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2026.08.22

夏休みの学習応援シリーズ㉔

夏休み明けに朝起きられる?
新学期へ向けて生活と勉強のリズムを戻す1週間

夏休みも終わりが近づくと、「学校が始まったら朝起きられるかな」「勉強する時間が夏休み前とずれてしまった」と、新学期の生活が少し気になることがあります。

夏休み中は、学校がある日より起きる時間や食事の時間、勉強を始める時間が変わりやすいものです。 だからこそ、新学期の前日にすべてを一気に戻そうとするのではなく、数日かけて少しずつ学校生活へ近づけていくことが大切です。

今回は、小学生・中学生・高校生が新学期を迎える前に取り組みやすい、生活と学習のリズムを整える方法をご紹介します。

新学期の準備は「勉強だけ」ではありません

新学期が近づくと、宿題や復習など勉強のことに意識が向きやすくなります。

ただ、朝起きる時間や食事、学校へ行く準備なども、学校生活へ戻るための大切な準備です。

生活と学習を一緒に整えていきましょう

「勉強時間だけ増やす」のではなく、朝起きる、朝食をとる、決まった時間に机へ向かう、といった日常の流れも少しずつ学校生活へ近づけていきます。

まずは今の生活リズムを確認してみましょう

最初に、「夏休みだから生活が乱れている」と決めつける必要はありません。

今どのような一日になっているかを確認し、学校が始まったときに大きく変わりそうなところを探してみましょう。

確認したいポイント

  • 朝は何時ごろ起きているか
  • 朝食の時間は大きくずれていないか
  • 午前中に活動する時間があるか
  • 宿題や勉強を始める時間は決まっているか
  • 夜の時間の使い方はどうなっているか
  • 学校へ行く日の準備をいつしているか

全部を直そうとするのではなく、「まず朝の時間から」など、一つずつ整えていきましょう。

ポイント① 起きる時間を少しずつ学校の日へ近づける

夏休みに朝ゆっくり起きる習慣になっている場合、新学期の前日だけ急に早く起きようとしても難しく感じることがあります。

そこで、新学期が近づいたら、数日かけて起きる時間を少しずつ学校がある日の時間へ近づけてみましょう。

朝のリズムを戻す流れ

  1. 学校がある日の起床時間を確認する
  2. 今の起床時間との差を見る
  3. 数日かけて少しずつ早める
  4. 起きたら着替えや朝食まで進める
  5. 午前中に一度机へ向かう

一気に大きく変えるよりも、ご家庭の予定に合わせて無理なく調整していきましょう。

起きた後の行動もセットにすると続けやすくなります

「早く起きる」だけを目標にすると、起きた後にまたゆっくり過ごしてしまうことがあります。

起床後の行動を簡単に決めておくと、学校の日に近い流れをつくりやすくなります。

朝の流れの例

  • 起きる
  • 顔を洗う・着替える
  • 朝食をとる
  • 学校の宿題や計算・英単語などを少し確認する
  • その日の予定を確認する

朝から長時間勉強する必要はありません。 10分程度でも、学校の日に近い時間帯に頭を使う時間をつくることがポイントです。

ポイント② 勉強を始める時間を決めてみましょう

夏休み中は、「時間があるから後でやろう」と思っているうちに、勉強を始める時間が毎日変わることがあります。

新学期前は、学習時間の長さよりも、机に向かうタイミングを少し整えてみましょう。

「何時から」だけでなく「何の後に」もおすすめです

「朝食の後に計算」「昼食の前に学校ワーク」「夕食の前に英単語」など、普段の行動と学習を結びつけると始めやすくなります。

短い学習から学校モードへ戻しましょう

夏休み後半になって、勉強時間が少なくなっていた場合でも、急に何時間も勉強する必要はありません。

短く始める例

  • 小学生:計算5問+漢字5個
  • 中学生:学校ワーク2〜3ページ+英単語10分
  • 高校生:苦手科目30分+英単語10分

まずは短時間でも「毎日この時間に始める」という流れをつくることを大切にしましょう。

ポイント③ 新学期の一日の流れを一度イメージする

学校が始まると、朝起きてから帰宅するまでの時間が夏休みとは大きく変わります。

新学期の直前には、実際の学校の日を簡単に思い浮かべてみましょう。

学校の日を確認

  • 何時に起きるか
  • 何時ごろ家を出るか
  • 学校から何時ごろ帰るか
  • 部活動や習い事がある日はいつか
  • 宿題をいつ行うか
  • 家庭学習をどこに入れるか

「学校が始まったら頑張る」だけではなく、一日のどこに学習を入れられそうかまで考えておくと、新学期の生活へ移りやすくなります。

宿題は「終わったか」だけでなく提出できる状態か確認

新学期直前には、夏休みの宿題も最後に確認しましょう。

提出前のチェック

  • すべての課題が終わっているか
  • 名前を書いたか
  • 丸つけ・直しが必要なものは終わったか
  • プリントをなくしていないか
  • 提出日を確認したか
  • 提出する教科ごとにまとめられているか

前日の夜に全部確認するのではなく、少し早めに一度まとめておくと安心です。

学校へ持っていくものも早めに確認しましょう

新学期初日は、宿題以外にも持ち物が増えることがあります。

学校から配られた予定表や連絡を見ながら、準備しておきましょう。

筆箱やノートなど、普段使う学用品も一度確認しておくと、学校が始まってから慌てにくくなります。

夏休みにできなかった勉強を、最後の数日に詰め込まない

夏休みの終わりが近づくと、「まだ復習が終わっていない」「予定していた問題集が残っている」と焦ることがあります。

ただ、新学期前の数日にすべてを詰め込むと、生活リズムを戻すこととの両立が難しくなることがあります。

残ったものは「これからの学習」に回しても大丈夫です

夏休み中に終わらなかった復習があれば、2学期に続ける内容として整理しましょう。 「夏に全部終わらなかった」ではなく、「次に何をするか決まっている」状態を目指します。

勉強も生活も、100点を目指さなくて大丈夫です

新学期を前にすると、「宿題も終わらせて、復習もして、生活リズムも完璧に戻さないと」と考えてしまうことがあります。

しかし、すべてを一度に整える必要はありません。

まず整えたい3つ

  • 学校の日に近い時間に起きる
  • 毎日少し机に向かう
  • 提出物と持ち物を確認する

この3つから始めるだけでも、新学期へ向けた準備になります。

小学生は「朝の流れ」と「短い勉強」を

小学生は、新学期前に朝の支度と短い学習を少しずつ戻していきましょう。

小学生の例

  • 学校の日に近い時間に起きる
  • 朝食・着替えまで済ませる
  • 計算や漢字を10〜15分
  • 夏休みの宿題を確認する
  • 翌日の準備を自分でも確認する

保護者の方が全部準備するのではなく、お子さま自身が確認できるものは少しずつ任せていくことも大切です。

中学生は「学校・部活動・勉強」の時間をイメージ

中学生は、新学期が始まると学校生活に加えて、部活動や定期テストに向けた学習もあります。

中学生が考えておきたいこと

  • 帰宅後すぐに宿題をするか
  • 夕食前・夕食後のどちらで勉強するか
  • 英単語や漢字をいつ確認するか
  • 学校ワークを週のどこで進めるか
  • わからない問題をいつ質問するか

2学期の定期テスト対策も、普段の学習を少しずつ続けるところから始まります。

高校生は「学校がある日の勉強時間」を考えてみましょう

高校生は、夏休み中と学校がある日で自由に使える時間が大きく変わります。

夏休みと同じ学習量をそのまま続けようとすると難しい場合もあるため、学校生活に合わせた学習方法を考えてみましょう。

高校生が確認したいこと

  • 通学時間を含めて帰宅は何時ごろか
  • 学校課題をいつ進めるか
  • 英単語など短い学習をどこに入れるか
  • 苦手科目を週に何回確認するか
  • 休日にまとめて行う学習は何か

毎日同じ量をこなすことより、学校がある日でも続けられる形をつくることが大切です。

新学期最初の1週間は、予定を詰め込みすぎない

学校が始まった直後は、夏休みとは生活の流れが大きく変わります。

「新学期だから勉強も増やそう」と最初から予定を多くしすぎると、続けにくくなることがあります。

最初の1週間は、学校の生活に慣れながら、宿題+短い復習くらいから始めても大丈夫です。 生活が整ってきたら、少しずつ学習内容を増やしていきましょう。

新学期の学習は「その日のことをその日のうちに少し確認」

2学期が始まったら、長時間の復習より、授業で習った内容を短く確認する習慣がおすすめです。

授業後の短い確認

  1. 今日習った教科を一つ選ぶ
  2. 教科書やノートを5〜10分見る
  3. 基本問題を一問解く
  4. わからないところに印をつける
  5. 次回質問できるようにしておく

わからないところをそのままにせず、早めに確認することが2学期の学習を進めやすくするポイントです。

「今日はできなかった」日があっても、翌日に戻れば大丈夫

新学期へ向けて計画を立てても、予定どおりに進まない日もあります。

一日できなかったからといって、そこで計画をやめる必要はありません。

続けるためには「戻りやすい計画」に

できなかった分を翌日に全部追加するのではなく、またいつもの流れへ戻りましょう。 完璧に続けることより、止まっても再開できることを大切にしていきます。

保護者の方は「早く寝なさい」「勉強しなさい」だけにしない

新学期前になると、ご家庭でも生活リズムが気になり、声をかける場面が増えると思います。

そのときは、一方的に時間を決めるのではなく、お子さまと一緒に学校の日の流れを確認してみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「学校の日は何時に起きるとよさそう?」
「朝の準備にどのくらい時間がかかるかな?」
「勉強するなら、どの時間が続けやすそう?」
「新学期前に一つだけ整えるなら何にする?」

自分で決めたことは、取り組む目的もわかりやすくなります。

1週間で少しずつ学校生活へ近づけましょう

新学期前の1週間は、「一気に変える期間」ではなく、「少しずつ戻す期間」と考えてみましょう。

1週間のイメージ

  • 7日前:今の生活・宿題の状況を確認
  • 6〜5日前:起床時間を少し学校の日へ近づける
  • 4日前:午前中に短い学習を入れる
  • 3日前:宿題・提出物をまとめる
  • 2日前:持ち物と新学期の予定を確認
  • 前日:詰め込まず、翌日の準備を確認
  • 初日:帰宅後に学校の流れを振り返る

ご家庭の予定や学校の開始日に合わせて、できるところから調整してください。

夏休み最後は「できなかったこと」だけで終わらせない

夏休みの終わりには、宿題や勉強の残りが気になりやすくなります。

その一方で、夏休みにできたことも振り返ってみましょう。

振り返ってみたいこと

  • 宿題を最後まで進めた
  • 苦手な単元を一つ復習した
  • 英単語や漢字を続けられた
  • オープンキャンパスや進路について考えた
  • 自分なりの勉強方法を一つ見つけた

できたことを確認したうえで、「2学期はこれを続けよう」と一つ決めると、前向きに新学期へつなげやすくなります。

夏休み明けの準備では、前日に急いですべてを変えるのではなく、数日かけて生活と学習のリズムを少しずつ学校の日へ近づけていくことが大切です。

朝起きる時間を整える、短い時間でも机に向かう、宿題や持ち物を確認する。 まずはできることから一つずつ始めてみましょう。 夏休みにできたことも大切にしながら、無理なく前向きに2学期のスタートを迎えていけるとよいですね。

2学期の学習リズムを、一緒に整えていきましょう

新学期からの学習習慣、1学期の苦手単元、定期テストや受験に向けた勉強の進め方についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の学習状況や生活のペースも確認しながら、一人ひとりに合った無理のない学習方法を一緒に考えていきます。

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2026.08.21

夏休みの学習応援シリーズ㉓

2学期の定期テスト対策はいつから?
中学生が夏休み中にしておきたい準備

夏休み後半になると、学校の宿題に加えて、少しずつ2学期のことも気になり始めます。 「定期テスト対策は学校が始まってからで大丈夫?」「夏休みのうちに何かしておいた方がいい?」と考えるご家庭もあるのではないでしょうか。

定期テスト対策というと、テスト範囲が発表されてから一気に勉強するイメージがあるかもしれません。 しかし、夏休みのうちに1学期の苦手や学校ワークの使い方を整理しておくと、新学期が始まってからの学習を進めやすくなります。

今回は、2学期の定期テストへ向けて、中学生が夏休み中にしておきたい準備をご紹介します。

定期テスト対策は「テスト前だけ」の勉強ではありません

定期テスト前になると、学校ワークやプリントをまとめて進める中学生も少なくありません。

ただ、テスト範囲が発表されてから初めて苦手を見つけると、学校の提出物と復習を同時に進めることになり、時間に余裕がなくなりやすくなります。

夏休みは「テスト勉強そのもの」ではなく、準備を整える時期です

1学期の苦手を確認する、学校ワークの使い方を見直す、毎日の学習時間を整えるなど、テスト前に困りにくい状態をつくっておきましょう。

準備① 1学期の定期テストをもう一度見てみましょう

まず確認したいのが、1学期に受けた定期テストです。

点数だけを見るのではなく、どのような問題で失点したのかを振り返ってみましょう。

テストを見返すときのポイント

  • 基本問題で間違えていなかったか
  • 同じ単元で複数回間違えていないか
  • 時間が足りなかった教科はないか
  • 漢字・英単語・用語など暗記で失点していないか
  • 計算ミスや読み違いが多くなかったか
  • 学校ワークではできたのにテストで解けなかった問題はないか

ここで見つかった課題が、2学期に意識したいポイントになります。

点数だけで「苦手教科」を決めないこと

たとえば数学の点数が低かったとしても、すべての単元が苦手とは限りません。

計算はできていて文章題で失点したのか、公式を忘れていたのか、時間が足りなかったのかによって、必要な対策は変わります。

苦手を具体的にしてみましょう

  • 「数学が苦手」→「方程式の文章題で式を立てにくい」
  • 「英語が苦手」→「単語不足で長文が読みにくい」
  • 「国語が苦手」→「記述問題で根拠を探せない」
  • 「理科が苦手」→「計算問題で公式を選べない」
  • 「社会が苦手」→「用語はわかるが資料問題で迷う」

苦手を小さく分けると、夏休み中に何を確認するかも決めやすくなります。

準備② 学校ワークの1学期部分を確認しましょう

定期テスト対策でよく使う教材の一つが学校ワークです。

2学期の内容へ進む前に、1学期に間違えた問題や迷った問題が残っていないか確認してみましょう。

学校ワークの確認方法

  1. 1学期に解いたページを見返す
  2. ×や△の問題を探す
  3. 答えを隠してもう一度解く
  4. 解けなければ教科書や解説へ戻る
  5. もう一度自分で解いて確認する

全ページをやり直す必要はありません。 自分が一度つまずいた問題を中心に見直しましょう。

「ワークを終わらせる」と「解けるようにする」は分けて考える

定期テスト前に学校ワークを提出する必要がある場合、どうしても「まず全部終わらせる」ことが優先になりやすくなります。

そこで夏休み中に、ワークを使った復習の方法を身につけておくと、2学期にも役立ちます。

ワークは「提出物」だけでなく「復習教材」として使いましょう

一度間違えた問題に印をつけておけば、テスト前に最初から全部見直さなくても、自分が確認したい問題をすぐに見つけられます。

準備③ 2学期に使う教科書を少し見ておきましょう

予習をたくさん進める必要はありませんが、2学期にどのような内容を学びそうか、教科書を少し開いてみるのもおすすめです。

見るだけでも確認できること

  • 次にどの単元を学ぶか
  • 知らない言葉が多そうか
  • 1学期の内容とつながっていそうか
  • 数学なら、どの計算や公式を使いそうか
  • 英語なら、新しい文法や単語がどのくらいあるか

「全部予習しなければ」と考える必要はありません。 2学期の学習を少し見ておくだけでも、1学期のどこを復習しておくとよいかが見えやすくなります。

英語は「単語」と「文法」を夏休み中に整理

英語は、1学期までに学習した単語や文法を使いながら、次の内容へ進んでいきます。

英語で夏休み中に確認したいこと

  • 1学期に習った英単語
  • 動詞の形や時制
  • 疑問文・否定文の作り方
  • 学校ワークで間違えた文法問題
  • 教科書本文で読みにくかった英文

単語は一度にたくさん覚え直すのではなく、間違えたものや思い出しにくいものを中心に確認しましょう。

数学は「次の単元につながる基礎」を確認

数学は、前の単元で学んだ計算や考え方を次の学習でも使うことがあります。

数学で確認したいこと

  • 基本計算を正確にできるか
  • 方程式や式の変形で迷わないか
  • 途中式を残して解けるか
  • 文章題で条件を整理できるか
  • 1学期に繰り返し間違えた単元はないか

難しい問題を増やすよりも、基本問題を安定して解けるか確認することを優先しましょう。

国語は漢字・語句と読解を分けて考えましょう

国語の定期テストでは、漢字や語句の知識と、文章を読んで答える問題の両方があります。

国語の準備

  • 1学期の漢字で書けないものを確認する
  • 授業で扱った語句の意味を確認する
  • 読解問題では本文の根拠を探す
  • 記述問題で問いに合った答え方を確認する

読解については、答えを覚えるのではなく、「なぜその答えになるか」を確認することが大切です。

理科・社会は短い復習を続ける準備を

理科・社会は、テスト前にまとめて暗記しようとすると、確認する量が多くなりやすい教科です。

夏休み中から長時間勉強する必要はありませんが、少しずつ思い出す習慣をつけておきましょう。

短い復習の例

  • 理科:一問一答を10問
  • 社会:歴史の流れを一つ確認
  • 理科:図やグラフを一つ説明する
  • 社会:地図や資料集を10分見る
  • 間違えた問題だけ翌日に再確認する

「覚えたつもり」にならないよう、答えを隠して思い出す時間も入れてみましょう。

2学期は授業を受けた日の復習を少しだけ

定期テスト前の負担を減らすためには、学校が始まってからの学習も大切です。

授業で習った日に、長時間勉強する必要はありません。 その日の内容を短く確認するだけでも、あとで思い出しやすくなります。

授業後の短い復習

  1. 今日習ったページを確認する
  2. 例題や基本問題を一問解く
  3. わからないところに印をつける
  4. 次の授業までに質問できるようにする

この習慣があると、テスト前に「最初から全部わからない」という状態になりにくくなります。

ノートやプリントをため込まない仕組みをつくりましょう

2学期が始まると、授業プリント、小テスト、ワークなどが増えていきます。

テスト前に必要なものが見つからないことがないよう、夏休み中に整理方法を決めておくのもおすすめです。

簡単な整理方法

  • 教科ごとにファイルを分ける
  • 小テストは教科ごとにまとめる
  • 間違えたプリントはすぐ捨てずに残す
  • ワークの×・△に印を残す
  • 質問したい問題を一か所にまとめる

テスト勉強のスタート日を「範囲発表の日」にしない

テスト範囲が発表されてから、初めて学校ワークを開く状態になると、提出物を終わらせることに時間がかかります。

2学期は、授業が進んだ分だけ学校ワークを少しずつ進めておくことを意識しましょう。

普段の学習が、そのままテスト準備になります

授業で習った範囲までワークを進め、わからない問題に印をつけておく。 それだけでも、テスト前は「終わらせる時間」より「復習する時間」を取りやすくなります。

テスト前に優先したいのは「×と△」

定期テスト前に時間が限られているとき、すべての問題を同じようにやり直す必要はありません。

普段から○・△・×を残しておけば、復習する問題を選びやすくなります。

印の使い方

  • :自分で迷わず解けた
  • :正解したが迷った、時間がかかった
  • ×:間違えた、わからなかった

テスト前は、まず×、次に△を確認します。 ○は最後の確認で使うと効率よく進めやすくなります。

「勉強時間」だけでなく「何をするか」を決めましょう

定期テストに向けて「毎日2時間勉強する」と決めても、何をするかが決まっていないと、机に向かってから迷うことがあります。

内容まで決める例

  • 英語:単語20個+文法問題5問
  • 数学:学校ワークを3ページ
  • 国語:漢字10個+読解1題
  • 理科:授業で習った単元を10分確認
  • 社会:今日習った用語を答えを隠して確認

時間だけでなく、終わりがわかる目標にすると取り組みやすくなります。

中学1年生は「テスト勉強のやり方」をつくる時期

中学1年生は、まだ定期テストの学習方法に慣れていないことがあります。

2学期は、「ワークはいつ進めるか」「暗記はどう確認するか」「間違い直しをいつするか」を少しずつ自分なりに決めてみましょう。

中学1年生が意識したいこと

  • 提出物を早めに確認する
  • 授業の進度に合わせてワークを進める
  • 英単語や漢字をため込まない
  • わからない問題を質問する

中学2年生は「苦手の積み残し」に注意しましょう

中学2年生になると、1年生より学習内容が増え、英語や数学でも前に習った内容を使う場面が多くなります。

中学2年生が確認したいこと

  • 1学期の英語・数学に苦手が残っていないか
  • 学校ワークの×がそのままになっていないか
  • 日ごろの学習時間が少なくなっていないか
  • 部活動と勉強の時間をどう分けるか

受験学年になる前に、自分に合った定期テスト対策の形をつくっておくことが大切です。

中学3年生は定期テストと受験勉強を分けすぎないこと

中学3年生は、受験勉強を進めながら定期テストにも取り組む時期です。

「定期テスト対策」と「受験勉強」をまったく別のものにするのではなく、学校で学んでいる内容も大切にしていきましょう。

学校の学習も受験へつながります

定期テストに向けて基礎を確認すること、間違えた問題を解き直すことは、受験勉強の土台にもなります。 今の学習と受験勉強をうまくつないでいきましょう。

「前回より何点上げる?」だけで目標を決めなくても大丈夫です

定期テストの目標というと、点数を決めることが多いと思います。

点数目標に加えて、勉強の行動について目標を決める方法もあります。

行動の目標例

  • 学校ワークをテスト直前まで残さない
  • ×問題を一度は解き直す
  • 英単語を毎日少しずつ確認する
  • わからない問題を早めに質問する
  • テスト前日に初めて見る範囲をなくす

こうした行動を一つずつ整えることが、結果につながる土台になります。

保護者の方は「テスト勉強しなさい」より準備を一緒に確認

新学期が始まると、ご家庭でも定期テストが気になってくると思います。

ただ、まだテスト範囲が決まっていない段階では、「テスト勉強しなさい」と言われても、お子さま自身が何をすればよいかわからないことがあります。

こんな声かけがおすすめです

「1学期で難しかった教科はあった?」
「ワークでまだ気になる問題はある?」
「2学期はワークをいつ進めるとよさそう?」
「質問しておきたいところは残っている?」

まずは現在の学習状況を一緒に整理し、本人が次にすることを決められるようにしていきましょう。

夏休み中にしておきたいことは「たくさん先取りすること」ではありません

2学期の定期テストを意識すると、夏休み中にどんどん先取りした方がよいのでは、と考えることもあります。

もちろん、余裕がある場合に予習をすることも一つの方法です。 ただ、まず大切にしたいのは、1学期の苦手をそのままにしないことと、新学期から学習を続けやすい状態にすることです。

以前間違えた問題を一問解く、英単語を10分確認する、学校ワークを整理する。 小さな準備でも、2学期のテスト対策につながっていきます。

2学期の定期テスト対策は「普段の学習」から始まります

定期テスト対策を始める日を、一つの日付で決める必要はありません。

夏休み中に苦手を整理し、新学期が始まったら授業に合わせてワークを進め、わからないところを早めに確認する。

その積み重ねが、テスト前の学習を進めやすくしてくれます。

2学期の定期テスト対策は、テスト範囲が発表されてから急いで始めるものだけではありません。 夏休み中に1学期のテストや学校ワークを見返し、苦手を一つ整理しておくだけでも立派な準備です。

そして新学期が始まったら、授業で習った内容を少しずつ確認し、学校ワークや質問をため込まないようにしていきましょう。 一人ひとりに合った進め方で、無理なく2学期の学習を整えていくことが大切です。

2学期の定期テスト対策を、一緒に準備していきます

1学期の苦手単元、学校ワークの進め方、2学期の定期テスト対策についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、学校の進度や現在の理解度を確認しながら、一人ひとりに合った学習方法を一緒に考えていきます。

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2026.08.20

夏休みの学習応援シリーズ㉒

高校2年生の夏、志望校はまだ決まっていなくても大丈夫?
今から整理したい進路の3つの視点

高校2年生の夏になると、学校やご家庭で進路について話す機会が少しずつ増えてきます。 周りに志望大学や学部を決めている友だちがいると、「自分も早く決めないといけないのかな」と感じることもあるかもしれません。

ただ、今の段階で大学名まで一つに決められていなくても、必要以上に焦ることはありません。 大切なのは、何も考えないままにするのではなく、少しずつ自分の興味や得意なこと、大学で学べる内容について整理していくことです。

今回は、高校2年生が進路を考えるときに確認したい「興味」「得意・苦手」「大学・学部」の3つの視点をご紹介します。

高校2年生の夏は「志望校を決める」より「選ぶ材料を増やす」

進路について考えるとき、最初から「どの大学に行くか」を決めようとすると、難しく感じることがあります。

大学名だけを見ても、その大学で何を学べるのか、自分に合っているのかがまだわからないこともあります。

今は「候補を決める前の準備」でも大丈夫です

興味のあること、得意な科目、気になる学部などを書き出しながら、自分がどの方向に進みたいのかを少しずつ整理していきましょう。

視点① 「何に興味があるか」から考えてみましょう

進路を考えるときに、将来の職業がはっきり決まっていない高校生も少なくありません。

その場合は、「将来何になりたい?」から始めなくても大丈夫です。 まずは、普段の生活や学校の授業の中で、少しでも気になることを探してみましょう。

興味を見つけるヒント

  • 学校で面白いと感じる教科はあるか
  • 授業で「もっと知りたい」と思ったテーマはあるか
  • ニュースや動画で気になる分野はあるか
  • 本や漫画、作品などで興味を持ったテーマはあるか
  • 日常生活で「なぜ?」と思うことはあるか
  • 人と関わること、ものを作ること、調べることなど、好きな活動は何か

大きな目標でなくても構いません。 「英語が好き」「人の心理に興味がある」「パソコンを使うのが好き」といったところから始めてみましょう。

「好きな教科=その学部」とすぐに決めなくても大丈夫です

たとえば英語が好きだからといって、必ず外国語学部へ進む必要があるわけではありません。

英語を使って国際関係を学ぶ、観光を学ぶ、経済を学ぶなど、興味の広がり方はいろいろあります。

「この教科が好きだから、この学部」と一つに決めるより、「好きなことを大学ではどのように学べるのか」を調べてみることが大切です。

視点② 得意・苦手な科目から考えてみましょう

進路を考えるときは、興味だけでなく、現在の学習状況も確認しておきましょう。

「得意だからその学部へ行く」という単純な話ではありませんが、自分がどの科目に取り組みやすいかを知っておくことは大切です。

学習面で確認したいこと

  • 比較的得点しやすい教科は何か
  • 勉強していて苦になりにくい教科は何か
  • 努力すると伸びやすい教科は何か
  • 苦手だけれど興味はある教科は何か
  • これまで避けがちだった科目はあるか

「得意」と「好き」が同じとは限りません。 得意ではなくても、興味がある分野なら学びたいと感じることもあります。

苦手科目があるから、すぐ選択肢を狭めなくても大丈夫です

進路を考えていると、「数学が苦手だから理系は無理」「英語が苦手だから大学受験は厳しい」と早い段階で選択肢を狭めてしまうことがあります。

もちろん、受験で必要になる科目や学部で学ぶ内容は確認する必要があります。 ただ、今の苦手がこの先もそのままとは限りません。

苦手な理由を小さく分けてみましょう

「数学が苦手」ではなく「二次関数で止まっている」、
「英語が苦手」ではなく「単語が不足して長文で止まる」など、具体的にすると改善する方法も考えやすくなります。

高校2年生のうちに、受験で使いそうな科目を意識しましょう

志望校がまだ一つに決まっていなくても、興味のある大学や学部をいくつか調べると、必要になりそうな科目が少しずつ見えてきます。

そこで、現在の勉強を「学校のテストのため」だけで考えず、今後の受験につながる可能性も意識してみましょう。

確認の流れ

  1. 興味のある大学・学部をいくつか探す
  2. どのような科目が必要になりそうか確認する
  3. 現在の得意・苦手を整理する
  4. 苦手科目の中から、今取り組むものを一つ決める

実際の入試科目や方式は大学・学部によって異なるため、具体的に検討するときは各大学の最新情報を確認してください。

視点③ 「大学名」だけでなく「学部・学科」を調べましょう

大学について調べ始めると、知っている大学名や学校の先生から聞いた大学に目が向きやすくなります。

しかし、同じ大学でも学部・学科によって学ぶ内容は大きく異なります。

大学・学部を見るときのポイント

  • どのような授業があるか
  • どのような分野を専門的に学べるか
  • 似た名前の学部との違いは何か
  • 卒業後にどのような進路があるか
  • 資格取得につながる学びがあるか
  • キャンパスの場所や通学方法はどうか

「有名だから」「聞いたことがあるから」だけではなく、自分が学びたい内容があるかを確認してみましょう。

学部名だけでは、学ぶ内容がわかりにくいこともあります

大学には、文学部、経済学部、理工学部など比較的イメージしやすい学部だけでなく、さまざまな名称の学部があります。

名前だけでは学ぶ内容がわからない場合もあるため、大学の学部紹介や授業内容まで見てみることが大切です。

似た名前の学部でも、大学によって学びの重点が違うことがあります。 学部名だけで判断せず、「どんな授業を学ぶのか」まで確認してみましょう。

オープンキャンパスで感じたことも、進路の材料になります

夏休みにオープンキャンパスへ参加した高校生は、そのとき感じたことを簡単に残しておきましょう。

オープンキャンパス後に残しておきたいこと

  • 興味を持った授業や学部
  • 思っていたイメージと違ったところ
  • キャンパスの雰囲気
  • 通学した場合のイメージ
  • もっと調べたいと思ったこと

「良かった」「あまり合わなかった」という感覚も、自分に合う進路を考えるための大切な材料です。

まだ行っていない大学も、まずは調べるところから

オープンキャンパスへ参加できなかった大学があっても、すぐ候補から外す必要はありません。

大学の公式情報などを確認し、学部や学びの内容を調べておきましょう。

大学を調べる順番の一例

  1. 大学・学部の特徴を見る
  2. 学べる内容を見る
  3. 入試について確認する
  4. キャンパスの場所を確認する
  5. 気になることをメモする

最初から細かい情報をすべて覚える必要はありません。 気になる大学を見つけるところから始めてみましょう。

「やりたいことがない」ときは「苦にならないこと」もヒントに

進路について考えていても、「特にやりたいことが思いつかない」ということがあります。

その場合は、好きなことだけでなく、比較的苦にならず続けられることを考えてみましょう。

こんなところから考えてみましょう

  • 人と話すことが好き
  • 文章を書くことが苦にならない
  • 数字を整理するのが好き
  • 機械やパソコンを触るのが好き
  • 実験や観察に興味がある
  • 絵やデザインを考えるのが好き
  • 人を支える仕事に関心がある

こうした小さな特徴から、興味のある学問分野を探すこともできます。

「職業」から逆に考える方法もあります

興味のある職業がある場合は、その仕事について調べるところから進路を考える方法もあります。

職業から考える流れ

  1. 気になる職業を一つ選ぶ
  2. どのような仕事をするのか調べる
  3. 必要な資格や知識があるか確認する
  4. どのような学部・学科につながるか調べる
  5. 大学の候補を探す

ただし、大学で学んだ内容と将来の仕事が必ず一対一で決まるわけではありません。 あくまで進路を考える一つの入口として使いましょう。

夏休みに「進路ノート」を1ページだけ作ってみましょう

たくさん調べても、頭の中だけでは情報が混ざってしまうことがあります。

ノートやメモに、一度整理してみるのがおすすめです。

1ページに書いてみたいこと

  • 興味があることを3つ
  • 得意・好きな科目
  • 気になる学部を2〜3個
  • 調べてみたい大学
  • 今後確認したいこと

きれいにまとめる必要はありません。 今の時点で考えていることを、短く書くだけでも十分です。

志望校は「変更してはいけないもの」ではありません

一度志望校を決めると、「もう変えてはいけない」と感じる高校生もいます。

しかし、調べたり実際に大学を見たりする中で、興味が変わることもあります。

進路は、調べながら少しずつ具体的にしていくものです

最初から一つに絞り込むよりも、複数の候補を比べながら、自分が大切にしたいことを見つけていきましょう。

大学の難易度だけで選ばないことも大切です

志望校を考えるとき、模試の判定や偏差値などが気になることがあります。

もちろん、現在の学力との距離を知ることは大切です。 ただ、それだけで大学を決めるのではなく、学びたい内容や環境についても確認しましょう。

大学を比べるときに見たいこと

  • 学びたい内容があるか
  • 興味のある授業や研究分野があるか
  • 自分に必要な受験科目は何か
  • 通学や生活面で無理がないか
  • 大学生活をイメージできるか

進路が見え始めると、今の勉強にも意味がつながります

志望校や学部の候補が少し見えてくると、「なぜこの科目を勉強するのか」が具体的になることがあります。

たとえば、興味のある学部で英語が必要になるとわかれば、英単語や英文法の学習にも目的を持ちやすくなります。

進路から学習へつなげる例

  • 英語を使う可能性が高い → 英単語・英文法を少しずつ積み上げる
  • 数学が必要になりそう → 1学期の苦手を見直す
  • 国語が必要 → 語彙や読解を日ごろから続ける
  • 理科・社会を使う可能性がある → 授業内容をそのままにしない

まだ受験科目が完全に決まっていなくても、学校で習っている基礎を大切にしておくことは今後の選択肢につながります。

高校2年生の夏は、学習習慣を見直す時期にも

進路について考え始めたら、今の学習習慣も一度確認してみましょう。

高校3年生になってから急に受験勉強だけを増やすより、高校2年生のうちから短時間でも学習を続ける習慣をつくっておくことが大切です。

無理なく始める例

  • 英単語を毎日10分確認する
  • 学校の授業でわからなかった問題をその週に見直す
  • 定期テスト後に間違い直しをする
  • 週に一度、苦手科目を確認する
  • 進路について月に一度調べる時間をつくる

保護者の方は「どこに行きたい?」だけでなく「何が気になる?」を

高校2年生になると、ご家庭でも進路について話したい時期だと思います。

ただ、「志望校は決まった?」「どこを受けるの?」と聞かれると、まだ答えを持っていないお子さまは困ってしまうことがあります。

こんな声かけがおすすめです

「最近、面白いと思う教科はある?」
「大学で少し調べてみたい分野はある?」
「オープンキャンパスで気になったことはあった?」
「今のところ、どんなことを大切にしたい?」

すぐに結論を求めるのではなく、本人が考えていることを少しずつ言葉にできるようにすることが大切です。

保護者の方と本人で、見ているポイントが違うこともあります

大学選びでは、本人は学びたいことを重視し、保護者の方は通学や費用、卒業後の進路などを気にすることもあります。

どちらか一方だけで決めるのではなく、それぞれが大切にしていることを少しずつ共有していきましょう。

「何を学びたいか」と「どのような条件なら通いやすいか」を分けて考えると、親子でも進路について話しやすくなります。

まだ決まっていなくても、「調べ始めている」ことが大切です

高校2年生の夏に、志望大学を一つに決められていなくても大丈夫です。

ただし、「まだ決まっていないから何もしない」ではなく、興味のある分野を一つ調べる、大学を一校見てみる、得意科目を整理するなど、小さな行動を始めてみましょう。

今からできる3つのこと

  1. 興味のあることを3つ書き出す
  2. 気になる大学・学部を一つ調べる
  3. 今の学習で気になる教科を一つ見直す

この3つだけでも、進路について考えるきっかけになります。

高校2年生の夏は、志望校を急いで一つに決めることよりも、これから選ぶための材料を増やしていくことが大切です。

「何に興味があるか」「どの科目が得意・苦手か」「大学・学部では何を学べるか」の3つを少しずつ整理してみましょう。 まだ答えが出ていなくても、一つ調べる、一つ考えるという積み重ねが、これからの進路選択につながっていきます。

高校2年生の進路と学習を、一緒に整理していきます

志望校・学部選び、現在の学習状況、大学受験に向けた勉強の進め方についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、今の状況や興味のある分野をお聞きしながら、一人ひとりに合った進路と学習の進め方を一緒に考えていきます。

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2026.08.19

夏休みの学習応援シリーズ㉑

中学3年生、夏休み後半は何をする?
受験勉強を「復習」と「演習」に分ける進め方

中学3年生の夏休みも後半になると、「もっと問題を解いた方がいい?」「まだ中1・中2の復習が残っているけれど大丈夫?」と、受験勉強の進め方に迷うことがあります。

夏休み後半だからといって、急いで難しい入試問題ばかりに取り組む必要はありません。 反対に、基礎の復習だけを続けていても、自分で問題を解く力を確認する機会が少なくなります。

大切なのは、今の理解度に合わせて「復習」と「演習」を使い分けることです。 今回は、夏休み後半の受験勉強を整理する方法をご紹介します。

まず「復習」と「演習」の違いを整理しましょう

受験勉強というと、入試問題や模試形式の問題をたくさん解くことを思い浮かべるかもしれません。

しかし、問題を解いていて基礎知識が抜けていることがわかった場合は、そのまま演習を続けるより、一度基本へ戻る方がよいことがあります。

「復習」と「演習」の役割

  • 復習:忘れている知識や、まだ理解が不安定なところを学び直す
  • 演習:覚えた知識や解き方を、自分で問題の中で使えるか確認する

どちらか一方だけではなく、演習で見つけた苦手を復習し、復習した内容をもう一度演習で確かめる流れが大切です。

「まだ復習が終わっていない」と焦らなくても大丈夫です

夏休みの前半に中学1・2年生の総復習を予定していても、すべての範囲が終わっていないことがあります。

その場合も、残っている範囲をすべて同じように進める必要はありません。

大切なのは「どこがまだ必要か」を見つけることです

すでに解ける単元を何度も繰り返すより、問題を解いて止まったところ、繰り返し間違えるところを優先して確認しましょう。

ステップ① まず基本問題を数問解いて現在地を確認する

復習する単元を決めるときは、教科書を最初から読み直す前に、基本問題を数問解いてみましょう。

最初の確認の流れ

  1. 一つの単元から基本問題を選ぶ
  2. 答えや解説を見ずに解く
  3. ○・△・×に分ける
  4. △・×の原因を確認する
  5. 必要なところだけ基本へ戻る

全問正解できる単元は、基本の復習に長い時間を使わず、少しずつ演習へ進めます。

一方で、基本問題から止まる場合は、教科書や学校ワークへ戻って確認しましょう。

ステップ② 間違えた理由を分けてみましょう

同じ不正解でも、必要な学習は違います。

間違いの原因を確認

  • 公式・単語・用語を忘れていた
  • 解き方そのものがわからなかった
  • 知識はあったが、問題の中で使えなかった
  • 問題文や資料を読み違えた
  • 計算や記号でミスをした
  • 時間がかかりすぎた

知識不足なら復習へ戻り、知識はあるけれど使えない場合は、似た問題で演習するなど、原因に合わせて次の学習を決めましょう。

ステップ③ 復習したら、必ず問題で確かめる

教科書や解説を読んで「わかった」と感じても、それだけでは受験問題で使えるかはわかりません。

復習した後は、答えを閉じて問題を解いてみましょう。

復習から演習へつなぐ流れ

  1. 基本事項を確認する
  2. 例題を確認する
  3. 何も見ずに基本問題を解く
  4. 解けたら類題へ進む
  5. 数日後にもう一度確認する

「読んで理解した」から「自分で解ける」へ移すことが、受験勉強では大切です。

英語は「基礎知識」と「英文を読む練習」を分けましょう

英語では、単語や文法の知識が不足している場合と、知識はあっても長い英文になると読めない場合があります。

英語の復習

  • 英単語・熟語
  • 動詞の変化
  • 時制
  • 疑問文・否定文
  • 不定詞・動名詞などの基本文法
  • 比較や受け身など既習文法

英語の演習

  • 短い英文を時間を意識して読む
  • 並べ替えや英作文に取り組む
  • 長文で内容を読み取る
  • 設問の根拠となる部分を探す

長文が読めないときに、長文ばかり増やす必要はありません。 単語や文法で止まっているなら、一度そこまで戻りましょう。

数学は「計算できる」と「問題で使える」を分けましょう

数学では、計算問題は解けても、文章題や関数、図形になると手が止まることがあります。

数学の復習

  • 正負の数や文字式などの計算
  • 方程式・連立方程式
  • 比例・反比例や一次関数の基本
  • 図形で使う基本的な性質
  • これまでに習った公式

数学の演習

  • 文章から式を作る問題
  • 複数の単元を使う問題
  • グラフや図を読み取る問題
  • 時間を意識した問題演習

応用問題で止まったときも、「全部わからない」と考えず、計算・公式・条件整理のどこで止まったかを確認しましょう。

国語は「知識」と「根拠を探す練習」を

国語では、漢字や語句など覚える部分と、文章を読んで考える部分があります。

国語で分けて考えたいこと

  • 漢字・語句は知識として復習する
  • 説明文は段落ごとの内容を整理する
  • 物語文は人物の言動と心情のつながりを見る
  • 選択肢は本文の根拠を探して判断する
  • 記述問題は問いに必要な条件を確認する

読解問題を解いた後は、正解だけでなく「本文のどこを見れば答えられたか」まで振り返ることが大切です。

理科・社会は「思い出す」と「問題で使う」をつなげる

理科・社会は、一問一答だけでは答えられても、資料問題や記述問題になると迷うことがあります。

まず知識を思い出せる状態にし、その後に資料や文章を使った問題で確認しましょう。

理科・社会の流れ

  1. 用語や基本事項を何も見ずに確認する
  2. 忘れていたところを教科書で確認する
  3. 一問一答や基本問題で確かめる
  4. 資料・グラフ・記述問題へ進む
  5. 間違えたところだけ再度戻る

以前の記事でもお伝えしたように、「見ればわかる」だけで終わらず、自分から思い出せるかを確認することも大切です。

演習で点数が取れなくても、すぐに焦らないこと

夏休み後半に模試形式や入試問題へ取り組むと、思っていたより得点できないことがあります。

その結果だけを見て、「勉強しても意味がなかった」と考える必要はありません。

演習は「弱点を見つける時間」でもあります

点数だけでなく、どこで止まったのか、時間は足りたのか、どの単元を戻ればよいかを確認しましょう。 演習で見つかった弱点を次の復習につなげることが大切です。

難しい問題で長く止まりすぎないようにしましょう

受験問題を解いていると、一問に長い時間を使ってしまうことがあります。

考えることは大切ですが、今の段階では自分だけで解決できない問題もあります。

一定時間考えても進まない場合は、問題番号に印をつけていったん先へ進みましょう。 後から解説を確認したり、学校や塾で質問したりできる形にしておくことが大切です。

復習と演習の割合は、一人ひとり違います

「受験生なら毎日入試問題を解くべき」「夏休み後半は復習より演習」と一律に決める必要はありません。

基礎の抜けが多い場合は復習を多めにし、基本が安定している教科は演習を増やすなど、教科ごとに変えて構いません。

割合を考える目安

  • 基本問題で止まる → 復習を多めに
  • 基本は解けるが応用で止まる → 演習を増やす
  • 時間が足りない → 時間を測った演習を取り入れる
  • 同じ知識を何度も忘れる → 短い復習を繰り返す

教科ごとに進め方を変えても大丈夫です

5教科すべてを同じ割合で復習・演習する必要もありません。

進め方の例

  • 英語:単語・文法の復習+長文1題
  • 数学:苦手単元の基本復習+標準問題
  • 国語:漢字確認+読解1題
  • 理科:苦手単元の確認+資料問題
  • 社会:基本用語の確認+資料・記述問題

自分が今どこで困っているかによって、その日の内容を調整しましょう。

1日の中でも「復習→演習」の順にすると進めやすくなります

一つの教科について、最初に短い復習を行い、その後に問題演習へ進む方法もあります。

数学を60分学習する例

  • 15分:公式・基本計算を確認
  • 25分:標準問題を解く
  • 15分:間違い直し
  • 5分:次回確認する問題に印をつける

学習時間は予定に合わせて短くして構いません。 「復習だけ」「演習だけ」にならないよう、両方をつなげることがポイントです。

過去問は「点数を見るためだけ」に使わないようにしましょう

学校や塾で過去問や入試形式の問題に取り組み始めることもあります。

そのときも、点数だけを見て終わらず、間違えた問題を単元へ戻してみましょう。

演習後に確認したいこと

  • どの教科・単元で失点したか
  • 知識不足か、使い方の問題か
  • 時間が足りなかったか
  • ケアレスミスが多くなかったか
  • もう一度基本へ戻る問題はどれか

演習結果を次の勉強内容へつなげることで、問題を解いた時間がより意味のあるものになります。

全部の苦手を夏休み中になくす必要はありません

受験を考えると、「夏のうちに全部完成させなければ」と感じることがあります。

ただ、中学3年生の学習はこの先も続きます。 夏休みですべてを完璧にすることより、苦手がどこにあるかを把握し、今後も復習できる状態にしておくことが大切です。

夏の目標は「次に何をするかわかる状態」に

「英語は単語を続ける」「数学は一次関数へ戻る」「理科は電流をもう一度確認する」など、次の学習内容が具体的になっていれば、夏休み後も学習をつなげやすくなります。

保護者の方は、学習時間より内容を聞いてみましょう

受験生になると、「今日は何時間勉強した?」と学習時間が気になることもあると思います。

そのときは、時間だけでなく、何を復習し、どの問題で困ったかを聞いてみるのもおすすめです。

こんな声かけがおすすめです

「今日、できるようになったところはあった?」
「問題を解いて、戻った方がよさそうな単元はあった?」
「今いちばん確認したい教科はどれ?」
「先生に質問しておきたい問題はある?」

学習量だけでなく、本人が自分の課題を整理できているかを確認することで、次の学習へ向かいやすくなります。

夏休み後半は「解く→戻る→もう一度解く」を

受験勉強では、復習がすべて終わってから演習を始める必要はありません。

問題を解いてみて、わからなかったところへ戻る。 基本を確認したら、もう一度問題を解く。

この行き来を繰り返すことで、自分に必要な学習を少しずつ絞り込めるようになります。

中学3年生の夏休み後半は、「復習が全部終わってから演習」でも、「とにかく入試問題をたくさん解く」でもありません。

まず問題を解いて現在地を確認し、基礎で止まるところは復習へ戻り、確認できたらもう一度演習する。 「解く→戻る→もう一度解く」の流れをつくりながら、一人ひとりに必要な受験勉強を進めていきましょう。

受験勉強の「今、何をする?」を一緒に整理します

夏休み後半の受験勉強、5教科の苦手単元、模試や問題演習の進め方についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や目標を確認しながら、一人ひとりに合わせた復習と演習の進め方を一緒に考えていきます。

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2026.08.18

夏休みの学習応援シリーズ⑳

小学生の夏休み宿題、終わったら何をする?
2学期前に確認したい算数・国語の基礎

夏休みの宿題がひと通り終わると、「あとは新学期までゆっくり過ごして大丈夫?」「何か追加で勉強した方がいい?」と迷うこともあると思います。

宿題が終わった後に、たくさんの問題集を新しく始める必要はありません。 2学期を安心して迎えるためには、1学期に学んだ算数・国語の中から、基本的なことを少しずつ確認しておくことが大切です。

今回は、小学生が夏休み後半に無理なく取り組みやすい、算数・国語の基礎の見直し方をご紹介します。

宿題が終わったら、まず「できなかったところ」を見てみましょう

宿題が終わると、新しい教材を用意したくなることがあります。

その前に、夏休みの宿題や1学期のテスト、ドリルをもう一度見返してみましょう。

新しいことを増やす前に、今まで使った教材を確認しましょう

間違えた問題、答えを書くまでに時間がかかった問題、保護者の方や先生と一緒に解いた問題があれば、そこが復習の候補になります。

全部をもう一度解く必要はありません。 「ここだけ少し気になる」という問題から始めてみましょう。

算数① 計算は「速さ」より「正確さ」を確認しましょう

算数の基礎として最初に確認しやすいのが計算です。

学年によって、たし算・ひき算・かけ算・わり算、小数、分数など学習している内容は異なりますが、まずは習った範囲の基本問題を数問解いてみましょう。

計算で確認したいこと

  • 数字や記号を見間違えていないか
  • 繰り上がり・繰り下がりを正しくできるか
  • 九九を使った計算で迷わないか
  • 小数点の位置を間違えていないか
  • 分数の計算手順を覚えているか
  • 計算した後に見直す習慣があるか

たくさんの問題を急いで解くより、まずは一問ずつ正確に解くことを大切にしましょう。

算数② 間違えた計算は「どこで間違えたか」を見つける

計算問題で答えが違っていたときは、すぐに正しい答えを書くだけで終わらせず、途中を見直してみましょう。

計算ミスを見直すポイント

  • 数字を書き写すところで間違えた
  • 計算の順番を間違えた
  • 繰り上がりや繰り下がりを忘れた
  • 九九や基本計算で間違えた
  • 途中式を書かずに進めてしまった

「計算が苦手」とまとめず、「このところで間違えやすい」と具体的にすると、練習する内容が見えやすくなります。

算数③ 文章題は「式より先に、何を求めるか」を確認

計算そのものはできても、文章題になると式が立てられないことがあります。

そのときは、すぐにたし算・ひき算を選ぶのではなく、まず何を聞かれている問題なのかを確認しましょう。

文章題を読む順番

  1. 問題を最後まで読む
  2. 何を求めるか確認する
  3. 数字が何を表しているか整理する
  4. 必要なら絵や図を描く
  5. 式を立てる
  6. 答えと単位を確認する

式をすぐ教えるのではなく、「何を聞かれているかな?」と一緒に確認すると、考える順番を身につけやすくなります。

算数④ 1学期に習った単位も確認しましょう

長さ、重さ、時間、面積、体積などの単位は、しばらく使わないと忘れやすい内容の一つです。

単位で確認したいこと

  • 問題に合った単位を書けるか
  • 同じ種類の単位どうしを区別できるか
  • 習った範囲の単位換算をできるか
  • 答えに単位をつけ忘れていないか

学年によって学習する内容は異なるため、学校で習った範囲を中心に確認してください。

国語① 漢字は「読める」と「書ける」の両方を

国語では、まず1学期に習った漢字を確認してみましょう。

漢字を見れば読めても、何も見ずに書くと迷うことがあります。

漢字の確認方法

  • 漢字を見て正しく読めるか
  • 読みを見て漢字を書けるか
  • 送り仮名を正しく書けるか
  • 似た漢字と区別できるか
  • 短い文の中で使えるか

一度にたくさん書く必要はありません。 まず5個、10個など少ない数から確認し、間違えた漢字だけもう一度練習してみましょう。

国語② 音読は短い時間でも続けられます

教科書の文章や本を声に出して読む音読は、夏休み後半にも取り入れやすい学習です。

長い文章を毎日読む必要はなく、教科書の一部分だけでも構いません。

音読するときに確認したいこと

  • 漢字を正しく読めるか
  • 文の途中で何度も止まっていないか
  • 句読点を意識して読めるか
  • 読んだ内容を簡単に説明できるか

すらすら読むことだけを目標にせず、「何について書かれている文章だったか」を確認することも大切です。

国語③ 読んだ後に「どんな話だった?」と聞いてみましょう

文章を最後まで読めても、内容をうまく説明できないことがあります。

その場合は、難しい問題を解く前に、読んだ文章について短く話してみましょう。

内容を確認する声かけ

「誰が出てきた?」
「何が起きた話だった?」
「一番大事だと思ったところはどこ?」
「説明文なら、何について説明していた?」

正しい答えをすぐ求めるのではなく、まず自分の言葉で話してみることが、文章の内容を整理する練習になります。

国語④ 問題を解くときは、本文に戻る習慣を

読解問題で答えがわからないとき、なんとなく選択肢を選んでしまうことがあります。

そのときは、答えを考える前に、本文のどこに手がかりがあるか探してみましょう。

「答えは本文のどこに書いてあるかな?」と確認し、根拠になる言葉へ線を引く方法もあります。 正解だけでなく、なぜその答えになるかを考えることが大切です。

算数・国語は毎日両方やらなくても大丈夫です

2学期前だからといって、毎日たくさん勉強する必要はありません。

算数と国語を交互にしたり、短い内容を組み合わせたりすると続けやすくなります。

短い学習の組み合わせ例

  • 月曜日:計算5問+漢字5個
  • 火曜日:文章題1問+音読10分
  • 水曜日:1学期に間違えた算数を2問
  • 木曜日:漢字5個+短い読解問題
  • 金曜日:今週間違えた問題だけ解き直す

学年や予定に合わせて、量は少なくして構いません。

1日15分程度からでも始められます

宿題が終わった後に、毎日1時間勉強を追加すると負担に感じるお子さまもいます。

まずは10分から15分程度の短い時間で、「今日はこれだけ」と決めてみましょう。

15分で取り組む例

  1. 5分:計算や漢字を確認する
  2. 5分:間違えたところを直す
  3. 5分:音読や文章題を一つ行う

大切なのは長時間続けることよりも、机に向かうリズムを新学期までつないでおくことです。

できる問題ばかりでも、難しすぎる問題ばかりでもなく

復習するときは、簡単すぎる問題だけでは苦手を見つけにくく、難しすぎる問題ばかりでは負担が大きくなります。

教科書や学校のドリルの基本問題から始め、少し迷う問題を数問確認するくらいがおすすめです。

問題を選ぶ目安

  • 一度習った内容である
  • 教科書や学校の教材にある
  • 一人で取り組める問題が中心
  • 少し考えればできそうな問題も入れる
  • 解説を見ても難しい問題は質問用に残す

「全部できるようにする」より、一つの苦手を減らしましょう

夏休み後半に1学期の内容を全部復習しようとすると、範囲が広くなってしまいます。

そこで、「かけ算の筆算」「分数」「漢字」「文章の読み取り」など、一つだけ重点的に確認する方法があります。

苦手を小さく分けてみましょう

「算数が苦手」ではなく「文章題で式が立てにくい」、
「国語が苦手」ではなく「漢字の書き取りで間違える」など、具体的にすると取り組みやすくなります。

わからない問題は、答えを写して終わりにしないこと

問題がわからないときに答えを見ること自体は悪いことではありません。

ただ、答えを書き写して終わるのではなく、解説を確認した後にもう一度自分で取り組んでみましょう。

わからなかった問題の進め方

  1. どこまでわかったか確認する
  2. 答えや解説を見る
  3. 考え方を確認する
  4. 答えを閉じる
  5. もう一度自分で解く

それでもわからない場合は、無理に長時間取り組まず、質問したい問題として残しておきましょう。

保護者の方は「もっと勉強」より「一つ選んでみよう」を

宿題が終わると、「せっかく時間があるのだから、もう少し勉強してほしい」と感じることもあると思います。

そのときは、追加の教材をたくさん用意する前に、今までの学習から一つだけ確認する内容を一緒に選んでみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「1学期で少し難しかったところはあった?」
「算数と国語、どちらを少し確認してみる?」
「前に間違えた問題を一問だけやってみようか?」
「今日は10分だけにしてみる?」

学習量を増やすことよりも、お子さまが取り組みやすい形を一緒に考えることが大切です。

できるようになったことも振り返りましょう

復習というと、できないところばかり探してしまいがちです。

ただ、「前より計算が速くなった」「漢字を書けるようになった」「文章題で図を描けるようになった」など、できるようになったこともあります。

できたことを確認したうえで、「次はこれを一つやってみよう」と進めると、前向きに2学期を迎えやすくなります。

2学期前は「勉強する習慣」を戻すことも大切です

夏休み中は、学校がある日と比べて起きる時間や勉強する時間が変わっていることがあります。

新学期が近づいたら、算数や国語の短い復習を使って、机に向かう時間も少しずつ学校生活へ近づけていきましょう。

新学期前の取り組み例

  • 朝食後に計算を5問
  • 午前中に漢字を5個
  • 夕方に教科書を10分音読
  • 寝る前に翌日の学習を一つ決める

時間を増やすよりも、同じ時間帯に少しずつ取り組めるようにすることを大切にしましょう。

夏休みの宿題が終わった後は、新しい問題集をたくさん追加するよりも、1学期に学んだ算数・国語の基礎を少しずつ確認することがおすすめです。

計算を数問、漢字を少し、音読を10分、以前間違えた問題を一問。 小さな復習でも、続けることで新学期の学習へつながっていきます。 苦手をそのままにせず、できることも確認しながら、前向きに2学期を迎えていきましょう。

小学生の2学期準備を、一緒に考えていきます

算数・国語の苦手、1学期の復習、2学期に向けた学習習慣づくりについてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度やお子さまの様子を確認しながら、一人ひとりに合った無理のない学習方法を一緒に考えていきます。

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2026.08.17

夏休みの学習応援シリーズ⑲

夏休み後半、ここから何を優先する?
残り2週間の学習を整理する3つのポイント

お盆休みが終わり、夏休みもいよいよ後半に入ります。 「思っていたより宿題が残っている」「復習まで手が回っていない」「生活リズムが少し崩れてしまった」と感じているご家庭もあるのではないでしょうか。

ここから大切なのは、前半にできなかったことを全部取り戻そうとすることではありません。 残りの日数を見ながら、今やることを整理し、優先順位を決めることです。

今回は、夏休み後半の学習を無理なく立て直すために確認したい3つのポイントをご紹介します。

夏休み後半は「できなかったこと」より「これから何をするか」を

夏休み前に立てた計画どおりに進まなかったものがあると、「もっとやっておけばよかった」と気になることがあります。

ただ、過ぎた日数を変えることはできません。 今の段階でできることは、残っている課題や復習したい内容を整理し、これからの時間を使いやすくすることです。

まずは今の状況をそのまま確認しましょう

「まだこれだけ残っている」と考えるだけでなく、「ここまでは終わった」「ここからはこれを進める」と分けてみましょう。 今の状態が見えると、次の一歩を決めやすくなります。

ポイント① 宿題・復習・2学期準備の3つに分ける

夏休み後半にやることをすべて一つのリストにすると、量が多く見えてしまうことがあります。

まずは、やることを大きく3つに分けてみましょう。

3つに分けて整理

  • 宿題:学校へ提出するもの
  • 復習:1学期やこれまでの学習で苦手だったところ
  • 2学期準備:新学期へ向けて確認しておきたいこと

この3つを分けるだけでも、「まず提出物を進める」「その後に苦手を確認する」と順番を考えやすくなります。

最初に提出期限のある宿題を確認しましょう

夏休み後半では、まず学校へ提出する課題を確認します。

ワークやプリントだけでなく、作文、レポート、自由研究、読書感想文など、時間のかかる課題が残っていないかも確認しましょう。

宿題の確認ポイント

  • 提出する教科・課題をすべて書き出したか
  • 終わったものに印をつけたか
  • 途中まで進んでいるものはどこまでか
  • まだ始めていないものはあるか
  • 提出日はいつか
  • 丸つけや直しまで必要か

「終わったと思っていたけれど、丸つけが残っていた」ということもあります。 提出できる状態まで含めて確認しておくと安心です。

大きな宿題は、残り日数で小さく分けましょう

ページ数の多いワークや作文などが残っていると、一気に終わらせたくなることがあります。

ただ、一日に詰め込みすぎると、その後の計画も崩れやすくなります。

宿題を小さく分ける流れ

  1. 残っている量を確認する
  2. 取り組める日数を数える
  3. 一日分の量を決める
  4. 調整できる日を一日残す
  5. 終わったら印をつける

たとえばワークが30ページ残っていて、10日間使えるなら、単純に一日3ページずつという考え方ができます。

実際には予定が入る日もあるため、余裕のある日に少し多めに進めるなど、ご家庭の予定に合わせて調整しましょう。

ポイント② 復習は「全部」ではなく、気になる単元を絞る

宿題の見通しが立ったら、次に復習したいところを考えます。

夏休み後半から1学期の全範囲を完璧にやり直そうとすると、時間が足りなくなりやすくなります。

優先して復習したいところ

  • 定期テストで繰り返し間違えた単元
  • 学校ワークで×や△が多かったところ
  • 解説を見ても理解しにくかった問題
  • 2学期の学習につながる基礎
  • 受験でも使う重要な内容

「数学全部」「英語全部」ではなく、「連立方程式」「過去形」「英単語」など、できるだけ具体的にしてみましょう。

苦手は1教科につき1つからでも大丈夫です

復習したい単元が多く見つかったとしても、すべてを同時に始める必要はありません。

まずは一つの教科から、一つの苦手を選んで取り組みましょう。

「英語の苦手を全部なくす」ではなく、「まず不規則動詞を確認する」「数学は連立方程式を5問解く」のように、小さな目標にすると取り組みやすくなります。

復習は「解き直し」から始めると見つけやすい

新しい問題集を用意する前に、1学期に使った学校ワークや定期テストを見返してみましょう。

一度間違えた問題をもう一度解くと、今も苦手なのか、それとも解けるようになったのかがわかります。

短い復習の流れ

  1. 以前間違えた問題を一問選ぶ
  2. 答えを見ずに解く
  3. 間違えたら教科書や解説へ戻る
  4. もう一度自分で解く
  5. 数日後に再確認する

問題数を増やすことよりも、一度できなかった問題を自分で解けるようにすることを大切にしましょう。

ポイント③ 2学期へ向けた「再スタート」の準備をする

夏休み後半は、宿題や復習だけでなく、新学期へ戻る準備を始める時期でもあります。

学習内容だけではなく、生活や勉強のリズムも少しずつ整えていきましょう。

2学期前に確認したいこと

  • 学校が始まる時間に近い時間帯に起きられているか
  • 朝食をとる時間が大きくずれていないか
  • 毎日少しでも机に向かう時間があるか
  • 学校へ持っていく物を確認できているか
  • 休み明けのテストや提出物を確認したか

生活リズムを一日で戻そうとせず、数日かけて少しずつ学校生活へ近づけていきましょう。

一日の予定には「宿題」「復習」を両方入れすぎない

夏休み後半は時間が限られているため、一日にたくさん予定を入れたくなることがあります。

ただ、宿題も復習も長時間取り組もうとすると、続きにくくなることがあります。

一日の組み立て例

  • 午前:学校ワークを3ページ
  • 午後:数学の間違えた問題を3問
  • 夜:英単語を10分確認

このように、やることを小さく分けると、予定がある日でも取り組みやすくなります。

「今日は何時間?」より「今日は何を終える?」を

学習計画を立てるとき、「今日は2時間勉強する」と時間だけを決めることがあります。

もちろん時間を決めることも大切ですが、取り組む内容が決まっていないと、机に向かってから迷ってしまうことがあります。

行動がわかる目標にしましょう

「2時間勉強する」ではなく、
「英語ワークを4ページ進める」
「数学の間違いを3問解き直す」
「漢字を10個確認する」
というように、終わりがわかる目標にしてみましょう。

計画が崩れたときは、その日のうちに全部取り戻さなくて大丈夫です

急な予定や体調などで、予定していた学習ができない日もあります。

その場合、翌日にすべて上乗せすると、予定が重くなってしまいます。

できなかった分は、「明日必ず全部」ではなく、残りの日へ少しずつ分け直しましょう。 計画は守るためだけのものではなく、状況に合わせて調整するためのものでもあります。

小学生は「宿題+基礎」を少しずつ

小学生は、まず学校の宿題を確認しながら、計算・漢字・音読などの基礎を短時間で続けてみましょう。

小学生の優先例

  • 残っている夏休みの宿題
  • 計算を数問
  • 漢字を少し
  • 教科書や本の音読
  • 1学期に間違えた問題を一問

追加の教材を増やしすぎず、今あるものを丁寧に確認することを大切にしましょう。

中学生は「宿題+苦手1単元」を

中学生は、学校ワークなどの提出物を進めながら、英語・数学を中心に気になる単元を一つ選んで復習してみましょう。

中学生の優先例

  • 学校ワークの未完成部分
  • 丸つけ・間違い直し
  • 英語または数学の苦手単元
  • 英単語や漢字などの短い暗記
  • 休み明けテストの範囲確認

受験生も、新しい問題ばかりに進むのではなく、基礎で止まるところがあれば戻って確認することが大切です。

高校生は優先する科目を決めましょう

高校生は、学校課題の量も多く、受験や進路を意識した学習も重なりやすくなります。

全科目を同じように進めようとせず、優先順位を考えてみましょう。

高校生が優先順位を考える目安

  • 提出期限が近い課題
  • 1学期に苦手だった教科
  • 2学期にも続く重要単元
  • 受験で使用する科目
  • 休み明けにテストがある内容

「全部同じくらいやる」ではなく、その時点で必要なものに時間を使うことも大切です。

保護者の方は、まず「残っているものを一緒に整理」から

夏休み後半になって宿題が残っていると、「どうしてもっと早くやらなかったの?」と感じることもあると思います。

ただ、そこで過去の進み方だけを確認しても、これからの行動が決まりにくいことがあります。

こんな声かけがおすすめです

「今、残っているものを一緒に見てみようか?」
「最初に終わらせたいものはどれ?」
「一人で進めにくいところはある?」
「今日できそうなことを一つ決めようか?」

「なぜできなかったか」だけでなく、「ここからどうするか」を一緒に考えることで、前向きに動きやすくなります。

進んだことも確認しましょう

残っている課題ばかりを見ると、夏休みにできたことが見えなくなることがあります。

宿題が終わった、計算が少しできるようになった、毎日10分英単語を続けたなど、小さな積み重ねも確認してみましょう。

できたことを確認したうえで、次に取り組むことを一つ決めると、残りの夏休みも前向きに進めやすくなります。

残り2週間は「完璧にする」より「整える」時間に

夏休み後半になると、「あと少ししかない」と焦ってしまうことがあります。

しかし、残りの期間ですべてを完璧にする必要はありません。

宿題を整理する、苦手を一つ見直す、生活リズムを少し戻す。 それだけでも、2学期へ向けた準備になります。

夏休み後半の学習では、前半にできなかったことを全部取り戻そうとするのではなく、今の状況を確認して優先順位を決めることが大切です。

まずは「宿題」「復習」「2学期準備」の3つに分け、その中から今やることを一つずつ選んでみましょう。 無理に詰め込まず、一人ひとりに合ったペースで学習を整えながら、新学期へつなげていきましょう。

夏休み後半の学習を、一緒に整理します

夏休みの宿題、苦手単元の復習、2学期に向けた学習計画についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の学習状況を確認しながら、一人ひとりに合った無理のない進め方を一緒に考えていきます。

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2026.08.15

夏休みの学習応援シリーズ⑱

英単語を何度書いても覚えられない?
中高生が見直したい「覚える→思い出す」勉強法

英語の勉強で、「英単語を何度もノートに書いているのに、テストになると思い出せない」と感じることはありませんか。

たくさん書くことが悪いわけではありません。 ただ、英単語を見ながら繰り返し書くだけでは、「見ればわかる」状態で止まり、自分の力で思い出す練習が少なくなることがあります。

英単語の学習では、覚える時間だけでなく、答えを隠して「思い出す時間」をつくることが大切です。 今回は、中学生・高校生が夏休みに取り入れやすい英単語の復習方法をご紹介します。

「たくさん書いた=覚えた」とは限りません

英単語を10回、20回と繰り返し書く方法は、つづりに慣れるためには役立つことがあります。

ただし、英単語を見ながら書き続けていると、見本がない状態で本当に思い出せるかどうかを確認できません。

覚えたかどうかは「隠して確認」してみましょう

単語を何回書いたかではなく、日本語だけを見て英語を言えるか、英語を見て意味を答えられるか、何も見ずにつづりを書けるかを確認することが大切です。

英単語は「見る→隠す→思い出す→確認する」

英単語を覚えるときは、一つの単語を長く眺めるよりも、短い時間で確認して、すぐに思い出してみる方法があります。

基本の4ステップ

  1. 見る:英単語・意味・読み方を確認する
  2. 隠す:英単語や日本語を見えないようにする
  3. 思い出す:意味やつづりを自分で答える
  4. 確認する:答えを見て、合っていたか確かめる

間違えたら、もう一度確認してから再び隠します。

「覚える」と「思い出す」をセットにすることで、自分が本当に覚えている単語と、まだあいまいな単語を分けやすくなります。

最初から一度に50個、100個覚えなくても大丈夫です

夏休みだからと、英単語帳を一気に何十ページも進めようとすると、後半になるほど最初の単語を忘れてしまうことがあります。

まずは一度に扱う数を少なくしてみましょう。

進め方の一例

  • まず10〜20語程度を確認する
  • 意味と読み方を確認する
  • 答えを隠して思い出す
  • 間違えた単語だけもう一度見る
  • 最後にもう一度まとめて確認する

覚える量は、学年や使っている教材、現在の英語力に合わせて調整しましょう。

英語から日本語だけでなく、日本語から英語も確認しましょう

英単語帳を開くと、英語を見て日本語の意味を答える練習が中心になりやすくなります。

ただし、学校のテストや英作文では、日本語を見て英単語を書く必要があることもあります。

3方向で確認してみましょう

  • 英語 → 日本語:意味を答えられるか
  • 日本語 → 英語:英単語を思い出せるか
  • 音 → 英語:聞いた単語のつづりがわかるか

すべてを同時に完璧にする必要はありません。 学校のテストや現在の目標に合わせて、必要な方向から練習していきましょう。

「読めない単語」は覚えにくくなりやすい

つづりだけを見て覚えようとしても、その単語をどう読むのかわからないと、記憶に残りにくいことがあります。

新しい単語では、意味だけでなく発音も確認しておきましょう。

新しい単語で確認したいこと

  • どのように読むのか
  • 日本語ではどのような意味か
  • どのような文で使われるか
  • 品詞は何か
  • 似た意味や反対の意味の言葉はあるか

教科書に音声が用意されている場合は、音声も活用してみましょう。

つづりは「全部書く」より、間違えた単語を重点的に

すでに書ける単語まで毎回10回ずつ書いていると、学習時間の多くをできる単語に使うことになります。

一度書いて正しく書けるかを確認し、間違えた単語だけ書く回数を増やしてみましょう。

つづりを覚える流れ

  1. 単語を声に出して読む
  2. つづりを見る
  3. 単語を隠す
  4. 何も見ずに一度書く
  5. 間違えた部分を確認する
  6. もう一度隠して書く

「10回書く」ことを目標にするのではなく、「見ないで正しく書ける」ことを目標にしてみましょう。

間違えた単語に印をつけておきましょう

英単語帳を最初から毎日全部見直すのは大変です。

覚えていない単語だけを見つけられるよう、印を残しておきましょう。

印のつけ方の例

  • :すぐに意味・つづりを答えられた
  • :思い出すまで時間がかかった
  • ×:答えられなかった

次に復習するときは、×と△を中心に確認します。

○が増えていけば、覚えられるようになった単語も目で確認できます。

その日に覚えられても、翌日にもう一度確認しましょう

英単語は、その日の最後には答えられていても、翌日になると思い出せなくなることがあります。

そのため、一度覚えた単語にも、少し時間を空けてもう一度触れることが大切です。

復習のタイミング例

  • 学習した直後に確認
  • その日の最後にもう一度確認
  • 翌日に確認
  • 数日後に確認
  • 1週間後に△・×を中心に確認

毎回すべての単語を確認する必要はありません。 忘れていた単語を中心に繰り返していきましょう。

「昨日覚えたのに忘れた」も学習の途中です

昨日練習した単語を今日忘れていると、「自分は英単語を覚えるのが苦手だ」と感じることがあります。

ただ、一度確認しただけですべてを長く覚えておくことは簡単ではありません。

忘れた単語が見つかったら、「覚えられなかった」と考えるだけでなく、「今日もう一度確認する単語がわかった」と考えてみましょう。 繰り返し思い出すことで、少しずつ定着させていきます。

中学生は、教科書の単語をまず大切にしましょう

中学生の場合、新しい単語帳をどんどん増やす前に、学校の教科書や授業で扱った単語を確認することが大切です。

中学生が確認したいもの

  • 教科書の新出単語
  • 学校の単語テストで間違えたもの
  • 定期テストで書けなかった単語
  • 曜日・月・数字など基本的な表現
  • よく使う動詞の変化

中学3年生は、中学1・2年生で学習した基本単語の中に抜けがないかも少しずつ確認していきましょう。

高校生は「意味が一つ」と決めつけないようにしましょう

高校英語では、同じ単語でも文章によって意味が変わることがあります。

単語帳の最初に載っている日本語だけを覚えるのではなく、例文の中でどのように使われているかも確認しておくと、長文を読むときに役立ちます。

高校生が単語を見るときのポイント

  • よく使われる意味
  • 品詞
  • 例文での使われ方
  • 関連する熟語
  • 似た意味の語との違い

最初からすべてを覚える必要はありません。 長文や問題で出会った意味を少しずつ加えていきましょう。

英単語だけでなく、短い英文の中でも確認しましょう

単語単体では意味を答えられても、英文の中に入ると意味がわからなくなることがあります。

そこで、覚えた単語が使われている教科書の本文や短い例文も読んでみましょう。

単語と英文をつなげてみましょう

「この単語を知っている」だけでなく、「この文章ではどの意味で使われているか」まで確認すると、読解の中でも使える語彙になっていきます。

英単語学習は短時間でも続けやすい学習です

夏休みは予定が変わる日も多く、毎日長時間勉強できるとは限りません。

英単語は、10分程度の短い時間でも取り組みやすい学習です。

1日の短い学習例

  • 朝:前日の単語を10語確認する
  • 午後:新しい単語を10語確認する
  • 夜:△・×だけをもう一度思い出す

毎回新しい単語を増やす必要はありません。 復習だけの日をつくることも大切です。

単語帳を眺めるだけの時間になっていないか確認しましょう

長い時間机に向かっていても、単語帳を何度も見ているだけでは、自分が覚えたかどうかを確認しにくくなります。

5分覚えたら一度閉じる、というように、思い出す時間を途中に入れてみましょう。

15分の英単語学習例

  1. 5分:単語・意味・読み方を確認する
  2. 5分:隠して自分で答える
  3. 3分:間違えた単語を確認する
  4. 2分:最後にもう一度思い出す

短い時間でも、「覚える」と「思い出す」の両方を入れることがポイントです。

テスト前に一気に覚えるより、日ごろから少しずつ

定期テスト直前に英単語をまとめて覚えようとすると、ほかの教科の学習時間も必要になり、負担が大きくなります。

夏休みのうちから短時間でも単語へ触れる習慣をつけておくと、2学期にも続けやすくなります。

「毎日30分必ず」など大きな目標にせず、「学校の宿題を始める前に10語」「寝る前に△だけ確認」など、続けやすい形から始めてみましょう。

覚えにくい単語だけのリストをつくる方法もあります

何度確認しても間違える単語が出てきたら、その単語だけを別にしておく方法があります。

覚えにくい単語リストに入れるもの

  • 何度も意味を間違える単語
  • つづりを間違えやすい単語
  • 似た単語と混同するもの
  • 学校のテストで繰り返し間違えたもの

すべての単語を書き直す必要はありません。 自分がよく間違えるものだけに絞ることで、復習しやすくなります。

保護者の方は「何個覚えた?」だけでなく確認の方法にも注目を

英単語の勉強は、外から見ると「ずっと単語帳を見ている」「ノートに何度も書いている」ように見えることがあります。

学習量だけでなく、どのように覚えているかを聞いてみるのもおすすめです。

こんな声かけがおすすめです

「今日覚えた中で、難しかった単語はあった?」
「隠しても答えられた?」
「昨日の単語を少し確認してみた?」
「何度も間違える単語はある?」

覚えられなかったことを責めるのではなく、次に確認する単語を一緒に整理することで、学習を続けやすくなります。

英単語は「一度で覚える」より「何度も思い出す」

英単語学習では、一度で完璧に覚えようとすると負担が大きくなります。

まずは意味と読み方を確認し、隠して思い出す。 忘れていたらもう一度確認し、翌日また思い出してみる。

この繰り返しを続けることで、「見ればわかる単語」を「自分で使える単語」へ少しずつ近づけていきましょう。

英単語を何度書いても覚えられないと感じたときは、書く回数を増やすだけでなく、「思い出す練習」が入っているかを確認してみましょう。

「見る→隠す→思い出す→確認する」を短い時間でも繰り返し、間違えた単語を中心に復習することが大切です。 一度忘れても焦らず、少しずつ確認を重ねながら、2学期以降にも続けられる学習習慣につなげていきましょう。

英語の「覚えられない」を、一緒に整理します

英単語の覚え方、英文法や長文読解、定期テスト・受験に向けた英語学習についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や学校の進度を確認しながら、一人ひとりに合った学習方法を一緒に考えていきます。

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2026.08.14

夏休みの学習応援シリーズ⑰

高校生の学校課題、提出して終わりにしないために
間違いを2学期の学習につなげる方法

夏休みの学校課題が少しずつ終わり、「あとは提出すれば大丈夫」と感じている高校生もいるのではないでしょうか。

学校から出された課題を期限までに終わらせることはもちろん大切です。 ただ、せっかくたくさんの問題に取り組んだのであれば、提出して終わりにするのではなく、自分の苦手を見つける材料としても活用したいところです。

今回は、夏休みの学校課題を2学期の授業や定期テストにつなげるために、丸つけ後に確認しておきたいポイントをご紹介します。

学校課題は「終わらせること」と「身につけること」を分けて考えましょう

夏休みの課題はページ数も多く、まず提出できる状態まで進めることで精いっぱいになることもあります。

そのため、課題を終えた時点で安心し、その後に間違えた問題を見直さないままになることがあります。

提出できる状態になったら、もう一つ確認してみましょう

「全部終わったか」だけでなく、「自分だけでは解けなかった問題はどこか」を確認します。 その問題が、2学期へ向けた復習の入り口になります。

まずは丸つけを「答え合わせ」で終わらせないこと

丸つけをするとき、正解には○、不正解には赤で正しい答えを書いて終わり、となっていないでしょうか。

大切なのは、間違えた問題について「なぜその答えにならなかったのか」を確認することです。

間違えた理由を分けてみましょう

  • 知識や公式を忘れていた
  • 解き方そのものがわからなかった
  • 問題文の意味を読み違えた
  • 計算途中でミスをした
  • 英単語や用語を覚えていなかった
  • 時間をかければ解けたが、すぐには思い出せなかった

理由を分けると、自分が次に何をすればよいのかが見えやすくなります。

○・△・×を使って「自信の度合い」を残しましょう

正解した問題でも、実はかなり迷っていたということがあります。

そこで、正誤だけでなく、解いたときの感覚も残しておく方法があります。

3段階で分ける例

  • :自分の力ですぐに解けた
  • :正解したが迷った、時間がかかった
  • ×:間違えた、解き方がわからなかった

2学期に向けて優先して確認したいのは、×だけではありません。 △の問題も、理解がまだ安定していない可能性があります。

ステップ① 間違えた問題を全部やり直す必要はありません

課題のページ数が多いと、間違えた問題もたくさん出てくることがあります。

すべてを一度に解き直そうとすると、復習そのものが負担になってしまいます。

優先する問題の選び方

  1. 基本問題なのに間違えたもの
  2. 同じ単元で何度も間違えているもの
  3. 正解したが解き方に自信がなかったもの
  4. 今後の授業でも使いそうな内容
  5. 定期テストでも確認されそうな重要事項

まずは教科ごとに数問だけ選び、そこから解き直してみましょう。

ステップ② 解説を読んだら、一度閉じて解き直しましょう

解説を読んで「なるほど」と思っても、それだけでは自分で解けるようになったとは限りません。

解説を確認した後は、一度答えを隠して、最初から自分で解いてみましょう。

解き直しの基本の流れ

  1. 間違えた原因を確認する
  2. 教科書や解説で考え方を確認する
  3. 答えを閉じる
  4. 自分だけで解き直す
  5. 数日後にもう一度確認する

その場ですぐに解けても、数日後にもう一度解けるか確認すると、理解が定着しているかがわかります。

ステップ③ 「2学期に持ち越す問題」を決めておきましょう

夏休み中にすべての疑問を解決できなくても大丈夫です。

解説を読んでもわからない問題や、もう一度先生に聞きたい問題は、質問できるように残しておきましょう。

問題番号だけでなく、「この式変形からわからない」「単語の意味はわかるが文全体を訳せない」など、困っている部分を一言書いておくと質問しやすくなります。

数学は「答え」より途中式を見直しましょう

数学では、答えだけを見ると、どこで間違えたのかがわからないことがあります。

丸つけ後は、途中式まで見返してみましょう。

数学で確認したいこと

  • 公式の選び方は合っていたか
  • 途中式を省略しすぎていなかったか
  • 符号を間違えていなかったか
  • 分数や平方根の計算でずれていなかったか
  • 問題文の条件を式にできていたか

「計算ミス」と「考え方がわからなかった」を分けることで、必要な練習も変わります。

英語は「単語・文法・読解」を分けて確認しましょう

英語の問題を間違えたときも、原因をまとめて「英語が苦手」と考えないことが大切です。

英語の間違いを分ける例

  • 単語の意味を知らなかった
  • スペルを間違えた
  • 文法のルールを忘れていた
  • 語順を正しく作れなかった
  • 長文で内容を読み取れなかった
  • 設問の条件を読み落とした

単語が原因なら語彙の確認、文法なら基本例文、読解なら文章の読み方というように、復習を分けて考えましょう。

国語は「本文のどこが根拠か」を確認しましょう

国語の読解問題は、正しい答えを写すだけでは、次に似た問題が出たときに同じところで迷うことがあります。

解説を読みながら、「本文のどこを根拠に答えるのか」を確認してみましょう。

選択問題では、ほかの選択肢も確認しましょう

正解の理由だけでなく、「なぜほかの選択肢は違うのか」を考えると、自分が読み違えたポイントを整理しやすくなります。

理科・社会は「見ればわかる」に注意しましょう

理科や社会は、答えを見ると「ああ、これだった」と思い出しやすい教科です。

ただ、テストでは答えがない状態で自分から思い出す必要があります。

理科・社会の見直し方

  • 答えを隠してもう一度答える
  • 用語の意味を自分の言葉で説明する
  • 図や資料と一緒に確認する
  • 原因と結果をつなげて考える
  • 数日後にもう一度思い出す

単語だけを覚えるのではなく、意味やつながりまで確認すると、問題の聞かれ方が変わっても対応しやすくなります。

全部の問題をノートへ写し直す必要はありません

復習をしようとして、間違えた問題をすべて新しいノートへ書き写すことがあります。

もちろん、自分なりに整理することには意味がありますが、写す作業だけで時間がかかり、解き直す時間が減ってしまうこともあります。

問題集へ直接印をつけたり、ページ番号と問題番号だけを一覧にしたりする方法でも十分です。 大切なのは、きれいなノートを作ることより、もう一度自分で解けるかを確認することです。

「間違いリスト」を簡単につくってみましょう

夏休みの課題が終わったら、2学期にも確認したい問題だけを簡単にまとめておくと便利です。

間違いリストに書く内容

  • 教科
  • 教材名
  • ページ・問題番号
  • 間違えた理由
  • 解き直した日
  • もう一度確認する日

長い説明を書く必要はありません。 「公式忘れ」「単語不足」「読解」「計算ミス」など、一言だけでも十分です。

2学期が始まる前に、全部やり直さなくても大丈夫です

夏休みの課題を見返すと、間違えた問題がたくさんあり、「全部復習しなければ」と焦ることもあります。

しかし、短期間ですべてをやり直す必要はありません。

優先順位のつけ方

  • 基本問題なのに間違えたもの
  • 何度も同じ間違いをしているもの
  • 2学期でも使う内容
  • 次の定期テストにつながりそうな単元
  • 自分一人では解決できない問題

まずは教科ごとに一つずつ選ぶくらいでも構いません。

「できなかった問題」が見つかることも成果です

課題の丸つけをすると、間違いが多くて気持ちが下がることもあります。

ただ、学校課題を通して、自分がまだ理解できていないところが見つかったことも大切な成果です。

間違いは、次に勉強する場所を教えてくれます

できなかった問題を責めるのではなく、「ここを確認すればよい」と考えてみましょう。 苦手を小さく分けることで、次の学習へ取りかかりやすくなります。

2学期の最初にもう一度確認する日を決めましょう

夏休みに解き直した問題も、時間がたつと忘れることがあります。

そこで、「新学期が始まった週」「最初の定期テスト前」など、もう一度確認するタイミングを決めておきましょう。

復習をつなげる流れ

  1. 夏休みの課題を終える
  2. △・×の問題を選ぶ
  3. 夏休み中に一度解き直す
  4. 質問したい問題を整理する
  5. 2学期にもう一度解く
  6. 定期テスト前にも確認する

夏休みの課題を、そのまま2学期の復習教材として使っていきましょう。

保護者の方は「宿題終わった?」の次に一言を

夏休み後半になると、ご家庭でも学校課題の進み具合が気になると思います。

課題が終わっていることを確認した後は、間違えた問題についても少し聞いてみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「終わった中で、難しかったところはあった?」
「もう一度見直したい問題はある?」
「先生に聞いておきたいところはある?」
「2学期にもう一度確認したい教科はどれかな?」

間違いの数だけを見るのではなく、本人がどこを課題だと感じているのかを一緒に整理すると、次の学習につなげやすくなります。

夏休みの課題を「2学期のスタート準備」に

学校課題は、提出するためだけのものではありません。

1学期までの内容を振り返り、自分の得意・苦手を確認する材料にもなります。

全部を完璧にしようとせず、まずは△や×の問題から一つ選び、自分で解ける状態へ近づけてみましょう。

夏休みの学校課題は、「終わった」「提出できる」で一区切りですが、そこからの見直しで2学期の学習へつなげることができます。

丸つけをしたら、間違えた理由を確認し、△や×の問題を少しだけ解き直してみましょう。 苦手をそのままにせず、一つずつ整理しておくことで、2学期の授業や定期テストにも落ち着いて向かいやすくなります。

学校課題から、2学期の学習を一緒に整えます

夏休みの課題の見直し、定期テスト対策、苦手単元の復習についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や学校の進度を確認しながら、一人ひとりに合った学習の進め方を一緒に考えていきます。

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2026.08.13

夏休みの学習応援シリーズ⑯

中学3年生の理科・社会、「覚えたつもり」を減らすには?
夏に試したい復習方法

中学3年生の夏休みは、英語や数学だけでなく、理科・社会の復習にも取り組みたい時期です。

ところが、理科・社会を勉強していると、「教科書を読んだときはわかったのに、問題になると答えが出てこない」「昨日覚えたはずなのに忘れている」ということがあります。

これは、見ればわかる状態と、自分の力で思い出せる状態に違いがあるためです。 今回は、理科・社会の「覚えたつもり」を減らし、夏休みの復習を次の学習につなげる方法をご紹介します。

「見ればわかる」と「自分で答えられる」は違います

教科書やノートを読んでいると、内容を理解できたように感じることがあります。

しかし、テストや模試では、答えが見えない状態で必要な知識を思い出さなければなりません。

理科・社会の復習で大切なこと

「もう一度読む」だけでなく、「何も見ずに思い出してみる」時間を入れましょう。 思い出せなかったところが、その日の復習ポイントになります。

まずは範囲を広げすぎないこと

中学3年生になると、中学1・2年生の内容も含めて復習したい範囲が多くなります。

そのため、「今日は理科を全部復習する」「社会を一気に覚える」と考えると、何から始めればよいかわからなくなりやすくなります。

復習範囲を小さくする例

  • 理科:植物のつくりとはたらき
  • 理科:化学変化と原子・分子
  • 理科:電流と回路
  • 社会:日本の地形と気候
  • 社会:江戸時代の政治
  • 社会:日本国憲法の基本原則

「理科」「社会」という教科単位ではなく、単元ごとに区切ると、何を覚え直すかが見えやすくなります。

ステップ① まず何も見ずに答えてみる

復習を始めるときは、最初から教科書を読み直すのではなく、まず問題を解いたり、一問一答形式で思い出したりしてみましょう。

最初の確認方法

  1. 問題を読む
  2. 教科書や答えを見ずに考える
  3. 自信がなくても一度答える
  4. 答え合わせをする
  5. 思い出せなかったものに印をつける

最初にできなかった問題があっても大丈夫です。 むしろ、思い出せなかったところが見つかることで、復習する内容がはっきりします。

ステップ② 間違えた問題だけ、教科書へ戻る

答え合わせの後は、すべてのページを読み直すのではなく、間違えた問題に関係する部分を教科書や資料集で確認します。

確認するときのポイント

  • 用語の意味を説明できるか
  • 似た言葉との違いがわかるか
  • 図や資料と結びつけられるか
  • 原因と結果の関係がわかるか
  • いつ・どこで・何が起こったのか整理できるか

答えだけを覚えるのではなく、その言葉が何を表しているのかまで確認すると、似た問題にも対応しやすくなります。

ステップ③ 数日後にもう一度「思い出す」

その日に覚え直した内容も、時間がたつと忘れることがあります。

そこで、翌日や数日後にもう一度、答えを見ずに確認しましょう。

復習の流れ

  1. 1回目:何も見ずに問題を解く
  2. 間違えたところを教科書で確認する
  3. その日の最後にもう一度答える
  4. 翌日または数日後に再確認する
  5. まだ間違える問題だけを残す

一度で完璧に覚えることよりも、何度か思い出す機会をつくることが大切です。

理科は「用語」だけでなく「仕組み」まで確認しましょう

理科では、用語を覚えていても、実験やグラフ、計算問題になると解けないことがあります。

そのため、言葉だけを暗記するのではなく、現象や仕組みと結びつけて復習しましょう。

理科で確認したいこと

  • その用語は何を表しているのか
  • どのような実験で確かめられるのか
  • 結果から何がわかるのか
  • グラフや表から何を読み取るのか
  • 公式をどの場面で使うのか

たとえば電流の単元なら、公式だけを覚えるのではなく、回路図を見てどの値を求めるのかまで確認してみましょう。

理科の計算問題は、公式を書いてから代入しましょう

理科では、電流・電圧・抵抗、密度、圧力など、計算を使う問題もあります。

数字だけを見て計算を始めると、どの公式を使ったのかわからなくなることがあります。

まず公式を書き、問題文の数字を当てはめてから計算する習慣をつけると、考え方を整理しやすくなります。

理科の図・表・グラフは「説明できるか」を確認しましょう

入試や模試では、図や表、グラフを使った問題が出てくることがあります。

図を見ただけで終わらず、「この部分は何を表しているか」「なぜこの変化になるのか」を言葉で説明してみましょう。

図・表・グラフを見るときの確認

  • 縦軸と横軸は何を表しているか
  • 数値が増えているところはどこか
  • 変化が止まっているところはどこか
  • その変化が起こる理由は何か
  • 実験結果とどのようにつながるか

社会は「言葉だけ」で覚えないようにしましょう

社会では、多くの用語や人名、出来事を覚える必要があります。

ただ、単語だけをばらばらに暗記すると、問題文の聞かれ方が変わったときに答えにくくなることがあります。

社会で意識したい「つながり」

  • いつ起こったのか
  • どこで起こったのか
  • 誰が関わったのか
  • なぜ起こったのか
  • その後、何が変わったのか

一つの出来事を、前後の流れと一緒に整理すると覚えやすくなります。

歴史は「流れ」をつくって覚えましょう

歴史では、年号や人物名だけを覚えようとすると、出来事の順番が混ざりやすくなります。

「なぜその出来事が起こったのか」「その後どうなったのか」をつなげてみましょう。

歴史を整理する順番

  • 出来事の前にどのような状況だったか
  • 何がきっかけで変化したか
  • 誰がどのような行動をしたか
  • その結果、社会がどう変わったか

教科書の見開きや年表を見ながら、自分で短く説明してみるのもよい方法です。

地理は地図・統計資料と一緒に確認しましょう

地理では、都道府県名や国名だけでなく、地形、気候、産業、人口などを結びつけて考える問題があります。

地理で確認したいこと

  • 場所を地図で示せるか
  • 気候の特徴を説明できるか
  • 主な産業とその理由がわかるか
  • グラフや統計資料を読み取れるか
  • 地域どうしの違いを説明できるか

用語集だけでなく、地図帳や資料集を開きながら確認すると、知識がつながりやすくなります。

公民は「身近な例」と結びつけてみましょう

学校の進度によっては、公民分野を学習している場合もあります。

憲法、国会、内閣、裁判所、地方自治などは、用語だけではイメージしにくいことがあります。

公民は「誰が何をする仕組みなのか」を整理しましょう

たとえば国会・内閣・裁判所について、それぞれの役割を比べながら整理すると、違いが見えやすくなります。

一問一答だけで終わらせないようにしましょう

一問一答は、用語を覚えているか確認するのに便利です。

ただし、一問一答だけでは、資料問題や記述問題への対応が難しいことがあります。

一問一答の次に行いたいこと

  1. 用語を答える
  2. その用語の意味を説明する
  3. 関連する出来事や仕組みを確認する
  4. 資料問題や記述問題を一問解く

「答えられる」だけでなく、「説明できる」状態を目指してみましょう。

間違えた問題だけを集めておきましょう

理科・社会を復習するときに、毎回すべての問題を最初から解く必要はありません。

間違えた問題や迷った問題に印をつけて、自分が確認したい問題を残しておきましょう。

印のつけ方の例

  • :すぐに答えられた
  • :思い出すまで時間がかかった
  • ×:答えられなかった

次の復習では、×から始め、その後に△を確認します。

短い時間でも毎日触れる方が続けやすくなります

理科・社会を一日に何時間もまとめて勉強しようとすると、負担が大きくなることがあります。

英語や数学の学習と組み合わせながら、短時間で続ける方法もおすすめです。

1週間の復習例

  • 1日目:理科の一単元を問題で確認する
  • 2日目:社会の一単元を問題で確認する
  • 3日目:1日目に間違えた理科を解き直す
  • 4日目:2日目に間違えた社会を解き直す
  • 5日目:理科の別単元を確認する
  • 6日目:社会の別単元を確認する
  • 7日目:今週の×・△だけをもう一度確認する

学習量は、ほかの教科や予定に合わせて調整してください。

「ノートをきれいにまとめる」だけにならないようにしましょう

理科・社会の復習で、教科書を見ながらノートを丁寧にまとめることがあります。

内容を整理するためには役立ちますが、書き写すだけで時間が終わってしまうと、自分で思い出す練習が少なくなります。

ノートを作った後は、一度閉じて、「何が書いてあったか」を自分で説明してみましょう。 まとめる時間と、思い出す時間の両方をつくることが大切です。

答えを声に出して説明する方法もあります

頭の中ではわかったつもりでも、説明しようとすると言葉が出てこないことがあります。

そのようなときは、家で短く声に出して説明してみましょう。

説明してみたいこと

  • この実験では何を調べているのか
  • なぜこの現象が起こるのか
  • この歴史上の出来事が起こった理由
  • この地域でこの産業が盛んな理由
  • この制度にはどのような役割があるのか

うまく説明できなかったところは、教科書へ戻って確認すれば大丈夫です。

わからない問題は、質問できる形にしておきましょう

解説を読んでも理解できない問題は、問題番号に印をつけて残しておきましょう。

「答えがわからない」だけでなく、「用語はわかるけれど、なぜこの答えになるのかわからない」など、困っている部分を短くメモしておくと質問しやすくなります。

わからないことをそのままにしないために

理科・社会は、一つの疑問が次の単元につながることがあります。 わからない問題をため込まず、学校や塾で確認できるよう整理しておきましょう。

保護者の方は「何時間やった?」より「何を思い出せた?」を

受験学年になると、学習時間が気になることもあると思います。

理科・社会については、時間だけでなく、どの単元を確認し、何ができるようになったかを聞いてみるのもおすすめです。

こんな声かけがおすすめです

「今日はどの単元を確認した?」
「前に間違えた問題、答えられるようになった?」
「まだ覚えにくいところはどこ?」
「一つ説明してみてもらってもいい?」

点数や学習時間だけではなく、小さな変化を確認することで、復習を続けやすくなります。

夏休みは「覚え直す」だけでなく「思い出す練習」を

中学3年生の理科・社会は、覚える内容が多いため、全部を一度で完成させようとすると負担が大きくなります。

まずは一つの単元を選び、何も見ずに答えるところから始めてみましょう。

思い出せなかったところを確認し、数日後にもう一度答えてみる。 この繰り返しが、「見ればわかる」から「自分で答えられる」へ近づく学習になります。

理科・社会の「覚えたつもり」を減らすためには、教科書を何度も読むだけでなく、答えを隠して自分で思い出すことが大切です。

一度忘れてしまっても大丈夫です。 思い出せなかったところを見つけ、確認し、数日後にもう一度取り組むことで、少しずつ知識をつなげていきましょう。 夏休みの復習を、受験学年のこれからの学習につなげていけるとよいですね。

理科・社会の苦手も、一緒に整理していきます

理科・社会の復習方法や受験対策、5教科の学習計画についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や目標を確認しながら、一人ひとりに合った学習の進め方を一緒に考えていきます。

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2026.08.12

夏休みの学習応援シリーズ⑮

高校1年生の数学Ⅰ、夏休みにどこまで戻る?
1学期のつまずきを見つける復習法

高校へ入学して数か月。中学校のころより授業の進みが速くなり、「数学が急に難しくなった」と感じている高校1年生もいるのではないでしょうか。

定期テストを振り返って、「授業ではわかったつもりだったのに問題になると解けない」「公式は覚えているのに使い方がわからない」ということもあります。

夏休みは、数学Ⅰを最初から全部やり直すのではなく、どこからわからなくなったのかを見つけて、必要なところまで戻るよい機会です。 今回は、1学期のつまずきを見つけるための復習方法をご紹介します。

高校数学は「わからなくなった少し前」に戻ることが大切です

数学は、前に学んだ内容を使いながら次の単元へ進むことが多い教科です。

そのため、今取り組んでいる問題が解けないときに、その問題だけを何度も練習しても、なかなか解決しない場合があります。

「どこまで戻るか」を考えてみましょう

今解けない問題の少し前にある基本問題や例題へ戻り、「ここまでは自分でできる」という場所を探します。 そこから順番に進め直すことで、つまずいたポイントを見つけやすくなります。

高校数学の復習では、難しい問題に長く取り組むことよりも、基礎のどこに抜けがあるかを確認することが大切です。

まずは1学期の定期テストを見返しましょう

夏休みの復習を始めるときに、新しい問題集を用意する必要はありません。

まずは1学期の定期テスト、学校の問題集、小テスト、授業プリントなどを見返してみましょう。

こんな問題に印をつけましょう

  • まったく手が出なかった問題
  • 途中まではできた問題
  • 公式を忘れて解けなかった問題
  • 計算途中で間違えた問題
  • 答えは合っていたが解き方に自信がなかった問題
  • 時間が足りず解けなかった問題

点数だけを見るのではなく、「どの段階で止まったのか」を確認することがポイントです。

間違いを「計算」「理解」「使い方」に分けてみましょう

数学の間違いには、いくつかの種類があります。

すべてを「数学が苦手」とまとめてしまうと、何を復習すればよいのかわかりにくくなります。

つまずきの分け方

  • 計算のつまずき:符号、分数、展開、因数分解などで間違える
  • 理解のつまずき:公式や考え方の意味がわからない
  • 使い方のつまずき:公式は知っているが、どの問題で使うかわからない
  • 読み取りのつまずき:問題文や条件を整理できない
  • 確認不足:途中式を省略し、計算ミスに気づけない

原因が違えば、必要な復習方法も変わります。 まずは「何ができなかったのか」を具体的にしましょう。

数と式は、高校数学の計算の土台になります

学校の進度にもよりますが、高校1年生の1学期に「数と式」を学習している場合は、夏休みに基本計算を確認しておくことが大切です。

数と式で確認したいこと

  • 式の展開
  • 因数分解
  • 実数の計算
  • 平方根を含む計算
  • 分母の有理化
  • 不等式の計算

基本計算に不安があると、その後の二次関数やほかの単元でも、考え方は合っているのに最後の計算で間違えることがあります。

難しい応用問題へ進む前に、教科書の例題や学校の問題集の基本問題を、答えを見ずに解けるか確認してみましょう。

展開と因数分解は「逆の関係」を意識しましょう

展開と因数分解を別々の公式として覚えていると、式の形が少し変わっただけで迷うことがあります。

展開した式を元の形へ戻すのが因数分解、という関係を意識してみましょう。

復習するときの流れ

  1. 公式を確認する
  2. 教科書の基本例題を解く
  3. 展開した答えから元の式を考えてみる
  4. 因数分解した式をもう一度展開して確認する
  5. 数日後に同じ種類の問題を解く

因数分解の答えが正しいか不安なときは、もう一度展開して元の式になるか確認できます。

平方根は、計算のルールを一つずつ確認しましょう

平方根を含む計算では、数字だけの計算と違うルールがあるため、途中で混乱しやすいことがあります。

平方根で確認したいこと

  • 平方根の意味を説明できるか
  • 根号の中を簡単にできるか
  • 同じ根号を含む項をまとめられるか
  • かけ算・わり算ができるか
  • 分母の有理化ができるか

途中の変形を省略すると、自分がどこで間違えたのかわからなくなりやすいため、一行ずつ書いて確認することがおすすめです。

不等式は「マイナスをかける・割る」ときに注意しましょう

不等式では、方程式と似た計算をする一方で、負の数をかけたり割ったりすると不等号の向きが変わります。

ここを忘れると、計算の途中までは合っていても答えが変わってしまいます。

不等式の問題で間違いが多い場合は、「どの行で負の数をかけたか」を確認しながら途中式を残してみましょう。

集合と命題は、用語をあいまいにしないことが大切です

学校によっては、1学期に集合や命題まで学習していることがあります。

この単元では計算だけでなく、用語や条件の関係を正しく理解することが必要です。

集合・命題で確認したいこと

  • 集合を表す記号の意味
  • 共通部分と和集合
  • 補集合
  • 命題の意味
  • 必要条件・十分条件
  • 反例を使って考えること

記号だけを暗記するよりも、具体的な数字や簡単な例を使って考えると整理しやすくなります。

二次関数へ進んでいる場合は、中学内容にも戻ってみましょう

学校の進度によっては、1学期から二次関数に入っている場合もあります。

二次関数でつまずいたときは、高校数学だけではなく、中学校で学んだ一次関数や座標、方程式に戻る必要があることもあります。

二次関数の前に確認したいこと

  • 座標を正しく読み取れるか
  • xとyの関係を式で表せるか
  • グラフへ点を取れるか
  • 一次関数の傾きや切片を理解しているか
  • 方程式を正確に解けるか
  • 式を変形できるか

高校の問題が難しいからといって、高校の教材だけを繰り返す必要はありません。 必要であれば中学校の内容まで戻ることも、理解をつなぎ直すための大切な復習です。

「公式を覚えた」だけで終わらせないようにしましょう

数学Ⅰでは公式や計算方法が増えていきます。

公式を見て答えられても、問題の中で使えなければ、テストではなかなか得点につながりません。

公式を確認するときの3つの段階

  • 知っている:公式の形を覚えている
  • 使える:基本問題で公式を使える
  • 選べる:問題を見て、使う公式を判断できる

夏休みの復習では、「覚えているか」だけでなく、「どの問題で使うか判断できるか」まで確認してみましょう。

例題を読んでわかるのと、自分で解けるのは別です

教科書や参考書の例題を読むと、「これならわかる」と感じることがあります。

しかし、答えや途中式が見えない状態になると、最初の一行が書けないこともあります。

例題を使った復習方法

  1. 例題の解き方を読む
  2. わからない部分を確認する
  3. 一度本を閉じる
  4. 最初から自分で解く
  5. できなければ、止まったところを確認する
  6. 似た問題を一問解く

「解説を理解できる」から「自分で解ける」へ進むことが、復習では大切です。

途中式を残すと、苦手の場所が見えやすくなります

高校数学では計算が長くなり、途中式を省略したくなることがあります。

ただ、計算ミスが多いときほど、途中式を残すことが大切です。

途中式は「自分の考え方の記録」です

間違えたときに途中式が残っていれば、符号、展開、移項、計算など、どの段階でずれたのかを確認できます。 答えだけではなく、途中も見直す習慣をつけていきましょう。

復習は「基本→標準→確認」の順で進めましょう

テストの点数を上げたいと思うと、難しい問題に挑戦したくなることがあります。

しかし、基本問題で止まるところがある場合は、まず基礎を安定させることが大切です。

一つの単元を復習する流れ

  1. 教科書の基本事項を確認する
  2. 例題を自分で解く
  3. 学校問題集の基本問題を解く
  4. 間違えた問題を解き直す
  5. 標準問題へ進む
  6. 数日後にもう一度確認する

基本問題を安定して解けるようになってから標準問題へ進むと、解き方のつながりが見えやすくなります。

一日にたくさんの単元へ手を広げなくても大丈夫です

1学期の内容を見直すと、「ここもできない」「あそこも忘れている」と気になる部分が増えることがあります。

すべてを一度に復習しようとせず、優先順位を決めましょう。

1週間の復習例

  • 1日目:定期テストを見直し、苦手を3つ以内に絞る
  • 2日目:展開・因数分解の基本を確認する
  • 3日目:平方根や不等式など、苦手な計算を確認する
  • 4日目:学校問題集の間違えた問題を解き直す
  • 5日目:次の苦手単元を基本から確認する
  • 6日目:数日前に解いた問題をもう一度解く
  • 7日目:まだ質問したい問題を整理する

学校の進度や苦手な単元によって、内容は調整してください。

「数学Ⅰ全部」ではなく、苦手を小さくしましょう

「数学Ⅰが苦手」と考えると、復習する範囲が広すぎて、どこから始めればよいかわからなくなります。

そこで、苦手をできるだけ小さな言葉に分けてみましょう。

苦手の言い換え例

「数学が苦手」ではなく、
「因数分解で公式を選べない」
「平方根の足し算で迷う」
「不等号の向きを変えるところを忘れる」
「問題文から式を作れない」

苦手が具体的になると、取り組む問題も選びやすくなります。

解けなかった問題には、理由を一言残しておきましょう

間違えた問題に赤で答えを書くだけでは、後から見たときに、なぜ間違えたのかわからなくなることがあります。

問題の横に残すメモの例

  • 「公式忘れ」
  • 「符号ミス」
  • 「因数分解できず」
  • 「問題文の意味がわからなかった」
  • 「途中式を省略してミス」
  • 「解説を読んでもわからない」

短いメモでも、次に復習するときの手がかりになります。

質問したい問題をため込まないようにしましょう

高校数学では、解説を読んでも「なぜこの式になるのかわからない」という問題が出てくることがあります。

わからない問題に長時間止まり続けず、質問できるように整理しておきましょう。

「この問題がわかりません」だけでなく、「公式まではわかるけれど、この変形からわからない」と伝えられると、必要な説明を受けやすくなります。

保護者の方は、点数だけで判断しなくても大丈夫です

高校へ入って最初の定期テストで、中学校のころより点数が下がり、心配になることもあると思います。

高校では学習内容や問題の難しさ、授業の進み方も変わります。 点数だけでなく、本人がどこで困っているのかを一緒に整理してみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「どの単元から難しく感じた?」
「計算と文章問題では、どちらが困りやすい?」
「テストで惜しかった問題はあった?」
「一つだけ戻るなら、どこを確認したい?」

「全部やり直さないと」と考えるよりも、一つずつ理解をつなぎ直すことが大切です。

夏休みは、2学期へつながる土台を整える時間に

高校数学では、2学期以降も新しい単元が続いていきます。

1学期の内容に不安がある場合は、今のうちに「わからないままになっているところ」を見つけておくことが大切です。

すべてを完璧にする必要はありません。 まずは一つの苦手を見つけ、基本問題へ戻り、自分の力で解けるところまで確認していきましょう。

高校1年生の数学Ⅰを夏休みに復習するときは、最初から全部やり直すことよりも、「どこからわからなくなったか」を見つけることが大切です。

定期テストや学校の問題集を見返し、計算・理解・公式の使い方など、つまずきを具体的にしてみましょう。 必要なところまで戻りながら一つずつ理解をつなぎ直すことが、2学期の学習への安心と自信につながっていきます。

高校数学の「どこからわからない?」を一緒に整理します

数学Ⅰの復習、定期テスト対策、高校での学習習慣づくりについてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や学校の進度を確認しながら、一人ひとりに合った学習方法を一緒に考えていきます。

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