2025.11.03
そうしたお子さんの多くは、「全ての公式を丸暗記」しようとしています。
判別式を意味を考えずに丸暗記しようとして係数や符号を間違えたり...といったものです。
三角関数の公式であれば、「加法定理」さえ覚えておけば、その他の公式は基本的にその場で計算すれば作り出せます。
唯一、加法定理だけは覚えておいた方が良いでしょう。
計算でも出せますが、時間がかかります。
判別式についても、解の公式のルートの中身と同一であると覚えておけば、係数や符号で迷う心配はありません。
(これも同一であるのには理由があります。解の公式のルートの中身が負の数であれば実数解が存在しないし、ルートの中身が0であれば重解になるからです。)
もちろん、公式そのものを丸暗記しておく事で、短い試験時間で対応する力は上がるでしょう。
ただし、覚え間違い、勘違いといったリスクも同時に発生する事を認識しておく必要があります。
数学の公式こそ、「なぜそうなるのか」といった理屈をしっかりと理解しておき、いざというときに計算からも導けるようにしておきましょう。
数学は、実はこういった本質的な理解で、差がつく教科です。
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