城南コベッツ赤羽南教室

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赤羽南教室のメッセージ

【RINGOJUKU WORKS#7】なぜ、赤羽南は宿題を出さないのか

2026.08.25

りんご塾赤羽南教室では、原則として宿題を出していません。

先取り学習をしています。

難しい問題にも挑戦します。

算数オリンピックを目指す子もいます。

それなのに、宿題はありません。

「それで、本当に学力が伸びるのですか?」

そう思われる方もいるかもしれません。


もちろん、私は宿題そのものを否定しているわけではありません。

必要な宿題もあるでしょう。

家庭で反復した方がいいこともあります。

もっと勉強したい子が、自分から家庭で学習することも素晴らしいと思います。

それでも赤羽南では、原則として宿題を出しません。

なぜなのか。

その理由を考えていくと、私がずっと教育に対して持ってきた、ある疑問にたどり着きます。




「これ、何のためにやっているんだろう」


私は中学生の頃から、宿題というものがよく分かりませんでした。

数学の宿題が出ます。

解ける問題は、解ける。

解けない問題は、解けない。

そして解けなかった問題は、解答を見て赤ペンで写していく。

そうすれば、宿題をやったことになる。

先生から特に何か言われることもありません。

当時の私は、それがとても不思議でした。

なんなんだ、これは。


解けなかった問題の答えを赤ペンで写したことで、何ができるようになったのだろう。

理解したのだろうか。

数学ができるようになったのだろうか。

それとも、

「宿題をやった」

という形を完成させただけなのだろうか。

私は宿題が嫌だったというより、

何のためにやっているのか分からないことを、決まりだからやること

に違和感があったのだと思います。




教える側になって、もう一度驚いた


その後、私は塾で数学を教えるようになりました。


ある中学生が計算問題を解いているところを見ていて、気になったことがありました。

かなり細かく途中式を書いていたので、

「その途中式、必要?」

と聞きました。

すると生徒は、

「学校で習った通りに書かないと、やり直しになる」

と言いました。


驚きました。

もちろん、途中式は大切です。

頭の中だけで計算して間違える子には、途中式を書かせた方がいい。

考え方を確認するために、途中式が必要な場合もあります。


でも、すべての子どもに同じ途中式が必要なのでしょうか。

理解度も違う。

計算力も違う。

考え方も違う。

それなのに、

全員が同じ方法で、同じように書くこと自体が目的になってしまう。

私はそこに、とても違和感を持ちました。

教育には、ある程度の「型」が必要です。

でも型は、本来、学ぶための手段です。

いつの間にか、

型を守ることそのものが目的になってはいないだろうか。

そんなことを考えるようになりました。




実際に宿題を出してみたこともあります


小学生を教えるようになってから、保護者の方のご要望で宿題を出したことがあります。

すると、いろいろなことが起こりました。

家庭で丸付けをしてくださる場合があります。

丸付けをしない場合もあります。

全部やってくる子もいれば、途中までの子もいます。


当然、間違えている問題もあります。

そうすると次の授業では、

解いていない問題をやる。

間違えた問題をもう一度やる。

理解できていないところを確認する。


気がつけば、その日の授業が、

前回の宿題の後処理

になってしまいます。

しかも、子どもからすれば、

教室に来て最初から、

「ここが間違っている」

「ここもできていない」

「これを直そう」

となる。

間違えたところばかりを指摘される授業です。

当然、テンションも下がります。

そして指導する側も、本来その日にやりたかったことができなくなる。

私は、

何のために宿題を出したんだろう。

と思いました。




宿題を出さなくても、同じことは起きる


では、

「宿題にはしないけれど、教材は自由に持ち帰っていい」

ならどうでしょう。

これも実際にやってみると、同じようなことが起きました。


勉強が意欲的な子は、どんどん進めます。

場合によっては、一冊全部やってきます。

一見、とても良いことのように思えます。

もちろん、自分から勉強すること自体は素晴らしいことです。

でも教室では、その後、

大量に採点する。

間違えた問題を探す。

解いていない問題を拾う。

理解できていないところを確認する。

そして次の授業が、

虫食いになった部分を埋める時間

になってしまう。

これでは、教室として学習の流れを設計することが難しくなります。

だから赤羽南では、原則として教材も教室で管理しています。

家で勉強してほしくないからではありません。

教室での学びを、教室できちんと設計したいからです。




私は「予習」もよく分かりませんでした


宿題とは少し違いますが、同じような経験があります。

私自身が大学受験のために予備校へ通ったときのことです。

その授業では、予習を前提としていました。

そこで最初に思ったのが、

「数学の予習って、何をするんだ?」

ということでした。

とりあえず問題を解いてみる。

解ける問題は、解けます。

でも解けない問題は、解けない。

難しい問題になると、

「これはアラビア語ですか?」

と思うくらい、何をしたらいいのか分からない(笑)。

その状態で授業に出席する。

問題の意味もよく分かっていない。

自分が何を分かっていないのかさえ、よく分からない。

それでも授業は進んでいきます。

私はとにかく黒板をノートに写しました。

そして家に帰ってから、

今度はそのノートを解読する。

それが、私にはとても苦痛でした。

途中から、

「これなら参考書を自分で読んだ方がいいんじゃないか」

と思うようになりました。

だから自分が大学受験生を教える立場になってから、私は予習を前提とした授業を一度もしていません。

予習そのものが悪いとは思いません。

予習することで授業の理解が深まる生徒もいます。

でも、

「授業とは予習してくるものだから」

という理由だけで、全員に同じことを求める必要はないと思っています。




宿題が嫌いなのではありません


ここは誤解されたくないところです。

私は、

宿題反対。

予習反対。

途中式反対。

家庭学習反対。

と言いたいわけではありません。

全部、必要ならやればいいと思っています。

途中式を書いた方がいい子には、書いてもらいます。

反復が必要なら、反復します。

予習が効果的なら、予習すればいい。

大切なのは、

「なぜ、それをするのか」

です。

子どもによって違っていい。

学習段階によって違っていい。

目的によって違っていい。

「昔からそうだから」

「みんなそうしているから」

「学校でそう習ったから」

それだけでは、私は子どもに何かをさせる理由として十分だとは思っていません。




宿題はない。でも、約束には厳しい


赤羽南には原則として宿題はありません。

でも、何をしてもいい教室ではありません。

むしろ、約束については大切にしています。

私は宿題と約束は違うものだと考えています。

宿題は、大人から与えられた課題です。

一方、約束は、

自分が引き受けたことに責任を持つこと。


自分で「やる」と言った。

人と決めた。

自分で選んだ。

それなら、きちんとやる。

これは学力以前に、とても大切なことだと思っています。

だから、

宿題はない。でも、約束には厳しい。

私の中では、これはまったく矛盾していません。




宿題がないから、楽な教室でもありません


赤羽南では先取りをします。

難しい問題も扱います。

算数オリンピックにも挑戦します。

問題文も、できる限り本人に読んでもらいます。

分からないからといって、先生がすぐ答えを教えるとも限りません。

考える。

試してみる。

間違える。

また考える。

必要なら先生と一緒に考える。

教室にいる時間には、かなり頭を使ってもらいます。

だから、

家では追い込まない。でも、教室ではとことん考える。

これが赤羽南の学び方です。




「宿題を出さない」は目的ではない


赤羽南が宿題を出さないこと自体には、それほど価値はないと思っています。

「宿題のない塾です」

ということを売りにしたいわけでもありません。

大切なのは、その理由です。

私は長い間、

宿題をする生徒として。

予備校に通う受験生として。

中学生を教える塾講師として。

小学生を教える先生として。

そして今、幼児から大学受験までの数学教育を考える立場として、

同じような場面に何度も出会ってきました。

そのたびに思います。

「これは、何のためにやっているんだろう。」

宿題が必要なら、出せばいい。

予習が必要なら、すればいい。

途中式が必要なら、書けばいい。

反復が必要なら、何度でもやればいい。

でも、その前に一度考えたい。

それは、何のためにやるのか。

その問いに、私たち教える側が答えられないことを、

子どもに、

「決まりだからやりなさい」

とは言いたくありません。

りんご塾赤羽南教室が宿題を出さない理由は、

「宿題が嫌いだから」ではありません。

子どもに何かをさせるなら、そこには意味があってほしい。

ただ、それだけです。

そして私は、その「なぜ?」を考えることこそ、

教育する側が手放してはいけないものだと思っています。




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ブンブンブーーーン!!!










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