赤羽南教室のメッセージ
【RINGOJUKUWORKS・番外編】「この子は、もう大丈夫だ」----ご家庭と一緒に喜べる幸せ。
2026.10.20
こんにちは。
城南コベッツりんご塾赤羽南教室の長谷です。
今日は、嬉しい話を書かせてください。
先日、教室に通う小学2年生が、腕試しに大手中学受験塾の入室テストを受けました。
このことについて、東木もブログを書いていますが、私からもお伝えしたいことがあります。
(→東木が書いたブログはこちら)
算数は100点満点中92点、偏差値73。
国語と合わせた2科目の偏差値も70でした。
その塾に通っている生徒も含めた母集団を想定した成績です。
よく頑張りました。
結果を聞いて、私も本当に嬉しかったです。
ただ、今日は成績のご報告だけでは終われません。
この子のことを考えると、どうしても書いておきたいことがあるのです。
この子は、りんご塾赤羽南教室の最初の生徒です。
年少の頃から、ずっと成長を見てきました。
今では算数検定6級に合格し、次は5級に挑戦します。
普段の授業では、ジュニア算数オリンピックの過去問に取り組んでいます。
年少だったこの子と、今はこんなに難しい問題を一緒に考えている。
それだけでも感慨深いのですが、私が何より嬉しいのは、授業中の姿です。
難しい問題に出会っても、
「やだ」とか「できない」とは、一切言いません。
自分の考えていることをブツブツと口にしながら、いつまでも、いつまでも考えています。
すぐに解けなくても、自分の力でなんとかしようとする。
私にとって「考える」とは、まさに、そういうことです。
その姿を横で見ていると、嬉しくて、こちらまで顔がほころんでしまいます。
そして、自分で解き終わったあと。
教師の説明を、身を乗り出して聞くのです。
この姿が、私には、たまらなく嬉しいのです。
実は、一年くらい前には、こんなことがありました。
私が説明しようとすると、
「それはわかってる」と言って、聞いてくれない。
私も、このまま授業を続けることはできないと思い、その日は東木に代わってもらいました。
どう向き合えば、この子に伝わるのか。
私自身も考えさせられた出来事でした。
すると、次の週です。
この子が、自分から私に言いました。
「先週はごめんなさい」
驚きました。
長く子どもたちと接してきましたが、叱った翌週に、子どもが自分から謝りに来ることは、実はほとんどありません。
その一言を、私は今も覚えています。
ご家庭でどのようなお話があったのか、私が勝手に想像することはできません。
ただ、この子は、前の週の出来事をそのままにせず、自分から私に言葉を届けてくれました。
そのことが、とても嬉しかったのです。
あのとき「それはわかってる」と言っていた子が、今は、自分で解けたあとにも、身を乗り出して説明を聞いている。
自分で考える力と、人から学ぼうとする姿勢。
その両方が育ってきた姿を見て、私は思いました。
「この子は、もう大丈夫だな」
これから何でも解ける、という意味ではありません。
難しい問題に悩むことも、思うような結果が出ないことも、きっとあるでしょう。
それでも、自分で考えられる。
人の話にも耳を傾けられる。
そこから、また学んでいける。
そう思える姿を、見せてくれるようになったのです。
もう、めちゃくちゃ嬉しいです。
少し落ち着いた表現にしようかとも思いましたが、これが一番、私の気持ちに合っています(笑)。
そして、この喜びを書くうえで、どうしてもお伝えしたいことがあります。
ここまでの成長は、ご家庭、とりわけお母様の頑張りなくしては、あり得ませんでした。
私たちの教育方針を理解してくださったこと。
教室での指導だけでは足りないと感じる部分を、ご家庭で補ってくださったこと。
その積み重ねが、毎回の授業を支えてくださいました。
さらに、このご家庭には、年少の頃から変わらず続けてくださっていることがあります。
・毎週、休まず通うこと。
・授業の5分前には到着すること。
・お迎えにも、時間どおりに来てくださること。
一つひとつを並べると、当たり前のことに見えるかもしれません。
でも、それを何年にもわたって続けることが、どれほど大変か。
毎週お迎えする私たちは、そのありがたさを感じています。
お子さんの一週間のリズムを大切にし、その中に、赤羽南で学ぶ時間をしっかりと置いてくださっている。
来週も、いつもの時間に教室へ来て、考える。
その次の週も、また考える。
一回一回の授業を大切に積み重ねられるよう、ご家庭が支えてくださったのです。
おかげで私たちは、教室での時間を、この子がじっくり考えるために使うことができました。
難しい問題に向き合い、試し、悩み、また考える。
思考することに全力で集中できる体制を、ご家庭が一緒につくってくださったのです。
教室で大切にしていることを、ご家庭が理解してくださる。
ご家庭で支えてくださったことが、次の授業につながる。
その積み重ねの中で、子どもが大きく成長していく。
教室とご家庭が同じ方向を向けたとき、子どもはこんなにも成長するのだと、この子とご家族に、改めて教えていただいています。
今回の成績を、教室の指導だけで説明することはできません。
目の前の問題に一生懸命に取り組んできた本人がいる。
日々の生活の中で、その学びを支えてこられたご家族がいる。
その歩みの一部に、私たちも関わらせていただいている。
本当に、ありがたいことだと思います。
りんご塾赤羽南教室では、「人間的成長なくして学力の向上なし」という言葉を大切にしています。
自分で考え続けるようになったこと。
自分の振る舞いを振り返り、言葉にできたこと。
人の説明から学ぼうとするようになったこと。
そして、その成長が、外部のテストでも一つの結果になったこと。
どれも嬉しいです。
でも、何より幸せなのは、年少から見てきたこの子の成長を、ご家庭と一緒に喜べることです。
あの頃から今日まで、私たちを信頼し、大切なお子さんを通わせてくださっていること。
毎週の授業につながる日々を、支えてくださっていること。
このご家庭には、感謝しかありません。
本当に、ありがとうございます。
この子がこれから、どんな問題を解くようになるのか。
どんな考え方を見せてくれるのか。
楽しみで仕方ありません。
次の授業でも、きっとブツブツ言いながら、一生懸命に考えていると思います。
私はまた、その横で待っていようと思います。
そして、解き終わってこちらに身を乗り出してきたら、私も嬉しくなりながら、説明を始めるのだと思います。
年少の頃から一緒に過ごしてきたこの子と、今、こんな授業ができている。
その成長を、ご家庭と一緒に喜んでいる。






