城南コベッツ赤羽南教室

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赤羽南教室のメッセージ

今週日記 #30 │「積み木さんも、おうちに帰ろう!」声かけひとつで変わったこと

2026.10.16

皆さんこんにちは!!

りんご塾赤羽南教室の天羽です!


今日は、授業終盤の積み木の時間の出来事についてお話しします!



りんご塾では、授業の最後に積み木の時間があります。

先日、4歳の年中さんが、使い終わった積み木をなかなかお片づけしてくれないことがありました。

今までは、

「積み木お片づけしてね~」

と声をかけていたのですが、なかなか動いてくれません。

そのまま積み木で遊び続けようとしたり、お片づけをしないまま帰ろうとしたり......。


でも、考えてみると、

「お片づけしてね」

という言葉は、子どもにとってあまり楽しいものではないですよね。


遊んでいたいのに、やらなければいけないことを言われる。

これでは、なかなかやる気が出ないのかもしれません。



「積み木さんも、おうちに帰りたいんだって!」

大学で、保育における子どもへの言葉のかけ方や表現について学びました。

その授業で先生がお話しされていたのが、物を擬人化して子どもに伝える方法です。


例えば、ただ「お片づけしましょう」と伝えるのではなく、


「積み木さんも、たくさん遊んで疲れちゃったから、おうちに帰してあげよう!」

「だれ一人残らずだよ~!」


などと声をかけるそうです。


こうした考え方には、発達心理学でいう「アニミズム的思考」が関係しています。

アニミズム的思考とは、幼児期の子どもに見られる、物にも命や気持ちがあるように捉える考え方です。

例えば、ぬいぐるみが転んだときに、

「痛かったね~」

と声をかけたり、


おもちゃに向かって、

「おやすみなさい!」

と言ったり。


大人からすると物でしかないものにも、子どもたちは命や気持ちがあるかのように接することがあります。


そして、ちょうどその授業を受けたあとに、今回のお片づけの場面に出会いました。


最初は、いつも通り、

「積み木お片づけしてね~」

と伝えました。


でも、やっぱりなかなかうまくいきません。

そこで、


「積み木さんも、○○ちゃんと遊べて楽しかったって!」

「○○ちゃんがおうちに帰るよね?積み木さんもおうちに帰してあげよう~!」


と声をかけてみました。


すると、

「やる!!」

と、今度は自分から積極的に積み木をおうちに帰してくれたんです!


さっきまでなかなかお片づけをしてくれなかったのに、声のかけ方を変えただけでこんなに違うんだ!と驚きました。



同じことを伝えるのでも、言葉によって変わる

今回の出来事を通して、改めて言葉の大切さを感じました。

「お片づけしてね」

「積み木さんをおうちに帰してあげよう」

伝えたいことは、どちらも同じです。


でも、子どもにとっての受け取り方は違うのかもしれません。


前者は「やらなければいけないこと」。

後者は「積み木さんのためにしてあげること」。


そう考えると、お片づけも少し楽しいものに変わりますよね!


もちろん、毎回この声かけでうまくいくとは限りません。

でも、4歳や5歳の子どもたちには、その年齢や発達に合わせた言葉遣いや伝え方があるのだと思いました。


ただ「やってね」と伝えるだけではなく、

どう伝えたら、その子が自分からやってみようと思えるのか。

子どもたちの目線に立って考え、発達段階を考えて接することも、先生の大切な役割なのだと感じました。

赤羽南教室では、年中~小学5年生の生徒がいるので使い分けが必要ですね




物を大切にする気持ち

ちなみに、大学の先生は授業の中で、

「物にも親しみを持って、大切にできる人は、本質的に優しい人だよね~」

というお話もされていました。

たしかに、身の回りの物にも、人間や生き物と同じように接することができる人は、優しいな~と感じます。



この話を聞いて、私は弟の小さい頃を思い出しました。


私の弟は、壊れた物を捨てようとすると、毎回泣いていたんです(笑)。


今考えると、弟にとっては、ただの物ではなかったのだと思います。


一緒に遊んだ思い出があって、大切にしてきた物だからこそ、

「捨てたくない」

「離れたくない」

という気持ちになったのかな~と思います。


大学で学んだことを通して、昔の弟の姿まで少し違って見えるようになりました(笑)。

これからも、子どもたちの年齢や発達、そして一人ひとりの様子に合わせて、楽しく取り組めるような関わり方を工夫していきたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





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