城南コベッツ東船橋教室

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2025.12.09

2025年度(2026年2月)千葉県公立高校入試対策.png

合格を掴むために「ここを意識して押さえる」最終戦略!【2025年版】

千葉県公立高校入試の英語は、試験時間が60分となり、「読むこと」と「書くこと」を主軸に、コミュニケーションを意識した実践的な問題構成が特徴です。

例年の平均点の推移から、今後も「記述」や「問題文の増量」による難易度調整は続くと予想されます。

特に英語は、大学入試と同様に、より深い語彙力と読解力を要求する傾向にあります。

2026年2月の本番に向けて、残りの期間で特に意識すべきポイントを確認しましょう!


必勝の配点戦略:読解で5割を獲る!

千葉県英語入試の最大の特徴は、読解(大問7〜9)が配点全体の5割を占めることです。

大問 内容 配点 割合(概算)
1〜4 リスニング 27点 約27%
5 文法・文構造 15点 約15%
6 英作文 8点 約8%
7〜9 読解(発表原稿、長文、対話文) 50点 約50%
合計 100点 100%

【意識すべき点】

制限時間60分の中で、この50点の読解パートにどれだけ正確に時間を振り分けられるかが合否を分けます。

文法(大問5)や英作文(大問6)は、練習で解答時間を短縮し、読解に時間を集中投下できる時間管理能力を身につけてください。


リスニング(大問1〜4):27点を確実に!

リスニングは合計27点と、全体の4分の1以上を占める重要パートです。

  • 集中強化すべき形式:

    特に大問4の「メモの空欄補充問題」は、流れる英文の全体像と情報を正確に把握し、耳で聞いた単語をそのまま書いたり、紛らわしい選択肢を見分けたりする力が求められます。

  • 対策法:5W1Hの意識的なメモ取り

    • 放送が始まる前に設問を読み、「誰が (Who)」「何を (What)」「いつ (When)」「どこで (Where)」といった5W1Hのどの情報が問われているかを予測しましょう。

    • 情報を聞き取りながら、問題用紙に簡単な略語や記号でメモを取る習慣をつけてください。

  • 最強の教材は過去問のCD

    • 市販教材よりも、千葉県入試の過去問CDが最も実践的な練習題材です。直近年度に加え、古い年度のCD付き過去問を入手し、本番と同じ英文のスピードと発音に慣れることが重要です。



英作文(大問6):実用的な表現力で満点を狙う!

大問6は、4コマの絵を見て、日常のシーンにおける会話文(2コマ分)を完成させる形式です。ここでの減点は痛手になります。

  • 求められる力:簡単な英語で「正確に」伝える力

    • 難しい表現を覚えるより、中学校で習う基本的な語彙と文法で、間違いなくメッセージを伝えることが最優先です。

    • 例: 「写真を撮るな」という禁止の表現は、「Don't take pictures here.」のように、基本的な命令文と熟語で正確に書けるように準備しましょう。

  • 対策法:基本構文の瞬発力強化

    • 提案・誘い (Let's / Why don't we)、禁止・許可 (You can't / You must not)、依頼 (Could you)、感謝・謝罪など、

      コミュニケーションの核となる基本構文を使った短い英作文を繰り返し練習し、反射的に書けるようにしましょう。


読解(大問7〜9):50点を制する者が入試を制す!

読解は配点50点と圧倒的な比重を占めます。

千葉県公立高校の英語は、もう大昔から伝統的に、文章だけでなく、図や表、ポスターなどの資料から情報を読み解く問題が多く出題されています。

2026年2月までに実践すべき「読解の5ステップ学習法」

この学習法を過去問や模擬試験の復習で徹底してください。

  1. 時間計測: 必ず時間を計って解き、本番の時間配分(目安:読解全体で25分〜30分)を意識します。

  2. 音読と和訳: 答え合わせ後、解説を見る前に、英文を声に出して読み、自力で正確に和訳します。

  3. 解説確認: 自分の和訳と、解説ページの正しい訳や内容理解を照らし合わせ、ズレを確認します。

  4. 色分けマーカー:

    • 文法: オレンジ

    • 単語:

    • 熟語: 青

      など、色分けしてマークし、わからなかった箇所を「見える化」します。

  5. 解決と定着: マークした箇所を調べ(または解説を読み)、完全に理解して定着させます。

ココが重要!:「声に出して読む」効果

この練習法は、単に読解力を上げるだけでなく、リスニング力とスピーキング力を同時に磨きます。多角的に英語力を伸ばすための最も効果的な方法なので、是非、実践してみてください。

また、この方法は、入試が終わり高校生になってからも日常の学習で取り入れていくといいでしょう。

声に出して読む学習は、予備校でも実践していることです。

英文を声に出して読む→すぐに和訳する

この繰り返しの効果は、皆さんが想像される以上のものです。


まとめ:合格に向けた最終チェックリスト

対策分野 2026年2月までに特に意識すべき行動
全体 時間配分の徹底訓練:文法・英作文を素早く終え、読解に30分を確保するシミュレーションを重ねる。
読解 5ステップ学習法を過去問と模試の復習で徹底する。特に音読と和訳を習慣化する。
語彙/文法 読解で出てきた重要単語・熟語、特に多義語を重点的に潰し、語彙力・文法力の同時向上を図る。
リスニング 過去問CDで5W1Hのメモ取り訓練を継続。大問4の「メモ空欄補充」形式に慣れる。
英作文 日常の基本的な構文を使った英作文を正確に書けるよう練習し、減点を防ぐ。

やるべきことを意識して、自分を誤魔化さずに「やる」努力が、必ず本番で実を結びます。上記の対策を意識し、自信を持って入試に臨んでください!

天知る 地知る 我知る 人知る ってご存じですか。

読み方は、(てんしるちしるわれしるひとしる)」です。

本来、これは「悪いことをこそこそ隠れてやっても自分は知ってるわけだし、人も知ってるぞ」という意味合いのことです。

勉強をやっていないということを一番意識しているのは本人です。
やらなくてはならない宿題をやらないことを一番知っているのも本人です。

勉強すべき時間に遊び惚けてしまったり、サボったり、ゲームやテレビ三昧の日々を送っていることを一番よく知ってるのも本人です。

「我知る」の箇所です。

この結果がどうなるかはわかりますよね。

見せかけの勉強で、合格できる制度なら、初めからそんなコストの無駄遣いはもったいないので、県も市もそして国も 税金還付したほうがいいです。

でもそう簡単じゃないから・・・合否があるから・・・入学許可者を決める試験があるわけで、

誤魔化さず、「やる」努力をしてください。

★こちらは2024年度(2025年2月)の千葉県公立高校 英語対策の記事です。ご参考まで。

2025.12.08

おはようございます。
今週も張り切って頑張っていきましょう!2025年12月8日(月)

東船橋から!宜しくお願い致します。

今日は「偏差値を上げるのと、点数を上げるのとでは大違い」というタイトルです。

偏差値と?.png

「勉強を頑張って点数が上がったから、次は偏差値も上がるだろう」

と考える人は多いかもしれません。

しかし、実はこの二つ、点数を上げることと偏差値を上げること、は

全く異なる戦略と意識が必要な取り組みです。

多くの受験生がこの違いを理解しないまま努力を続け、結果として思ったような成果を出せずにいます。


点数を上げるとは何か?

点数を上げるというのは、個人の絶対的な学力の向上に焦点を当てた目標です。

たとえば、特定のテストで前回の50点から70点に上がるというのは、自分がそのテスト範囲の知識や技能をより多く習得し、ミスを減らしたことを意味します。

この目標を達成するために必要なのは、計画的な学習と地道な努力です。

具体的には、

  • 教科書や参考書に書かれている内容を完全に理解する。

  • 問題集を繰り返し解き、知識を定着させる。

  • ケアレスミスを防ぐための見直しを徹底する。

これらの努力は、確かに学力の基礎を築き、どのような試験においても一定の効果を発揮します。自分の努力が直接的に結果(点数)に反映されるため、達成感を得やすく、モチベーションの維持にもつながりやすいのが特徴です。


偏差値を上げるとは何か?

一方で偏差値を上げるというのは、相対的な位置、つまり集団の中での順位を上げることです。偏差値 D は、平均点 M、標準偏差 S、そして個人の得点 X を用いて、

スクリーンショット 2025-12-06 115606.png

という数式で算出されます。

この式からわかる重要な点は、偏差値が点数そのものではなく、「平均点からどれだけ離れているか」によって決まるということです。

たとえば、自分が90点を取っても、他の全員が95点を取っていれば、平均点が高く、自分の偏差値は50以下になる可能性があります。逆に、自分が60点しか取れなかったとしても、他の多くの受験生が40点しか取っていなければ、平均点との差で偏差値は大きく上がることもあります。

偏差値を上げるために必要なのは、「他の受験生が取れない問題を解けるようになること」です。

具体的には、

  • 出題者の意図を深く読み取り、応用力を磨く。

  • 難度の高い問題や、差がつく問題に時間をかけて取り組む。

  • 時間配分や捨てる問題の見極めといった、戦略的な受験テクニックを習得する。


なぜ大違いなのか?

点数を上げるための勉強は網羅的かつ定着を重視しますが、偏差値を上げるための勉強は選別的かつ応用を重視します。

  1. 競争相手の存在: 点数は自分との戦いですが、偏差値は集団との戦いです。


    点数を上げる勉強は、皆がしていることであり、皆が点数を上げれば、結果として自分の順位は変わりません。偏差値を上げるためには、大多数の受験生が手薄にしている分野や高難易度の問題に特化して取り組む必要があります。


    特に受験生には、この部分をしっかりと押さえておいてほしいです。

  1. 必要な思考力の質: 点数を上げる勉強は、「正しく記憶し、正確に再現する」という能力を求められます。一方、偏差値を上げる勉強は、「未知の問題に対して、既知の知識を組み合わせて解決策を導き出す」という論理的思考力や抽象的な概念の理解力を強く求められます。


  2. 目標の達成感: 点数が上がると目に見えて成果を感じられますが、偏差値は集団全体の動きによって変動します。自分が懸命に努力して点数を上げても、周囲もそれ以上に努力すれば偏差値は停滞し、モチベーションを保つのが難しくなることもあります。


まとめ

大学受験など競争の激しい場においては、最終的な目的は志望校合格であり、その指標となるのは偏差値です。

まずは点数を上げる努力で基礎的な学力を固め、安定して平均点以上の点数が取れるようになったら、次は偏差値を上げるための戦略的な学習へとシフトする必要があります。絶対的な学力向上(点数)と相対的な順位向上(偏差値)という、二つの異なる目標を意識することで、より効果的な受験勉強が可能になります。

いかがでしたか。

小学生、中学生、高校生の皆さんは、学校で実施されるテストもあり、実力テストや模試があり、検定試験があり・・・そのうえ、学校生活、部活動、習いごと、などなど
相当忙しい日々を過ごされていますね。

でもいずれも

「学校」に通っているということは、

とどのつまり、

学校で「学ぶ」ことが目的ですので、

そこでは、

・学校のテスト!〇点!
・学校の通知表!
・学力テスト 〇点
・実力テスト 〇点
・模擬テスト 〇点
・検定 〇級合格!

常にはかられています。これ、仕方ないですよね。そのために学校に行ってるのですから、

そして、学校を否定する人たちは、学校では勉強以外も教えているのだということもどうか忘れないでほしいです。

道徳、倫理観、基本的な運動、保健の知識、音楽や美術など芸術の世界などなどです。
何より、学校は、目上の人である先生であるとか、同い年の友だち、後輩たちとのコミュニケーションを学ぶ場でもあります。

総合的に色々なことを、社会に出たときの基礎の基礎をしっかりと学ぶ場所だということです。

うん、その先に、受験もあるのですが、いずれにせよ、学べるときに学んでおいたほうが大吉でしょう。

そう、結論付けております。

2025.12.06

おはようございます!
12月の第一週が終わろうとしています。さすが師走!ですね。

本日も東船橋の空の下からお送りいたします。

こんにちは、僕 ドラえもん.png

テーマは、「英語が苦手な日本人」です。

日本人が一般的に英語を苦手とすると言われる背景には、教育制度、言語学的要因、そして社会文化的な側面が複雑に絡み合っています。

アジア諸国や世界的な水準と比較した際に、日本における英語力の課題はしばしば指摘されます。

まず初めに、少し前に書いた記事を是非ご一読ください。

読むのが面倒な方は、記事内の画像だけでも一瞬見てもらえたらありがたいです。

◆◆日本の英語力がヤバいぐらい下がっている(しかし、私はチャンスだと思っています)





1. 教育制度と学習環境の特性

日本の英語教育は、長年にわたり「読み書き」中心で、「文法訳読方式」が主流でした。

これは、大学入試などの試験で高得点を取ることを目的とした構造であり、実践的なコミュニケーション能力の育成が二の次になりがちでした。


コミュニケーション能力の軽視

授業時間の多くが文法規則の暗記や難解な文章の読解に費やされ、「話す」「聞く」といった技能の練習量が圧倒的に不足しています。多くの生徒が、正確な文法知識は持っていても、いざ外国人を前にすると口から言葉が出てこないという状況に陥ります。これは、外国語を学ぶ真の目的である「意思疎通」に焦点を当ててこなかった教育体制の限界を示しています。

アウトプット機会の不足

アジアの他国、特に公用語または準公用語として英語が使われている国々(シンガポール、フィリピンなど)や、早期から実践的な英語教育を取り入れている国々(韓国、台湾など)と比較して、日本国内では日常生活で英語を使う機会が非常に限られています。国内で完結する社会構造は、英語学習への強い動機付けや必要性を生み出しにくくしています。


2. 言語学的な隔たり(日本語と英語の構造的差異)

日本語と英語は、言語学的に大きな隔たりがあり、これもまた学習の難易度を高める要因となっています。

発音と音韻構造の違い

日本語は母音中心の言語であり、子音単独の音やリエゾン(音の連結)が少なく、音節の構造がシンプルです。

一方、

英語は多様な子音と母音、ストレス(強勢)、イントネーションが重要であり、日本語の音に慣れた学習者にとって、英語の聞き取り(リスニング)と発音(スピーキング)の習得は極めて困難です。

特に、日本語には存在しないlr、あるいはbvなどの音の区別は、慣れるまでに時間を要します。

文法と語順の違い

日本語はSOV(主語・目的語・動詞)の語順を持つ膠着語であるのに対し、英語はSVO(主語・動詞・目的語)の孤立語です。文の構造や修飾の仕方が根本的に異なるため、日本語話者は英語を話す際に、頭の中で語順を組み替えるという負担が生じます。


3. 社会文化的な要因と意識

英語に対する国民の意識や文化的な側面も、苦手意識を助長しています。

失敗を恐れる文化

日本社会には、人前で間違いを犯すことを極度に恐れる文化的な傾向があります。

英語を話す際、文法的な間違いや発音の間違いを指摘されることへの不安から、沈黙を選ぶ、あるいは積極的に話すことを避ける人が多く見られます。

これは、コミュニケーションにおいて流暢さよりも正確さを過度に重視する教育の影響とも言えます。

英語の必要性に対する意識

他の多くの国々、特にヨーロッパやアジアの多言語国家では、

英語は国際共通語としての認識が強く、職業上の成功や学術的な交流に不可欠なツールと見なされています。

しかし、島国である日本は、単一言語での社会生活が十分に可能であるため、国民全体としての英語への切迫した「必要性」を感じる度合いが相対的に低い傾向にあります。


まとめ

日本人が英語を苦手とする理由は、実用性よりも試験対策に偏重した教育、日本語と英語の構造的な隔たり、そして間違いを恐れる社会文化が複合的に作用しているためです。

これらの課題を克服するには、教育現場での「アウトプット中心」へのシフトと、社会全体での「失敗を恐れず、伝わることを重視する」意識改革が求められます。

2025.12.05

image0.jpeg

う~ん、ちょっと前に月の写真を撮りました。スマホです。東船橋教室のちょうど裏手からですが、電線がもろに写りましたね。
相変わらず写真のセンスはゼロです。

ちなみに今日はゴールドムーン。

スクリーンショット 2025-12-05 170037.png
↑ 出典:こちらは私がよく見ている 満月カレンダー というサイトの画像です。


満月とか新月は、やっぱり意識してしまいます。
やはり以前の仕事の関係でもありますね。

アストロロジーの世界ですが、勤務としては、マーケットです。相場の動きって月の満ち欠けが意外と影響を、それも大きな影響を与えているのですよ。

NYダウは、11月12日(水)につけた43431.57ドルを超えるかどうかですよね。今、至近まで来ていますが、満月って意外と「転換点」になりやすいですから、

今晩のNY相場が注目です!

2025.12.05

結局は、 戦い方を知ってる者が勝つ!.png

おはようございます!
バイクにグリップヒーターがついているので、手袋なしでも手が冷たくなりません。

はい、ということで、本日もよろしくお願いいたします。
今日のテーマは、

【千葉県】私立高校入試まであと42日、公立高校入試まであと74日

です。

最近、中学受験関連の記事が多かったので、「あれ?城南コベッツ東船橋教室は中学受験専門になったの?」と、一部の方からご指摘受けました。

いえいえ、中学受験、高校受験、大学受験、資格試験対策が大得意な個別指導塾です。

ちなみに下の画像。

IMG_5005.JPG

↑ ここは保護者様と面談するスペースですが、この場所は縦型短冊方式でいっぱい貼ってしまっているので、ちょうどこの裏面の自習ブースのほうにもペタペタとたくさん貼ってあります。

(写真が少し暗くてすみません)

千葉県の私立高校入試は、2026年1月17日からスタートします。千葉県公立高校入試は、2026年2月17日から18日までの二日間で実施されます。

まだ2025年ということもあって、直前時期特有のバタバタ感がないのですが、

この12月には、県立向け、私立向けの会場模試もあるため、嫌が上にも盛り上がってくるでしょう。教室内にもカウントダウン掲示を毎日 日めくりのように掲示しています。


今年度の高校受験関連における傾向は、

1つ! 安全志向の高まり

1つ! 私立受験者増

1つ! 学校は厳しめに志望校リサーチ


このように感じます。

【安全志向の高まり】

今年は特に、そう感じます。これは大学受験や中学受験でもそうかもしれません。今の時代は、学力をマックスまで高めて、ちょっとでもいい学校へ入学するという風潮ではなく、
自分のスキルを高めながら、伸ばしながら、道を探りながら進路を考える(保護者様が一緒に考えてあげる)という傾向のようです。

【私立受験者増】

これはあらかた予想はついていましたが、そのようになっています。
そのかわり、私立高校でも内申基準を上げているところも多くなっていますので、その動きは来年さらに拍車がかかる予想を立てています。
私立高校の無償化だからです。



【学校は厳しめにリサーチ】

高校受験におきましては、塾よりも学校のほうがデータが豊富です。何故なら、一学年に100~400名(またはもっと)生徒がいて、ほとんどが受験するのですから、一年間に相当数のデータが得られます。
それが、10年分、20年分とあるのですから、とてつもないデータベースです。その学校の見立てが、今年はちょっと厳しめにしているような気がします。
気のせいかもしれませんが、色々伺うと何となくそんな様相です。

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さて、ここで きちんと想像だけではなく実態を示しておきましょう。

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様々な要因と事情が絡み、多分「私立高校」「私立中学」人気は高まる傾向にあります。
では、公立高校や公立中学に魅力はないのか!?

と言えば、全くそのようなことはありません。

公立高校の良さ(魅力)

1. 経済的な負担の少なさと「選択の自由」

「私立高校無償化」といっても、実際には完全に無料になるわけではありません。

  • 公立高校の圧倒的な費用メリット:

    • 授業料以外: 公立高校の費用は、授業料が実質無償化された後も、私立高校と比較して施設設備費、維持費、教材費、修学旅行積立金などが格段に安価です。

    • 私立無償化の「落とし穴」: 私立高校の無償化は、主に授業料を対象とした制度であり、学校によっては年間数十万円に及ぶことがある「施設整備費」「修学旅行費」「学費以外の諸費用」は自己負担となることが一般的です。

    • 結果: 公立高校に通うことで、その経済的な余裕を、大学受験の塾・予備校費用や、高校生活での部活動、趣味、資格取得などの自己投資に回すことができます。

      これは、生徒の「選択の自由」を広げます。

2. 多様な生徒との出会いと「社会性の育成」

公立高校は、特定の思想や学力層に偏らず、多様な生徒が集まる「地域に開かれた学校」です。

  • 真の多様性:

    • 幅広いバックグラウンド: 地域の様々な中学校から、様々な家庭環境、様々な興味・関心、様々な学力の生徒が集まってくるため、真に多様な価値観に触れることができます。

    • 社会の縮図: 特定の価値観に囲まれがちな私立一貫校などとは異なり、公立高校は「社会の縮図」としての役割を果たします。これにより、異なる考え方を持つ人々との協働や、多様な人間関係を構築する能力(社会性)が育まれます。

  • 公教育としての信頼性:

    • 公立高校の教員は、数年ごとに異動があるため、特定の先生のカラーに染まりすぎず、公正で普遍的な教育機会が提供されやすい環境にあります。

3. 自律的な学習姿勢と「自分で掴む力」

公立高校は、生徒に「自分で考えて行動する力」を求める傾向があります。

  • 自主性の尊重:

    • 私立高校のように手取り足取りの受験指導がない分、生徒は自分の目標や弱点を自分で見つけ学習計画を立て、実行するという「自律的な学習姿勢」が身につきます。

    • 「自分で掴む力」: 大学に入ってからも必要とされる、「与えられた環境を最大限に活用し、自分で必要な情報を集め、学ぶ力」を高校時代に養うことができます。

  • 多様な進路の実現:

    • 公立高校は、特定の大学進学に特化するのではなく、就職、専門学校、芸術系など、生徒一人ひとりの多様な進路希望に比較的柔軟に対応しており、幅広い進路の選択肢を持てる良さがあります。


公立高校は「コストパフォーマンス」と「人間力の育成」に優れる

私立高校が「レールを敷いてくれる」側面があるのに対し、公立高校は「自分でレールを敷く力を育む」環境を提供します。

経済的な負担が少なく、そこで生まれた余裕を自分の未来への投資に回せること、そして多様な人々と触れ合いながら自律性を育むことが、公立高校の最大の強みです。
ただの流行りではない良さを是非知ってください。

でも

実際はもっとすごい理由があります。




私立高校、私立中学を選んだならば、その中のルールに従う必要があります。さらに、評価を甘くみてはいけません。



【知っておいてほしいこと①】

私立の無償化という魔法の言葉に絆されていると、えええ?と驚きの費用が発生することがあります。
これって、学校に入ってからじゃ 遅いですからね。
(細かくは言いませんが・・・・)


【知っておいてほしいこと②】

これが一番言いたいことです。
私立に入りました→勉強追い付きません→クラス順位下落→ただの落ちこぼれになってしまう・・・

このケース、私、頭の中に毛虫が這うぐらいいっぱい見てきました。

一番 グハッと思うのは、中学時代に「いやぁ、太郎君は公立のほうが合ってると思いますよ」と真剣なガチガチのアドバイスを差し上げても結局、蛍の歌にひっかかり、(こっちのみ~~ずはあ~~まいぞ~)
私立の楽な単願への道を歩んだ結果・・ドツボにはまるという
本末転倒で、もっともクライマックスで重要な大学入試で大失敗するという事例があまりにも多いのです。

あまりラウドスピークしても良くないことですが、本当のことなので知っておいてほしいです。


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