■割合の表し方 a% = a / 100(または、0.01a)
a割 = a / 10 (または、0.1a)
(例)a 人の15%の人数 a × 15 / 100 = 15a / 100 (人)
b kgの9割の重さ b × 9 / 10 = 9b / 10 (kg)
■式の意味
分速a mの速さでy 分間歩いたとき、ayは(速さ)×(時間) 道のりを表す。
(例)1000円持って買い物に出かけ、1冊 a円のノートを5冊買ったときのおつりは、1000ー5aで表せる。
1冊100円だっとした場合には、aに100を代入して
1000-5a = 1000 - 5×100 = 500(円)のおつりになります。
■文字式の表し方・・・数量を文字式で表すときは、×や÷の記号を使わずに表す。
(例)1000円を出して、1個a円のみかんを5個買ったときのおつり
代金は、a×5=5a(円)だから、おつりは、1000ー5a(円)
■道のり・速さ・時間
(例)①a kmの道のりを9時間で進むときの速さ
⇒ 時速 a/9 km
②y mの道のりを分速80mの速さで歩くときにかかる時間
⇒ y/80 分
③時速v kmの速さでt 時間走ったときに進む道のり
⇒ vt km
(速さ)= 道のり ÷ 時間
(時間)= 道のり ÷ 速さ
(道のり)= 速さ × 時間
■数量を文字で表そう
(例)1本50円の鉛筆をα本買ったときの代金はいくらか。文字を使った式で答えなさい。
代金は(1本の値段)×(本数)で求められるから
答 50 × α (円)
■文字式の表し方(積)
①文字の混じった乗法では、記号×を省いて書く。
(例)a × b = ab e × f × g = efg
②文字と数の積では、数を文字の前に書く。
(例)3 × a = 3a a × 0.5 = 0.5a a × b × ⅓ = ⅓ab
③同じ文字の積は、指数を使って書く。
(例)a × a × 5 = 5a² a × a × a × b × b = a³b²
④式と数の積では、かっこの前に数を書く。
(例)(a + 5)× 2 = 2(a+5)
⑤負の数と文字の積では、負の数についたかっこを省く。
(例)(-3) × a = -3a a × b × (-0.2)= -0.2ab
➅1や-1と文字の積では、1を省く。
(例)1 × a = a a × b × (-1)= -ab
四則混合計算の優先順位は下記の4パターンで①⇒②⇒③⇒④の順番で計算しよう。
①「かっこ」があれば、かっこの中を最優先に計算します。
(例)3×(4+5) を求めるとき
✖ 12+5=17
〇 3x9=27
②2乗や3乗などの累乗計算です。
(例)3×2² を求めるとき
✖ 6²=36 掛け算を先にやるのは✖
〇 3x4=12 2乗を先にやります
③積・商の計算です。(積と商の中では左から順に行えばよい)
(例)5-4x3を求めるとき
✖ 1x3=3 引き算を先にやるのは✖
〇 5ー12=-7 掛け算を先にやります
④和や差を計算します・・・和と差の中では左から順に行えばよい。
(例)5-3² を求めるとき
✖ 2²=4 引き算を先にやるのは✖
〇 5-9=-4 2乗を先にやります
素因数分解をする上で素数をまずは理解しよう。
素数とは、1とその数のほかに約数がない自然数を
素数という。
素因数分解は、自然数を素数だけの積で表すことを
素因数分解するという。
(例)60の素因数分解
60を素数で順に割っていき、その素数の積をつくる。
60=2x2x3x5
=2²x3x5