2025.06.14
塚田駅前教室です。
当教室では、授業内や土曜日を利用した確認テストなどで英単語テストは行っていますが、そのなかで「単語練習」そのものはあまりやることはありません。
間違えた単語を、そのまま残って綴りの練習は前回実施しているものの、その場での短期的な記憶になるため、これを長期的な記憶に変えていく必要性が後々出てきます。
英語は、特に中学生・高校生になれば定期テスト・定期考査、受験生になれば模試を受けていく中で長文読解は逃れられないものです。
英文を読むときの理想は、英文をそのまま日本語に即座に訳せること
そのためには慣用表現や定型文として意味を覚えておくことが必要です。
中学生は綴りと意味、高校生は意味を覚えていくことが主なものになってくるでしょう。
綴りに関しては
発音で覚える
綴りを覚えるとき、必ず発音も覚える、声に出してみることを生徒さんに言っています。
単語帳を眺め、字面だけで覚えようとしてしまうことが多いのですが、発音しながら書いてみてください。
アルファベットと発音が上手く合致すると思います。
もちろん、発音が特殊なものもあります。綴りから発音が想像しにくいものは、繰り返し書いて覚えていきましょう。
ただし、綴りが長いものや、発音が想像しにくいものなど難しい単語を全部その繰り返し作業でやっていくのは効率もあまり良くありません。
特に難しいものを覚える時の最終手段にしていきましょう。
意味に関しては
例文で覚えていく
単語帳や辞書には、単にその単語と意味、発音記号だけでなく例文も載っています。
例文で暗記していくことは、単語を覚えていくうえで効率よく行える方法です。
理由は、例文で覚えていくことで、その言葉がどういう風に使われるのかを自然と覚えていくことに繋がります。
また、英単語には単語と単語で「よくある組合せ」というものがあります。
これをコロケーションと呼ぶのですが、例えば「強い雨」と表現したいとき、強いはstrong、雨はrainと考えていきますが、慣用表現として「heavy rain(ひどい雨」と言います。
have experienceで「経験がある」
take a trainで「電車に乗る」
take photosで「写真を撮る」
このようにひとつのかたまりで覚えておくと英文を見たときに、すぐ何のことを言っているのかを判断していくこともできるようになっていきます。
中学生でも、このかたまりで覚えておくと並び替え問題、英作文問題でヒントになってくれます。
これが例文を活用することで知ることができるわけです。
高校生が学校で使用している英単語帳は、学校によって使用しているものは様々です。
主に見かけるのが
Stock4500
システム単語帳
ターゲット1900またはターゲット1400
いずれも、単語の隣に例文が掲載されています。
是非、英単語を効率よく身に着けていくために例文を活用していきましょう!