城南コベッツ赤羽南教室

Tel:03-6903-8030

  • 〒115-0044 東京都北区赤羽南1丁目3-7 セキネビル 3階
  • JR線「赤羽駅」南改札口より徒歩3分

受付時間: 15:30~20:00(火~金)/14:30~19:30(土)/休み(日月祝)

  • りんご塾(算数オリンピック対策)
  • atama+個別指導
  • 総合型・学校推薦型選抜対策(推薦ラボ)

赤羽南教室のメッセージ

【RINGOJUKUWORKS#33】なぜ、選抜しない教室から全国レベルの結果が出るのか。

2026.10.14

前回、「できる子だけを集める教室には、したくありません」という話を書きました。

りんご塾赤羽南教室は、入塾時の学力で子どもを選抜していません。

それでも、キッズBEEでは3年連続でメダリストが出ました。

では、なぜなのか。

今回は、少し教室の中の話を書いてみたいと思います。

最初に答えを書いてしまうと、何か特別な「メダリスト養成法」があるわけではありません。

むしろ、普段やっていることの積み重ねだと思っています。

1対2にしている理由

赤羽南では、講師1人に対して生徒2人を基本にしています。

ふつう「りんご塾」では、講師1人に対して生徒3人が基本です。

一人の先生が、ずっと一人の子につきっきりになるわけではありません。

ここが大切です。

先生が隣にいて、

問題を読んで、

考え方を説明して、

途中まで一緒にやって、

最後の答えだけ子どもに書かせる。

これなら、その場ではたくさん正解できます。

でも、先生がいなくなった瞬間、できなくなる。

それでは困ります。

だから赤羽南では、先生がもう一人の子を見ている時間があります。

その間は、自分で読む。

自分で考える。

自分で手を動かす。

分からなければ、どこが分からないのかを考える。

私は、この時間がかなり重要だと思っています。

教えすぎない

子どもが止まっていると、教える側は説明したくなります。

特に大学生の講師には、「分かりやすく教えてあげたい」という気持ちがあります。

もちろん、それ自体は悪いことではありません。

でも私は、学生講師を採用した時、必ずはじめに

「基本は、待つのが仕事だと思ってください」と伝えます。

少し待てば自分で気づくかもしれない。

図を書けば分かるかもしれない。

もう一度問題文を読めば見つかるかもしれない。

そこを全部先生が言ってしまえば、

正解はできても、

考えたのは先生です。

キッズBEEのような問題になると、これは通用しません。

初めて見る問題に対して、「先生、どうやるの?」ではなく、「とりあえず、間違っているかもしれないけど、こうしてみよう」と自分で動けること。

普段の授業で育てたいのは、そこです。

先取りは、速く終わらせるためではありません

赤羽南では、理解できた内容については先へ進めます。

でも、「小1で小3をやりました」「小3で小6まで終わりました」という数字を作ることが目的ではありません。

先へ進むと、以前習ったことが別の形で何度も出てきます。

そのたびに、「あのときの話は、こういうことだったのか」と理解が深くなる。

私は先取りの大きな意味は、ここにあると思っています。

同じ問題を何度も繰り返すだけではなく、

先へ進むことで、前に習ったことをもう一度理解する。

算数は、そういう積み重なりの教科です。

宿題で量を稼がない

赤羽南では、原則として宿題を出していません。

これも、「楽な塾にしたい」からではありません。

家で大量に問題を解かせれば、演習量は増やせます。

でも、それを前提にすると、家庭の協力の差が、そのまま学習量の差になります。

それよりも私は、教室にいる80分で、どこまで集中して考えられるか。

そこを大切にしたいと思っています。

教室に来たらやる。

自分の頭を使う。

分からなくても、すぐ諦めない。

80分を本気で使う。

簡単なようですが、低学年の子どもにとっては、これも一つの力です。

算数なのに、言葉を大切にする

もう一つ、赤羽南でかなり意識しているのが語彙です。

算数の問題が解けない。

でもよく見ると、計算ができないのではなく、問題文の意味が分かっていない。

そんなことは珍しくありません。

何を聞かれているのか。

この言葉はどういう意味なのか。

条件は何なのか。

算数が難しくなればなるほど、言葉を正確に理解する力が必要になります。

だから赤羽南では、算数だけを切り離して考えていません。

読む。

意味を取る。

自分の言葉で、言い換える。

これも、思考力の一部です。

キッズBEEのためだけにやっていることではありません

ここまで読むと、「なるほど、だからキッズBEEに強いのか」と思われるかもしれません。

でも実は、これらをキッズBEEのためにやっているわけではありません。

こられは全部、算数をできるようになるために必要なことだと思っているからやっています。

その延長線上に、たまたまキッズBEEがある。

私はそう考えています。

だから、全員が同じことをする必要はない

ここが、赤羽南の指導で一番大切なところかもしれません。

全国大会を目指している子に必要な問題と、今、基礎を一つずつ身につけている子に必要な問題は違います。

でも、自分で考えること、簡単に諦めないこと、は全員に共通しています。

問題の難易度は違っても、育てたいものは変わりません。

だから、りんご塾の1対2の授業で隣り合っている子たちが、全く違う問題をやっていていい。

一人の子には難しい図形問題。

もう一人の子には基本的な計算。

二人とも、昨日より自分でできることを一つ増やす。

それが個別指導だと思っています。

メダルを取ることをゴールにはしない

3年連続でキッズBEEのメダリストが出たことは、もちろん嬉しいです。

子どもたちは本当によく頑張りました。

でも、もし来年メダリストが出なかったとしても、教室でやることを大きく変えるつもりはありません。

なぜなら、メダルを取るために、この指導をしているわけではないからです。

算数を通して、自分で考えられるようになる。

分からないものから逃げない。

できなかったことを、できるようにする。

できるようになったら、さらに先へ行く。

その結果として、全国レベルまで行く子がいる。

それでいいと思っています。

選抜しない。でも、伸ばすことには妥協しない

3回にわたって、キッズBEEと赤羽南について書いてきました。

最初は、東大約3,000人に対して、2026年のキッズBEEファイナリストは391人という話。

次に、赤羽南は、できる子だけを選んで入れている教室ではないという話。

そして今回は、そんな教室で普段何をしているのかを書きました。

全部つながっています。

子どもを選抜しない。

でも、伸ばすことには妥協しない。

今、ゆっくり進んでいる子には、その子の一歩を。

どんどん先へ進める子には、こちらが勝手に天井をつくらない。

私たちがやりたいのは、「できる子を集めること」ではなく、「できることを増やすこと」。

その積み重ねの先に、全国大会があってもいい。

私は、そんな教室でありたいと思っています。

考える力が未来を拓く教室.png



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