2024.04.27
2024.04.25
2⃣ 展開や因数分解を利用した計算
乗法の公式や因数分解を利用すると、答えが簡単に求められることがある。
(例題)
(1)35²-15² ↴ 公式4'
=(35+15)(35-15)
=50×20
=1000
(2)51²=(50+1)² ↴ 公式2'
=50²+2×50×1+1²
=2601
乗法の公式や因数分解を利用すると、答えが簡単に求められることがある。
(例題)
(1)35²-15² ↴ 公式4'
=(35+15)(35-15)
=50×20
=1000
(2)51²=(50+1)² ↴ 公式2'
=50²+2×50×1+1²
=2601
2024.04.24
1⃣ 整数の性質の証明
(例題)
(例題)
連続した3つの整数で、それぞれの2乗の和に1を加えた数は、3の倍数になる。
このことを証明しなさい。
(解き方)
3つの整数を1つの文字を使って表し、式の計算を利用する。
(証明)
中央の整数をnとすると、3つの整数は、n-1、n、n+1と表される。
このとき、それぞれの2乗の和に1を加えた数は、
(n-1)²+n²+(n+1)²+1=n²-2n+1+n²+n²+2n+1+1
=3n²+3
=3(n²+1)
n²+1は整数だから、これは3の倍数である。
このことを証明しなさい。
(解き方)
3つの整数を1つの文字を使って表し、式の計算を利用する。
(証明)
中央の整数をnとすると、3つの整数は、n-1、n、n+1と表される。
このとき、それぞれの2乗の和に1を加えた数は、
(n-1)²+n²+(n+1)²+1=n²-2n+1+n²+n²+2n+1+1
=3n²+3
=3(n²+1)
n²+1は整数だから、これは3の倍数である。
2024.04.18
2⃣ いろいろな因数分解(2)
(例題)次の因数分解をしなさい。
(1)(χ+y)²+4(χ+y)+3 (2)χ²+2χ+1-y²
(解き方)
(1)χ+yを1つの文字におきかえて考える。
χ+y=Mとおくと、
(χ+y)²+4(χ+y)+3= M²+4M+3
= (M+1)(M+3) ⇦ 公式1'
=(χ+y+1)(χ+y+3)
答 (χ+y+1)(χ+y+3)
(2)まず、χ²+2χ+1を因数分解する。
χ²+2χ+1-y²= (χ+y)²-y²
χ+1=Mとおくと、
(χ+y)²-y²= M²-y²
= (M+y)(M-y) ⇦ 公式4'
= (χ+1+y)(χ+1-y)
答 (χ+1+y)(χ+1-y)
(例題)次の因数分解をしなさい。
(1)(χ+y)²+4(χ+y)+3 (2)χ²+2χ+1-y²
(解き方)
(1)χ+yを1つの文字におきかえて考える。
χ+y=Mとおくと、
(χ+y)²+4(χ+y)+3= M²+4M+3
= (M+1)(M+3) ⇦ 公式1'
=(χ+y+1)(χ+y+3)
答 (χ+y+1)(χ+y+3)
(2)まず、χ²+2χ+1を因数分解する。
χ²+2χ+1-y²= (χ+y)²-y²
χ+1=Mとおくと、
(χ+y)²-y²= M²-y²
= (M+y)(M-y) ⇦ 公式4'
= (χ+1+y)(χ+1-y)
答 (χ+1+y)(χ+1-y)
2024.04.16
いろいろな因数分解
1⃣ いろいろな因数分解(1)
(例題)次の式を因数分解しなさい。
(1) 3χ²-15χ+12 (2) a χ²-4a
(解き方)共通因数をとり出し、さらに、かっこの中の式を因数分解する。
(1) 3χ²-15χ+12 (2) a χ²-4a
= 3( χ²-5χ+4) ⇦ 共通因数は3 = a ( χ²-4 ) ⇦ 共通因数は a
= 3( χ-1 )( χ-4 ) ⇦ 公式1' = a( χ+2 )( χ-2 ) ⇦ 公式4'
答 3( χ-1 )( χ-4 ) 答 a( χ+2 )( χ-2 )
1⃣ いろいろな因数分解(1)
(例題)次の式を因数分解しなさい。
(1) 3χ²-15χ+12 (2) a χ²-4a
(解き方)共通因数をとり出し、さらに、かっこの中の式を因数分解する。
(1) 3χ²-15χ+12 (2) a χ²-4a
= 3( χ²-5χ+4) ⇦ 共通因数は3 = a ( χ²-4 ) ⇦ 共通因数は a
= 3( χ-1 )( χ-4 ) ⇦ 公式1' = a( χ+2 )( χ-2 ) ⇦ 公式4'
答 3( χ-1 )( χ-4 ) 答 a( χ+2 )( χ-2 )