城南コベッツ塚田駅前教室

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2024.03.14



1月・2月に入試を終えた私立・公立受験生たちも、卒業式を迎えたことと思います。


受験が終わりハードな勉強スケジュールから解放されて、今は羽を伸ばせているでしょう。



さて、高校1年生になったら気を付けていきたいことがあります。


◆中学との違い

高校の授業は当然、中学の内容から更に濃いものになります。
より専門性が増すということですね。

また、高校になると復習は当然ですが「予習」前提で学校の授業も進んでいきます。

中学では主要教科は5教科でした。
高校になると、たとえば理科であれば

物理・化学・生物・地学とそれぞれに分かれます。

2年生・3年生で文系・理系の選択がありますが1年生のときは基礎として授業を受けていきます。
教科が細分化され、受ける授業の数も多くなります。


テスト範囲は中学の時と異なり1週間前に伝えられます。

1週間です。

中学の時は2週間前の範囲表の配布がほとんどですが、高校になると1週間前の発表です。

それを教科数分、範囲に合わせて勉強していくことになります。

1週間で果たしてすべてをきっちりと手が回るでしょうか。

中学の時のテスト勉強と同じに考えてはいけないです。


学校によって、ワークのような問題集は無く、教科書と先生が作成したプリントだけだったりとこの辺りはバラバラです。
先生が作成したプリントは必ず復習(見直しや解きなおし)をしておきましょう。




◆高校で大事なのは評定平均


中学と同じように、各教科に評価(5段階)がつきます。

中学ではこれを内申点と言っていましたが、高校では評定・評定ポイントと呼びます。


高校でもこの評定を大学入試で使いますので、しっかりと数字を取っておきましょう。

これは1年生の時から取っていく必要があります。
(その理由は↓に)


また、中学の内申点と異なる点として

・中学➡内申点の合計

・高校➡評定の平均


で考えます。



◆評定平均をどう使うのか

大学入試には、一般入試・大学共通テスト(旧センター試験)のほかに

総合型選抜(旧AO入試)・学校推薦・公募推薦 という方式があります。


この総合型・学校推薦・公募推薦のときに
大学側から「出願条件」として「全体が4.0以上」や「3.8以上」「3.6以上」などの指定がされていることがあります。


もちろん、評定平均以外に小論文や面接・事前課題なども利用して合否が出ますが、「出願条件」としていますので
満たしていないとそもそも、その大学に出願書類を出すこともできないということです。


さて、この評定は何年生のいつからいつまでのものを使うのか。


1年生の1学期から3年生の1学期までの「全教科の平均」 です。


合計であれば、あとからの巻き返しで合計数を上げる、ということができますが

平均になるとそうはいきません。
あとから評定ポイントを高く取っても、平均ですので低いものがあれば下がります。

1年生で3が多め、4・5が少なかったとします。
2年生、3年生1学期で4を増やしたとしても

3年間分の「平均」は上がりません。



◆定期考査の点数はのちの大学受験に大きく響く

1年生の最初の定期考査のときから 成績をしっかりと取っておく必要があります。


継続的な学習が不可欠です。



高校の定期考査対策は城南コベッツ塚田駅前教室にお任せください。



お申込み・お問合せは、城南コベッツ塚田教室(047-439-3113)までご連絡ください。
MAIL:covez_tsukada@johnan.co.jp
こちらへのお問い合わせも可能です。

2024.03.08



中学受験の受験率の増加

9年連続で増加 23年度には5万2600人
東洋経済オンライン


近年の中学受験は年々、受験率が増加しています。


中学受験9年増加傾向.png

2015年から2023年の9年間、
首都圏の国立・私立中学の受験率は年々上がり、23年度には5万2600人になりました。


2015年以前はどうだったかというと


2002年から2008年の間は上昇傾向にありました。
しかし、2008年からの受験率は下がっています。


◆2008年に何があったか◆

2008年➡リーマンショック

2011年➡東日本大震災


2008年から2014年の間には2回の経済的打撃が起こりました。


そこからなぜ持ち直してきて、年々増加しているのか考えていきましょう。



◆上昇傾向に見る4つの背景◆


①大学の定員厳格化
②2020年 コロナ禍における公立と私立での対応の差
③コロナ禍と並行しての教育改革
④センター試験 ⇒「大学入試共通テスト」へ変更


①大学の定員厳格化

定員厳格化とは、合格者数を定員以内にきっちりとおさめること。
これまで大学側は定員+αの人数を合格者として受け入れていました。

ですが、国から定員を超過した場合、補助金減額が通達されました。
そのため定員をおさえることになり、合格倍率が必然と上がることになりました。


②2020年 コロナ禍における公立と私立の対応の差

コロナ禍の最初の時期は、感染対策として一斉休校が発表されました。
突然の発表ということもあり、学校側も寝耳に水状態。
そんな中、私立校は早い段階でオンライン授業への切り替え、オンライン環境を整えるなど対応が早かったです。

一方で公立校は、今でこそ不登校児への対応のひとつとしてオンライン授業を取り入れているところもありますが、

当時はやはり環境を整えることに時間がかかりました。


③コロナ禍と並行しての教育改革

2020年からはちょうど、学習指導要領の改訂によって教科書改訂が行われる年と被りました。

教科書改訂は4年ごとに行われます。

2020年➡小学校の教科書
2021年➡中学校の教科書
2022年➡高校の教科書


新学習指導要領によって、定期テストの難易度もアップ


④2021年1月実施分から
 センター試験⇒「大学入試共通テスト」へ変更


初年度 英語の難化→ 語数の増加 
2021年5,500語 ➡ 2022年6,000語
センター試験の頃と比較して、2倍の語数

2年目 数学ⅠAの平均点が過去最低点 38.0点

3年目 4科目が過去最低点 たとえば生物 48.46点

4年目 英語が大学入試史上、最高難易度の問題 
総語数6,300語


大学入試の難化、大学の定員厳格化という合格倍率が上がる状況

大学入試が狭き門となっていく



この4つの背景から、内部進学できる学校への需要が増加



◆中学受験ニーズはますます高まっていく

今の世の中は、我々大人が生きてきた時代、保護者の時代と異なる社会になってきています。

この先の日本がどうなっていくのか、先の見通せない将来を見据えたとき

首都圏の小6人口は年々減少しているものの、
中学受験のニーズは今後も続くと言われています。




2024.03.07




公立中学の生徒さんたちは2月の中旬に学年末テストがありました。
今回、ぐんっと点数を伸ばしてくれた生徒さんがいます。


行田中学2年生 Y君
昨年12月に初めて会い、1月から本格的に通塾になった生徒さんです。

Y君は後期中間などテストの点数は平均かそれよりも下くらいでした。


本格的な通塾は1月からでしたが、
12月の後半から自習スペースも利用してもらい、
1月・2月もテスト前は授業の前後に自習スペースで学校ワークなどを取り組んでくれてました。

質問も積極的にしに来てくれて、とても意欲的に取り組んでくれました。


そして学年末テストの結果は


5教科全体で73点アップ!


主に上がってくれたのは3教科です。
受講教科の英語・数学のほかに理科

理科は自習でも質問をよくしてくれていた教科です。

3教科それぞれ20点以上アップ、特に英語・理科は25点も上げてくれました。


テスト前に毎回実施している確認テストなどのイベントも積極的に参加してくれ、その中でもしっかりと質問をしてくれていた印象です。


宿題も変える前に終わらせるなど、

①短期間での反復
②わからないことをそのままにしない

この2つを通して取り組んでもらいました。



あの点数になったのは初めてかも、と本人も驚いている様子でした。



次の6月中間テストも引き続き頑張ってもらいます!

2024.03.05


塚田駅前教室です。
3月4日(月)に千葉県公立高校の合否発表がありました。




☆☆23年度入試(2024年2月)全員合格!!☆☆



受験生のみんな、しっかりと志望校を勝ち取ってくれました!!

当教室のホームページの「合格実績・指導校実績」の欄をご確認ください!



はじめは志望校の偏差値と自身の偏差値との差に悩み、上げていくことに奮闘してくれた生徒さんもいれば、これまで培ってきた力をもってコツコツと取り組んでくれた生徒さん、
苦手教科をくり返し何度も同じ問題に取り組んでもらったり、それが自力で解けるようになったら次のステップへと、時間をじっくりとかけた生徒さんもいて、

受験生の数だけ戦いがありました。


合否当日は受験生たちが教室に来てくれるまで、教室内をウロウロしてしまって落ち着かなかったです。


ですが、扉を開けて入ってきてくれた時には既に目元が綻んでいて

すぐに察しました。


「合格しました」

「大丈夫でした」




この言葉が飛んできてようやく声を出せましたね。



嬉しさに逆に言葉が出ない、ということもあるものです。




本当におめでとう!!!!!




さて、次は4月から中学3年生に上がる「君たち」の番です!


johnyan_11.png

2024.02.21


塚田駅前教室です。

2024年2月20日(火)、21日(水)
千葉県公立高校 5教科 平均点予想をしていきます。


受験生たちからの情報を集めつつ更新をしていきます!

問題を踏まえての所感もまとめていきます。ぜひご確認ください


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今回から選択問題などはマークシート方式に変わりました。
記述や作図は変わらずありますが、マークシート方式になった分、塗りつぶし間違いなどには気を付けていきたいところです。


20日(火)

国語:予想平均 55点

傾向:問題構成は例年通り
漢字問題はそこまで難しい言葉を問われるようなものではなく、ニュースなどを見聞きしていれば目にすることのある言葉でした。

大問4(説明的文章),5(文学的文章)、6(古典)はそれぞれ、文章本文を読んだ生徒同士の話し合いした内容を資料として出し、それと照らし合わせて分析させたうえで30字以上の記述を自分の考えを表現・解答するものでした。
書抜き問題は1問だけで、話し合いの資料の空欄は選択問題になっています。なので、ここは時間もあまり取られずにできたのではないでしょうか。内容も小説文や古文は比較的読みやすいです。

大問7の作文はこれまでの過去問にあったような統計のようなグラフが出ていなく、提示されている資料がシンプル(文章のみ)で文章の材料にするものが少ないです。
そのため、自分の言葉で大半を埋めていく必要があり書きにくいかと思います。
「知恵」と「知識」についての違いを比較し、さらに自分の考えを述べていく。限られた時間の中で考えていくには時間の足りなさをより感じたのではないでしょうか。


聞き取り問題に10分ほど取られたとして、残り40分で読んでいく+作文を書くとなると、説明文、物語文ともに本文そのものはそう長くないものの、問題文の文章量が少し多いです。

生徒さんたちの感想 記述問題・作文が難しかった。時間は全然足りない。




数学:予想平均 53点

傾向:問題構成は例年通り
今回は大問1に展開図の最短距離の問題、標本調査の問題が入りました。

本日、たまたま教室に数学が非常に得意な高校生が自習に来ていたため、試しに解いてみてもらったところ
大問1の作図問題、大問2(関数)の最後、大問3(図形の相似)の最後の問題は難しくてできなかったようです。作図問題は問題文を読んでも何をして求めたらよいか考えるのに難儀した様子でした。
大問2,3の最後の問題はそれぞれ途中までいろいろと工夫して計算してくれていましたが、難しいと感想をいただきました。

高校の定期考査でも数学は90点台を取ってくれている生徒さんですが、その子でも難しいと感じたので、今回受験した生徒さんたちはこの3つの問題はてこずったと思います。

大問4の会話形式の問題は図形の相似に関する問題でしたが、こちらは会話の中の情報もわかりやすく、解きやすい問題だったと思います。

生徒さんたちの感想 作図問題、証明が難しかった。証明に時間を取られたため、もう少し時間が欲しかった。


英語:予想平均 54点

傾向:問題構成、難易度も昨年度と大きく変化したところはありません。
リスニング問題では、英単語を問う問題がなくなり選択問題だけになったこと、大問9の会話文においても英作文がなくなり選択問題に切り替わりました。

大問6の英作文も昨年度と同じく10語程度の指定でしたので、難しく考えず簡単な表現でも解答していくことができると思います。

大問7~9はいつものように長い文章+グラフやチラシの案内などの情報を読み取りながら考えていく内容です。
ここはやはり時間を取られることでしょう。

生徒さんたちの感想 大問8の長文が難しかった。時間配分はちょうどよいペースで取り組めた。大問7、9は過去問と比べて解きやすかった。

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21日(水)

理科:予想平均59点

問題傾向:問題構成の変化なし。出題領域、分野は基礎・基本の小問集合のほか、観察・実験に関する問題、身近なものにかかわりのある問題でした。
各領域からそれぞれ2題ずつとバランスの良い構成のようです。

今回は、化学反応式を書かせる問題において、英語の四線ノートのように線に合わせて2H2(下付き)を書かせる形式の問題が出ました。化学式の元素の原子数を示す数字の書き方など基本的なことが聞かれるとは思いませんでした。
一瞬迷った生徒もいたのではないでしょうか。
用語などの知識を問う問題は基本的なものが多かったため、落ち着いて問題文を読めば苦戦することも少なかったと思います。


生徒たちの感想 大問6の物理分野での計算が難しかった。用語を問う問題は取りやすかった。



社会:予想平均51点
問題傾向:変更なし
最初に千葉県に関連する問題が出ることも変わらず、地理・歴史・公民の3分野を総合的にみることができるように構成されていました。

地理は特に資料問題が多く、読み取る力を求められます。
歴史では、歴史上の人物が詠んだ和歌とその時代に関連した出来事に当てはまる制度や建物の組み合わせを選ぶ問題、「鎌倉幕府の衰退」についてまとめたレポート資料と当時の御家人が相続する仕組みについて読み取れることを含めながら記述する問いはまとめ方にも悩んだのではないでしょうか。

公民は裁判の仕組みや需要と供給などの経済関係、2023年のG7サミットに関連する内容など、身近なニュースについての出題です。

生徒たちの感想 地理の問題は解きやすかった。歴史分野の大問が難しかった。公民は解きやすかったという感想と難しかったという感想が半々。