赤羽南教室のメッセージ
【RINGOJUKUWORKS#31】東大は約3,000人。キッズBEEのメダリストは391人。
2026.10.12
「算数オリンピックのキッズBEEで銅メダルを取りました」
そうお話しすると、「すごいですね!」と言っていただくことがあります。
もちろん、ありがたいことです。
ただ、そのあと話していると、ときどき思います。
たぶん、どのくらいすごいのかは、よく分からないですよね(笑)。
無理もありません。
算数オリンピックやキッズBEEをご存じない方はたくさんいます。
そこで今回は、キッズBEEのメダルがどのくらいの規模のものなのか、ちょっと変わった数字と比べてみようと思います。
東京大学です。
東大には、毎年約3,000人が入学する
2026年、東京大学の学部入学式には約3,000人の新入生が出席しました。
約3,000人。
もちろん、この数字を見て、「3,000人も入れるなら東大って簡単なんだ」と思う人はいないでしょう。
全国から非常に高い学力を持った受験生が挑戦する大学です。
では、小学校低学年の算数の世界に目を移してみます。
2026年のキッズBEE。
全国のトライアル大会を突破して、ファイナルへ進出した子どもは、391人でした。
東大 約3,000人。
キッズBEEファイナリスト 391人。
人数だけを比べると、東大1学年のおよそ8分の1です。
こうして並べると、キッズBEEを知らなかった方にも、少し規模感が伝わるのではないでしょうか。
もちろん、東大とキッズBEEの難易度を比べているわけではありません
ここは大事なので、先に書いておきます。
「キッズBEEの方が東大より難しい」
という話ではありません(笑)。
そもそも比較できません。
東大を受験するのは高校生や既卒生。
キッズBEEは小学1年生から3年生です。
年齢も違う。
母集団も違う。
試験の目的も違う。
今回比べているのは、
「1年間に、その結果に到達する人が全国にどのくらいいるのか」という人数だけです。
ただ、キッズBEEのレベル感を知らない方にとって、391人という数字は一つの参考になると思います。
そもそも、キッズBEEとは何なのか
キッズBEEは、算数オリンピック委員会が開催する、小学1〜3年生を対象とした算数の大会です。
学校で習った計算をどれだけ速く解けるかを競うテストではありません。
見たことのない問題を前にして、どう考えるかが問われます。
何を試すか。
どこかに規則があるか。
図をどう見るか。
そして、簡単に答えが出なくても、考え続けられるか。
そうした算数的な思考力が問われます。
最初に全国で地方トライアル大会が行われ、そこで基準点を超えた子どもだけがファイナル大会へ進みます。
近年、ファイナルへ進めるのは参加者のおおむね2割程度です。
つまり、算数が好きでキッズBEEに挑戦した子どもたちの中でも、約5人に1人。
そこまで来て、初めてファイナルの舞台に立ちます。
「銅メダル」は全国3位という意味ではありません
これも、キッズBEEをご存じない方には少し分かりにくいところです。
「銅メダル」と聞くと、「全国3位なの?」と思われることがあります。
少し違います。
キッズBEEでは、まずトライアルを突破して、ファイナルへ進出する必要があります。
そのファイナリストに対して、ファイナルの成績によって金・銀・銅のメダルが授与されます。
ですから、メダルを持っているということは、まず全国トライアルを突破したファイナリストであるということです。
ここが大切です。
しかも、まだ小学3年生以下
私がキッズBEEですごいと思うのは、メダルの数だけではありません。
まだ小学1〜3年生です。
6歳から9歳くらいの子どもたちが、
見たことのない問題に向かって、
最大限に知恵を絞って、60分間、考え抜く。
そして全国の子どもたちと競う。
もちろん、キッズBEEでメダルを取ったからといって、将来の中学受験や大学受験の結果が約束されるわけではありません。
でも、小学3年生以下の時点で、全国規模の算数思考力大会のファイナルまで到達した。
これは、その時点で高い算数的思考力を示した一つの客観的な結果だと私は思っています。
赤羽南から、3年連続
りんご塾赤羽南教室では、
2024年に2名。
2025年に1名。
2026年に1名。
キッズBEEのメダリストが出ています。
3年連続、合計4名です。
2026年の全国ファイナリスト391人。
その中に、今年も赤羽南の子どもがいました。
前年にもいた。
その前年には二人いた。
こうして全国の人数まで調べてみると、改めて、よく頑張ったなと思います。
そして同時に思うことがあります。
この結果だけを見ると、「赤羽南って、算数ができる子を選んで集めている教室なのでは?」と思われるかもしれません。
実は、まったく違います。






