城南コベッツ赤羽南教室

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赤羽南教室のメッセージ

行ってきました!国高祭!――高校生の「本気」に圧倒されました

2026.09.01

こんにちは!
東木です。

行ってきました!

長谷先生の母校、東京都立国立高校の文化祭「国高祭」!

IMG_3449.jpg

以前のブログでは、国高祭へ行く前に、長谷先生の高校時代についていろいろ書きました。
長谷先生、本当に国校で青春してました?(笑)

今回はその後編です。

実際に国立高校へ行って、国高祭を見てきました!
(↓正門の裏側です)

IMG_3452.jpg

そしてですね。想像していた以上でした。


学校に入った瞬間から、すごい

まず校門をくぐって目に入ってくるのが、国高祭の巨大な装飾。

そこから校内へ入っていくと、校舎には各クラスの大きな垂れ幕がずらーーーーっと並んでいます。

IMG_3456.jpg

これ、本当に高校の文化祭?

と思うくらい。

しかも一つひとつ、デザインがまったく違います。

色も違う。

文字も違う。

世界観も違う。

それぞれのクラスが、

「自分たちはこれをやるんだ!」

と主張しているようで、学校中にものすごいエネルギーがあります。

それにしても不思議なのが、

どうしてこれだけのクラス全部に、こんなものを作れる人がいるんでしょう(笑)。

一つ二つなら分かります。

でも、ずらっと並んで全部クオリティが高い。

国高には各クラスに一人ずつ、美術系にものすごく強い人が配置されているのでしょうか(笑)。

ちなみに、よく見ると1年生の垂れ幕は見当たりません。

IMG_3457.jpg2年生と3年生のものばかり。

これにも何か国高祭ならではの理由があるのでしょうか。

いきなり「どういうこと?」がたくさんあります(笑)。

3年4組「晩餐」を観てきました

今回、私たちは抽選に当選していた3年4組の演劇「晩餐」を観てきました。

IMG_3461.jpg開演時刻が近づくと、教室前の廊下は人、人、人。

事前抽選に当選している人だけではありません。

当日、「もしかしたら入れるかも!」

と並んでいる方たちが、それぞれの教室の前に長い列を作っています。

高校のクラス演劇を見るために、こんなに人が並ぶんです。

そして教室へ。

案内された観客は、詰めて、詰めて、さらに詰めて(笑)。

正確な人数は分かりませんが、100人くらい入っていたんじゃないか?

と思うほどの超満員でした。

そして、いよいよ開演。

高校生の演劇だと思って観始めたのですが......


すごかったです。

教室の外装や舞台のクオリティももちろんですが、それ以上に驚いたのが演技でした。

セリフを話している人が上手なのはもちろんですが、私が特に印象に残ったのは、

セリフを話していないときの演技。

観客の視線が自分に集まっていない場面でも、役としてそこにいる。

表情や仕草を止めない。

舞台の中で、本当にその人物として生活しているように見える瞬間がありました。

プロみたいだなあ、と。

「これ、高校生なんだよね?」

と何度も思いました。

そして、扱っているテーマも重いんです。

子どもを持つことのできない夫婦の葛藤。

よく高校生がこの題材を選んだなあ。

そして、よくここまで演じきったなあ。

そう思いました。

隣を見ると、

長谷先生、泣いていました。

私も何度か目頭が熱くなる場面がありました。

演劇を観ながら、なぜか「準備している高校生たち」を想像していました

私がこの演劇を観ながら考えていたのは、実は目の前の演技だけではありませんでした。

途中から、この子たち、ここまでどうやって作ってきたんだろう。

ということが気になって仕方なくなったんです。

衣装。

小道具。

音楽。

照明。

役者の立ち位置。

人の動線。

セリフの言い方。

セリフとセリフの間。

たとえば、

「ここ、もう少しセリフの前の間を長くした方がいいんじゃない?」

「観客の視線はこっちに集まっているけど、後ろでもちゃんと料理しているように見せようよ」

なんて。

もちろん実際にどんな話し合いをしていたのかは知りません(笑)。

でも、そういう細かなことを何度も何度も話し合って、試して、直してきたんだろうな、と。

なぜなら、

今、目の前にあるもの全部に工夫が見えるからです。

衣装から音楽から演技から導線、小道具まで。

今見ているもの全部に、この子たちが考えた跡が残っている。

だから私は、演劇を観ながら演劇だけを見ていなかったのかもしれません。

そこへたどり着くまでの高校生たちの時間を想像していました。


あれ、夏休みに入ってから作ったんですか???

そして、国高祭が終わってから長谷先生と話をしていて、さらに驚きました。

私がてっきり、

「あれだけのものだから、かなり前から準備しているんでしょうね」

という話をしていたら、

長谷先生いわく、

「教室の内装とか外装を本格的に作るのは、夏休みに入ってからだよ」

とのこと。

......え?

あれ、夏休みに入ってから作ったんですか????(笑)

もう一度写真を見返してしまいました。

普段授業をしているはずの教室が、入口から完全に別世界になっています。

中には舞台があり、照明があり、小道具があり、客席がある。

しかも、作るだけではありません。

演劇なら、演技の練習も山場を迎え、音響との兼ね合いや暗転時の動きなんかも、舞台が出来上がってから初めて本番と同じ環境で練習することができます。

一体、夏休みをどんな密度で過ごしているんだろう。

しかも高3なのに。(笑)

また「?」が増えました(笑)。

ちなみに、このあたりのお話は、基本的に数十年前に国高生だった長谷先生の記憶をもとに私が聞いているものです。

現在もまったく同じなのか、そして先生の記憶がどこまで正確なのかは分かりませんので、皆さま、話8割くらいでお読みください(笑)。

ただ、今回実際に国高祭を見てきた私としては、

「この学校なら、それくらいやっていても不思議じゃないな......」

とも思ってしまいます。

3年間、同じクラス?

もう一つ、長谷先生から聞いて驚いた話があります。

先生によると、「国高は基本的に3年間クラス替えをしなかった」とのこと。

これも現在がどうなのかは、私は確認していません。

そして長谷先生の記憶なので、先ほど同様、話8割でお願いします(笑)。

ただ、今回3年生の演劇を観たあとにこの話を聞くと、

「ああ、それならあの団結力も少し分かるような......」

という気はしました。

もし同じメンバーで3年間を過ごしているのなら、

お互いの性格も分かっている。

得意なことも分かっている。

「これはあの人に任せよう」も分かっている。

そして高校生活最後の国高祭。

3年間で培ってきたものを全部出す。

そんな感覚もあるのでしょうか。

もちろん、これは私の想像です。

でも、あの3年生の演劇を観たあとだと、いろいろ想像したくなってしまうんですよね。

「伝統」って、こういうことなのかなあ

国高祭を見ながら、ずっと不思議だったことがあります。

どうして高校生だけで、ここまでのものができるんだろう?

誰かに「国高祭には長い伝統があります」と説明されれば、それで終わる話なのかもしれません。

でも実際にその場所へ行くと、もう少しいろいろ考えてしまいます。

1年生のときに、先輩たちの国高祭を見る。

「すごいなあ」と思う。

次の年には、自分たちがその立場に近づく。

そして3年生になったら、

今度は自分たちが国高祭をつくる側の中心になる。

その姿を、また次の後輩たちが見る。

たぶん、

「先輩と同じものを作ろう」

ではないんですよね。

むしろ、

「先輩たちがあれだけやったんだから、自分たちはもっとすごいことをやろう!」

なのかな、と。

もちろん、これも私が国高祭を見て勝手に感じたことです(笑)。

でも、校舎を歩いて、垂れ幕を見て、教室の外装を見て、3年生の演劇を観ていると、

受け継がれているのは作品そのものではなく、「本気でやる」という姿勢なのかなあ。

そんなことを思いました。

パンフレットからも伝わってくる国高生


そして今回も、いろいろ買ってきました(笑)。

パンフレット、うちわ、文房具、タオルなどなど。

教室に持って帰ってきたら、なかなかの量になりました。

IMG_3505.jpgもう学校行事へ行って、グッズをたくさん買って帰ってくるのが恒例になりつつあります(笑)。

そのパンフレットの最後に、

「国高生に聞いてみた!!2026」

という4ページのコーナーがありました。

これがまた面白い。

PXL_20260901_104941927~2.jpgPXL_20260901_104952529~2.jpg
読んでいるだけで、なんとなく国高生の雰囲気が伝わってきます。

明るい。

元気。

そして、とにかく一生懸命。

文化祭だけを頑張っているというより、

高校生活そのものを本気で楽しんでいる。

そんな印象を受けました。

最後に、長谷先生の柔道場へ

そして帰り際。

もちろん、ここにも寄ってきました。

柔道場です。

IMG_3467.jpg
長谷先生が高校時代、毎日のように練習していた場所。

現在、国立高校には柔道部はないそうです。

柔道場を見た長谷先生は、やっぱり少し嬉しそうでした。

高校生だった頃のことをいろいろ思い出していたようです。

......と、ここまでなら、ちょっといい話で終われるんです。

ところが。

柔道場の隣には剣道場があります。

そこで新事実が判明しました。

高校1年生だった長谷青年。

実は最初から柔道部に入ろうとしていたわけではなかったそうです。

最初に行ったのは、すぐ隣りにある

剣道場。

IMG_3469.jpg

ところが、誰もいない。

隣の柔道場を見ると、友達がいる。

「あ、いるじゃん」

くらいの感じで柔道場に入り、

「よ!」

という感じで友達としゃべっていたそうです。

すると先輩がやってきて、

「君たち、入部希望?」

そして......

そのまま柔道部へ。

......え?(笑)

あれだけ寝技を研究して、

部活動の練習方法まで改革して、

部長になって、

最後には東京都大会団体戦ベスト8まで進んだ柔道人生の始まりが、

「剣道場に誰もいなくて、隣の柔道場に友達がいたから」だったんですか?(笑)

人生、何がきっかけになるか分からないものですね。

今回、国高祭を見ながら、ずっと、人が本気になるって、すごいなあ。

と思っていました。

そして、その「本気になれるもの」との出会いは、案外こんな偶然から始まることもあるのかもしれません。

......ということにしておきます(笑)。

高校生たちが本気でつくった国高祭。

その熱量に圧倒され、たくさんのパワーをもらった一日でした。

国高生のみなさん、素敵な文化祭をありがとうございました!


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