2025.12.04
私は、勉強においても「敵を知る」事がとても重要だと考えています。
もう少し踏み込むと、「いつ、どんな学習を進めるのか」といった、「学習指導計画」です。
例えば、公立生の中学数学では、おおよそ次のような流れで学習を進めます。
4~6月 計算・代数
7月~10月 関数~平面図形
11月~1月 平面図形~立体図形
2月~3月 統計・確率
学年によって多少の時期の変動はありますが、中1~3のすべてにおいて学習の順番は変わりません。
そして、各学年において、前の学年の学習内容を応用・発展させた内容を学習する事になります。
例えば、方程式の分野であれば、
1次方程式(中1)→連立方程式(中2)→2次方程式(中3)
と内容がだんだんと高度になっていきます。
「学年があがるにつれて、だんだんと授業内容が わからなくなってくる」原因は、こうした学習内容の変化が真因だったりもします。
一方で、こうした学習内容をしっかりと理解しておけば、とるべき対策は明確に見えてきます。
また、「どこで躓いているのか」を探るヒントにもなります。
今回は数学でお話しましたが、どの教科でも似たような事が言えます。
「敵」を知って、効率よく学習を進めましょう。
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