赤羽南教室のメッセージ
【城南コベッツ赤羽南教室】学歴と想像力シリーズ#1~学歴よりも大切なもの。それは「人のために動ける力」~
2026.07.07
りんご塾の生徒たちに
「先生、ここ消して!」
「先生、鉛筆忘れました。」
こう言われることは、よくあります。
消してやるのも、貸すのもいいんですが、
でも、
「ありがとうございます」
が返ってこないことがある。
それって、おかしくない?
と思うのです。
授業の開始時間を30分過ぎて教室へ入ってくる子も、時々ですが、います。
もちろん、小さな子どもですから、遅刻にはさまざまな事情があります。
保護者の仕事の都合かもしれません。
道路が混んでいたのかもしれません。
遅れてしまうこと自体を責めるつもりはありません。
ですが、
「遅れてすみません。」
その一言がないことがあります。
驚くことに、保護者の方が何事もなかったかのように、
「お願いしまーす!」
と言って帰られることもあります。
それはどう考えたって、おかしい。
どんな事情があろうと、まず一言目に
「遅れてすみません」と詫びる姿を子どもに見せるべきだと思うのです。
それは礼儀作法だけの話ではありません。
誰かが自分のために時間を使ってくれたこと、
自分が迷惑をかけたこと、に気付けるかどうか。
その想像力があるか、ないかです。
「自分の行動が相手にどう影響するか」を想像できるかどうか。
私は、算数ができることよりも、この力の方が何倍も大切だと思っています。
想像力のある行動を親が子どもに見せてやらなかったら、どうなるか。
高校生の例です。
以前、大学受験の予備校で教えていた頃のことです。
高校生が定期試験を理由に、授業を休むことがよくありました。
もちろん、学校の定期試験は大切です。
ですが、予備校の1学期の授業は全部で12回ほどしかありません。
中間試験で2回休み、期末試験でも2回休む。
それだけで4回。
授業の3分の1を自分から欠席してしまうことになります。
それで、
「成績が上がりません。」
「第一志望に届きません。」
と言う。
私は正直、不思議でした。
いえ、はっきり言えば、喧嘩を売っているのか?というレベルの話です。
自分で学力を上げたいと思って選んだ予備校です。
その一番大切な時間を、自分から減らしてしまう。
「それって、おかしいと思わない?」
私は何度もそう問いかけてきました。
大学生になっても、この本質は変わりません。
毎年、新しく講師になった大学生と話をしていると、
「試験勉強があるので、この期間はシフトに入れません。」
という相談を受けることがよくあります。
大学の試験が大切なのは当然です。
私も学生時代がありましたから、そこらへんは分かります。
ですが、私は必ずこう質問します。
「もし来月、代わりの先生が誰も見つからなかったら、○○ちゃんの授業はどうなると思う?」
すると、
「あ、そっか。」
という言葉が返ってくることがあります。
責めたいわけではありません。
本当に、自分のこと以外には想像が及んでいないのです。
学生は学業が本分だという主張も理解していますが、考えてみてください。
試験前日に、3~4時間のアルバイトの時間が取れないくらい、ずっと勉強しているんですか?
試験があることは事前にわかっているんだから、試験勉強の心配が残るなら、シフトに穴を開けないように、前もって勉強しておけばいいだけではないですか?
自分が担当している生徒。
代わりに授業へ入る先生。
シフトを調整する教室。
一つの「休みます」の裏側には、多くの人が関わっています。
そのことに気付けるかどうか。
私は学生アルバイトであっても、"どのように働くか"をしっかり考えるべきだと思います。
いずれ社会人となったときの働き方に、必ず大きな差が生まれるからです。
だから私は、子どもたちに「ありがとう」「お願いします」「ごめんなさい」を大切にしてほしいと伝えています。
それは礼儀を教えたいからではありません。
相手の存在に気付き、相手の立場を想像できる人になってほしいからです。
そして、それは大学生になっても変わりません。
私は、教室で働く大学生にも同じ話をします。
子どもだけを教育しているつもりはありません。
教える側の大学生もまた、教育の対象です。
子どもの前に立つ先生だからこそ、人として成長し続けてほしい。
それが、私たち赤羽南教室の考え方です。
社会では、学歴だけでは信頼されません。
最後に人から選ばれるのは、
「この人は周りのことを考えて行動できる人だ。」
そう思ってもらえる人です。
だから、りんご塾では算数だけを教えているつもりはありません。
考える力と同じくらい、
人のために動ける力。
それを育てることも、私たちの大切な教育だと考えています。
しかし、この話は次回に続きます。
今回紹介した高校生や大学生も、決して悪気があったわけではありません。
「定期試験だから。」
「大学の試験だから。」
どちらも正論です。
ですが、人生には、正論だけでは乗り越えられない時期があります。
受験、就職活動、仕事、子育て、介護...。
全部をやらなければならない時期が、必ずやってきます。
そのとき、人は何を優先し、どう乗り越えていけばいいのでしょうか。
次回は、
「人生には全部やらなければならない時期がある」
というテーマで、お話ししたいと思います。
![]()
城南コベッツ赤羽南教室
りんご塾赤羽南教室
・りんご塾といえば、東は赤羽!西は滋賀!
・全国で唯一、大学受験まで指導できるりんご塾
・人間的成長なくして学力の向上なし
・語彙力なくして思考なし、思考なくして学力なし
東京都北区赤羽南1-3-7 セキネビル3F
(赤羽駅南改札より徒歩2分)
℡.:03-6903-8030
Mail: covez_akabaneminami@johnan.co.jp
※電話対応時間:㈫~㈮ 15:30~21:00 / ㈯ 11:30~20:30






