城南コベッツ藤沢駅前教室

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2022.12.06

教育指導要領に「新しい学力」が盛りこまれるようになって、
3年が経とうとしています。

「これからは答えのない問いに立ち向かう時代だ」
「従来型の詰め込み教育では通用せず、自分の頭で考えないといけない」

どれも正しいです。
これまでのような知識偏重のやり方では通用しない時代に来ています。
AIに代表されるシステムについても、運用する側の人間に所謂
「思考力・判断力・表現力」といった力が備わっていなければ、
効果的に使いこなすことはできないと感じます。

ただ、この学力の新要素ばかりが注目される一方で、
従来の「知識・技能」が必要なくなったのか、というと全くそうではないのです。
これらはスポーツにおける「基礎体力」に該当するものです。
例えばサッカー選手になるにあたって、
走る能力やスタミナ、筋力がなければセンスだけあっても成立しないのと同様、
基礎的な「知識・技能」を持ち合わせていないと、いくら「思考力」があっても
ダメなのです。

つまり、これまで必要だった能力は当然あるべきものとして、
その上に「思考力・判断力・表現力」が必要になっている...というのが
今の子どもたちに求められる能力なのです。

「知識・技能」は積み重ねです。
高校生で躓いている人は恐らく中学生の学習内容に、
中学生で躓いている人は恐らく小学生の学習内容に、
穴があるはずです。
ここを埋めずして、現在の学習内容など到底わかるはずがありません。

当塾では、必ずこの「遡った先にある穴」を見つけながら指導を行います。
穴は小さいうちに塞いでおかなければ、
後々大きな穴となり、お子様自身に降りかかります。
早い段階に正確に穴を見つけ、しっかりと復習を行う事が大事なのです。

2022.12.02

よく、国語力がないね...といった話を聞きます。
文章問題が解けない要因として言われることもありますね。

では、国語力とは一体何なのでしょうか?
これはあくまで私見ですが、私は「作者(筆者)との対話」だと思っています。

文章である以上は、作者の訴えたいメッセージや意図があるはずです。
この意図をしっかりと汲み取り、整理した上で必要な情報を抽出し、設問に答える。
このような力が国語力なのではないかと思います。

文章問題でも同じです。問題になっている以上は問題作成者の意図があるはずで、
この意図(何をしたら良いか)がわかると問題が解けるようになります。

では、国語力はどのようにして身に付けていくのでしょうか。
1つには、「本を読む」事が挙げられます。
ただし、これは漫然と本を読むだけでは不十分で、
物語文章であれば登場人物の心の動きや行動意図を考えながら読む、
説明的文章であれば作者の意図を考えながら読む...といった事が必要です。

学校の授業では国語の教科書を使いながら進めますが、
1つの文章を1か月ほどかけて読み進めるため、
1年間に出会う文章の量は非常に少ないです。
そのため、なかなかこのような力が身に付きにくいと言えます。

城南コベッツ藤沢駅前教室では、国語の場合は、
基本的には学校で扱わない文章を用いて授業を行います。
その方が、新しい文章に出会う事で国語力を身に付けやすいと考えるからです。

国語についてお悩みがある場合、是非ご相談ください。

2022.11.29

うちの子勉強ができなくて...
多くの保護者様が抱えるお悩みの1つだと思います。

ただ、勉強ができない、にもいくつか種類があると思っています。
まずは、
①勉強をそもそもしていない
②勉強のやり方がわかっていない
③勉強をしても忘れてしまう
といった、なぜできないかの切り分けをしてみましょう。
そうすると、課題が見えてくると思います。

塾では、この切り分けを必ず最初に行います。
その上で、できない理由に応じた対策を進めていきます。

お子様の勉強でお悩みの点がございましたら、
是非お気軽にご相談ください。

2022.11.25

今回は、親世代が受けた学習内容と、
今のお子さんの学習内容には違いがある、というお話です。

公立学校で学習する内容は、「学習指導要領」により決められています。
そのため、公立学校で九九を小1で学習したり、
高校内容を中学校で学習したり、といったことはできません。

そして、この学習指導要領の中身ですが、4年に1度改訂されています。
さらに、10年に一度大きな方針の見直しが入るようになっています。

一度は耳にしたであろう、「ゆとり教育」なども、
この学習指導要領の見直しに由来するものです。
こちらは、本来の意図と異なる捉えられ方をされてしまい、
結果として失敗と位置付けられるようになってしまいました。
(このあたりの話は今回は割愛します)

さて、この学習指導要領ですが、算数・数学では近年、
主に割合・統計といった分野での大きな学年移動が起こっています。

具体的には、「速さ」「比」といった分野の低学年化、
「データの統計」の各単元の早期学習化が挙げられます。

最も大きな変化では、「箱ひげ図」「四分位数」が、
高校学習範囲外から高校学習内容に移り、その4年後には
高校学習内容から中学2年での学習内容に移り...といった事があります。

これはもちろん、AIを含むデータサイエンティスト・プログラム関連の
人材強化が根底にあります。昔は大学レベルで扱っていた内容が、
今や中学生がやるようになったのですね。

統計関連以外でも、日常生活との関わりや思考力・判断力・表現力といった
観点が強化され、結果として典型問題の暗記だけでは対応できないレベルの
問題が多くあらわれることになりました。実質的な難化と言えるでしょう。

今のお子様は難しい問題やバリエーションに富む問題に対応する力が
求められるようになりました。
そのため、親が思うほど「簡単」ではない、と言えるでしょう。

世の中がアップデートされているように、
お子様の学習内容もアップデートされています。
お困りの際は、プロである我々講師にお任せください。

2022.11.22

ときどき、ご相談の中で次のようなお話をいただく事があります。
「この程度の問題、普通できますよね」
「社会なんて、書いて覚えさせたら誰でもできますよね」

この「普通」「誰でも」という言葉、実はとても危険だと思っています。
なぜなら、お子様本来の力を見ずに、一般化しようとしているからです。

一人ひとり得意・苦手は異なります。
これは人間である以上仕方がない事だと考えます。
現状落ち込みがあるならば、その原因をしっかり見つけてあげて、
打開策を一緒に考えてあげるべきです。
根拠のない「普通」「誰でも」といった曖昧な尺度で測るのは
お子様のためにはならない、と感じます。

もう1つ、今のお子様の学習内容は、従来よりも難化していると言えます。
こちらについては次回お話したいと思います。