城南コベッツ藤沢駅前教室

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2022.11.18

ときどき「公式が多くて覚えられなくて...」と言った声をききます。
そうしたお子さんの多くは、「全ての公式を丸暗記」しようとしています。

例えば、三角関数に出てくる加法定理・2倍角・半角・積和・和積...といった
公式をすべて丸暗記で対処しようとしたり、
判別式を意味を考えずに丸暗記しようとして係数や符号を間違えたり...と
いったものです。

三角関数の公式であれば、「加法定理」さえ覚えておけば、
その他の公式は基本的にその場で計算すれば作り出せます。
唯一、加法定理だけは覚えておいた方が良いでしょう。
計算でも出せますが、時間がかかります。

判別式についても、解の公式のルートの中身と同一であると覚えておけば、
係数や符号で迷う心配はありません。
(これも同一であるのには理由があります。
解の公式のルートの中身が負の数であれば実数解が存在しないし、
ルートの中身が0であれば重解になるからです。)

もちろん、公式そのものを丸暗記しておく事で、
短い試験時間で対応する力は上がるでしょう。
ただし、覚え間違い、勘違いといったリスクも同時に発生する事を
認識しておく必要があります。

数学の公式こそ、「なぜそうなるのか」といった理屈をしっかりと理解しておき、
いざというときに計算からも導けるようにしておきましょう。
数学は、実はこういった本質的な理解で、差がつく教科です。

2022.11.15

国語や現代文といった教科は、よく「センスが必要」と聞かれる教科です。
しかしながら、本当にセンスが必要なのでしょうか?

確かに、本を読むスピードが速かったり、文章を読んだ際に
論説文(説明文)であれば論理展開が、
物語文であれば登場人物の心情理解や人物関係(相関図)が
パッと頭に思い浮かんだり...といったタイプの人はいます。
これらの事柄を「センス」と捉えているのかな...と個人的には考えています。

ただし、これらも「演習」の賜物であると思います。
数学や英語の習得に「問題演習」が必要なように、
国語科の習得にも「演習」が必要なのです。
この演習が、小さいときからの読書やアニメ・映画などを含む
各コンテンツの視聴により知らず知らずのうちに身に付いた子どもが
一定いるに過ぎないのだろうと考えています。
そして、この「センス」に頼っていたお子さんは、
某大学の120字の記述問題で撃沈する...などといった話もよく聞きます。

国語や現代文は、戦略的に「読む」練習をすべきです。
具体的には、語彙を知り、文章の構造を理解し、
その上で要約力や記述問題への対応力を高めていくべきです。

戦略的に読み進めることで、国語が苦手な人でもしっかりと読み進め、
記述問題にも対応させる事が可能です。
国語科は、非常に奥の深い教科であり、なかなか人に教えるのが
講師自身も習熟していないと難しい教科でもあると思います。
城南コベッツでは国語指導についても
お子様の学習レベルに応じて様々な指導方法をご用意しております。
国語の伸び悩みを感じられたら、是非一度ご相談ください。

2022.11.11

つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、 心にうつりゆくよしなし事を...

「徒然草」の冒頭部分ですね。
この「つれづれなるまゝに」の現代語訳は一体どのようなものでしょうか?

多くの解説書には次のように書かれています。
「やるべきこともなく、手持ち無沙汰に任せて」

大半の学習者はこの意味だけを覚えて終わり、となると思うのですが、
もう少しかみ砕いてみると、細かなニュアンスが伝わってきます。
辞書を引くと、「徒然」の意味は次の2つが載っています。
①手持ちぶさた。退屈であること。所在なさ。
②しんみりしたもの寂しさ。物思いに沈むこと。

単に退屈なだけであれば「退屈」という言葉も古典から使われますので、
そうした表現でも良かったはずです。
これを「徒然なるままに」と表現した所に、単なる「退屈」ではなく
「もの寂しい感情」も多少なりとも混じっていたのではないかな...と。
こう考えると、その後に続く、

一日中、硯(すずり)に向かって、心に浮かんだいろいろな事を
とりとめもなく書き始めたら、まるで何かに取り憑かれたように筆が止まらない。

この言葉も、少し違ったニュアンスが浮かんで来ないでしょうか。

現代は、口語訳程度であれば、インターネットの検索で簡単に出てきます。
それでも辞書を引いたり、文脈から訳を導き出したりする事は、
文章や物事をより深く知るために必要なプロセスであると考えます。
だからこそ、「辞書を引きなさい」と言われる訳ですね。

ただし、こうした行動は自立した人間でないとできません。
城南コベッツでは週次面談や学習管理ツールの使用など、
自立的な学びをサポートする手段を数多く揃えています。

城南コベッツ 藤沢駅前教室では、個別相談や無料体験授業を承っております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

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2022.11.08

小説などで、「衝撃のどんでん返しが!」といった表現がよく使われますよね。
意味はご承知の方が多いと思いますが、由来についてご存じですか?

実はこれは「歌舞伎」の舞台装置が由来となっています。
舞台転換の際に、L字型になった大道具を90度倒すことによって
次の場面の壁面を見せる仕組みの事です。
転換の際に大太鼓が「どんでんどんでん...」と鳴ることから、
「どんでん返し」と言われるようになりました。

そこから、読者の予想を裏切ったり、ストーリーを大きく覆したりするような
手法を「どんでん返し」と呼ぶようになった訳です。

我々が何気なく使う言葉には、
日本語・外国語問わずこのように語源が存在します。
単語・熟語を習得する際に、その言葉を丸暗記する方法でも良いですが、
このように語源を意識しながら覚えると、頭に残りやすいとされています。

言葉の習得は、国語や英語学習における基礎体力の部分です。
効率的に学習を進めていきましょう。

2022.11.04

朝日新聞と河合塾による調査で、各大学の学長に
「ニューノーマル社会で大学卒業者に求められる能力」を尋ねたところ、
次のような回答が多く出たそうです。

「ICT」「自己管理」「コミュニケーション能力」

この傾向は、各大学入試における「推薦入試」偏重にも現れています。
従来は合格者の50%は「一般入試」での合格である必要がありましたが、
現在この規定は撤廃され、結果「推薦入試(総合型選抜・学校選抜型入試)」の
割合が増えることとなりました。

これからの時代に必要な力は、文系・理系問わず、
「論理的思考力」「主体性」「英語能力」になるかと思います。

「論理的思考力」は、主に「数学」や「国語」といった教科により身に付きます。
「経済・経営学部」などでは文系における数学受験もスタートしています。
文系予定であったとしても、低学年時の数学は疎かにしてはいけないと感じます。
「英語能力」と合わせると、主要3教科が
これからの時代に必要な能力を高める教科である事がわかります。

また、「主体性」は自律した学びによって育まれます。
城南コベッツではコース生の生徒との週1回の個別面談を実施しており、
教科指導のみならず、学習態度の向上も図っています。
また、「クリエイティブ・ラーニング講座」では
著名な方の講演やグループワーク・グループディスカッションを通して、
自ら学ぶ姿勢を育みます。

これらを高いレベルで獲得しながら、
大学入試やその先の社会で活きぬく力を養う...
こういった活動が塾・予備校の本質であると考えています。