選択肢が印刷されていますので、この時間はここを見ておくと、そのあとだいぶ楽になります。2級では通常4問分がはじめのページにのっていますので、ここをしっかり見ておくとそのあとの先読みも楽になります。


2. シャドウイング、オーバーラッピングなどで音読をしっかり。

リスニングで点が取りにくい人はしっかりと対策をする必要があります。リスニング力を上げるのには近道はなく、地道に努力を重ねる必要があります。この時行う必要があるのが、
「シャドウイング」「オーバーラッピング」と呼ばれるものです。
シャドウイングは、音声を聞きながら、スクリプト(音声原稿)を見ずに、聞いた音声をすぐに自分でも言っていくものです。どんどん追いかける形で、影のようについていく、というのが名前の由来です。
オーバーラッピングはスクリプトを見ながら、音声に合わせて一緒に読んでいくものです。
これらを一つ一つ行っていくことでリスニング力をが少しずつ上がっていきます。

ここで重要なのは、リスニングは、自分で発音したことがないものは聞き取れないということです。ですからリスニング力を上げるために、ただひたすら聞く、というのは実は効果がなく、きちんと自分でも発音するという練習が不可欠です。

さらに、スクリプトでは、自分の聞き取れない原因も確認しましょう。単語と単語がつながることで自分の想像する音と違うものになっていたり、アメリカ発音などにみられる、tの音が弱くなる現象などがありますので、どの部分がどう発音されているかなどの確認もしていきましょう。


3. リーディングのスピードを上げる

ここでいう、スピードというのは、読む速さというよりは、英文を見てすぐに内容を理解するスピードのことです。2級のリスニングは1回しか音声が流れませんので、1回聞いてすぐに理解する必要がありますが、目で見て1回で理解できないものは聞いても1回で理解できません。したがって、1回読みになれないという場合は、まず文章を目で見たときに、1回で理解できるようにする練習をしましょう。

また、上記のように先読みをしていくためには、選択肢を見てすぐに判断できるようにする必要があります。

読むスピードを上げる練習はリーディングの語彙・文法のパートの問題を使うのがおすすめです。この部分を1回読んですぐ意味が取れるように、という練習をしていくと自然と読むのも早くなっていきます。

リスニングの力を上げるためには、リーディング力も必要ということを覚えておくとよいでしょう。


(番外編)試験本番の座席について

何気に大事なのが、試験本番での座席についてです。本会場の場合、実は座席は自由なので、自分にとっていい位置でテストを受けるのも、こうした資格試験の攻略の重要な要素です。通常英検では、教室の一番前にスピーカーがあるので、リスニングテストを意識してだいたい真ん中の列や前の方から席が埋まる傾向にあります。できるだけ前がいいのか、ほどほどの位置がいいのかは個人差があると思いますが、いい席に座るなら英検は受付開始時間よりも前に行って待っているくらいがよいでしょう。

2022.05.11

4月末、神奈川県教育委員会より令和5年の公立高校入試の日程について発表がありました。
  • 募集期間:1月25日(水)~2月1日(水)
  • 志願変更期間:2月6日(月)~8日(水)
  • 学力検査:2月14日(火)
  • 面接および特色検査:2月14日(火)、15日(水)および16(木)
  • 追検査:2月22日(水)
  • 合格発表:2月28日(火)

※新型コロナウィルスの感染者または濃厚接触者の認定により学力検査を受検できなかった場合、3/9(木)に追加受験ができます。(発表日:3/15)



特に大きな変更はなく、ほぼ例年通りです。合格発表が最近2年は3/1でしたが、次回の入試では2月中に戻りました。

詳細は教育委員会のホームページにてご確認ください。

2022.05.10

英検2級対策の第3回、ライティングの対策、練習の仕方をご紹介します。

※過去の記事をご覧になっていない方は以下のリンクからどうぞ。
英検2級勉強法 1.短文空所補充(単語・熟語・文法)
英検2級勉強法 2.長文対策(空所補充・内容一致)


2級のライティングは、3級や2級よりもやや社会性のあるものが問われます。
語数は80語~100語です。準2級までのライティングではそこまで苦労しなかった人でもやや書きづらい内容や長さになってくると思います。

では具体的に対策の仕方を見ていきましょう。


1. 型を覚える。

英検2級のライティングでも3級や準2級などのように、ある程度の型にはめながら書くことができますので、初めての人はまずそれを覚えましょう。

基本的な形としては以下のようなものが考えられます。

たとえば、あるお題に対してyesの趣旨で書くとすると、
I think (尋ねられていること)
I have two reasons.

First, (一つ目の理由)
(そう思う理由や具体例)

Second,(2つ目の理由)
(そう思う理由や具体例)

For these reasons, I think (尋ねられていること)

おおよそこのような具合です。各段落ごとに補足をしておきます。

・1段落目
英検は主に、●●と思うか、というお題と、賛成か、反対か、というお題が出てきます。
いずれにしても、まずはじめにその意見に賛成か反対かを書きましょう。
 
ここで、注意したいのは、Noの場合に、「I think ・・・ do not (is not)~」
とはせずに、I do not think ・・・is ~のように、notは主節に持ってくる方がよいので気を付けましょう。
なお、do notをdon't としないほうがいいのですが、これは字数をかせぐということでなく、短縮形は通常は口語調なので、書くときはdo notと短縮形を使わないほうがよいからです。3級や準2級は日常生活のことを問われているので、気にはなりませんが、2級くらいからはこういった点にも配慮できると「見た目」的にも締まってくると思います。

・2段落目、3段落目
基本的には、それぞれの段落で、まずは理由を書き、その詳細や具体例を一つ入れるというイメージです。2級のライティングのテーマであれば、理由を一つ書くにしても1文に10~15語程度になるので、理由1つ、詳細1つで20~30語です。2つ段落を作るのでここで40~60語ということになりますから、全体的な語数はこれで十分です。

・4段落目
ここで結論を語ることになりますが、最後に締める際に、1段落目で使った表現と同じ表現を使ってもよいですが、多少表現を変えると、「語彙」の観点でポイントが高くなります。


なお、お決まりの言葉は多少のアレンジがききます。

・I have two reasons. → There are two reasons for this.
・First → Firstly, The first reason is that ~
・Second → Also, The another reason is that ~
・For these reasons → All things considered、For the reasons mentioned above

この辺りは好みの問題にもなりますので、上手に使い分けるとよいと思います。


2. YesかNo両面で考えて書きやすい方でかく。

2級の場合、どの視点で書くのかというヒントが載っていますので、どちらでも理由自体は2つ浮かぶことは多いですが、自分の知っている文法や語彙を踏まえると、理由が2つ書けないということが考えられます。注意したいのは、本当の自分の意見を書かずに、あくまで自分の書けるほうの意見で書くということです。

3. 時間を決めてその時間内で書く練習をする

ライティングにかける時間はおよそ20分~25分かと思います。リーディングと一緒に行いますので、30分以上かけるなどのこともできますが、この辺りは長文をどのくらいの時間でとききれるかにかかってきます。

いずれにしても、きちんと時間内にかけるように練習をしておくことは大切です。アイディアを整理する時間もありますので、意外と書く時間が短くなることがあります。事前に練習して臨むことが大切です。

そしてライティングを何分で仕上げられるかでリーディングにかけられる時間もわかります。自分に最適な時間を見つけるようにしましょう。

4. 正しい文法を意識して書く

2級の採点項目には「文法」という項目がります。これは、文法の正確さやアレンジが問われます。ここでいうアレンジというのは、関係代名詞を使った、仮定法を使った、分詞構文を使った、名詞構文を使った、などのことで、単調にならないようにするという工夫が必要ということなのですが、これらを意識するあまり、誤った文法を使うと減点となってしまいますので、まずは正しい文法で書くことを意識しましょう。2級とはいえ、極端に高度な文法を使わなくても高得点がでますので、まずは言いたいことを正しい表現で言えるように練習しましょう。

5. 解答例をまねする

ライティングが苦手な人は、まず解答例を読んだり、解答例の和訳をみて英訳するなどの練習をしてみましょう。そうすることでライティングでよく使われる表現があることに気が付くと思います。それを今度は自分の文章の中に入れてみて実際に使えるように練習すると効果的です。


ライティングは筆記試験の中では一番対策しづらいものかと思います。ですが、ライティングで88%などの得点がとれると、リーディングやリスニングのいずれかが5割程度になってしまっても挽回できるので、実はライティングの対策が合格の秘訣となっているといっても過言ではありません。始めは難しく感じるかもしれませんが、ある程度練習すれば2級のライティングであれば比較的短期で書けるようになりますので、頑張ってみてください。



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城南コベッツ 綾瀬中央教室

2022.04.27

英検2級対策の2回目、長文の対策になります。

※短文空所補充のパートの対策をご覧になっていない方は以下のリンクからどうぞ。
 英検2級勉強法 1.短文空所補充(単語・熟語・文法)

2級の長文問題は、空所補充問題が6問、内容一致選択問題が12問出題されます。
内容一致問題はメールの問題と、説明文の問題に分かれます。
空所補充問題はおよそ260語程度、内容一致問題は、メールの問題が240語程度、説明文の問題は360語程度の長さとなっています。

語彙の点では、短文空所補充に出てくる語彙よりも易しいものが多く使われていますし、文法面でも、高1までの英文法が「しっかり」おさえられていれば、読み切れるものになっています。短文空所補充で点が取りづらくても、この長文で18問中15問取るというのは現実的な数値にはなると思いますので、むしろ長文を得点源にするという人は少なくありません。

では具体的な対策を見ていきます。


1. 時間配分を決めましょう。


 英検は低い級では時間が足りないということは少ないのですが、2級くらいになると時間がギリギリまたは足りなく感じる人が出てきます。これは長文自体のむずかしさもありますが、ライティングに多少時間を取られるケースもあるからかと思われます。ですので、短文空所補充のパートも含め、時間配分をしっかり決めたうえで、その時間で解く練習をしたほうがよいでしょう。

標準的な時間配分は以下のようになると思います。筆記試験は85分です。

1.短文空所補充 12分
 20問出題されますので、1問30秒で解いて多少時間が残るイメージです。やや考えてしまう問題が多少あっても12分程度で解けるようにしておきたいところです。

2.長文空所補充 18分
 小問は6問ですが、文章は二つですので、1つの文章に対して9分で解きます。

3.長文内容一致 34分
 メールの問題がやや短いので10分、残りの2つの文章が12分ずつとなります。

4.ライティング 21分
 
これをベースに、例えばライティングで25分使いたい場合などは長文を解く時間を短くする必要があります。ただし長文の時間配分について、上記の時間はやや余裕のある時間設定ですので、2と3合わせて5分程度縮めるのは十分可能かと思います。ただ、このように、時間配分をしっかり決めて、その時間で解く練習をしましょう。  


2. (空所補充)選択肢を先に見る

2級の長文空所補充の問題は多くの場合は、「接続表現」や文の「述語」にあたる部分(動詞+目的語、動詞+補語、など)がよく問われます。ですので、先のどのようなものが問われているかを確認する程度でいいですが、見ておくと、ポイントを意識して読めるでしょう。少し細かく見ていきましょう。

まず「接続表現」です。とえば、次のような選択肢があったとします。
1. Fortunately  2. In spite of this   3. In other words   4. Therefore

いずれも、前の文を受けて、次の文につなげる言葉になっています。ですから、国語の問題のように、文の前後の関係を見抜くことになります。
(1は「幸いなことに」、2は「これにもかかわらず」、3は「言い換えれば」、4は「だから」)

「述語」を選ぶ問題は以下のようなものがあります。
※英語では述語と言いませんが、便宜上、この表現を用いました。
1.were gradually decreased   2. were spread rapidly
3. were destoyed        4. were at the highet level

などのようなものです。多くの場合、こちらのタイプの問題の方が解きづらいと思います。基本的に英検の空所補充の問題は空所と同じ段落から答えを探せば問題ありませんが、とはいえ、空所の前後をきちんと読み取って判断する必要があるため、やや難しく感じることがあると思います。

これらの問題は選択肢を覚える必要はありませんが、どのような読み方をするべきかを意識することができますので、空所に何が問われているかを一回確認してから問題を読むとよいと思います。


3.(内容一致)設問文を先に確認する


これも上記と同じようなものです。一般に英語の長文では設問を先に読んだ方が効率よく読めます。特に英検は、本文の順番で設問が配置されており、更には一つの段落に1問というようになることもありますので、先に設問を読んでおくと比較的すぐに答えが見つかるケースがあります。

選択肢まで見ておく必要はないですが、選択肢の内容を覚えておいて読める人なら、選択肢まで確認してから解けばより早く解けるでしょう。


4.(内容一致)選択肢の和訳を全力で


ある意味当然のことではありますが、選択肢の意味が正しく取れなければ正解は本来できません。正解できたとしてもある程度予想でこたえることになります。ですから、選択肢の文をしっかり訳せるようにする必要があります。間違えた問題があったら、意味を確認するだけでなく、それを自分で訳せるようにする必要があります。知らない単語があれば当然覚える必要がありますが、訳せない原因になるのは文法もあるともいます。本文のSVOCを振るという対策をする人もいると思いますが、ぜひ、選択肢についてもしっかり「解釈」をするとよいでしょう。


5.(内容一致) 選択肢の特徴を見抜く

英検に限りませんが、英語長文の内容一致問題というのは、およそ次のような選択肢で構成されています。正解の選択肢の特徴と不正解の選択肢の特徴に分けて説明します。

 1. 文章中の表現を使って正しい内容を述べている
 2. 文章中の表現をいいかえて、ほぼ同じ内容を述べている
 3. 文章中の表現を使わずに、抽象化して正しい内容を述べている

まずこれらが、正解の選択肢です。1については1番わかりやすいですが、英検の場合、準2級くらいまではこのような選択肢も登場し正解になることが多いです。ですが、2級になると、2や3のようなものが増えてきます。2級では2のパターンがやや多いですが、3のパターンの選択肢も考えられます。

不正解の選択肢は以下のようなものです。
 
 4. 文章中の表現を使って、誤った内容又は反対の内容を述べている。
 5. 本文には書いていない内容を述べている。

4の選択肢が、一番受検者を困らせるものですが、3と4の選択肢が並んだ時に、どうしても4の選択肢が魅力的にうつってしまいます。こういったときに、きちんと正解を選べるような力を求められることになります。

ここで一つ英検の特徴でアドバイスをしておくと、英検の誤答の選択肢はしっかり不正解になっているということです。いわゆる国語のような、最後までどっちとも言い難いというような選択肢は実はないということです。単語力や文法力が不足することで選択肢を絞り切れないということはあっても、内容の解釈面で絞りにくいという問題はでませんので、明確に不正解の理由が絞り込めます。ですので、きちんと、何をもって不正解の選択肢となっているかをきちんと見抜くようにしてください。


これらのように選択肢には特徴がありますので、それぞれどのように選択肢が作られているかを知っておくと、問題を解く際に、これはひっかけの選択肢だ、ということが見抜けるようになります。仮に訳が取り切れない選択肢があったとしても、ひっかけの「におい」を感じ取ることができるようになってくるでしょう。


6. 無理に早く読もうとせず、文法をしっかり

はじめにも書きましたが、2級とはいえ、長文問題の本文は極端に高度な文法を使っているわけではありません。ですが、関係代名詞や関係副詞、分詞の知識などは必須になっていますので、この辺りが心配な場合はこれらの文章をしっかりと訳せるようにしましょう。

長文を早く解こうとするあまり、飛ばし読みをしようとするケースが見られますが、基本的に英検では、飛ばし読みをしなければいけないほどのスピードは問われません。
(そもそも、共通テストやTOEICなど、早く読むのが必須と言われるテストでも、飛ばし読みをするような読み方は不要です)
ですので、どうしても時間がかかる場合でも、1文をしっかり読んで、きちんと訳せるようにする練習をしましょう。

このとき、短文空所補充のパートの短文を使って練習するのも一つの方法です。
ここには熟語や文法に関する問題も出題されますので、文を早く訳す練習をするには非常に適しています。もしここで苦手な文法があるようなら、そこに立ち返って練習することが大切です。

なお、文をスムーズに読めない原因が単語であるようなら、単語力の強化は欠かせません。こちらもしっかり行っていろいろな面から長文を読む力をつけていきましょう。




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城南コベッツ 綾瀬中央教室

2022.04.23

2月に行われた公立高校入試の合格者平均点が先月末に発表されました。

今年の結果と合わせて、過去3年の結果もご参照ください。

英語 数学 国語 理科 社会 計
令和4年 52.1 52.9 61.3 58.9 62.4 287.6
令和3年 54.6 58.2 65.7 50.1 72.6 301.2
令和2年 49.4 55.7 69.1 55.9 58.2 288.3
平成31年 49.8 50.3 59.1 61.3 42.5 263.0

■補足

ご覧の通り、ここ近年徐々に平均点が上がっていたのですが、今年は2年前程度にまで下がった形です。もともと昨年が高かったイメージがあり、これ以上の易化はないものと思われていましたので、おおよその予想通りです。合格平均が300点を超えるというのは平成25年までさかのぼることになりますが、基本的には神奈川県の平均点は260点~280点台程度で考えるとよいかと思います。

教科別にみると今年は数学が一つカギとなった入試になったかもしれません。標準的な問題も出題されていますので、極端に点が低くなりにくい教科ではありますが、志望校合格のために8割以上を取らないといけない、という生徒さんにとっては難しい試験になったと思います。正解率が一番低い問題は0.7%でしたが、これが問3の小問集合(近年は問3が難しくなっています)でしたので、時間のない中とばして解いた生徒が多かったのかもしれません。

神奈川県に限りませんが、英語が難しいということを認識しておくことも大切です。これは長文の時間読解に時間がかかることが原因で、長文対策をしっかりとしておくことが高得点のカギになります。

国語・理科・社会についてはここ数年難易度が変動しています。全体的な平均点が動くのはこの3教科の影響が大きいです。比較的点の取りやすかった国語が数年に一度難しくなることがあり、その時の入試直後は、生徒さんたちは自己採点後にかなり合否を心配することが多いです。(今年もそうでした)また、理科・社会はいつ難しくなってもおかしくないので、幅広い対策が近年は求められています。ですから、暗記教科、ということで後回しになってしまいがちですが、早期の対策が入試で優位な結果につながるといえるでしょう。

2022.04.21

近年の大学受験では、英語資格を利用して受験する機会が増えています。その中で最もよく利用されているのが英検ですが、大学受験に影響するのは主に2級と準1級になります。

ただし、最近では合格・不合格を問わず、CSEスコアと呼ばれる英検での点数を利用する学校が増えており、今後ますます英検の受験は増えてくると思われます。

そこで今回は英検2級の勉強法について、項目別にご紹介していきます。
今回は短文空所補充の問題の対策です。

短文空所補充は2級の問題の大問1にあたるところでの出題です。
毎回20問出題され、このうち単語の問題が10問、熟語の問題が7問、文法の問題が3問です。

ここでは主に語彙力が問われることになりますが、2級を学習する際、通常使っている単語帳でも大丈夫か、という質問がよくありますが、これは、正直実力次第です。極端に難しいものが出るわけではありませんので、高校でもらった単語帳でも十分に対応できますが、それらの定着がまだされていない場合や、高1・高2の人が先取りとして学習する場合は、英検用の単語帳で学習するのがよいと思います。

と言いますのも、英検はもともと入試のように振り分けるテストではないため、同じ単語がよく出題されます。正解になったり不正解になったりはありますが、やはりこれらを集中して学習するのがよいので、英検用の単語帳(英検用であれば、どれでもよいと思います)で学習するのが効率的かと思います。

さて、ではここで、このパートの具体的な学習法をご紹介します。



1. 1問を30秒で解けるようにする練習をする。

過去問や問題集などで練習をすることになりますが、単にここを解いて、間違えたら正解を確認する、ということでなく、繰り返し解くことで、問題を「読んで」すぐに答えられるようになるように練習しましょう。

「読んで」というように書いたのは、繰り返し解く中でも毎回英文を読んで意味を取れる状態にするという意味です。決して単に繰り返して、答えだけを覚えてしまうということではありません。

短時間で英文を読めるようにする練習は長文読解にも役立ちますので、しっかり繰り返し解くことが大切です。



2. 語彙暗記をこのパートの練習で行う。

ここのパートの問題の練習をたくさんしておくと、語彙の暗記がはかどることがわかります。
というのも、特定の単語や熟語を文脈で覚えられるからです。それだけを覚えるのではその場は覚えられても、すぐ忘れてしまうということがあると思います。

事前に暗記をしてからでないとここの練習ができないと思っている人は少なくありませんが、実は逆で、ここの練習をすることで覚えた単語や熟語が定着しやすいという面があります。ですので、ぜひ単語・熟語暗記と並行して、このパートの練習を進めてください。



3. (高得点を狙いたい人向け)準1級の単語帳に触れてみる

不正解の選択肢の中にはやや難しい単語が含まれることがあります。このような場合に備えて、一つ上の級のレベルの単語に少し触れておくと、見たことのない単語を減らすことができます。準1級の単語をすべて覚える必要は当然ありませんが、その中でも易しめのものは2級にも登場することがありますので、高得点を取りたい場合や、高3生などが2級に挑戦するような場合は、1つの方法かと思います。



4. 文法は比較構文・仮定法がねらい目

2級の文法問題は3問だけの出題ですが、良く出題されるのが比較に関する問題、動詞の形に関する問題、仮定法です。これらのうち、標準的なものが出題されていますので、過去問などを使って練習するほか、文法の問題集で集中して練習することで得点できるようになるでしょう。




実は合格だけを考えると、長文やリスニング、ライティングでの得点で十分挽回できますから、無理にここで高得点を取る必要はありません。とはいえ、2級くらいからリスニングを難しく感じる人もいますし、ライティングはやや社会性のあるものになるので、どこで得点を取れるようにするかということを考えて全体的なバランスの中で対策するとよいと思います。
ただ、リーディング38問中、このパートで20問も出題されますから、ここの対策をしっかりやっておくことは非常に有効ではあると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。




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2022.04.09

理科に限ったことではないのですが、暗記教科はとかく、暗記すればよい、と言われがちです。しかし、いざ用語の暗記をしたものの、テストで点を取れないということがありませんか。

また、覚えるものがたくさんありすぎて何を覚えればわからない、という生徒さんも多くいます。

そこでここでは、理科の勉強をどのように進めていくかをご紹介していきます。

結論を先に言うと、

問題の問われ方を覚える

ということです。具体的に見てみましょう。

例えば、中2の理科で「炭酸水素ナトリウム」というものがよく出てきます。これは中2の化学ではじめに習うものなのですが、単に「炭酸水素ナトリウム」だけ覚えていても、当然テストでは点が取れません。すべきなのは、

炭酸水素ナトリウムに関して何が問われるか、

ということを知ることです。テストではこれに関してはこのような問題が問われます。

・炭酸水素ナトリウムを分解すると何ができるか
・炭酸水素ナトリウムは何性か
・炭酸水素ナトリウムへの水への溶け方
・炭酸水素ナトリウムの分解の実験での注意事項、2点
・炭酸水素ナトリウムを分解してできた液体を確かめるために使うものとその色の変化

など、他にもたくさんありますが、この実験に関する知識は様々広がります。

このように、一つの用語に対してその用語がどのように出題されるか、ということを把握していくことが大切です。

また、中学生の理科であれば、単元ごとにほぼ確実に問われる問題、知識というのが決まっています。いわゆる「テストによく出る問題」ということですが、これらを集中して勉強していくと、点をあげることができます。

ただ、一つ問題なのは、この「テストによく出る問題」は自分だけの勉強ではわかりにくいということです。

我々塾の講師は毎年テストの問題を見ていますので、実際に何が出題されるかわかりますが、皆さんはそうはいかないと思います。

そこで塾を利用するというのは一つの手段ではありますが、ここでは、皆さんでもこれを調べる方法がありますので、ご紹介しておきます。

やや手間はかかりますが、さほど難しいことではありません。複数の問題集を調べることです。

市販の問題集を複数見てみてください。一つの単元に対して、同様の問題というのは必ず掲載されているはずです。理科では主に実験系の問題が出題されますが、たとえば、上記に書いた炭酸水素ナトリウムの分解の問題は、どの問題集にも載っているはずです。こうした、どの問題集を見ても掲載されている問題は、その単元の重要問題ですので、テストにも出題されやすいということです。

そもそも、問題集というのは非常によく研究されて作られています。また、実際の定期テストや他社の問題集というのも調べられてつくられているでしょうから、そのような中でどの問題集にも掲載されている問題というのは、それだけ頻出という証です。


塾を利用するにしろ、自分で調べるにしろ、何の問題が出るか、どのような問題が出るかを把握し、そこから知識を増やしていくのが基本的な理科の勉強の仕方です。勉強の量は大切ですが、たくさん勉強しても点が取れないと嫌いになってしまうということもあると思いますので、しっかりと「狙い撃ち」しながら勉強を進めていきましょう。



最後に、学年が進むにつれて範囲が広がってまいりますが、理科は中1で習ったことは入試のための復習をするまで使わない、という範囲もありますので、知識の定着には定期的な学習が必要です。暗記教科はその場限りの勉強になりがちですが、理科や社会の学習を日々進めていくことも、やはり大切なことです。



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