赤羽南教室のメッセージ
【RINGOJUKU WORKS#12】小学校受験が終わったあと、「次の塾」が見つからない。
2026.09.13
小学校受験が終わったときというのは、
長い準備期間を経て、進学する小学校も決まり、幼児教室も、ひと区切り。
ご家庭にとっても、ようやく少し落ち着ける時期なのだと思います。
ところが、しばらくすると、こんなことを考え始めるご家庭があります。
「このあと、どうしよう。」
これまで幼児教室で、いろいろなことを学んできた。
七田式などの幼児教育で、言葉や数、記憶、思考力を育ててきたご家庭もあるでしょう。
小学校受験のために、ペーパーだけではなく、巧緻性や行動観察、言葉、考える力を鍛えてきたご家庭もあると思います。
子どもも頑張った。
保護者の方も頑張った。
そして、受験が終わった。
では、その次は、どこへ行けばいいのでしょう。
「中学受験塾」は、少し違う
私立小学校や国立小学校に通う子どもの保護者の方から、以前こんなことを言われたことがあります。
「SAPIXは、違うんですよね」
この言葉が、私はずっと印象に残っています。
もちろん、SAPIXが良いとか悪いとか、そういう話ではありません。
中学受験をするのであれば、中学受験塾という選択肢があります。
中学受験対策をする場合のとても分かりやすい道です。
でも、内部進学を基本に考えていたり、あるいは、一般的な中学受験を予定していない。
そういうご家庭にとっては、
「中学受験塾へ行く」という選択肢が、どうもしっくりこない。
だからといって、何もしなくていいと思っているわけでもない。
ここに、意外と大きな空白があるように思います。
学校の補習をしてほしいわけでもない
では、学校の勉強を見てもらう塾でしょうか。
もちろん、学校の勉強で困っているのであれば、それも一つの選択肢です。
でも、私たちの教室に来られる保護者の方々と話していると、少し違うケースが多いのです。
学校の授業についていけないわけではない。
むしろ、学校の内容だけでは少し物足りない。
中学受験塾ではない。
学校補習でもない。
せっかく幼児期から育ててきた力を、ここで止めない選択肢はないのか。
幼児期に育てたものを、そこで終わらせない
私は、小学校受験のために勉強してきたことは、合格した瞬間に役割を終えるものではないと思っています。
問題文を読む。
条件を整理する。
図を見る。
数を考える。
言葉を理解する。
人の話を聞く。
自分の頭で考える。
分からなくても、もう少しやってみる。
こうした力は、小学校受験だけのために必要なものではありません。
その先の学習にもつながっていきます。
だったら、幼児期に育ててきた力を、小学生になって「学力」へつなげていけばいい。
私はそう考えます。
「受験をしない子」のための勉強があってもいい
中学受験をする子には、中学受験の勉強があります。
では、中学受験をしない子はどうするのでしょう。
私は、中学受験をしない子には、中学受験をしない子の勉強があっていいと思っています。
受験がないから、勉強しない。
ではありません。
受験がないからこそ、受験勉強とは違うことに時間を使える。
たとえば、算数です。
小学1年生の内容が理解できれば、小学2年生へ。
小学2年生が理解できれば、小学3年生へ。
そして、小学算数が理解できたら、
中学数学へ進めばいい。
中学受験をしないのであれば、小学校高学年になったからといって、必ずしも受験算数へ向かう必要はありません。
その時間を使って、数学そのものを先へ進めるという選択肢もあります。
ただ先へ進むだけなら、私たちでなくてもいい
ここは、とても大切なところです。
私たちは、単純な先取りだけを目的にしているわけではありません。
何年生まで終わった。
何学年先へ進んだ。
それだけを競うのであれば、ほかにも方法はたくさんあります。
私たちが大切にしているのは、先へ進むことと、深く考えることを両立させることです。
難しい問題なら、立ち止まる。
分からない言葉があれば、言葉の意味を考える。
そして理解できたら、
また先へ進む。
深く考えながら、先へ進む。
幼児期に育ててきた「考える力」を、算数・数学へつないでいく。
それが、私たちの考えている学びです。
気がつけば、私立・国立小の子どもたちが増えていました
りんご塾赤羽南教室は、もともと私立小専門の教室として始めたわけではありません。
国立小専門でもありません。
ところが現在、私たちの教室に通う小学生の約4割が、私立小学校・国立小学校の子どもたちです。
筑波大学附属小学校。
お茶の水女子大学附属小学校。
雙葉小学校。
早稲田実業学校初等部。
東洋英和女学院小学部。
日本女子大学附属豊明小学校。
ほかにも、さまざまな学校から通ってくれています。
なぜだろう、と考えることがあります。
そして最近、少し分かってきた気がします。
おそらく、「中学受験塾ではない。でも、学校の補習でもない。」
その間にある学びを探しているご家庭が、思っている以上に多いのです。
小学校受験は、ゴールではない
小学校受験が終わったことは、一つの大きな節目です。
でも、子どもの学びは、そこから何年も続きます。
小学校。中学校。高校。
そして、その先。
私は、小学校受験が終わったところで、それまで育ててきたものを、一度リセットする必要はないと思っています。
幼児期に育てた様々な力を、今度は、算数・数学という学問につないでいく。
小学算数から中学数学へ。
中学数学から高校数学へ。
その先の大学受験まで。
私たちは、その学びを一本の道として考えています。
小学校受験が終わったあと、
「次は、どこの塾へ行けばいいのだろう」
と迷うことがあるかもしれません。
でも、本当に最初に考えたいのは、「どこの塾へ行くか」ではなく、「この先、何を学ばせたいのか」なのだと思います。
道は一つではありません。
そして、中学受験をしない子には、中学受験をしない子にしか使えない時間があります。
その時間を、どう使うのか。
小学校受験のあとに始まる教育は、






