最近人気が出ている「心理学」を学べる学部。
こちらも「数学」の理解が不可欠な学部です。
主に使うものは、
・統計、確率
です。
心理学は一見、数学と無縁なように感じそうですが、
実際は実験やテストを通じて統計的に検証する学問なので、
統計学を中心に数学を多用する学問となります。
特に、統計学においては高等数学レベルの内容は理解できていないと、
大学に入ってから苦労する可能性があります。
もちろんこれも大学に入ってからフォローが通常ありますが、
文系志望だからといって数学を疎かにしないよう、気をつけましょう。
よく、経済学部は「文系の理系学部」と言われますよね。
実際に、早稲田大学政治経済学部では数学が必須となっていますし、
慶應義塾大学でも数学を必要とするA方式は、数学を必要としないB方式の
定員の2倍となっています。(入学後のカリキュラムも異なります)
先日にも、大学教員側の嘆きとして、「数学嫌いが多すぎて、指導に困る」
といった投稿が議論を巻き起こしてもいました。
では、経済学部において数学はどの程度理解しておくべきなのでしょうか?
必要となる数学の知識は学ぶ学問によっても変わってくるのですが、
主に使うものは、
・微分、積分
・統計、数列
・確率
・ベクトル、行列
といったものです。
このうち、行列以外は数ⅡBまでに学習するものなので、
学校の授業レベルはしっかりと理解をしておきたいですね。
(現高1からはベクトルは数Cで学びます)
大学でも数学についてはフォローが入る場合が殆どですので、
「やらなければ受けてはいけない」というものではないでしょう。
ただし、学校の授業内容レベルは理解しておいた方が、
大学で1から勉強し直すよりは遥かに楽になります。
文系に進む人も、数学について疎かにしないよう、気をつけておきましょう。
城南コベッツ 藤沢駅前教室では、個別相談や無料体験授業を承っております。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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9月に入りました。
新型コロナウイルスの感染対策にも引き続き留意する状況ではありますが、
その中でも生徒様は懸命に学習に励んでいます。
そうした生徒を預かる身としては、
学習効果を高められるような工夫をより充実させていく必要がある、
そのように考えながら日々を過ごしています。
さて、9月は特に受験生において、学習時間に大きく差がつく時期です。
何故かというと、夏休み及び夏期講習が終わるタイミングだからですね。
受験生は、夏休みの間必死に学習を続けてきた事だと思います。
ただ、夏休み中に頑張った子に多いのが、9月に入ってからの中だるみです。
もちろん、数日だらけてしまった...はしょうがないと思います。
時には休息も必要でしょう。
ただ、1週間以上だらけてしまっている場合は、要注意です。
大学入試や高校入試まで、約5か月というタイミングです。
5か月は、週に置き換えると20週間。
この1週間の遅れは、残り期間の5%を消化してしまっている事になります。
これが2週間ともなると、10%を消化してしまっている事になります。
あ、自分は今だらけちゃってたな、という人は、
今からでも遅くないです!早速今日から勉強のペースを取り戻しましょう!
ここからの1日1日は本当に自分の力・支えになってくれます。
半年後に笑顔になれるよう、今日1日を大事にしましょう!
皆さんは、算数学習をどのように捉えられているでしょうか?
自身は、長年の指導・教材作成の経験から、
算数は「論理的思考力」を磨くための教科であると認識しています。
例えば、文章問題1つをとっても、解き方の「決まり」はありません。
もちろん、想定される解き方があるものも多いのですが、
例えば植木算であったとしても、図を書いて求めたり、
自分で規則性を発見して解いたりしても良い訳です。
図形問題もそうですね。それこそ自分で補助線を引いたり、
図形同士を組み合わせたり、「解き方」を自分で考えるようになっています。
特に、算数オリンピックや受験算数で扱われる問題は、
一定の解き方が決まっておらず、
自分なりに考えて解く問題が多い傾向にあります。
こうした問題に数多く挑戦することで、自然と自身の思考の幅が広がり、
論理的思考力や問題解決能力が上がっていきます。
算数学習にはこのような効能があると思っています。
こうした思考力を身に付けたお子様は、
中学・高校とあがった際に、数学に限らず様々な分野で
自ら考え・解決する力を発揮することでしょう。
論理パズル・算数パズル等も
こういった力を身に付けるために有効でしょう。
お子様の興味に応じてやらせてみるのも良いと思います。
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城南コベッツ藤沢駅前教室では、
9/1より算数オリンピック金メダルを目指す、
算数に特化した「りんご塾」を開設いたします。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
夏休みも終わりを迎えようとしています。
特に受験生にとっては、長いようで短い夏休みだったのではないか、と
思っています。
毎年沢山の生徒さんを見てきていますが、夏休み中の学習を「やり切った」
生徒さんは、疲労感の中にも充実感が見えるように思います。
反対に、思うように進められなかった...という生徒さんは、
焦りだけが先行してしまい、かえって勉強に手がつかなくなるケースが
見受けられます。
まだ夏休み終了までは数日あります。
満足いく形で進められなかったな...という人は、
この一週間はとにかくやり切りましょう!
「やり切った」感覚は、きっと未来の自分を助けてくれます。
とにかく今日から、やり切りましょう!