城南コベッツ赤羽南教室

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赤羽南教室のメッセージ

【RINGOJUKU WORKS#4】算数の力は「国語力」で決まるのか。私たちは少し違うと考えています

2026.08.18

「算数の文章題ができないのは、国語力がないから」

「算数も結局は読解力です」

最近、このような言葉をよく耳にするようになりました。

もちろん、問題文を正しく読む力は大切です。

書かれていることが理解できなければ、問題を解くことはできません。

ただ、りんご塾赤羽南教室では、

「算数の力は国語力で決まる」

という言い方には、少し違和感があります。

もしこの言い方をそのまま受け取ると、

「国語の点が高い生徒は算数もできる」

「現代文ができる人は数学もできる」

というように、やや単純な対応関係になってしまいます。

しかし、実際の学習現場では必ずしもそうはなりません。

私たちが算数を指導していて重要だと感じているのは、もう少し根本にある力です。

それが、

「語彙を、どれだけ正確に持っているか」

ということです。



「なんとなく分かる語彙」では思考は進まない


語彙を増やすこと自体は、とても大切です。

しかしここで注意したいのは、

「なんとなく意味が分かっている語彙を増やすこと」では不十分だということです。

たとえば、

「合計」「差」「残り」「全部で」

といった言葉を、子どもたちは一度は学びます。

しかし、その意味が曖昧なままだと、問題が少し変わっただけで手が止まってしまいます。

一方で、

「合計=すべてを合わせること」

「差=どれだけ違うかを表すこと」

「残り=もともとあったものから引いた後に残るもの」

というように、意味をできるだけ正確に持っている子は、問題の中で言葉を自由に扱うことができます。

ここに大きな差が生まれます。




考えるとは「言葉を正確に置き換えること」


算数の問題を解くとき、頭の中では何が起きているのでしょうか。

たとえば、

「全部で」

という言葉を見たときに、

「合わせる」

「足す」

「ひとまとめにする」

と正確に言い換えられるかどうか。

あるいは、

「残りはいくつ」

を見て、

「最初の数から減った分を引く」

と構造として理解できるかどうか。

さらに進むと、

問題文を図にする

図を式にする

式を言葉に戻す

というように、何度も変換が起こります。

このとき重要なのは、

「なんとなく分かる」ではなく、「正確に言い換えられる」ことです。

考えるとは、実はこの「言い換え」の連続だと私たちは考えています。




語彙は「思考の材料」である


では、なぜ語彙が重要なのでしょうか。

それは、語彙がそのまま思考の材料になるからです。

材料が曖昧であれば、組み立てられる思考も曖昧になります。

逆に、

一つひとつの言葉の意味が正確であれば、

「これはこういうことではないか」

「この条件はこう整理できるのではないか」

と、思考を動かすことができます。

つまり、

語彙の質が、そのまま思考の質につながる

ということです。




だから「ことばの学校」を併設しています


赤羽南教室は、算数・数学を非常に大切にしている教室です。

りんご塾では、幼児・低学年のうちから、自分で考え、試行錯誤し、簡単にあきらめないことを大切にしています。

そして城南コベッツでは、その先の大学受験数学までを見据えて指導しています。

そんな教室が、なぜ「ことばの学校」を併設しているのか。

理由はここにあります。

ことばの学校でたくさんの本を読む目的は、単に国語の点数を上げるためではありません。

さまざまな言葉に出会う。

同じことを表す違う表現に出会う。

その中で、

「なんとなく分かる言葉」を「正確に分かる言葉」に変えていく。

それが、算数にも、その先の学習にもつながっていくと私たちは考えています。




「読める」と「考えられる」は同じではありません


問題文を正確に読める。

これはもちろん大切です。

しかし、読めたからといって、その問題について考えられるとは限りません。

一方で、

言葉の意味を正確に捉え、

それを別の形に言い換えられる子は、

そこから初めて「考える」ことができます。

私たちが育てたいのは、

文章を読むことが上手な子だけではありません。

言葉を使って、

比べる。

分ける。

つなげる。

置き換える。

そして、自分の頭で考える。

そんな子どもです。




算数と国語を分けて考えない


学校では、算数と国語は別々の教科です。

しかし、子どもの頭の中では本来つながっています。

国語で出会った言葉が、算数の思考を支えます。

算数で鍛えた論理が、国語の理解を深めます。

だから赤羽南教室では、

算数だから数字だけ。
国語だから文章だけ。

とは考えていません。

りんご塾で「考える」。

ことばの学校で「言葉の意味を正確にする」。

そして、その両方を行き来しながら学びを深めていく。

そのために、幼児期から大学受験までを一貫して見据えています。




私たちが大切にしていること


私たちは、

算数の力は国語力で決まる

という単純な言い方では捉えていません。

それよりも大切なのは、

語彙を、どれだけ正確に持てているか。
言葉を、どれだけ正確に言い換えられるか。
そして、それを使って自分で考えられるか。

ということです。

ことばの学校も、りんご塾も、目指している方向は同じです。

子どもが、自分の頭で正確に考えられるようになること。

赤羽南教室では、そのための学びをこれからも大切にしていきます。


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