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2026.08.11

夏休みの学習応援シリーズ⑭

学校ワークの2周目は全部やり直す?
中学生が苦手を見つける復習の進め方

夏休みも中盤に入り、学校のワークを一度終えた中学生もいるのではないでしょうか。

そこで出てくるのが、「2周目は最初から全部やり直した方がいいの?」という疑問です。 もちろん、時間に余裕があれば全体をもう一度確認することにも意味があります。 ただ、限られた夏休みの中では、すでにできる問題を何度も解くよりも、迷った問題や間違えた問題に時間を使う方が効率よく復習できます。

今回は、学校ワークを使って苦手を見つけ、2学期の学習や定期テスト対策につなげる復習方法をご紹介します。

2周目は「全部やる」ことが目的ではありません

学校ワークを2周、3周と繰り返す学習方法を聞いたことがある方も多いと思います。

ただし、大切なのは「何周したか」ではなく、最初は解けなかった問題を、自分の力で解けるようになったかどうかです。

ワークの2周目で大切にしたいこと

一度目に間違えた問題、答えを見ながら解いた問題、正解したけれど迷った問題を中心に取り組みましょう。 「できる問題」と「まだ確認が必要な問題」を分けることが、復習の第一歩です。

まずは1周目のワークを見返しましょう

2周目を始める前に、新しいページを開くのではなく、まず1周目の解答を見返してみましょう。

間違えた問題だけでなく、「たまたま正解した」「答えに自信がなかった」という問題も確認します。

こんな問題に印をつけてみましょう

  • 間違えた問題
  • 答えを見てから解いた問題
  • 解き方を途中で忘れた問題
  • 正解したけれど自信がなかった問題
  • 時間がかかりすぎた問題
  • 先生や家族に聞いて解いた問題

正解か不正解だけで分けるよりも、「一人で説明できるか」という視点で見直すと、苦手が見つかりやすくなります。

○・△・×の3つに分けると整理しやすくなります

ワークの問題をすべて同じように扱う必要はありません。

たとえば、問題の横に○・△・×をつけて分けてみましょう。

○・△・×の目安

  • :自分の力で迷わず解けた
  • :正解したが迷った、時間がかかった
  • ×:間違えた、解き方がわからなかった

2周目では、まず×の問題を確認し、その後に△の問題へ進みます。

○の問題は、時間に余裕があるときやテスト前の最終確認で解き直せば十分なこともあります。

ステップ① ×の問題は「なぜ間違えたか」を確認する

間違えた問題をすぐにもう一度解く前に、なぜ間違えたのかを考えてみましょう。

同じ不正解でも、原因によって必要な復習は異なります。

間違えた原因の例

知識を忘れていた
→ 英単語、漢字、公式、用語などを確認する

解き方がわからなかった
→ 教科書や例題へ戻って手順を確認する

計算や符号を間違えた
→ 途中式を書き、どこでずれたか確認する

問題文を読み違えた
→ 条件や求めるものに線を引いて読み直す

原因がわかると、「何を復習すればよいか」も見えやすくなります。

ステップ② 答えを閉じて、もう一度自分で解く

解説を読んで「わかった」と感じても、それだけでは本当に解けるようになったかはわかりません。

解説や答えを閉じて、何も見ずにもう一度問題を解いてみましょう。

間違い直しの基本的な流れ

  1. 間違えた原因を確認する
  2. 教科書や解説で基本を見直す
  3. 答えを閉じる
  4. もう一度、自分の力で解く
  5. 正解できたら数日後にもう一度確認する

その場で解けるようになっても、時間がたつと忘れてしまうことがあります。

数日後に同じ問題へ戻り、もう一度解けるか確認することが大切です。

ステップ③ △の問題も忘れずに確認する

復習では、×の問題だけに目が向きがちです。

しかし、テストで点数を安定させるためには、△の問題も大切です。

△は「これから苦手になるかもしれない問題」です

正解していても、解くまでに長く迷った問題や、途中で答えを変えた問題は、まだ理解が安定していない可能性があります。 2周目で確認しておくと安心です。

英語は「単語」と「文法」を分けて見直しましょう

英語のワークで間違えた問題を確認するときは、すべてを「英語が苦手」とまとめないことが大切です。

英語の間違いを分ける例

  • 単語の意味を覚えていなかった
  • スペルを間違えた
  • 主語に合わせた動詞の形を間違えた
  • 疑問文や否定文の語順を間違えた
  • 時制を読み違えた
  • 英文の意味を読み取れなかった

単語の間違いなら語彙の確認、文法の間違いなら教科書の基本文へ戻るなど、原因に合わせて復習しましょう。

数学は「計算ミス」と「理解不足」を分けましょう

数学でも、間違いの原因を分けることが大切です。

「惜しかった」で終わらせず、どこで間違えたかを確認してみましょう。

数学で確認したいこと

  • 公式や解き方を忘れていた
  • 途中式を省略して計算を間違えた
  • 符号を間違えた
  • 問題文から式を作れなかった
  • 図やグラフの読み取りで迷った
  • 考え方は合っていたが最後の計算で失点した

計算ミスが多い場合は、同じ問題を何度も解くことだけでなく、途中式の書き方を見直すことも大切です。

理科・社会は「答えを見ればわかる」に注意しましょう

理科や社会では、解説や答えを見ると「知っていた」と感じやすいことがあります。

しかし、テストでは答えが見えない状態で、自分から思い出す必要があります。

理科・社会の確認方法

  1. 問題を読む
  2. 答えを隠して自分で思い出す
  3. 言葉だけでなく意味も説明してみる
  4. 間違えたものに印をつける
  5. 翌日や数日後にもう一度確認する

一問一答のような問題でも、答えを覚えるだけではなく、「なぜそうなるのか」を教科書や資料集で確認すると理解が深まりやすくなります。

国語は「なぜその答えになるか」を確認しましょう

国語の読解問題では、答えだけを書き直しても、同じような問題で迷ってしまうことがあります。

解説を読みながら、「本文のどこが根拠だったのか」を確認してみましょう。

選択問題では、正解の理由だけでなく、「ほかの選択肢はなぜ違うのか」まで考えると、読み取り方を整理しやすくなります。

1冊全部を毎回やり直す必要はありません

学校ワークはページ数が多いため、2周目も最初から最後まで進めようとすると、時間がかかります。

すでに安定して解ける問題よりも、×や△の問題を中心にすることで、必要な復習へ時間を使いやすくなります。

2周目の進め方の例

  • 1日目:数学の×問題を5問
  • 2日目:英語の×・△問題を確認
  • 3日目:理科・社会の覚えていない問題を確認
  • 4日目:国語の間違えた読解問題を見直す
  • 5日目:数日前に解き直した問題をもう一度確認

「1日で何ページ進めるか」ではなく、「今日はどの苦手を確認するか」と考えると、目的がわかりやすくなります。

解けるようになった問題には印を残しましょう

復習を続けていると、最初は×だった問題が、自分の力で解けるようになることがあります。

その変化がわかるように、解けた日の日付や○印を残しておきましょう。

印のつけ方の例

1回目 ×
2回目 △
3回目 ○

このように残しておくと、どの問題を繰り返したか、どこができるようになったかを後から確認できます。

「できなかった問題ばかり」と感じていたときも、○が増えていくと学習の進み具合が見えやすくなります。

2学期の定期テスト前にも、その印が役立ちます

夏休みに×・△を整理しておくと、2学期以降の定期テスト対策にも使えます。

テスト前にワークを最初から全部見直すのではなく、以前つまずいた問題から優先して確認できます。

ワークを「自分専用の復習教材」にしていきましょう

間違えた問題や迷った問題に印を残すことで、学校ワークが自分の苦手をまとめた教材になります。 一度解いて終わりにせず、必要なときに戻れるようにしておくことが大切です。

答えを写すだけの「やり直し」にならないようにしましょう

提出のために間違い直しをすると、正しい答えを書いて終わりになってしまうことがあります。

しかし、復習として大切なのは、その問題を次に自分で解けるようにすることです。

解き直しの最後に確認したいこと

  • 答えを見ずに解けるか
  • 途中の考え方を説明できるか
  • なぜ最初に間違えたかがわかるか
  • 似た問題でも解けそうか
  • 数日後にも覚えているか

わからない問題は、質問できる形にしておきましょう

解説を読んでもわからない問題があったときは、長時間一人で悩み続ける必要はありません。

問題番号に印をつけて、「ここからわからない」とわかるようにしておきましょう。

「数学の35ページの4番、式を立てるところまではわかるけれど、その後がわからない」のように整理しておくと、学校や塾でも質問しやすくなります。

保護者の方は「何周した?」より「何ができるようになった?」を

夏休みの学習状況が気になると、「ワークは何周した?」「全部終わった?」と確認したくなることもあると思います。

そのときは、回数だけでなく、できるようになった内容にも目を向けてみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「前に間違えた問題、解けるようになった?」
「今いちばん復習したい単元はどこ?」
「△の問題を一つ確認してみる?」
「質問したいところは残っている?」

学習量だけではなく、苦手が一つ減ったことを確認することで、前向きに復習を続けやすくなります。

夏休み後半は「できなかった問題」に時間を使いましょう

夏休み後半になると、「まだこれもやらなければ」と焦りやすくなることがあります。

そんなときこそ、新しい教材を増やす前に、今まで使った学校ワークを見直してみましょう。

間違えた問題、迷った問題、わからなかった問題の中から、まず一つずつ解けるようにしていくことが大切です。

学校ワークの2周目は、必ずしも全部を最初からやり直す必要はありません。 まずは1周目を見返し、○・△・×に分けて、×と△の問題から優先して復習してみましょう。

大切なのは「何周したか」よりも、「前にできなかった問題が、自分の力で解けるようになったか」です。 苦手をそのままにせず、一問ずつ確認することで、2学期の学習や定期テストにもつながる土台を整えていきましょう。

学校ワークから、一緒に苦手を整理します

学校ワークの復習方法や定期テスト対策、英語・数学をはじめとした苦手単元の見直しについてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や学校の進度を確認しながら、一人ひとりに合った学習方法を一緒に考えていきます。

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2026.08.10

夏休みの学習応援シリーズ⑬

小学生の算数、文章題で式が立てられないときは?
問題文を整理する3つのポイント

算数の文章題を前にして、「計算はできるのに、どの式を立てればよいかわからない」と手が止まってしまうことはありませんか。

足し算や引き算、かけ算やわり算の計算そのものはできても、文章の中から必要な数字を選び、数量の関係を考えるところで難しさを感じるお子さまは少なくありません。

文章題では、すぐに式を立てようとするよりも、まず問題文を整理することが大切です。 今回は、文章題に取り組むときに確認したい3つのポイントをご紹介します。

文章題が苦手=計算が苦手、とは限りません

文章題で間違いが続くと、「算数そのものが苦手なのかな」と感じることがあります。

しかし、実際には計算力ではなく、問題文の読み取り方や、数字どうしの関係を整理するところでつまずいている場合があります。

文章題では、計算を始める前の準備が大切です

「何を聞かれているのか」「何がわかっているのか」「数字どうしがどのような関係なのか」を順番に整理すると、使う計算が見えやすくなります。

式がすぐに思いつかなくても、焦る必要はありません。 文章を一つずつ整理するところから始めてみましょう。

ポイント① 「何を求める問題なのか」を最初に確認する

文章題を読むと、書かれている数字に目がいき、すぐに足したり引いたりしたくなることがあります。

その前に、まず問題の最後まで読み、「何を求める問題なのか」を確認しましょう。

最初に確認したい言葉

  • 全部でいくつになるのか
  • 残りはいくつなのか
  • どちらがどれだけ多いのか
  • 一人分はいくつなのか
  • 何倍になるのか
  • 全体の長さや重さはいくつなのか

「何を答えればよいのか」がわかると、必要な数字と、使わなくてもよい情報を分けやすくなります。

問題文の最後にある問いの部分へ線を引いたり、丸で囲んだりするのもおすすめです。

ポイント② わかっている数字に「名前」をつける

文章題では、数字だけを見ていると、それぞれが何を表しているのかわからなくなることがあります。

そこで、数字の横に短い言葉をつけてみましょう。

たとえば

「赤い折り紙が12枚、青い折り紙が8枚あります。全部で何枚ありますか。」

この場合は、
12枚=赤い折り紙
8枚=青い折り紙
聞かれていること=全部の枚数
と整理できます。

数字が何を表しているのかを整理すると、「二つを合わせる問題だから足し算」と考えやすくなります。

高学年になると、文章題に出てくる数字が増えることもあります。 そのような場合も、数字の横に単位や意味を書き添えると整理しやすくなります。

ポイント③ 「増える・減る・分ける・比べる」を考える

次に、数字どうしがどのような関係なのかを考えてみましょう。

計算方法を言葉だけで覚えるのではなく、「どのような場面なのか」をイメージすることが大切です。

数量の関係を考えるヒント

  • 合わせる・増える → 足し算を考える
  • 残る・減る・差を求める → 引き算を考える
  • 同じ数ずつ増える → かけ算を考える
  • 同じ数ずつ分ける → わり算を考える

ただし、「全部」という言葉があれば必ず足し算、というように、言葉だけで決めるのはおすすめできません。

問題全体を読み、実際に何が起きているのかを考えることが大切です。

図や線を使うと、関係が見えやすくなります

文章だけで考えるのが難しい場合は、簡単な絵や線分図を使ってみましょう。

きれいに描く必要はありません。 数量の関係が自分でわかれば十分です。

たとえば「差」を考える問題なら

長い線と短い線を並べて描き、その長さの違いを目で確認します。 「どちらが多いのか」「どの部分を求めたいのか」が見えやすくなります。

特に割合、速さ、割合を使った文章題など、内容が複雑になってきたときには、図にする習慣が役立ちます。

式を立てたら「答えが何を表しているか」確認しましょう

式ができたら、すぐに計算して終わりにするのではなく、「この式で何を求めているのか」を確認してみましょう。

式を立てた後の確認

  1. 求めたいものと式が合っているか
  2. 使った数字は何を表しているか
  3. 答えの単位は何になるか
  4. 計算結果が大きすぎたり小さすぎたりしないか

たとえば、人数を求めているのに答えに「cm」と書いていたら、どこかで問題の読み取りがずれている可能性があります。

単位まで確認することで、自分の式を見直すきっかけになります。

すぐに答えを教えず、「どこまでわかる?」と聞いてみましょう

お子さまが文章題で止まっていると、保護者の方が式を教えたくなることもあると思います。

そのときは、答えを伝える前に、問題文を一緒に整理してみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「何を聞かれている問題かな?」
「この数字は何の数?」
「増えたのかな、減ったのかな?」
「絵にするとどうなりそう?」
「どこまではわかった?」

すぐに式を教えるのではなく、考える順番を一緒に確認することで、次の問題でも自分で取り組みやすくなります。

「式は合っていたのに計算で間違えた」も分けて考えましょう

文章題を間違えたときは、すべてを同じ「不正解」と考えないことも大切です。

間違い方を分けてみましょう

  • 問題文の意味を読み違えた
  • 求めるものを間違えた
  • 数字の関係を整理できなかった
  • 式は合っていたが計算を間違えた
  • 単位を書き忘れた

式が正しく立てられていたなら、文章の読み取りはできています。 その場合は、計算の見直しを重点的に行えばよいことがわかります。

反対に、計算はできていても式が違う場合は、文章の整理から練習してみましょう。

文章題の練習は、同じ種類を続けすぎないことも大切です

同じ形の問題を何問も続けると、問題文を読まずに計算方法を予想してしまうことがあります。

練習するときは、足し算・引き算・かけ算・わり算など、少し違う種類の文章題を混ぜてみるのもおすすめです。

「今日は足し算の文章題だから全部足す」と考えるのではなく、毎回「何を求める問題なのか」を確認する習慣をつけていきましょう。

わからない問題には印をつけておきましょう

自分で考えても式が立てられない問題があったときは、長い時間その問題だけで止まらなくても大丈夫です。

問題番号に印をつけ、「何を求めるかまではわかった」「図にしたけれど式がわからなかった」など、困ったところを短くメモしておきましょう。

学校や塾で質問するときにも、どこで困ったのかが伝わりやすくなります。

夏休みは文章題をゆっくり考えるよい機会です

学校の授業中は、時間を気にして問題を急いで解かなければならないことがあります。

夏休みは、文章題を一問ずつゆっくり読み、「なぜこの式になるのか」を考える練習をしやすい時期です。

一問に取り組む流れ

  1. 問題を最後まで読む
  2. 聞かれていることに線を引く
  3. 数字が何を表しているか書く
  4. 図や線で関係を整理する
  5. 式を立てる
  6. 計算して、単位まで確認する

この順番を繰り返すことで、少しずつ「文章を読んで式を考える」流れが身についていきます。

保護者の方は、正解までの過程も見てみましょう

算数では、どうしても正解・不正解に目が向きやすくなります。

しかし、以前は何も書けなかった問題で、「求めるものに線を引けた」「図を描けた」「自分で式まで立てられた」という変化も大切です。

小さな変化を確認してみましょう

「何を求めるか見つけられたね」
「図にしたらわかりやすくなったね」
「式までは自分で考えられたね」

できたところを確認しながら、わからない部分だけを少しずつ練習していくことで、文章題への苦手意識を減らしやすくなります。

算数の文章題で式が立てられないときは、すぐに計算方法を考えるのではなく、まず問題文を整理することが大切です。

「何を求めるのか」「数字は何を表しているのか」「数量がどのような関係なのか」の3つを一つずつ確認してみましょう。 苦手をそのままにせず、一問ずつ落ち着いて考える経験を重ねることで、少しずつ自信につながっていきます。

算数の「どこで困っている?」を一緒に整理します

文章題や計算、小学校の復習、夏休みの学習習慣づくりについてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度を確認しながら、一人ひとりに合った学習方法を一緒に考えていきます。

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2026.08.08

夏休みの学習応援シリーズ⑫

お盆休み前に学習を整えよう
休み中も続けやすい1週間の準備

8月に入り、お盆休みや帰省、ご家族での予定が増える時期になりました。 いつもと生活の流れが変わることで、夏休みの宿題や勉強がいったん止まりやすくなることもあります。

「休み中も毎日しっかり勉強しなければ」と考えると、本人にもご家庭にも負担が大きくなってしまいます。 大切なのは、長時間の学習を詰め込むことではなく、休みの予定に合わせて続けられる形を準備しておくことです。

今回は、お盆休みに入る前に確認しておきたいことと、無理なく続けやすい1週間の学習準備をご紹介します。

休みに入る前に、今の進み具合を確認しましょう

最初に行いたいのは、夏休みの宿題や学習が現在どこまで進んでいるかを確認することです。

「まだたくさん残っている」と感じても、すぐにすべてを終わらせようとする必要はありません。 まずは、終わったもの、途中のもの、まだ始めていないものに分けてみましょう。

休み前に確認したいこと

  • 夏休みの宿題で終わっているもの
  • 途中まで進んでいるもの
  • まだ始めていないもの
  • 一人では進めにくいもの
  • 提出日や締め切り
  • 休み明けに予定されているテストや授業

全体を見える形にすることで、「何から始めればよいかわからない」という状態を減らせます。

紙に書き出すほか、学校から配られた宿題一覧へ印をつける方法でも十分です。

休み中に必ず行うものを絞り込みましょう

予定が変わりやすい時期に、普段と同じ学習量を続けようとすると、計画が崩れやすくなります。

そこで、休み中に優先するものを少数に絞っておきましょう。

優先しやすい学習の例

  • 提出期限が近い夏休みの宿題
  • 毎日少しずつ続けたい英単語や漢字
  • 忘れやすい計算問題
  • 受験に向けて継続している暗記学習
  • 休み明けに確認テストがある内容
  • 途中で止まっている読書や作文

「休み中に全部進める」ではなく、「これだけは続ける」という内容を決めることがポイントです。

それ以外の内容は、休み明けに再開する予定へ入れておくと、気持ちにも余裕が生まれます。

教材は一つの場所にまとめておきましょう

学習を始めようとしたときに、ワークや筆記用具を探すところから始まると、それだけで取りかかりにくくなることがあります。

休み中に使う教材は、一つのバッグやファイルへまとめておきましょう。

学習セットに入れておきたいもの

  • 休み中に使う教科書やワーク
  • ノートやルーズリーフ
  • 筆記用具
  • 単語帳や暗記カード
  • 間違えた問題のプリント
  • 質問したい問題のメモ

帰省先などへ持っていく場合も、必要なものを増やしすぎず、実際に使う教材だけに絞ると負担を減らせます。

教材をたくさん持っていくことよりも、持っていった一冊に少しでも取り組むことを大切にしましょう。

一日の学習は、短く区切って考えましょう

家族の予定がある日は、まとまった学習時間を確保しにくいことがあります。

そのような日は、30分や1時間をまとめて確保するのではなく、10分から15分程度の学習へ分ける方法があります。

短時間でできる学習

  • 英単語を10個確認する
  • 漢字を5個練習する
  • 計算問題を3問から5問解く
  • 教科書を見開き1ページ読む
  • 読書を10分続ける
  • 前日に間違えた問題を一問解き直す

短い学習でも、毎日少しずつ触れることで、休み明けに再開しやすくなります。

予定が多い日は無理をせず、できる内容を一つだけ選んでも大丈夫です。

学習する時間は、予定ではなく行動と結びつけましょう

「午前10時から勉強する」と決めても、その日の予定によって時間がずれることがあります。

いつもと違う生活になる時期は、時刻だけでなく、毎日の行動と学習を結びつける方法がおすすめです。

学習を始めるきっかけの例

  • 朝食が終わったら英単語を確認する
  • 外出する前に計算問題を解く
  • 夕食の前に宿題を一つ進める
  • 入浴前に漢字を確認する
  • 寝る前に翌日の予定を見る

「何時から」だけでなく、「何をした後に始めるか」を決めることで、予定が変わった日も取り組みやすくなります。

1週間の計画は、空白の日をつくっておきましょう

1週間すべての日に学習内容を詰め込むと、予定どおりに進まなかったときに調整しにくくなります。

あらかじめ、予定を入れない日や調整のための日をつくっておきましょう。

続けやすい1週間の組み立て方

  1. 家族の予定や外出日を先に書く
  2. 予定が少ない日に少し長めの学習を入れる
  3. 予定が多い日は短い暗記や計算にする
  4. 一日分を調整日として空けておく
  5. 週の最後に、残ったものを確認する

空白の日は、勉強しない日と決めても、遅れた分を調整する日にしても構いません。

最初から余白を入れておくことで、計画が少し崩れても立て直しやすくなります。

学年別に意識したい休み中の学習

休み中に優先したい内容は、学年や目標によって異なります。

小学生

小学生は、夏休みの宿題を少しずつ進めながら、計算、漢字、読書など、短い時間で続けられるものを中心にしましょう。

自由研究や読書感想文などは、まとめの作業だけを残さないよう、途中まででも材料やメモを準備しておくと安心です。

中学1・2年生

中学1・2年生は、英単語や計算など、休みが続くと忘れやすい基礎へ短時間でも触れておきましょう。

定期テストや学校のワークで間違えた問題を、毎日一問ずつ解き直す方法もあります。

中学3年生

中学3年生は、これまで続けてきた受験勉強を完全に止めないことが大切です。

英単語、漢字、計算、理科・社会の用語など、短時間で確認できるものを中心に、学習のリズムを保ちましょう。

高校生

高校生は、志望大学で必要な科目や、学校の課題を確認したうえで、優先順位を決めましょう。

受験生は、長時間の演習が難しい日も、語彙や公式、前回間違えた問題の確認など、学習を再開しやすくする内容を続けることが大切です。

わからない問題は、休み前に整理しておきましょう

休み中に一人で学習していると、解説を読んでもわからない問題が出てくることがあります。

同じ問題の前で長く止まり続けないよう、質問したい問題をまとめておきましょう。

質問メモに残しておきたいこと

  • 教科と教材名
  • ページや問題番号
  • どこまではわかったか
  • どの部分からわからなくなったか
  • 自分で試した方法

すぐに解決できない問題があっても、そのまま忘れず、休み明けに学校や塾の先生へ質問できる形にしておけば大丈夫です。

休み中にできなかった分を、一日に詰め込まないこと

予定していた学習ができない日が続くと、「明日まとめて全部やろう」と考えたくなることがあります。

しかし、できなかった分を一日に集めると、学習量が増えすぎて、さらに取りかかりにくくなることがあります。

計画が遅れたときの考え方

すべてを取り戻そうとせず、提出期限が近いもの、短時間で終わるもの、毎日続けたいものに分けてみましょう。 残りの日数を見ながら、少しずつ予定を組み直すことが大切です。

計画を変えることは失敗ではありません。 今の状況に合わせて調整することも、学習を続けるために必要な力です。

休む時間も、計画の中に入れておきましょう

夏休みは、学校生活ではできない経験をしたり、ご家族と過ごしたりする大切な期間でもあります。

学習予定だけで一日を埋めるのではなく、休む時間や楽しむ時間も計画に入れておきましょう。

しっかり休んだ後に短い学習へ取り組む方が、気持ちを切り替えやすいこともあります。 勉強と休憩の両方を大切にしながら、無理のない生活リズムを整えていきましょう。

保護者の方は、休み中の最低ラインを一緒に決めましょう

お子さまが勉強していないように見えると、「宿題は大丈夫?」「もっと勉強した方がよいのでは?」と心配になることもあると思います。

何度も声をかける前に、休み中に続ける内容を一緒に決めておくと、親子の負担を減らしやすくなります。

親子で確認したいこと

  • 休み中に優先する宿題は何か
  • 一日にどのくらいなら無理なくできるか
  • どの時間帯が取り組みやすいか
  • 困った問題をどのように残しておくか
  • 休み明けに最初に取り組むものは何か

決めた量をすべてできなかった日も、すぐに責めるのではなく、何が難しかったかを聞いてみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「今日はどれならできそう?」
「短い時間でできるものを一つ選ぶ?」
「困っている問題はある?」
「休み明けの予定を一緒に確認しようか?」

休み明けに再開する内容も決めておきましょう

休み前に、休み明けの最初に取り組む内容を決めておくと、学習を再開しやすくなります。

「残っている宿題を確認する」「英単語を見直す」「質問メモを持っていく」など、最初の行動を一つ決めておきましょう。

休み明けの再開準備

  1. 休み中にできたことを確認する
  2. 残っている宿題を整理する
  3. 質問したい問題をまとめる
  4. 最初に取り組む教科を一つ決める
  5. 通常の生活時間へ少しずつ戻す

休み中の学習が予定より少なかった場合も、休み明けから少しずつ戻せば大丈夫です。

お盆休み前の学習準備では、休み中の予定を細かく詰め込むことよりも、無理なく続ける内容を決めることが大切です。

まずは宿題や学習の進み具合を整理し、「これだけは続ける」という内容を一つから三つ選んでみましょう。 休む時間も大切にしながら、一人ひとりに合ったペースで夏休みの学習をつないでいけるとよいですね。

夏休み後半の学習を、一緒に整えていきましょう

夏休みの宿題や受験勉強、休み明けに向けた学習計画についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の学習状況やご家庭の予定を伺いながら、一人ひとりに合った無理のない進め方を一緒に考えていきます。

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2026.08.07

夏休みの学習応援シリーズ⑪

中学2年生の夏、受験学年になる前に
確認したい英語・数学の苦手

中学2年生の夏休みは、部活動や学校生活にも慣れ、毎日が忙しくなりやすい時期です。 その一方で、来年には受験学年になることを少しずつ意識し始めるご家庭も多いのではないでしょうか。

「受験勉強は中学3年生になってからで大丈夫?」「今のうちに何を復習すればよい?」と不安に感じることもあると思います。

中学2年生の夏に大切なのは、難しい受験問題を急いで始めることではありません。 中学1年生から積み重なっている英語と数学の基礎を見直し、苦手をそのままにしないことが、受験学年への準備になります。

中学2年生の夏は「基礎をつなぎ直す」時期です

英語と数学は、前に学んだ内容を使いながら新しい単元へ進んでいく教科です。

中学2年生の内容だけを復習しても、中学1年生の基礎に抜けがあると、問題を解く途中で手が止まることがあります。

たとえば英語では、現在学習している文法だけでなく、be動詞、一般動詞、疑問文、過去形などの基本が必要です。 数学では、正負の数、文字式、方程式の計算が、その後の式や関数にもつながります。

夏休みの復習で大切にしたいこと

中学1年生と中学2年生の内容を別々に考えず、「今の単元が、どの基礎につながっているか」を確認しましょう。 戻ることは遠回りではなく、理解をつなぎ直すための大切な学習です。

まずは定期テストと学校のワークを見直しましょう

苦手なところを探すために、新しい問題集を最初から始める必要はありません。

まずは1学期の定期テスト、学校のワーク、小テスト、授業で使ったプリントを見直してみましょう。

苦手を見つけるときの確認ポイント

  • 同じ単元で何度も間違えていないか
  • 答えを見ればわかるが、自分だけでは解けない問題はないか
  • 計算や単語など、基本問題で失点していないか
  • 時間が足りず、最後まで解けなかった問題はないか
  • 問題文の意味がわからず止まった問題はないか

点数だけを見るのではなく、どの問題で困っていたかを確認することが大切です。

「英語が苦手」「数学が苦手」と大きくまとめず、単元や問題の種類まで具体的にしてみましょう。

英語で確認したいこと① 文の基本的な形

中学2年生の英語では、さまざまな文法や表現を学びます。 そのときに土台となるのが、主語と動詞を中心とした文の基本的な形です。

単語の意味がわかっていても、語順があいまいだと、英作文や並べ替え問題で迷いやすくなります。

英語の文で見直したい基本

  • 主語と動詞を見つけられるか
  • be動詞と一般動詞を区別できるか
  • 肯定文・否定文・疑問文を作り分けられるか
  • 時制に合わせて動詞の形を変えられるか
  • 疑問文に合った答え方ができるか

長い英文に取り組む前に、短い文を使って基本を確認してみましょう。

教科書の基本文を肯定文から否定文、疑問文へ書き換える練習をすると、文の形を整理しやすくなります。

英語で確認したいこと② 過去形と動詞の変化

過去のことを表す文では、動詞の形が変わります。 規則的に変化する動詞だけでなく、不規則に変化する動詞もあるため、覚えにくいと感じることがあります。

肯定文では過去形を書けても、否定文や疑問文で動詞を元の形へ戻すところで迷うこともあります。

過去形で確認したいこと

  • 規則動詞の過去形の作り方
  • よく使う不規則動詞の変化
  • be動詞の過去形
  • 一般動詞の過去の否定文
  • 一般動詞の過去の疑問文
  • 過去を表す語句との組み合わせ

不規則動詞は、一度で全部覚えようとせず、教科書でよく使われるものから少しずつ確認しましょう。

動詞だけを覚えるのが難しい場合は、短い例文の中で音読しながら覚える方法もあります。

英語で確認したいこと③ 英単語と教科書本文

文法のルールがわかっていても、単語の意味がわからないと、英文を読み取ることが難しくなります。

中学2年生になると、教科書に出てくる単語や表現も少しずつ増えていきます。

英単語と本文を復習する流れ

  1. 教科書本文を声に出して読む
  2. 意味がわからない単語に印をつける
  3. 単語の意味と読み方を確認する
  4. 文の主語と動詞を見つける
  5. 日本語の意味を確認する
  6. 翌日にもう一度音読する

一日に長い範囲を進める必要はありません。 教科書の短いまとまりごとに、読める文を少しずつ増やしていきましょう。

数学で確認したいこと① 正負の数・文字式・方程式

中学2年生の数学を安定させるためには、中学1年生で学んだ計算の基礎が大切です。

符号の間違い、分配法則、移項などに不安があると、途中の計算で失点しやすくなります。

数学の計算で見直したいこと

  • 正負の数の四則計算
  • 計算の順序
  • 分配法則を使った計算
  • 同類項をまとめる計算
  • 一次方程式の解き方
  • 分数や小数を含む方程式

計算ミスが続く場合は、暗算だけで進めず、途中式を一行ずつ書いてみましょう。

間違えたときも、「符号」「計算順序」「移項」「約分」など、原因を分けて確認すると直しやすくなります。

数学で確認したいこと② 式の計算

中学2年生では、文字を使った式の計算がさらに広がります。

数字だけの計算とは違い、文字の部分にも注意しながら計算する必要があるため、途中式を省略すると間違いに気づきにくくなります。

式の計算で確認したいこと

  • 同類項を正しく見分けられるか
  • 符号を含めて項をまとめられるか
  • 分配法則を正しく使えるか
  • かっこの前のマイナスを処理できるか
  • 計算の途中を省略しすぎていないか
  • 式の値を求めるときに代入できるか

たくさんの問題を急いで解くよりも、途中の計算を確認しながら、正確に解くことを大切にしましょう。

数学で確認したいこと③ 連立方程式

連立方程式では、二つの式を使って二つの文字の値を求めます。

解き方の手順だけを覚えていると、式が少し変わったときに迷うことがあります。

連立方程式で見直したいこと

  • 加減法と代入法の違い
  • どちらの文字を消すかの判断
  • 式全体に数をかける計算
  • 符号をそろえて式を足し引きすること
  • 求めた値を元の式へ代入すること
  • 文章題から二つの式を作ること

計算で間違えた場合は、答えだけを書き直すのではなく、どの行でずれたのかを確認してみましょう。

文章題が難しい場合は、何を文字で表すかを決め、問題文の数量関係を一つずつ整理することが大切です。

数学で確認したいこと④ 一次関数につながる基礎

学校の進度によっては、夏休み後に一次関数を学習することがあります。

一次関数では、比例、座標、文字式、方程式など、これまでに学んだ内容を使います。

一次関数の前に確認したいこと

  • 比例の式とグラフ
  • 座標の読み方と書き方
  • 変化する二つの数量の関係
  • 式へ数を代入すること
  • 方程式を使って値を求めること

まだ学校で学習していない場合は、無理に先取りする必要はありません。 まずは比例や座標など、これまでに習った基礎を確認しておくと安心です。

難しい問題より、基本問題の正確さを確認しましょう

受験を意識すると、応用問題や入試問題へ早く進みたくなることがあります。

しかし、基本問題で計算ミスや文法の間違いが続いている場合は、難しい問題へ進む前に基礎を整えることが大切です。

基本問題を「見ればわかる」状態ではなく、答えを見ずに自分で解ける状態を目指しましょう。 少し時間を空けて解き直すと、理解が定着しているかを確認できます。

復習する単元は、一度に増やしすぎないようにしましょう

英語と数学のテストやワークを見直すと、気になるところがいくつも見つかるかもしれません。

すべてを一度に復習しようとすると、何から始めるか迷いやすくなります。

苦手を整理する4つの手順

  1. 間違えた問題や迷った問題を集める
  2. 英語と数学から、優先する単元を一つずつ選ぶ
  3. 教科書や例題へ戻って基本を確認する
  4. 似た問題を解き、数日後にもう一度確認する

一つの単元が落ち着いたら、次の単元へ進みましょう。

苦手を小さく分けることで、「何をすればよいかわからない」という状態を減らせます。

部活動が忙しい日は、短い学習でも大丈夫です

中学2年生の夏は、部活動の練習や大会などで忙しくなることもあります。

毎日長時間の学習をしようとすると、疲れて続かなくなることがあります。

短時間で取り組む学習例

  • 英単語を10分確認する
  • 教科書の英文を一つ音読する
  • 数学の計算問題を5問解く
  • 前日に間違えた問題を一問解き直す
  • わからない問題に印をつける

予定が少ない日には少し長めに取り組み、忙しい日は短い学習にするなど、生活に合わせて調整しましょう。

学習時間より「何をできるようにするか」を決めましょう

「今日は2時間勉強する」と時間だけを決めても、取り組む内容が決まっていないと、なかなか始められないことがあります。

「連立方程式を5問解く」「過去形の基本文を確認する」など、行動がわかる目標にすると取りかかりやすくなります。

目標を決めるときのポイント

大きな目標を立てるよりも、その日のうちに確認できる小さな目標を決めましょう。 終わった後に、できたことと次に取り組むことを短く整理すると、学習を続けやすくなります。

間違い直しは、答えを写して終わりにしないこと

問題を間違えたときに、正しい答えだけを書き写しても、次に同じ問題が出たときに解けないことがあります。

どこで間違えたのか、何がわからなかったのかを確認してから、もう一度自分で解いてみましょう。

間違い直しで確認したいこと

  • 問題の条件を読み違えていなかったか
  • 必要な単語や公式を覚えていたか
  • 解き方や文法のルールを理解していたか
  • 計算やつづりのミスがなかったか
  • 答えを見ずに解き直せるか

解説を読んでもわからない場合は、問題番号と困ったところをメモして、質問できるようにしておきましょう。

中学3年生になる前に、質問する習慣をつけましょう

受験学年になると、学習する内容や確認したい問題が増えていきます。

わからない問題をそのままにせず、学校や塾の先生へ質問する習慣をつけておくことも大切です。

「全部わかりません」と伝えるよりも、「ここまではわかるけれど、この計算から進めません」と伝えられると、必要な説明を受けやすくなります。

わからないことに気づき、質問しようとすることも学習の大切な力です。 できなかったことを責めず、次に何を確認するかを整理していきましょう。

保護者の方は、受験の話を急ぎすぎなくても大丈夫です

受験学年が近づくと、志望校や成績について早めに話した方がよいのではないかと考えることもあると思います。

ただ、中学2年生の段階では、受験への実感がまだ持てないお子さまもいます。

まずは、現在の学習で困っていることや、できるようになったことを一緒に確認してみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「英語でわかりにくかったところはある?」
「数学はどの計算で迷いやすい?」
「一つだけ復習するとしたら、どこにする?」
「わからない問題を一緒に整理してみようか?」

点数だけを確認するのではなく、具体的な学習内容について話すことで、前向きな復習につなげやすくなります。

受験準備は、毎日の小さな見直しから始まります

受験準備というと、長時間勉強したり、入試問題をたくさん解いたりすることを想像するかもしれません。

しかし、中学2年生の夏に大切なのは、今までに学んだ内容の中から苦手を見つけ、少しずつ理解し直すことです。

英単語を確認する、計算問題を解き直す、わからない問題を質問するなど、毎日の小さな取り組みが受験学年への土台になります。

中学2年生の夏休みは、受験勉強を急いで始める時期ではなく、中学1年生からの英語・数学を振り返り、苦手を整理するよい機会です。

すべてを一度にやり直す必要はありません。 まずは英語と数学から一つずつ気になる単元を選び、苦手をそのままにせず、少しずつ自信につなげていきましょう。

受験学年になる前の学習を、一緒に整理します

英語や数学の苦手、定期テスト後の復習、受験学年に向けた学習習慣づくりについてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や学校の進度を確認しながら、一人ひとりに合った学習方法を一緒に考えていきます。

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2026.08.06

夏休みの学習応援シリーズ⑩

総合型選抜・学校推薦型選抜を考える高校生へ
夏休みに整理したい評定・活動・志望理由

大学進学を考える中で、総合型選抜や学校推薦型選抜が気になっている高校生も多いのではないでしょうか。

「部活動で特別な実績がないと難しいの?」「志望理由書には何を書けばよい?」「評定はどのくらい必要?」など、わからないことも多いと思います。

総合型選抜・学校推薦型選抜は、大学や学部によって出願条件や選考方法が異なります。 まずは入試方式を正しく確認し、自分がこれまで取り組んできたことと、大学で学びたいことを整理することが大切です。

総合型選抜と学校推薦型選抜の違いを確認しましょう

総合型選抜では、志望理由書や活動報告書、面接、小論文、プレゼンテーション、学力試験などを通して、大学で学ぶ意欲や適性を確認することがあります。

学校推薦型選抜は、高等学校長からの推薦に基づいて出願する方式です。 調査書、推薦書、志望理由書、面接、小論文、学力試験など、選考に使われる資料や方法は大学によって異なります。

最初に確認しておきたいこと

  • 総合型選抜と学校推薦型選抜のどちらを検討するのか
  • 出願に必要な評定や履修科目などの条件
  • 学校内での推薦基準や手続き
  • 提出する書類の種類
  • 面接、小論文、学力試験などの選考方法
  • 専願か併願可能か
  • 共通テストを利用するか

同じ名称の入試方式でも、内容がすべて同じとは限りません。 必ず志望大学・学部の最新の募集要項と、高校からの案内を確認しましょう。

評定は「数字を見るだけ」で終わらせないことが大切です

学校推薦型選抜や一部の総合型選抜では、出願条件として評定に関する基準が設けられていることがあります。

まずは自分の現在の評定を確認し、志望大学の条件を満たしているか、学校の先生へ相談してみましょう。

評定について確認したいこと

  • 現在の評定と、出願条件との差
  • どの時期までの成績が使われるか
  • 特定の教科や科目に条件があるか
  • 欠席日数などに関する条件があるか
  • 高校内の推薦基準を満たしているか

すでに決まっている評定を短期間で変えることはできませんが、今後の授業、課題、定期テストへ丁寧に取り組むことは大切です。

また、評定だけで出願先を決めるのではなく、大学で学びたい内容や入試方式との相性も考えていきましょう。

活動実績は、目立つ成果だけを指すものではありません

活動報告書という言葉を聞くと、全国大会への出場や大きな表彰など、特別な実績が必要だと感じるかもしれません。

しかし、整理したいのは結果だけではなく、どのような目的で取り組み、何を考え、どのように工夫したかという過程です。

振り返ってみたい活動の例

  • 部活動や生徒会、委員会で取り組んだこと
  • 文化祭や体育祭、学校行事で担当した役割
  • 探究学習や課題研究で調べたこと
  • 資格や検定に向けて続けた学習
  • ボランティアや地域活動への参加
  • 習い事や校外活動で継続してきたこと
  • 苦手教科の克服に向けて工夫したこと

活動の大小だけで比べる必要はありません。 自分がその経験から何を学び、考え方や行動がどのように変わったのかを整理することが大切です。

活動を「事実・工夫・学び」に分けて整理しましょう

活動について書こうとしても、「部活動を頑張りました」「委員会に参加しました」だけでは、具体的な内容が伝わりにくくなります。

次の3つに分けて振り返ると、自分の経験を言葉にしやすくなります。

活動を整理する3つの視点

  1. 事実
    いつ、どこで、どのような活動を行ったのか
  2. 工夫
    課題に対して何を考え、どのように行動したのか
  3. 学び
    経験を通して何に気づき、その後どう生かしたのか

たとえば「文化祭の準備を頑張った」だけでなく、意見がまとまらないときにどのような工夫をしたのか、その経験から何を学んだのかまで振り返ってみましょう。

志望理由は「大学名が好き」だけで終わらせない

志望理由を考えるときは、「有名だから」「通いやすいから」「雰囲気がよかったから」だけではなく、大学で何を学びたいのかを具体的にすることが大切です。

志望理由を考える4つのつながり

  • きっかけ:その分野に興味を持った理由
  • これまで:高校生活で取り組んできたこと
  • 大学で:学びたい内容や取り組みたい研究
  • 将来:学んだことをどのように生かしたいか

この4つが自然につながると、その人らしい志望理由になっていきます。

将来の職業がはっきり決まっていない場合も、興味のある社会課題や学びたい分野から考えることができます。

「なぜこの大学なのか」を調べましょう

同じ学部名でも、大学によって授業内容、研究分野、実習、資格取得の支援などに違いがあります。

大学の名前だけではなく、その大学でどのような学びができるのかを調べてみましょう。

大学について調べたいこと

  • 学部・学科の教育内容
  • 興味のある授業や研究分野
  • ゼミや実習の内容
  • 取得を目指せる資格
  • 留学や地域連携などの取り組み
  • 卒業後の主な進路
  • 大学が求める学生像

オープンキャンパスへ参加した場合は、「楽しかった」という感想だけでなく、印象に残った授業や先生の話をメモしておくと、志望理由を考える材料になります。

志望理由書は、すぐに完成させなくても大丈夫です

最初からきれいな文章を書こうとすると、何も書けなくなってしまうことがあります。

まずは文章にせず、興味を持ったきっかけや、これまでの経験を短い言葉で書き出してみましょう。

志望理由を整理する流れ

  1. 興味のある学問や社会課題を書き出す
  2. 興味を持ったきっかけを振り返る
  3. 高校生活で関連する経験を探す
  4. 大学で学びたい内容を調べる
  5. 将来どのように生かしたいかを考える
  6. 一度文章にし、先生などに読んでもらう

一度書いた文章を何度も見直しながら、内容を具体的にしていくことが大切です。

誰かの文章をそのまままねるのではなく、自分の経験と考えを、自分の言葉で表していきましょう。

面接対策は、書類を作る段階から始まっています

面接では、提出した志望理由書や活動報告書の内容について質問されることがあります。

書類に書いた内容を暗記するのではなく、自分の経験や考えを言葉で説明できるようにしておきましょう。

自分の言葉で考えておきたいこと

  • なぜその学部・学科を選んだのか
  • 高校生活で力を入れたことは何か
  • その経験から何を学んだのか
  • 大学でどのようなことを学びたいか
  • 入学後に挑戦したいことは何か
  • 将来どのように成長したいか

答えを一字一句覚えるよりも、伝えたい要点を整理し、相手の質問を聞いて答える練習が大切です。

小論文や学力試験の準備も確認しましょう

総合型選抜や学校推薦型選抜でも、小論文、口頭試問、教科の試験、共通テストなどが課される場合があります。

書類と面接だけだと思い込まず、志望大学の選考方法を確認しましょう。

一般選抜に向けた学習も続けましょう

総合型選抜や学校推薦型選抜を受験する場合も、日々の教科学習は大切です。 志望理由書や面接の準備だけに偏らず、必要な教科や共通テスト、一般選抜への学習も計画的に進めましょう。

夏休みに整理したい5つのこと

夏休み中にすべての書類を完成させる必要はありません。 まずは、出願や書類作成に必要な材料を集めることから始めてみましょう。

夏休みの準備チェック

  1. 志望大学・学部の募集要項を確認する
  2. 評定や高校内の推薦基準を確認する
  3. これまでの活動を時系列で書き出す
  4. 志望理由の材料を短い言葉でまとめる
  5. 面接・小論文・学力試験の準備予定を立てる

予定表には、出願期間だけでなく、学校へ書類作成を依頼する期限や校内手続きの日程も入れておくと安心です。

大学ごとの最新情報を必ず確認しましょう

出願条件、必要書類、試験内容、専願・併願の扱いなどは、大学・学部・入試方式によって異なります。

前年度の情報やインターネット上のまとめだけで判断せず、志望する年度の募集要項を確認してください。

学校推薦型選抜を検討している場合は、高校内での申し込みや選考が行われることもあります。 気になる大学が見つかった段階で、早めに担任の先生や進路指導の先生へ相談しておきましょう。

保護者の方は、答えを決めずに考えを整理する支えに

進路について話していると、保護者の方から見た安定性や通学、費用なども気になると思います。

まずは、お子さまが何に興味を持ち、大学で何を学びたいと考えているのかを聞いてみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「どんな授業が気になった?」
「その分野に興味を持ったきっかけは何だった?」
「高校生活で頑張ったことを書き出してみる?」
「募集要項を一緒に確認してみようか?」

保護者の方の考えを先に伝えるだけでなく、本人の言葉を引き出しながら、必要な条件や手続きを一緒に整理すると話し合いやすくなります。

総合型選抜・学校推薦型選抜の準備では、目立つ実績を急いでつくることよりも、これまでの経験と大学で学びたいことを丁寧につなげることが大切です。

まずは評定や出願条件を確認し、これまで取り組んできたことを書き出してみましょう。 一人ひとりの経験を振り返りながら、焦らず少しずつ、自分らしい志望理由につなげていきましょう。

志望理由と受験準備を、一緒に整理します

総合型選抜・学校推薦型選抜の準備や、志望理由、面接、小論文、教科学習の進め方についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の状況と目標を確認しながら、一人ひとりに合った受験準備を一緒に考えていきます。

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2026.08.05

夏休みの学習応援シリーズ⑨

高校3年生の夏、共通テスト対策は何から始める?
過去問を学習につなげる使い方

高校3年生の夏休みに入り、共通テストを意識した学習を始めている方も多いのではないでしょうか。

一方で、「まだ過去問を解くのは早いのではないか」「思うような点数が取れなかったら不安」「どの教科から始めればよいかわからない」と迷うこともあると思います。

夏の過去問演習は、現在の点数だけを確認するためのものではありません。 時間配分や苦手な単元、知識の抜けを見つけ、その後の学習へつなげることが大切です。

夏の過去問は「完成度を測るもの」だけではありません

夏の段階では、学校でまだ学習していない範囲が残っていたり、受験科目全体の復習が終わっていなかったりすることもあります。

そのため、最初から目標点へ届かなくても、必要以上に焦る必要はありません。

大切なのは、過去問を解いた後に、現在できていることと、これから学習したいことを整理することです。

夏の過去問演習で確認したいこと

点数だけでなく、時間が足りなかったところ、知識が抜けていたところ、問題文を読み取れなかったところを確認しましょう。 そこから、次に取り組む学習を具体的に決めていきます。

最初に、志望大学で必要な教科・科目を確認しましょう

共通テスト対策を始める前に、志望大学や学部で、どの教科・科目が必要になるのかを確認しておくことが大切です。

同じ大学でも、学部や入試方式によって利用する教科・科目や配点が異なる場合があります。

最初に整理しておきたいこと

  • 志望大学・学部で必要な教科と科目
  • 共通テストと個別試験の配点
  • 選択科目の条件
  • 目標としたい得点の目安
  • 出願を検討している入試方式

入試情報は年度によって変更される場合があります。 大学の入試要項や大学入試センターの受験案内など、最新の公式情報を確認しましょう。

まだ志望校が一つに決まっていない場合も、候補となる大学について必要科目を整理しておくと、優先する学習を考えやすくなります。

ステップ① まずは一教科を時間を測って解いてみる

共通テストの過去問を初めて解くときに、すべての教科を一度に行う必要はありません。

まずは、比較的学習が進んでいる教科や、現在の状態を確認したい教科を一つ選んでみましょう。

最初の過去問演習の進め方

  1. 本番を意識して時間を測る
  2. できるだけ途中で答えを確認しない
  3. 迷った問題や時間がかかった問題に印をつける
  4. 解き終わった後に採点する
  5. 点数だけでなく、解き方と時間の使い方を振り返る

未習範囲が含まれている場合は、その問題を無理に解く必要はありません。 未習であることがわかるように印をつけ、既習範囲の結果と分けて考えましょう。

最初の演習は、合格可能性を決めるためではなく、自分の現在地を確認するためのものです。

ステップ② 間違えた理由を分けて整理する

採点が終わった後は、不正解だった問題をすぐに解き直す前に、間違えた理由を確認してみましょう。

同じ不正解でも、原因によって必要な学習は異なります。

間違えた理由の分け方

  • 知識不足:用語・公式・単語などを覚えていなかった
  • 理解不足:必要な知識は知っていたが、使い方がわからなかった
  • 読解不足:資料や問題文の条件を正しく読み取れなかった
  • 時間不足:考える時間が足りず、最後まで解けなかった
  • 確認不足:計算、転記、マークなどで間違いがあった
  • 未習範囲:学校でまだ学習していない内容だった

知識不足であれば教科書や参考書に戻り、理解不足であれば基本問題から解き直す必要があります。

時間不足の場合も、単に解く速度だけが原因とは限りません。 問題を読む順番や、難しい問題で止まりすぎていないかも確認してみましょう。

ステップ③ 復習する単元を絞り込む

過去問を解くと、できなかったところが多く見つかり、「全部復習しなければ」と感じることがあります。

しかし、一度に多くの単元へ手を広げると、何から始めるか迷いやすくなります。

優先して復習したい内容

  • 基本知識が抜けていた単元
  • 複数の問題で失点していた単元
  • 正解できそうだったのに間違えた問題
  • 時間をかけすぎた分野
  • 個別試験でも必要になる重要単元

まずは一教科につき、一つから三つ程度の学習課題へ絞ってみましょう。

「英語を頑張る」ではなく、「語彙を毎日確認する」「英文を読む時間を決める」など、行動がわかる形にすることがポイントです。

過去問は、解きっぱなしにしないことが大切です

過去問を解いて採点しただけでは、同じような問題で再び間違えてしまうことがあります。

解説を読み、どの知識や考え方を使えばよかったのかを確認した後、関連する基本問題へ戻りましょう。

過去問を学習につなげる流れ

  1. 過去問を解いて採点する
  2. 間違えた理由を確認する
  3. 教科書や参考書で基本に戻る
  4. 同じ単元の基本問題を解く
  5. 数日後に間違えた問題を解き直す

解説を読んで理解したつもりでも、自分だけで解き直すと手が止まることがあります。

答えを見ずにもう一度解けるかを確認することで、理解が定着しているかを確かめられます。

時間が足りなかったときは、どこで止まったかを確認しましょう

共通テスト対策では、問題を解く力だけでなく、限られた時間をどのように使うかも大切です。

時間が足りなかった場合は、「もっと速く解く」と考えるだけではなく、どこで多くの時間を使ったのかを確認してみましょう。

時間配分を振り返るポイント

  • 最初の問題に時間をかけすぎていなかったか
  • 一つの難しい問題で長く止まっていなかったか
  • 資料や文章を何度も読み直していなかったか
  • 見直しの時間を残せていたか
  • 解く順番を変えた方がよい問題はなかったか

問題ごとにかかった時間を簡単に記録しておくと、自分の時間の使い方が見えやすくなります。

次の演習では、「この大問は何分まで」と目安を決めて取り組んでみましょう。

教科ごとに、過去問の使い方を調整しましょう

すべての教科を同じ方法で進める必要はありません。

知識の確認が必要な教科と、資料や文章を読み取る練習が必要な教科では、復習の進め方も変わります。

教科ごとの振り返りの例

  • 英語:語彙、文章を読む速さ、設問ごとの時間を確認する
  • 国語:根拠となる箇所と、選択肢を選んだ理由を確認する
  • 数学:途中式を残し、どの段階で考え方が止まったかを見る
  • 地歴・公民:知識不足と資料の読み取り不足を分ける
  • 理科:用語・公式と、実験や資料を読み取る力を分けて確認する
  • 情報:用語の理解と、問題文の条件を整理する力を確認する

教科ごとの特徴を踏まえながら、自分が得点できなかった理由に合った復習を行うことが大切です。

一度に全教科を進めようとしなくても大丈夫です

共通テストで多くの教科を利用する場合、すべてを均等に勉強しようとして、予定が詰まりすぎてしまうことがあります。

まずは、現在の優先順位を考えましょう。

優先順位を考える目安

  • 志望大学で配点が高い教科
  • 個別試験でも利用する教科
  • 基礎の抜けが多い教科
  • 短期間の復習で改善しやすい教科
  • 夏休み中に学校の学習が一段落する教科

優先する教科を決めつつ、それ以外の教科も完全に触れない期間が長くならないよう、短い復習時間を確保すると安心です。

夏休み中の過去問演習は、間隔を空けて行いましょう

毎日違う年度の過去問を解き続けると、復習する時間が足りなくなることがあります。

一度演習した後は、間違えた単元の復習や基本問題の確認に時間を使いましょう。

一週間の進め方の例

  • 1日目:一教科の過去問を時間を測って解く
  • 2日目:採点し、間違えた理由を整理する
  • 3〜5日目:必要な単元を復習する
  • 6日目:間違えた問題や類題を解き直す
  • 7日目:次の一週間の課題を整理する

実際の予定は、学校の講習、部活動、入試科目の数などに合わせて調整しましょう。

大切なのは、演習の回数を増やすことだけではなく、演習と復習を一つの流れにすることです。

点数が思うように取れなくても、すぐに結論を出さないこと

初めて過去問を解いたとき、想像より点数が低く、不安になることもあります。

ただし、一度の結果だけで志望校への可能性が決まるわけではありません。

未習範囲があったのか、知識が不足していたのか、時間配分に課題があったのかを整理すると、これから取り組むことが見えてきます。

点数だけを見て志望校を変更するのではなく、模試の結果、学校での学習状況、入試科目や配点なども含めて、学校や塾の先生と相談しながら考えていきましょう。

保護者の方は、結果より振り返りを支えてみましょう

過去問の点数を見ると、「このままで間に合うだろうか」と心配になることもあると思います。

そのときは、点数だけを確認するのではなく、お子さま自身がどのように結果を受け止めているかを聞いてみましょう。

こんな声かけがおすすめです

「時間が足りなかったところはあった?」
「どの単元を復習するとよさそう?」
「前よりできるようになったところはあった?」
「次に取り組むことを一緒に整理しようか?」

結果を責めるのではなく、次の行動を一緒に整理することで、受験勉強へ前向きに戻りやすくなります。

最新の受験情報も忘れずに確認しましょう

共通テストの出願方法、日程、教科・科目、受験上の注意などは、年度ごとの受験案内で確認することが大切です。

また、志望大学で必要となる科目や配点については、各大学の最新の入試要項を確認しましょう。

学習だけでなく、出願や受験に必要な手続きを早めに整理しておくことで、落ち着いて準備を進めやすくなります。

高校3年生の夏の過去問演習では、最初から高い点数を取ることだけが目的ではありません。 現在の得点、時間配分、苦手な単元を確認し、これからの学習へつなげることが大切です。

まずは一教科から時間を測って解き、間違えた理由を整理してみましょう。 できていることと今後取り組むことを一つずつ確認しながら、自分に合ったペースで受験準備を進めていきましょう。

共通テストに向けた学習を、一緒に整理します

過去問の使い方や時間配分、志望大学に向けた学習計画についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の学習状況や目標を確認しながら、一人ひとりに合った受験対策を一緒に考えていきます。

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教室情報・アクセス

城南コベッツ八王子みなみ野教室

  • 住所 東京都八王子市みなみ野3丁目2-13 KEN BRIDGEビル1F
  • 受付時間 火〜土 15:00-20:00
  • TEL 042-632-5771
  • Mail covez_minamino@johnan.co.jp
  • 目印 山梨中央銀行みなみ野シティ支店様が目印です。

JR横浜線「八王子みなみ野駅」周辺で個別指導塾をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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2026.08.04

夏休みの学習応援シリーズ⑧

自由研究のテーマが決まらないときは?
身近な疑問から始める3ステップ

夏休みの宿題で、テーマ選びに迷いやすいものの一つが自由研究です。 「何を調べればよいかわからない」「立派な実験をしないといけないの?」と困っているお子さまもいるのではないでしょうか。

自由研究は、特別な道具を使った大がかりな実験でなくても大丈夫です。 毎日の生活の中で感じた小さな疑問からでも、十分に研究を始められます。

今回は、テーマを決めるところからまとめるところまで、無理なく進めるための3つのステップをご紹介します。

自由研究は「身近な疑問」から始められます

自由研究という言葉を聞くと、まだ誰も知らないことを発見しなければならないように感じるかもしれません。

しかし、小学生の自由研究で大切なのは、自分が気になったことについて、予想し、調べ、わかったことを自分の言葉でまとめることです。

テーマを考えるときに大切なこと

難しそうなテーマを選ぶことよりも、お子さま自身が「どうしてだろう」「確かめてみたい」と思えることを見つけることが大切です。

家の中、学校生活、食べ物、植物、天気、地域の様子など、身近なところを見渡すと、さまざまな疑問が見つかります。

ステップ① 気になったことをできるだけ書き出す

最初から一つのテーマに決めようとすると、なかなか思いつかないことがあります。

まずは普段の生活の中で気になっていることを、正しいかどうかを考えずに書き出してみましょう。

身近な疑問の例

  • 氷は置く場所によって溶ける速さが変わるのか
  • 切ったリンゴは、どうすると色が変わりにくいのか
  • 洗濯物は、どの場所に干すと早く乾くのか
  • 同じ植物でも、日なたと日かげで育ち方は変わるのか
  • 家の近くでは、どの時間帯に多くの鳥が見られるのか
  • 紙の折り方によって、強さは変わるのか
  • 家の中で一番気温が高くなる場所はどこか

「なぜ」「どうして」「どちらが」「どのくらい」といった言葉を使って考えると、調べられる疑問にしやすくなります。

学校からテーマや研究方法について指定がある場合は、先に宿題の説明を確認しておきましょう。

テーマが思いつかないときは、好きなことから考えましょう

すぐに疑問が思いつかないときは、お子さまの好きなことや、普段よくしていることから考える方法があります。

好きなことからテーマを見つける例

  • 料理が好きなら、温度や時間による変化を比べる
  • 昆虫が好きなら、見つけた場所や時間を記録する
  • スポーツが好きなら、ボールの投げ方や跳ね方を比べる
  • 工作が好きなら、形や材料による強さの違いを調べる
  • 電車が好きなら、駅や路線について調べて地図にまとめる
  • 絵が好きなら、色の混ざり方や見え方を比べる

好きなことと結びつけると、調べる途中でも興味を保ちやすくなります。

ステップ② 予想と調べ方を決める

テーマが決まったら、すぐに実験や観察を始めるのではなく、最初に自分なりの予想を考えてみましょう。

予想は、あとで正解する必要はありません。 実際の結果と違っていても、「なぜ違ったのだろう」と考えることで、研究が深まります。

研究を始める前に決めること

  1. 疑問:何を確かめたいのか
  2. 予想:どのような結果になると思うか
  3. 理由:なぜそのように予想したのか
  4. 方法:何を使い、どのように調べるのか
  5. 記録:結果をどのように残すのか

たとえば「氷は置く場所によって溶ける速さが変わるか」を調べる場合、日なた、日かげ、室内など、条件を変えて比べることができます。

比べるときは、氷の大きさや置き始める時間など、できるだけ同じ条件をそろえることも大切です。

一度に比べる条件を増やしすぎないようにしましょう

いろいろなことを一度に調べようとすると、どの条件が結果に関係したのかわかりにくくなることがあります。

最初は、変える条件を一つに絞って比べると、結果を整理しやすくなります。

比べ方の例

氷の溶け方を調べるなら、氷の大きさや入れ物は同じにして、「置く場所」だけを変えます。 植物の育ち方を調べるなら、植物の種類や水の量はそろえて、「日当たり」だけを変えます。

小さな研究でも、条件をそろえて丁寧に観察することで、わかりやすい結果になります。

観察や実験は、写真と数字で記録しましょう

研究を始めるときは、結果をどのように残すかも決めておきましょう。

「変わった」「大きくなった」だけでなく、時間、長さ、回数、温度などを数字で記録すると、後から比べやすくなります。

記録しておきたいこと

  • 観察や実験を行った日と時間
  • その日の天気や気温
  • 使った物や材料
  • 調べた手順
  • 測った数字や変化
  • 気づいたことや不思議に思ったこと
  • 途中の様子がわかる写真や絵

写真を撮る場合は、同じ場所や同じ角度から撮ると、変化を比べやすくなります。

写真を撮れない場合も、絵や図を使って記録できます。

安全にできる内容か、始める前に確認しましょう

自由研究では、お子さまだけで行うと危険な作業もあります。

火や刃物、薬品、電気を使う内容、屋外や水辺で行う観察などは、必ず保護者の方が安全を確認してください。

危険がある方法を無理に選ぶ必要はありません。 家庭で安心して行える方法に変えたり、図書館や本、信頼できる資料を使った調べ学習に切り替えたりすることもできます。

ステップ③ 結果と考えたことをまとめる

観察や実験が終わったら、結果を順番に整理してまとめます。

最初からきれいな模造紙や画用紙に書き始めると、途中で書き直しにくくなることがあります。 まずはノートや別の紙に、書く内容を整理してみましょう。

自由研究の基本的なまとめ方

  1. 研究の題名
  2. 調べようと思った理由
  3. 自分の予想
  4. 使った物と調べ方
  5. 結果
  6. 結果から考えたこと
  7. 次に調べてみたいこと

結果は、文章だけでなく、表、グラフ、写真、絵などを使うと伝わりやすくなります。

ただし、飾りを増やすことよりも、何を調べて、どのような結果になったのかがわかることを大切にしましょう。

予想と違う結果も、大切な発見です

実験や観察を行うと、最初の予想と違う結果になることがあります。

そのようなときも、失敗ではありません。 なぜ違ったのかを考えることが、自由研究の大切な部分です。

結果を考えるときの問いかけ

  • 予想と同じだったところはどこか
  • 予想と違ったところはどこか
  • 結果に影響した条件はありそうか
  • もう一度行うなら、何を変えたいか
  • 新しく気になったことはあるか

「思っていた結果にはならなかったけれど、こういうことがわかった」と書くことで、その子らしい考察になります。

保護者の方は、答えを決めずに質問する役に

テーマが決まらず困っている様子を見ると、保護者の方がテーマや方法を決めたくなることもあると思います。

しかし、大人がすべて決めてしまうと、お子さま自身が考えた研究になりにくくなることがあります。

こんな質問がおすすめです

「最近、不思議に思ったことはある?」
「好きなことの中で、比べてみたいものはある?」
「どんな結果になると思う?」
「何を記録すると違いがわかりそう?」

保護者の方は、安全の確認や材料の準備を支えながら、お子さまの考えを引き出す役になると進めやすくなります。

一日で終わらせず、小さく分けて進めましょう

自由研究を一日で仕上げようとすると、テーマ選び、実験、まとめが重なり、負担が大きくなります。

次のように作業を分けると、無理なく進めやすくなります。

進め方の例

  • 1日目:気になることを書き出してテーマを決める
  • 2日目:予想と調べ方を考える
  • 3日目以降:観察や実験を行い、記録する
  • 結果が出た日:わかったことを整理する
  • 最後の日:文章、表、写真を使ってまとめる

植物や天気など、継続して観察するテーマでは、早めに始めることも大切です。

自由研究は、特別に難しいテーマを選ぶことよりも、身近な疑問を自分なりに確かめ、わかったことをまとめることが大切です。

まずは好きなことや普段の生活を振り返り、「どうしてだろう」と思うことを一つ書き出してみましょう。 小さな疑問から始めることで、無理なくその子らしい研究につなげられます。

夏休みの宿題や学習を、一緒に整理します

自由研究をはじめ、夏休みの宿題や学習の進め方についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の状況を伺いながら、一人ひとりに合った無理のない進め方を一緒に考えていきます。

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2026.08.03

夏休みの学習応援シリーズ⑦

中学1年生の夏休み
英語・数学で見直したい「最初のつまずき」

中学校へ入学してから数か月がたち、初めての定期テストや部活動など、新しい生活を経験してきた中学1年生。 夏休みに入り、少しほっとしているお子さまも多いのではないでしょうか。

一方で、保護者の方からは「英語や数学が少し難しくなってきたように見える」「テストが終わった後、何を復習すればよいかわからない」といったご相談もあります。

中学1年生の夏休みは、難しい内容を先取りするだけでなく、1学期に学んだ基礎を落ち着いて見直すよい機会です。 今回は、英語と数学で確認しておきたい「最初のつまずき」についてご紹介します。

中学1年生の夏は「一度戻る」ことが大切です

中学校の英語と数学は、前に学んだ内容を使いながら、少しずつ新しい内容へ進んでいきます。

最初の単元でわからないところが残っていると、その後の授業でも手が止まりやすくなります。 反対に、基礎を今のうちに確認しておくことで、2学期の学習にも取り組みやすくなります。

夏休みの復習で大切にしたいこと

すべてを最初からやり直す必要はありません。 テストやワークを見ながら、間違いが多かったところ、解き方を忘れているところ、説明しにくいところを見つけてみましょう。

「苦手な教科」と大きく考えるよりも、「どの部分で困っているのか」を具体的にすることが、復習の第一歩です。

英語のつまずき① 単語の順番がわからなくなる

中学校の英語では、日本語とは異なる語順を意識して文をつくる必要があります。

単語の意味はわかっていても、どの順番で並べればよいのかわからず、英作文で手が止まってしまうことがあります。

最初に確認したい英語の文の形

  • 誰が、または何が、文の主語なのか
  • 主語の後にどの動詞を置くのか
  • 「私は〜です」と「私は〜します」の違い
  • 文の最初を大文字にしているか
  • 文の最後にピリオドや疑問符があるか

最初は長い文をつくる必要はありません。 短い文を使い、主語と動詞を確認するところから始めてみましょう。

教科書の基本文を声に出して読み、同じ形で単語を入れ替えて文をつくる練習もおすすめです。

英語のつまずき② be動詞と一般動詞が混ざってしまう

中学1年生の英語でつまずきやすいものの一つが、be動詞を使う文と一般動詞を使う文の区別です。

肯定文では書けても、否定文や疑問文にすると語順がわからなくなることもあります。

英語で確認しておきたいこと

  • am・is・areを使う文の形
  • play・like・haveなど一般動詞を使う文の形
  • 「〜ではありません」と表す否定文
  • 「〜ですか」「〜しますか」とたずねる疑問文
  • 疑問文に対する短い答え方

ルールを暗記するだけでなく、例文を比べながら「何が違うのか」を確認することが大切です。

一度に多くの問題を解くよりも、同じ文の肯定文・否定文・疑問文をセットで練習すると、形の違いを整理しやすくなります。

英語のつまずき③ 単語を読めても書けない

小学校の英語では、聞いたり話したりする活動が中心でした。 中学校では、単語や英文を書く機会が増えていきます。

授業で聞いたことがある単語でも、つづりを正確に書くことが難しい場合があります。

英単語を覚えるときの進め方

  1. 単語を見ながら声に出して読む
  2. 日本語の意味を確認する
  3. 手本を見ながら書く
  4. 手本を隠して書いてみる
  5. 翌日にもう一度確認する

一度にたくさん覚えようとせず、一日に取り組む数を決めて、繰り返し確認しましょう。

また、単語だけで覚えるのが難しい場合は、教科書の短い文の中で覚える方法もあります。

数学のつまずき① 正負の数で符号を間違える

中学校の数学では、負の数が加わり、計算の考え方が小学校までとは少し変わります。

計算方法はわかっていても、「プラスとマイナスのどちらになるのか」で迷ったり、途中で符号を書き落としたりすることがあります。

正負の数で確認したいこと

  • 数直線上で数の位置を考えられるか
  • 正の数と負の数の大小を比べられるか
  • 加法と減法の計算方法を説明できるか
  • 乗法と除法で答えの符号を決められるか
  • 計算の途中で符号を書き残しているか

符号の間違いが続く場合は、暗算だけで進めず、途中式を書いて一つずつ確認してみましょう。

間違えた問題について、「計算方法を忘れていたのか」「符号だけを間違えたのか」を分けて考えることも大切です。

数学のつまずき② 文字式を何のために使うのかわからない

数学では、数の代わりに文字を使って数量を表すようになります。

計算のルールだけを覚えようとすると、「なぜ文字を使うのか」「この文字は何を表しているのか」がわからなくなることがあります。

文字式で確認しておきたいこと

  • 文字がどの数量を表しているか
  • かけ算の記号を省略する書き方
  • 数字と文字を並べる順番
  • 同じ文字の項をまとめる計算
  • 文章を文字式で表す方法

文字式では、答えを出すことだけでなく、式が何を表しているのかを言葉で確認してみましょう。

たとえば、ノートに式を書いた後、「これは何の数を表した式なのか」を一言添えると、意味を整理しやすくなります。

数学のつまずき③ 途中式を書かずに進めてしまう

問題に慣れてくると、頭の中だけで計算を進めたくなることがあります。

しかし、計算が少し複雑になると、どこで間違えたのか自分でもわからなくなることがあります。

途中式を書くことは、先生に見せるためだけではありません。 自分の考え方を残し、後から確認するためにも大切です。

式を一行ずつ書く、等号の位置をそろえる、符号を省略しないなど、見直しやすい書き方を少しずつ身につけていきましょう。

学校によって学習の進み方は異なります

学校や教科書、授業の進み方によって、夏休みまでに学んでいる内容には違いがあります。

まだ学校で習っていない内容を、無理に先取りする必要はありません。 まずは教科書、学校のワーク、定期テストを見直し、実際に学習した範囲から確認してみましょう。

すでに方程式などへ進んでいる場合は、正負の数や文字式の計算に不安がないかを確認してから取り組むと、学習しやすくなります。

復習は「できなかった問題」だけを集めましょう

夏休み中に教科書やワークを最初からすべてやり直そうとすると、量が多くなり、途中で続かなくなることがあります。

まずは定期テスト、学校のワーク、授業で使ったプリントから、間違えた問題や迷った問題を集めてみましょう。

夏休みの復習を始める4つの手順

  1. 定期テストやワークの間違いを確認する
  2. 英語と数学から、復習する単元を一つずつ選ぶ
  3. 教科書や例題を見て、基本を確認する
  4. 似た問題を解き、できるようになったか確かめる

一日に多くの単元へ手を広げるよりも、一つの内容を落ち着いて確認する方が、理解につながりやすくなります。

短い時間でも、英語と数学に触れる習慣を

夏休みは学校の授業がないため、英語や数学に触れない期間が長くなりやすいものです。

長時間の勉強が難しい日も、英単語を10分確認する、計算問題を数問解くなど、短い時間で続けられる形をつくってみましょう。

一日の学習例

  • 英単語や基本文を10分確認する
  • 数学の計算問題を10分から15分解く
  • 間違えた問題を5分見直す
  • わからない問題に印をつける

毎日完璧に行う必要はありません。 部活動や予定に合わせながら、続けやすい量に調整することが大切です。

保護者の方は、点数より「どこで困ったか」を聞いてみましょう

定期テストの点数を見ると、「もっと勉強しないと」と伝えたくなることもあると思います。

ただ、お子さま自身も、何がわからなかったのかを整理できていない場合があります。

こんな声かけがおすすめです

「英語はどの問題で迷った?」
「数学は計算と文章題のどちらが難しかった?」
「もう一度やってみたい問題はある?」
「わからないところを一緒に整理してみようか?」

「英語が苦手」「数学が苦手」とまとめるのではなく、具体的な単元や問題を確認することで、次に取り組むことが見つかりやすくなります。

わからないところを質問できるようにしておきましょう

自分で復習しても、解説を読んでもわからない問題が出てくることがあります。

そのようなときは、同じ問題の前で長く止まり続けるのではなく、問題番号や困ったところをメモしておきましょう。

学校や塾の先生へ質問するときに、「全部わかりません」ではなく、「ここまではわかるけれど、この計算からわかりません」と伝えられると、必要な説明を受けやすくなります。

中学1年生の夏休みは、英語や数学の苦手を大きく感じる前に、最初のつまずきを見つけて整理できる時期です。

すべてを一度にやり直そうとせず、まずは英語と数学から一つずつ気になる内容を選んでみましょう。 苦手をそのままにせず、一人ひとりに合ったペースで少しずつ確認することが、2学期の安心と自信につながります。

中学1年生の「わからない」を、一緒に整理します

英語や数学の復習、定期テスト後の学習、夏休みの学習習慣づくりについてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や学校の進度を確認しながら、一人ひとりに合った学習方法を一緒に考えていきます。

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2026.08.01

夏休みの学習応援シリーズ⑥

秋の英検・漢検・数検に向けて
夏休みから始めたい学習の進め方

夏休みは、学校の授業が進まない分、英検・漢検・数検などの検定学習に取り組みやすい時期です。

「秋の検定に挑戦してみたいけれど、何から始めればよいかわからない」「学校の宿題と両立できるか心配」というお子さまや保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

検定対策は、最初から長時間取り組む必要はありません。 まずは受検する級と現在の理解度を確認し、毎日少しずつ続けられる形をつくることが大切です。

検定学習は、日ごろの勉強を振り返る機会になります

英検・漢検・数検は、合格を目指すことだけが目的ではありません。 学習する範囲が級ごとに整理されているため、これまでに身につけたことと、まだ不安なことを確認する機会になります。

目標となる検定日が決まることで、「いつまでに、何を勉強するか」を考えやすくなることも検定学習のよいところです。

検定に挑戦することで期待できること

得意なことを伸ばす目標ができる、苦手な単元を見直せる、毎日の学習習慣をつくりやすくなるなど、普段の勉強にもつながるきっかけになります。

合格だけを急ぐのではなく、学習を続ける中で「前よりできるようになったこと」を増やしていきましょう。

最初に、受検する級と出題範囲を確認しましょう

検定学習を始める前に確認したいのは、どの級を受検するかということです。

難しい級へ早く進むことだけがよいとは限りません。 現在の学年、学校で学習している内容、これまでの理解度に合った級を選ぶことで、無理なく準備を進めやすくなります。

受検級を考えるときの確認ポイント

  • 学校で現在学習している内容
  • 前の学年までの内容が身についているか
  • 過去問題を見たときに、どの程度解けそうか
  • 検定日までに確保できる学習時間
  • 本人が無理なく取り組める目標か

受検日や申込方法、出題形式などは、検定の回や受検方法によって異なる場合があります。 受検を決めたら、各検定の公式案内や学校からのお知らせを確認しておきましょう。

英検対策は、単語と短い英文から始めましょう

英検の学習では、単語や熟語、文法、長文読解、リスニングなど、級に応じてさまざまな力が必要になります。

最初から過去問題を一回分すべて解こうとすると、知らない単語が多く、負担に感じることがあります。 まずは出題される単語や基本表現を確認するところから始めてみましょう。

夏休みに取り組みたい英検学習

  • 一日に覚える単語数を決める
  • 単語を見て、声に出して読む
  • 短い英文を日本語と結びつけて確認する
  • リスニング問題を短い時間から聞く
  • 間違えた問題の単語や表現を見直す

単語学習では、一度で完璧に覚えようとしなくても大丈夫です。 前日に覚えた単語を翌日にもう一度確認するなど、繰り返し触れることが大切です。

リスニングも、聞くだけで終わらず、聞き取れなかった部分の英文を見て、声に出してみましょう。 音と単語を結びつける練習になります。

漢検対策は「読む・書く・意味を知る」を組み合わせましょう

漢検の学習では、漢字の読み書きだけでなく、熟語、送り仮名、同音・同訓異字、部首なども出題されます。

漢字を何度も書くだけでは、意味や使い方がわからないままになることがあります。 読み方と意味、使われ方を一緒に確認すると、覚えやすくなります。

夏休みに取り組みたい漢検学習

  • 新しく覚える漢字を少しずつ決める
  • 読み方と意味を確認する
  • 熟語や短い文の中で使ってみる
  • 間違えた漢字だけをまとめて復習する
  • 週に一度、覚えた内容を確認する

同じ漢字を一度に何十回も書くよりも、日にちを空けて何度か確認する方が、覚えているかを確かめやすくなります。

書けなかった漢字は、そのまま答えを写して終わりにせず、どの部分を間違えたのかを見てみましょう。 部首や形の似た漢字と結びつけて覚えることも一つの方法です。

数検対策は、計算と苦手単元の確認から始めましょう

数検の学習では、級に応じた計算力と、文章題や図形などの考える力が必要になります。

数学や算数は、前に学習した内容を使って新しい問題を解くことが多いため、苦手な単元をそのままにすると、先の内容でも止まりやすくなります。

夏休みに取り組みたい数検学習

  • 基本的な計算を正確に解く
  • 途中式を省略せずに書く
  • 間違いが多い単元を一つずつ復習する
  • 似た問題を続けて解いて考え方を確認する
  • 時間を決めて問題を解く練習をする

問題を間違えたときは、答えだけでなく、「計算を間違えたのか」「公式を忘れていたのか」「問題文を読み違えたのか」を確認しましょう。

間違えた理由がわかると、次に取り組むことを決めやすくなります。

最初に過去問題を解き、現在地を確認しましょう

受検する級が決まったら、学習を始める前に過去問題や練習問題を一度解いてみるのがおすすめです。

この段階では、合格点に届くかどうかだけを見る必要はありません。 どの分野ができていて、どの分野で手が止まるのかを確認することが目的です。

最初の問題演習で確認すること

  1. 時間を気にしすぎず、一度問題を解く
  2. 丸つけをして、間違えた問題に印をつける
  3. わからなかった分野を整理する
  4. 優先して復習する内容を決める
  5. 一週間分の学習予定をつくる

初めからすべてできなくても問題ありません。 現在の理解度を確認することで、必要な学習を絞り込みやすくなります。

毎日の学習は、短い時間でも続けることが大切です

検定学習では、休日にまとめて何時間も取り組むよりも、短い時間でも繰り返し学習することが大切です。

学校の宿題や部活動、習い事がある場合は、一日の予定に合わせて無理のない時間を決めてみましょう。

学習時間の例

  • 朝に英単語を10分確認する
  • 昼に漢字を5個練習する
  • 夕方に計算問題を2ページ進める
  • 夜にその日の間違いを見直す

毎日すべての検定学習を行う必要はありません。 英語の日、漢字の日、数学の日など、曜日によって取り組む内容を分ける方法もあります。

「毎日30分できなかったから続かなかった」と考えるのではなく、10分でも取り組めた日を積み重ねていきましょう。

間違えた問題を残しておくと、復習しやすくなります

問題集を一度解いただけでは、間違えた内容を忘れてしまうことがあります。

間違えた問題に印をつけたり、覚えられなかった単語や漢字を一冊のノートにまとめたりすると、次に復習する内容がわかりやすくなります。

ただし、きれいなノートをつくることが目的にならないようにしましょう。 自分が見直したときに、何を間違えたのかわかる程度で十分です。

夏休み後半は、時間を意識して問題を解きましょう

基本的な知識や苦手単元を確認した後は、少しずつ本番を意識した問題演習へ進みます。

時間を決めて問題を解くと、一つの問題に時間をかけすぎていないか、最後まで解き終えられるかを確認できます。

夏休み後半の進め方

  1. 本番に近い時間で問題を解く
  2. 時間内に解けなかった問題を確認する
  3. 間違えた分野をもう一度復習する
  4. 数日後に同じ問題を解き直す
  5. 次の問題演習で変化を確認する

得点だけではなく、前回より解ける問題が増えたか、時間の使い方が変わったかにも注目してみましょう。

保護者の方は、結果だけでなく続けた過程を見てみましょう

検定に向けた学習では、合格できるかどうかが気になることもあると思います。

ただ、毎日少しずつ単語を覚えたこと、苦手な計算を解き直したこと、自分で学習を始めたことも大切な成長です。

こんな声かけがおすすめです

「今日はどこまで進んだ?」
「前よりできるようになったところはある?」
「難しかったところを一緒に整理する?」
「明日は何から始める?」

できなかったことだけを指摘するのではなく、続けられたことや変化を確認することで、次の学習へ向かいやすくなります。

受検を迷っている場合は、まず問題を見てみましょう

「どの級が合っているかわからない」「秋の受検に間に合うか不安」という場合は、まず受検候補の級の問題を見てみましょう。

実際の問題を見ることで、現在の学習内容との違いや、これから必要な準備がわかりやすくなります。

無理に難しい級を選ぶ必要はありません。 一人ひとりの理解度や学習時間に合った目標を決め、安心して取り組める形から始めることが大切です。

英検・漢検・数検の学習は、合格を目指すだけでなく、これまでの学習を振り返り、毎日の学習習慣をつくるきっかけになります。

まずは受検する級と現在の理解度を確認し、一日に取り組む内容を小さく決めてみましょう。 夏休みの時間を活用しながら、無理のないペースで少しずつ準備を進めていけるとよいですね。

検定に向けた学習を、無理なく始めてみませんか

英検・漢検・数検の受検級や学習の進め方についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や目標を確認しながら、一人ひとりに合った学習方法を一緒に考えていきます。

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