城南コベッツ東船橋教室

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2025.07.11

おはようございます。

最近は一日で軽く10000字ぐらいは記事を書いているので、ちょっと左手がつる感じになって違和感がある 東船橋のぬらりひょんです。

本日も宜しくお願いします。

タイトル通り高2までに英検2級を取りましょう!っていうお話しですが、
下の図を見れば、言葉を多く語らずともご理解頂けるのではないでしょうか。



一般入試で求められる英語レベル.png


こちらの画像の右上の円グラフは、「旺文社 教育情報センター調べ」の内容をサイトで見つけましたのでグラフ化しました。

大学受験では英語の外部検定を利用した制度がありますが、その利用者はほとんどが英検だという内容です。

91.6%という数字にはちょっと驚きました。

また、一般受験にしても 総合型選抜、推薦入試にしても 準2もしくは2級取得が望まれるレベルです。

当然ながら高校入試と同様に、級が上のほうが有利です。

高校入試においては、すでに4級を評価する学校は、千葉県ではない・・のではないでしょうか。

大学入試においてもまぁ、4級とか3級を評価はほぼありませんので、準2級以上と捉えておきましょう。

今は級が増えて 準2→準2プラス→2 となっていますが、学習がしっかりこなせているのであれば、2級トライしてもいいのです。


英検は英語学習を継続していれば、誰でもトライできますし、誰でも合格できます。

英語は小学生のうちに中学内容を授業実施しても小学生たちは全然余裕でついてこれます。

日本語はひらがな、カタカナ、漢字とあってそれはそれは大変な言語です。
英語はアルファベットはAからZまでしかありません。

ですから、書けないということがあまりないです。
単語のスペルを覚えていないということがあってもアルファベットを書けないことはないので、小学生から英語学習は特にオススメなのです。

その際、英会話ではなくて、英語の文法学習、単語練習、英文読解、英作文がオススメです。

日本の受験制度からすると、どうあってもreadingが主体だからです。
読解は、単語の意味、連語や熟語の意味、文法事項の押さえが出来てないと読み取れないです。


中学の内容が完全網羅されていないと3級合格は厳しい!?

いいえ、網羅しなくてなくても合格できます。

高校内容をやっていないと準2合格は厳しい!?


多少必要ですが、中学の英文法と高校の英文法はさほど分野としてはさほど変わらないです。よってお、中学内容+αで準2合格できます。

小学生で英検3級は難しい?

いいえ、受かっている子はたくさんいます。

中学受験の算数とか国語よりも 英検3級のほうが取得しやすいように個人的には思いますがいかがでしょう。。。



英検の件はいつもいつもしつこいぐらいに生徒さんや保護者さんに御伝えしております。

「またか!」と思われるかもしれません。

ですが、あの手この手で御伝えして なんとか受かってほしいからです。



2025.07.10

おはようございます!

地域の味方!城南コベッツ東船橋教室の熱意塊です。

お子さんの算数の成績に不安を感じている保護者の方へ。

もしかしたら、その不安は「小学5年生」の算数で、より現実的なものとなるかもしれません。

現在の学習指導要領における算数のカリキュラムでは、小学5年生で学習する内容が、それまでの学年とは一線を画す「大きな壁」となる可能性が高いと言われています。

そして、この壁をスムーズに乗り越えるためには、小学4年生のうちから徹底して「苦手の芽」を摘んでおくことが、非常に重要な鍵を握るのです。


4年生で算数の苦手の芽を摘む.png

なぜ小学5年生の算数が「大きな壁」となるのか?

具体的に、なぜ小学5年生の算数が子どもたちにとって大きなハードルとなるのでしょうか。その理由は、主に以下の3点に集約されます。

  1. 抽象概念の増加と複雑化

    • 小学5年生で導入される算数の内容は、それまでの学年で学習してきた「具体的な数や量を用いた計算」とは異なり、「抽象的な概念」を扱うものが格段に増えます。代表的なのが「平均」「割合」「比例」「単位量あたりの大きさ」といった概念です。

    • これらは、単に数字を計算するだけでなく、その概念が何を意味するのかを深く理解し、複数の情報を関連付けて考える力、そして問題文から必要な情報を読み解き、適切な式を立てる力が求められます。例えば、「割合」は全体を1として部分を考えるという抽象的な思考が必要であり、視覚的に捉えにくい点が子どもたちを混乱させがちです。

  2. 論理的思考力・読解力の要求度が高まる

    • 5年生で学習する内容は、単に公式を暗記して当てはめるだけでは解けない問題が増えます。問題文を正確に読み解き、与えられた情報から論理的に考え、どのような手順で解けばよいのかを自分で組み立てる「思考力」が強く求められるようになります。

    • 特に「文章題」では、今まで以上に複雑な設定や、複数のステップを踏まなければ解答にたどり着けない問題が多くなります。これは、国語の読解力とも密接に関わる部分であり、算数だけの問題として捉えられない側面もあります。

  3. 既習事項の複合的な応用

    • 5年生の算数は、これまでに学習した分数、小数、整数などの計算はもちろん、図形の性質、面積や体積の計算といった既習事項が複合的に組み合わさって出題されることが多くなります。

    • 例えば、「割合」の計算に分数や小数が絡んだり、「単位量あたりの大きさ」で面積の知識が必要になったりするケースは多々あります。つまり、特定の単元だけでなく、過去に習った全ての知識をいつでも引き出して使える状態にしておく必要があるのです。どこかに苦手な単元があると、それが思わぬところで足を引っ張ることになりかねません。

これらの変化は、これまで算数が得意だった子どもでも、つまずいてしまうきっかけとなる可能性を秘めています。

4年生での「苦手の芽摘み」が重要な理由

では、なぜ小学5年生の壁を乗り越えるために、特に「小学4年生」での対策が重要になるのでしょうか。それは、4年生の学習内容が、5年生で学ぶ抽象概念や複雑な問題の「基礎」を築く非常に重要な時期だからです。

  1. 5年生の土台となる概念の導入

    • 4年生では、「小数」「分数」の概念がさらに深まり、計算も複雑になります。特に分数の「たし算・ひき算」や、小数の「かけ算・わり算」は、5年生での「割合」や「平均」といった概念を理解する上で不可欠な基礎力となります。

    • また、「面積」や「角の大きさ」といった図形の基本的な概念も4年生で定着させるべき重要な内容です。これらが不十分だと、5年生で学習する「体積」や「平行四辺形・三角形の面積」などで躓きやすくなります。

  2. 多角的な視点・柔軟な思考の準備

    • 4年生では、「そろばん」や「がい数」など、数を様々な視点から捉える学習も行われます。これは、5年生で求められる「多角的な思考」や「柔軟な発想」の土台となります。

    • 特に、がい数は「およその数」として状況に応じて使い分ける練習であり、これは「概算」や「見積もり」といった、より実践的な算数能力へと繋がっていきます。

  3. 計算力の徹底した定着

    • 5年生では、計算そのものよりも「思考」に重点が置かれるため、計算に時間を取られたり、計算ミスで間違えたりするようでは、問題を解く上で大きなハンディとなります。

    • 4年生のうちに、四則計算はもちろん、小数・分数の計算を素早く正確にこなせるようにしておくことが、5年生以降の学習の効率を大きく左右します。計算力が盤石であればあるほど、子どもは問題の「内容」に集中し、思考力を磨くことに時間を割くことができます。

このように、4年生で学ぶ内容は、5年生の算数、ひいては中学以降の数学へとつながる重要な「布石」となるのです。この時期に苦手意識を放置してしまうと、5年生でさらに大きな穴となって露呈し、取り返しがつかなくなる可能性が高まります。

具体的な「苦手の芽摘み」戦略:家庭でのサポートと学校との連携

では、具体的にどのようにして4年生からの「苦手の芽摘み」を進めていけば良いのでしょうか。

1. 毎日の「計算力」強化は欠かさずに

  • 基礎計算の反復練習: 4年生で学習する小数・分数の計算だけでなく、3年生までに習った九九や繰り上がり・繰り下がりのある計算など、基本的な計算を毎日短時間でも良いので繰り返す習慣をつけましょう。計算ドリルや市販のプリントを活用するのも良いでしょう。

  • タイムアタックの導入: 正確さだけでなく、スピードも意識させるために、簡単な計算問題をタイムアタック形式で解かせるのも効果的です。ゲーム感覚で取り組むことで、飽きずに続けられる工夫を凝らしましょう。

  • 計算の順序の徹底: かけ算・わり算から先に計算する、かっこがあればかっこの中から計算するなど、計算の順序を徹底的にマスターさせましょう。複雑な問題になるほど、この基本的なルールが重要になります。

2. 「なぜそうなるのか」を大切にする理解学習

  • 視覚的な教材の活用: 抽象的な概念は、言葉だけで説明してもなかなか理解しにくいものです。例えば、分数の大きさを理解させるためにピザやケーキを分ける絵を描いたり、ブロックや図形パズルを使って空間認識能力を養ったりと、視覚的な教材を積極的に活用しましょう。

  • 具体物を使って考える: 実際に物を使って数を操作したり、図形を組み立てたりすることで、実感を伴った理解を促します。「1mのテープの1/2はどれくらい?」など、身近なものを例に挙げて問いかけるのも良い方法です。

  • 問題の背景を一緒に考える: 文章題を解く際も、単に式を立てるだけでなく、「この問題は何を求めたいんだろう?」「登場人物はどういう状況なのかな?」といったように、問題の背景や状況を一緒に考え、ストーリーとして捉える練習をしましょう。

3. 「苦手」を早期発見し、即座に対処する

  • 丸付けは親が行う: 子ども任せにせず、保護者の方が定期的に丸付けを行い、どこで間違えたのか、なぜ間違えたのかを把握しましょう。特に同じような間違いを繰り返す場合は要注意です。

  • 理解度を細かくチェック: 小テストや宿題の内容を見て、特定の単元でつまずいていないか、苦手な計算はないかなど、理解度を細かくチェックしましょう。

  • 「わからない」を歓迎する雰囲気作り: 子どもが「わからない」と言いやすい雰囲気を作ることが大切です。叱るのではなく、「どこがわからないの?」「どう考えたの?」と優しく問いかけ、一緒に考える姿勢を見せましょう。

  • 学校の先生との連携: 担任の先生に子どもの状況を伝え、困っていることや不安な点を共有しましょう。学校での学習状況や、先生からのアドバイスも貴重な情報源となります。場合によっては、放課後の補習や個別指導を相談することも有効です。

4. 褒めて伸ばす!ポジティブな学習体験

  • 小さな成功体験を積み重ねる: 難しい問題が解けた時だけでなく、計算ミスが減った、集中して取り組めたなど、些細なことでも積極的に褒めましょう。

  • できたこと、頑張ったことを具体的に: 「よくできたね!」だけでなく、「小数のかけ算、間違えずにできたね!」「問題文を最後までしっかり読めたね!」など、具体的に褒めることで、子どもの自信に繋がります。

  • 算数への興味を引き出す: 算数は日常生活の中に溢れています。例えば、お買い物で割引計算をしてみたり、料理の分量を調整してみたりと、実生活と結びつけて算数の楽しさを伝える工夫もしてみましょう。

まとめ:未来への投資としての「4年生の算数」

小学5年生の算数は、子どもたちが論理的思考力や抽象的な概念を理解する上で、非常に重要なステップとなります。しかし、その前に立ちはだかる「壁」に打ちひしがれてしまう子どもも少なくありません。

この壁を乗り越えるための最も効果的な方法は、小学4年生という早い段階から、お子さんの算数における「苦手の芽」を徹底的に摘んでおくことです。


基礎計算力の徹底、概念理解の深掘り、そして苦手単元の早期発見と対処。これらを地道に、しかし着実に積み重ねていくことで、5年生になった時に「やっててよかった!」と実感する日が必ず来るでしょう。


算数の学習は、単に計算ができるようになるだけでなく、物事を論理的に考え、問題を解決する力を育むものです。

4年生での丁寧な指導とサポートは、お子さんの将来の学習全般、さらには人生における問題解決能力の基盤を築く、未来への大切な投資となるはずです。今からでも遅くはありません。

お子さんの算数への「苦手」が「得意」に変わるよう、親子で一緒に、一歩ずつ着実に歩んでいきましょう。

2025.07.09

おはようございます!
船橋市でも住みよい街として言われいてる東船橋地区の個別指導塾 城南コベッツ東船橋教室から、本日も宜しくお願い致します!


夏休みが終わった後の9月早々、

城南コベッツ東船橋教室では、宮本中、飯山満中、前原中、そして中学受験を控える生徒さんを対象に、参加無料の「確認テスト&学校ワークチェック」を実施します!

★★★★★

当教室以外の生徒さんも参加可能です。

但し、確認テストの準備がありますので、ご参加を希望される方は早めにご連絡ください。夏休みからは、学習塾の動きが相当活発化します。

その際に、ご要望などもお伝えください。

例えば

・英語はまあまあなので、数学と理科を強くしたい

・英検が10月なのでその対策も兼ねて

・特に連立方程式の利用問題が全然わからないようなので教えてほしい

・国語の対策もしてほしい

・単語が覚えられないので、取り組んでほしい

・学校のワークが終わってないので面倒をみてほしい

・中学受験で今から猛勉強だが、ポイントを教えてほしい

・中学受験9月のテストの出そうな問題を練習したい

・中学受験の志望校に合わせた問題をお願いしたい

などなど、

ご要望をお伝えいただければそれなりに準備ができます!

047-409-7533までお願い致します。


夏休みモードから学習モードへとスムーズに切り替え、9月の重要なテストで最高のスタートを切るための絶好の機会ととらえていただければ幸いです。

確認テスト.png

イベント日時

  • 9月1日(月)13:00~20:00

  • 9月6日(土)11:00~17:00

  • 9月13日(土)11:00~17:00

対象

宮本中・飯山満中・前原中・中学受験の生徒

場所

城南コベッツ東船橋教室


持ち物

学校指定のワーク、受験用のテキスト

これらの日程で実施される「確認テスト&学校ワークチェック」に参加して、ぜひ万全の態勢で臨んでください。

なぜ今、準備が必要なのか?

夏休みは、普段できないことに挑戦したり、苦手科目を克服したり、得意科目をさらに伸ばしたりと、学習面でも大きなチャンスです。しかし、同時に生活リズムが崩れやすく、学校が始まると「夏休みボケ」でなかなか勉強に集中できない...という生徒さんも少なくありません。

特に今年は、夏休み明けすぐに重要なテストが集中しています。

  • 9月2日(火):重要な実力テスト

  • 9月は重要な前期期末テスト

  • 9月15日(月・祝):重要な首都模試


これらのテストは、皆さんのこれまでの学習の定着度を測るだけでなく、今後の学習計画を立てる上でも非常に重要な指標となります。

だからこそ、夏休み気分をサッと拭い去り、気持ちを学習モードに切り替えることが何よりも大切なのです。

【前期期末テスト】

前期中間テストが6月に実施されました。

そのときのことを思い出してみてください。準備に余念なく1か月ぐらいの時間をかけてしっかりと復習して演習を繰り返していきました。

テスト前にもイベント参加し、しっかりと真面目に取りくんできました。

その結果がみんなの優秀な成果につながったのです!

期末テストは、前期の成績が確定する重要なテストです!

だからこそ、中間のとき以上に、気持ちを強くしていきましょう!!

【9月の首都模試】

6年生で中学受験を控えた諸君は7月6日の首都模試を受けました。何か反省すべきポイントが見い出されたかと思います。

9月の模試は全範囲です。

だからこそ、用意周到に臨むべきです。受験生であることを忘れずに夏の過ごし方も考えてほしいですし、この9月の模試は超重要だと捉えてください。


「確認テスト&学校ワークチェック」で得られるメリット

このイベントに参加することで、皆さんは以下のような大きなメリットを得ることができます。


  1. 学習の抜け漏れをチェック! 確認テストを通して、夏休み中に学習した内容がどの程度身についているか、また、どこに弱点があるのかを明確に把握できます。特に、前期期末テストに向けて、どの単元に力を入れるべきかが見えてくるでしょう。


  2. 学校ワークを徹底的に見直し! 学校から出されているワークは、テスト対策の基本中の基本です。しかし、一人で黙々と取り組むのは大変ですよね。このイベントでは、城南コベッツの講師が皆さんの学校ワークを丁寧にチェックし、疑問点や不明な点をその場で解説します。これで、ワークを完璧に仕上げ、テストの得点アップに直結させることができます。


  3. 中学受験生は、受験用テキストで実践力アップ! 中学受験を控える生徒さんにとっては、入試本番を意識した実践的な演習が不可欠です。受験用テキストを使ったチェックで、応用力を高め、本番で力を発揮できる基礎を固めます。


  4. 夏休みボケを吹き飛ばし、学習モードに切り替え! イベントに参加することで、強制的に学習スイッチをオンにすることができます。「周りのみんなも頑張っているんだ」という意識が芽生え、自然と集中力が高まるでしょう。新学期に向けて、最高の精神状態でスタートを切るためのウォーミングアップにもなります。


  5. 参加無料!手軽に参加できる! 費用は一切かかりません!「まずは気軽に試してみたい」「夏休み明けの勉強に不安がある」という方も、安心してご参加いただけます。


参加は簡単!必要なものはこれだけ!


 ★持ち物:学校指定のワーク、受験用テキスト




このイベントは、皆さんの学習を全力でサポートするために企画されました。

夏休み中に培った力を最大限に発揮し、9月のテストで素晴らしい結果を出すためにも、ぜひこの機会を最大限に活用してください。

城南コベッツ東船橋教室の講師一同、皆さんのご参加を心よりお待ちしております!一緒に最高のスタートを切りましょう!






2025.07.08

おはようございます。
東船橋のフクゾウです。

「この世の中学生は男も女も
数学 やべぇの子ばかり・・・
そんな皆さんのココロのスキマをお埋め致します

いいえ、お金は一銭もいただきません。わたしの笑顔はスマイル0円ですから。
皆さんが満足されたら、それが何よりの報酬でございます」


フクゾウ.png


夏休み、それは多くの学生にとって待ちに待った長期休暇。部活動に励んだり、友達と遊んだり、旅行に行ったりと、普段できない体験をする貴重な時間です。

しかし、この楽しい夏休みが、実は中学生にとって「落とし穴」になりやすい時期であることをご存知でしょうか?

特に、夏休みの終わりから夏休み明けにかけては、学力の低下、特に数学でつまずく生徒が急増する傾向にあります

なぜ、この時期に多くの生徒が壁にぶつかってしまうのでしょうか?

そして、学年ごとにどの単元に特に注意が必要なのでしょうか? そのメカニズムと具体的な対策について、詳しく見ていきましょう。



夏休みが「魔の期間」になる4つの落とし穴

学年を問わず、夏休みが数学の学力低下に繋がりやすい共通の要因があります。

1.生活リズムの崩壊 夏休みに入ると、多くの生徒は普段の学校生活とは異なる生活リズムになります。夜更かしをして朝遅くまで寝る、食事の時間も不規則になる、といったことはよくあることです。この生活リズムの崩壊が、夏休み明けの学習に大きな影響を与えます。脳は規則正しい生活リズムの中で最も効率的に働くため、集中力や記憶力の低下を招き、数学の論理的思考や計算力に悪影響を及ぼします。

2.学習習慣の途絶 学校の授業がなくなり、定期的な宿題も少なくなることで、知らず知らずのうちに学習習慣が途絶えてしまうことがあります。数学は積み重ねの教科であり、少しでも学習から離れると、以前に習った内容を忘れ、新しい内容についていけなくなるという悪循環に陥りやすくなります。長期的な学習ブランクは、この「忘れ」を加速させます。

3.長期休み特有の「課題」への取り組み方 夏休みには学校から宿題が出されますが、「最初に取り組むだけ」または「最後にまとめて取り組むだけ」というパターンになりがちです。また、丸付けを適当に済ませたり、間違えた問題の見直しを怠ったりすることもよくあります。特に数学では、なぜ間違えたのか、どこでつまずいたのかを理解し、間違いを克服することが学力向上には不可欠です。

4.得意科目・苦手科目の偏り学習 まとまった時間があるからこそ、自分の好きな教科ばかり勉強したり、苦手な数学から目を背けたりする傾向が見られます。苦手な数学から完全に離れてしまうと、その苦手意識はさらに強まり、基礎が固まらないまま新しい学期の内容に進むことになり、ますます理解が追いつかなくなります。

これらの要因が重なり、夏の終わりから夏休み明けにかけて、生徒たちは特に数学でつまずきやすくなるのです。記憶の薄れがピークに達し、学校生活への適応が困難な上に、夏休み明けにはテストや新しい単元が始まることが、さらに拍車をかけます。


さて、ここから数学の話題になるのですが、
最初に 学研総合教育研究所がまとめた苦手な教科・得意な教科についての調査レポートを確認してみてください。


学年別!夏休み前後の数学における要注意単元と対策

ここからは、学年ごとに夏休み前と夏休み明け(2学期、前期の終わり)に学習する主な単元と、それらを踏まえた学習のポイントを見ていきましょう。


中学1年生

中学1年生の夏休みは、小学校までの算数から本格的な数学への移行期であり、最もつまずきやすい時期の一つです。

夏休み前(1学期後半):

  • 正の数・負の数:特に四則計算(加法・減法・乗法・除法)の符号の決定。

  • 文字と式:文字式の表し方、計算、分配法則。

  • 方程式:一次方程式の基本的な解き方。

夏休み明け(2学期序盤):

  • 方程式の応用:割合、速さ、食塩水の濃度などを用いた文章問題。

  • 比例・反比例:グラフ、変域、式を求める問題。

  • 平面図形、空間図形:基本的な図形の性質、作図、体積や表面積の公式。

つまずきポイントと対策: 1年生で最も重要なのは、正負の数の計算を完璧にすることと、文字式・方程式の概念を理解することです。これができていないと、2学期以降の数学は全てつまずきます。夏休み中に、正負の数の計算練習を徹底し、文字式のルールを復習しましょう。

特に、方程式の文章問題は、国語力も問われるため、夏休み中に多様なパターンに触れておくことが重要です。

比例・反比例はグラフの概念が初めて出てくるので、夏休み中に基本的なグラフの書き方を復習しておくとスムーズです。


中学2年生

中学2年生は、数学の難易度が一段と上がる学年です。抽象的な概念が増え、1年生で習った内容の応用力が問われます。

夏休み前(1学期後半):

  • 連立方程式:加減法、代入法、文章問題。

  • 一次関数:グラフ、変化の割合、直線の式、交点。

夏休み明け(2学期序盤):

  • 一次関数の応用:図形との融合問題、速さに関する問題。

  • 平行と合同:平行線の性質、多角形の性質、合同の証明。

  • 確率:場合の数、確率の計算。

つまずきポイントと対策: 2年生の夏休み前は連立方程式と一次関数が山場です。

特に一次関数は、今後の関数分野の基礎となるため、グラフの読み取り方、傾き(変化の割合)と切片の意味をしっかり理解することが重要です。

夏休み中に、これらの単元の計算練習とグラフの問題を重点的に復習しましょう。

夏休み明けに始まる図形の証明は、論理的思考力が問われるため、夏休み中に1年生で習った図形の性質や記号の意味を復習しておくと良いでしょう。また、確率も苦手意識を持つ生徒が多い単元です。場合の数から丁寧に復習し、漏れなく数え上げる練習をしておきましょう。証明問題は、夏休み中に「なぜそうなるのか」を考える習慣をつけておくことが、2学期以降の学習をスムーズにする鍵になります。


中学3年生

中学3年生は、高校入試を控える重要な学年です。これまで学習した内容の総仕上げに加え、新たな重要単元が登場します。

夏休み前(1学期後半):

  • 多項式:展開、因数分解。

  • 平方根:根号の計算、有理化。

  • 二次方程式:解の公式、文章問題。

夏休み明け(2学期序盤):

  • 二次関数:グラフ、変域、最大値・最小値。

  • 相似な図形:相似条件、相似比、面積比・体積比。

  • 円の性質:円周角の定理など。

  • 三平方の定理(ピタゴラスの定理):平面図形・空間図形への応用。

つまずきポイントと対策: 3年生の夏休み前は、展開・因数分解、平方根、二次方程式といった計算分野の集大成です。これらは高校数学の基礎となるため、夏休み中に徹底的に練習し、計算ミスをなくすことが最優先です。特に因数分解はパターンが多く、慣れるまで時間がかかるので、毎日少しずつでも練習を続けましょう。

夏休み明けは、二次関数、相似、円の性質、三平方の定理といった、入試の頻出単元が目白押しです。これらは図形と関数の融合問題として出題されることも多く、これまで習った知識の総合力が問われます。

夏休み中に、1・2年生で習った図形の性質を復習し、基本的な定理や公式を再確認しておくと、スムーズに3年生の応用単元に取り組めます。

特に三平方の定理は、多くの問題に応用されるため、公式を覚えるだけでなく、様々な図形に適用できる練習をしておきましょう。


夏休み明けの数学でつまずかないための具体的な対策!

学年を問わず、夏休み明けの「つまずき」を回避し、学力向上に繋げるための共通の対策は以下の通りです。

1.規則正しい生活リズムをキープする 夏休み中も、できるだけ学校があるときと同じ時間に起き、同じ時間に寝るように心がけましょう。難しい場合は、夏休みの終わりに向けて徐々に元のリズムに戻していくように調整しましょう。

2.毎日少しでも学習時間を確保する 「学習ブランク」を作らないために、毎日決まった時間に勉強する習慣をつけましょう。たとえ30分でも1時間でも構いません。毎日継続することが重要です。特に数学は、計算練習や基本問題の復習をルーティンに組み込みましょう。

3.夏休みの宿題は計画的に!そして徹底的に! 夏休みが始まったら、まず宿題の量を把握し、いつまでに何をやるか具体的な計画を立てましょう。特に数学のドリルや問題集は、毎日少しずつ進め、決して「溜め込み」をしないことです。問題を解いたらすぐに丸付けを行い、間違えた問題は必ずその日のうちに、または翌日には見直して解き直しましょう。 なぜ間違えたのか、どこで理解が止まっているのかを把握することが重要です。

4.苦手を克服するチャンスと捉える 夏休みは、普段の授業ではなかなか時間を取れない苦手分野の克服に最適な時期です。学年ごとのつまずきポイントを参考に、自分の苦手な単元があれば、教科書を読み直したり、参考書や問題集で基礎から学び直したりするチャンスです。焦らず、一歩一歩着実に理解を深めていきましょう。

5.夏休み終盤には「総復習」の時間を設ける 夏休みが終わる1週間前からは、夏休み中に学習した内容だけでなく、これまでの学年で習った重要単元も含めて総復習する時間を設けましょう。 特に数学は、前の学年の内容が土台となることが多いため、抜けがないか確認することが重要です。苦手な問題や間違えやすい問題を重点的に復習し、夏休み明けのテストに備えましょう。



まとめ:夏休みは「差がつく」期間!

夏休みは、遊んだり休んだりするだけでなく、学力を伸ばす絶好のチャンスでもあります。

しかし、その過ごし方によっては、夏休み明けに大きな「つまずき」が生じてしまう可能性も秘めています。

特に数学は、積み重ねが非常に重要な教科であり、夏休み中の学習習慣や取り組み方が、その後の学力に大きな影響を与えます。



「夏休みの終わりから夏休み明け」という魔の期間を乗り越え、むしろここで差をつけるためには、規則正しい生活、計画的な学習、そして苦手分野への積極的な取り組みが不可欠です。

楽しい夏休みを過ごしつつも、学習への意識を忘れず、充実した夏休みを過ごしましょう。そうすれば、夏休み明けに自信を持って新学期を迎え、さらなる学力向上へと繋げることができるはずです。頑張れ、中学生!


2025.07.07


中3生のきみへ!最初の模試で「やべぇ」と思ったら、それは最高のチャンスだ!

中3生のきみたち、最初の会場模試は受けましたか?
それとも7月6日(日)のSもぎを受験しましたか?それとも7月13日(日)のVもぎを受験する予定ですか?

6月受験の結果はすでに出ていましたが、前期中間テストもあって、なかなか解き直しの時間が取れなかった・・・という生徒さんは、解き直しは必ずやっておきましょう!

結果を見て、「やべぇ」「心折れた」「無理」って思ってしまいましたか?


最初の模試で思った通りの点数が取れなくても 恐れることなどない!.png

でもそれは最高の気づきを得た証拠です。

だから、絶対に落ち込まないでください。むしろ、この「やべぇ」という感情を、これから成績を大きく伸ばすための最高のチャンスだと捉えていきましょう!


最初の模試は、誰もが「点数が低い」のが当たり前!

お父様、お母様、ここからの文章、ちょっとくだけていますが、子どもたちに語り掛ける感じで伝えたいので、どうかお許しください
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中3生の諸君!

はっきり言っておくね。
もし最初の模試からバリバリ点数が取れたら、全国の学習塾の80%は必要なくなってしまうよ。
日本の教育水準はけっこう高いけれど、そんなハイパーなことは起こらないからね。

そんなこと、ありえないよね?だから安心してほしいんだ。

最初の模試は、10,000人いたら10,000人全員が、定期テストよりも点数が低くなるのが当たり前だよ?

なんでかって?

定期テストは、学校の授業で習った範囲から出題されるよね。

先生も「ここ出るぞー」ってヒントをくれたりするし、対策も立てやすい。

でも、模試は違うんだ。

きみが今まで小学校、中学校で習ってきた範囲の中から、広く、そして深く出題される。まだ習っていない範囲や、忘れてしまっている内容もたくさんあるはずだ。そして仮に1年生、2年生の内容を出題されたとしても 模試向けのバリバリの復習なんて・・・・みんなやってないでしょ?

さらに言えば、「模試」だからね、「模試」

模試っていうのは、それなりに骨っぽく作成されるもので、平均点だって低く設定されるんだよ。普段みんなは、平均点が300点以上ぐらいの定期テストを受けているでしょ。
模試なので、そんな平均点のテストは作らないよ。
平均点は、いつもバラバラではあるけれど、だいたい275点前後かな・・・。

だから、点数が低くて当然なんだよ。

特に、千葉県のきみたちにとって、最初に受ける模試といえばVもぎSもぎだよね。

これらの模試は、千葉県の入試問題に合わせた形式で、幅広い範囲から出題される。中3の内容は、6月のテストでは出ないけれど、かえって1年、2年の内容を出されるほうがきついでしょう。

忘れてしまっているよね。
それに出題のされかたも千葉県の入試を意識しているので、戸惑うのも無理はないんだ。


「やべぇ」と感じたその瞬間が、きみの伸びしろ!

今回の模試で「やべぇ」って思ったのは、きみが現状をしっかり把握できた証拠だ。

自分の苦手な分野や、まだ理解が足りないところがハッキリと見えたはず。

これこそが、きみがこれから力を伸ばしていくための「伸びしろ」なんだよ。

もしここで「まぁ、こんなもんでしょ」って思ってしまっていたら、きっと何も変わらなかっただろう。

でも、きみは違う。

悔しさや焦りを感じたからこそ、

「このままじゃダメだ」「もっと頑張らないと」って気持ちになれたんだよね。

その気持ちこそが、これからのきみを大きく成長させてくれる原動力になるんだ。


例えば、

数学で全然手が動かなかった問題があったとする。
それは、その分野の基礎が抜けているか、応用力が足りないかのどちらかだ。

英語の長文が読めなかったなら、単語力や文法力が不足しているのかもしれない。

国語の記述問題が書けなかったなら、読解力や表現力を鍛える必要がある。

社会や理科でも、知識が抜けている部分が明確になったはずだ。


VもぎSもぎの結果を見ると、教科ごとの点数だけでなく、分野ごとの正答率や、志望校の合格可能性なども示されているよね。

これらのデータは、きみの弱点や、これから力を入れるべきポイントを具体的に教えてくれる「宝物」なんだ。

自分の結果とじっくり向き合って、どこをどうすれば点数が上がるのか、具体的な戦略を立ててみよう。



具体的に何をすればいいの?

じゃあ、この「気づき」をどうやって「チャンス」に変えていくか、具体的な話をしよう。


  1. 結果を徹底的に分析する: 模試の結果が返ってきたら、点数だけを見るのではなく、どの問題が間違っていたのか、なぜ間違えたのかを一つひとつ確認しよう。解説を読んで、理解できなかった問題は、教科書に戻ったり、先生や塾の先生に質問したりして、完全に理解するまで粘ろう。特にVもぎやSもぎの解説冊子は、丁寧に作られているから、隅々まで活用してほしい。


  2. 苦手分野を洗い出す: 間違えた問題を通して、自分がどの分野が苦手なのか、どの単元が理解できていないのかを明確にしよう。例えば、数学なら「関数が苦手」、英語なら「不定詞が苦手」といった具合に、具体的に洗い出すんだ。


  3. 弱点克服計画を立てる: 洗い出した苦手分野を克服するための具体的な計画を立てよう。苦手な単元の問題集を繰り返し解いたり、塾の先生に個別の補習をお願いしたりするのも良い方法だ。ただし、焦って全部やろうとしないこと。まずは優先順位をつけて、一つずつ着実に克服していくことが大切だ。


  4. 基礎を固める: 模試で点数が取れなかった原因の多くは、基礎学力の不足にあることが多い。特に、中1、中2で習った内容で抜けているところがないか、確認してみよう。教科書を読み直したり、ワークを解き直したりして、地道に基礎を固めていくことが、結果的に大きな伸びにつながるんだ。

  5. 時間を意識して勉強する: 模試は時間制限がある中で問題を解く必要があるよね。普段の勉強でも、時間を意識して取り組む練習をしよう。特に、VもぎやSもぎの過去問を時間を計って解いてみるのは非常に効果的だ。


  6. 目標を明確にする: 「〇〇高校に合格する」という大きな目標だけでなく、「次の模試で数学の点数を〇点上げる」「英語の長文を全部読めるようになる」といった具体的な目標を設定しよう。目標が明確になれば、やるべきこともハッキリしてくるはずだ。




ただし、具体的にこうしたほうがいいよとは言っても、なかなかすぐに自分だけの力で全部を一気に改善していくのは難しいよね。

そしたら、まずは

「目標」を明確にしていこう!!

志望校の目標と偏差値の理解が出来たら最高なので、簡単に書くよ。

①まずは今回のテスト結果ではじめて「偏差値」が出た、その数字を紙に書いておいて

②行きたい学校の基準偏差値を知っておこう(これは合格目安一覧表みたいなものを学校とか塾からもらったよね、それを参考にしてほしいのだが、もしなければこちらに問合せてね)

③続いて、もし点数が「やべぇ」だったら、学校の基準偏差値から自分の偏差値を引いてみて

例)例えば学校の偏差値が58、自分の偏差値が51だったとしたら引き算して7だよね。

④引いた差の数字に8.5をかけ算してみて

例)この例でいうと7×8.5=59.5点だからまぁ60点としておこう

⑤次に自分の内申点を確認してみて

⑥学校の基準内申も出ていると思うので、その差を計算しよう

例)学校の基準内申が110で、自分の内申が100だったら10だよね


⑦ここまで来たら計算していくよ。

今回とった点数+上で計算した60+内申の遅れ10=


この計算だ。

仮にきみのテスト結果が今回284点だったとすると、

284+60+10=354点

もし今回のテストで354点だったら判定がBまで浮上する。そしてAを目指すならば、おおむね362点~|363点だね。

この点数なら、きみの行きたい学校に可能性高く合格するよ。


上の計算、ちょっとヤヤコシイなと思ったら、これも 聞いてくれていいよ。
丁寧に教えるからね!



きみは一人じゃない!

きみは一人でこの試練に立ち向かっているわけじゃない。学校の先生、塾の先生、そして何よりもきみのお父さんやお母さんが、きみのことを全力で応援している。

困ったことや悩んだことがあったら、遠慮なく周りの大人に相談してほしい。きっと、きみにとって最善のアドバイスをくれるはずだ。


千葉県にはたくさんの高校があって、きみが目指す場所もきっと見つかるはずだ。

VもぎやSもぎは、そのための道しるべにもなってくれる。最初の模試で「やべぇ」と思ったその気持ちを忘れずに、これからの努力につなげていこう。

さあ、顔を上げて前を向こう!



この


「やべぇ」という感情を、きみが大きく飛躍するための最高のバネにして、これからの受験勉強を乗り越えていこう!きみなら、絶対にできる!応援しているよ!