城南コベッツ赤羽南教室

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赤羽南教室のメッセージ

2026.08.12

先日、面白い画像を見つけました。

「年齢と体感時間」

というものです。

そこには、

1歳 365日
5歳 73日
10歳 37日
20歳 18日
30〜34歳 11日
57〜66歳 6日

と書かれていました。

つまり、年齢を重ねるほど、一年がどんどん短く感じられるという話です。



もちろん、これは「60歳の人が本当に一年を6日間に感じている」という科学的な測定結果ではありません。

いわゆる「ジャネーの法則」と呼ばれる考え方を、わかりやすく数字にしたものです。

でも、この画像を見たとき、私は別のことを考えました。

子どもにとっての一年を、大人の時間感覚で考えてはいけない。

ということです。




「まだ6歳」ではなく、「もう人生の6年間を生きている」


私たち大人は、よくこんな言い方をします。

「まだ6歳だから」

「まだ一年生だから」

「そのうちできるようになるよ」

「一年くらい様子を見てもいいんじゃない?」

もちろん、それが間違っているとは思いません。

子どもの成長を焦らず待つことも、とても大切です。

ただ、一方で忘れてはいけないことがあります。

6歳の子どもにとって、一年はこれまで生きてきた人生の6分の1です。

60歳の大人にとっての一年は、60分の1。

単純な比率で考えれば、その重みは10倍違います。

大人にとっての「たった一年」は、子どもにとって決して「たった一年」ではありません。




子どもの頃の一年は、本当に長かった


自分の子どもの頃を思い出してみると、よくわかります。

小学校一年生から二年生になるまで。

ものすごく長くなかったでしょうか。

夏休みもそうです。

今なら一か月なんて、気がつけば終わっています。

でも子どもの頃の夏休みは、一つの「時代」のような長さがありました。

プールに行ったこと。

友達と遊んだこと。

初めて行った場所。

できなかったことができるようになったこと。

一つひとつの出来事が大きく、鮮明に残っています。

子どもにとって世界には、まだ知らないことがたくさんあります。

毎日のように「初めて」があります。

だからこそ、一日、一週間、一か月、一年の中に、大人とは比べものにならないほど多くの経験が詰まっているのかもしれません。




だから、80分の授業も軽く考えたくない


りんご塾赤羽南教室の授業は80分(幼児は60分)です。

大人から見れば、「週に一度の80分」です。

一週間は168時間ありますから、その中のわずかな時間とも言えます。

でも私は、低学年の子どもたちにとって、この80分をそんなふうには考えたくありません。

その80分の中で、

「算数って面白い」

と思うかもしれない。

難しい問題に出会って、

「わからないけど、もう少し考えてみよう」

と思うかもしれない。

何度も失敗して、最後に自分の力で解けて、

「自分にもできる」

と思うかもしれない。

逆に、

「勉強ってつまらない」

「間違えたら怒られる」

「わからなかったら答えを教えてもらえばいい」

という経験を積ませてしまう可能性だってあります。

大人にとっては同じ80分でも、

子どもの中に残る80分は、まったく同じではありません。




低学年だからこそ、教育を雑にしたくない


私は以前から、

幼児・低学年の指導ほど難しい

と思っています。

問題そのものは、高校数学や大学受験数学の方が圧倒的に難しい。

でも、

「教育として何を残すのか」

という意味では、低学年の指導は非常に難しい仕事です。

なぜなら、この時期につくられたものが、その後の学び方の土台になるからです。

すぐに答えを聞く子になるのか。

自分でなんとかしようとする子になるのか。

難しい問題を見ると「無理」と言う子になるのか。

「面白そう」と言う子になるのか。

間違えることを恥ずかしいと思うのか。

間違いから考え直すことを当たり前だと思うのか。

そうしたものは、テストの点数にはすぐ表れないかもしれません。

でも数年後、大きな差になります。

だから、

「まだ小さいから」

ではなく、

「小さい今だからこそ」

大切にしたいのです。




一年待てば、子どもは一歳大きくなる


教育では、

「もう少し様子を見ましょう」

という言葉がよく使われます。

私も使います。

待った方がいいことも、もちろんあります。

ただ、「待つ」という判断にも責任があると思っています。

一年待てば、6歳の子は7歳になります。

7歳の子は8歳になります。

大人にとっては「あっという間の一年」でも、

子どもにとっては、人生の中でとても大きな一年です。

だからこそ、

何を急ぐのか。

何を待つのか。

何を今伝えるのか。

何を今は伝えないのか。

私たち大人は、そこを考えなければならないと思っています。




子どもの時間を預かっている


塾という仕事をしていると、どうしても数字を見ます。

何ページ進んだ。

何問解いた。

偏差値がいくつ上がった。

検定に合格した。

もちろん、どれも大切です。

でも、それだけではないと思っています。

私たちが毎週預かっているのは、

教材を進めるための80分ではありません。

その子の人生の中にある80分です。

しかも、大人の80分よりもずっと大きく感じられているかもしれない80分です。

そう考えると、一回の授業を雑にはできません。




大人と子どもでは、時計は同じでも「時間」は違う


時計が刻む時間は、誰にとっても同じです。

一日は24時間。

一年は365日。

6歳でも60歳でも変わりません。

でも、その時間が人生の中で持つ意味は同じではないのでしょう。

だから私は、

「まだ6歳だから」

という言葉より、

「6歳の今だからこそ」

という視点を持っていたいと思います。

今しかできない経験があります。

今だから身につく習慣があります。

今だから伝えられることがあります。

そして、その一つひとつが、やがてその子の未来をつくっていきます。

私たちは子どもたちの80分を預かっている。

その80分の積み重ねが、一年になり、三年になり、十年になる。

そう考えると、

教育という仕事は、知識を教える仕事である以上に、

子どもの大切な時間に関わる仕事なのだと思います。

だからこそ、その時間を大切にしたい。

子どもたち自身がいつか振り返ったとき、

「あの頃、考えることが楽しかった」

と思える時間を、一回でも多くつくっていきたいと思っています。


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ブーーーーーーーン!



2026.08.11

先日、少し変わったものをつくりました。

「RINGO JUKU WORKS」

と書かれたBMW E36です。

もちろん実車ではありません。

AIで制作した、架空のデモカーです(笑)。

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でも、この車をつくったのは、単に私が車好きだからではありません。

いや、車好きだからというのも、かなり大きいのですが(笑)。

この「WORKS」という名前には、私が長い間、教育の仕事をしながら考えてきたことを込めています。

今日は、RINGO JUKU WORKSという名前に込めた思いについて書いてみたいと思います。




「WORKS」という言葉


車が好きな方なら、「WORKS(ワークス)」という言葉を聞いたことがあると思います。

メーカーが本気でレースに挑むためにつくるチーム。

最高の技術者が集まり、試し、失敗し、改良し、また試す。

BMW Motorsport、NISMO、TRD、メルセデスAMG......。

速そうに見せることが目的ではありません。

本当に速い車をつくる。

そのために、細部まで妥協しない。

私は昔から、そんな「WORKS」という言葉の響きが好きでした。

そして、あるとき思いました。

教育にも、WORKSがあっていいんじゃないか。

それが、RINGO JUKU WORKSの始まりです。




私たちは、完成した教育を持っていない


私は長い間、教育の仕事をしてきました。

予備校で大学受験生を教え、学校や大学でも教え、今は幼児や小学生の教育にも関わっています。

それだけ長く教育に関わっていても、

「これが正しい教育です」

と言い切れるようになったとは思っていません。

むしろ、長くやればやるほど難しくなりました。

同じ言葉をかけても、伸びる子もいれば、響かない子もいる。

待った方がいい子もいれば、今伝えなければならない子もいる。

褒めるべき場面もあれば、叱らなければならない場面もある。

教えた方がいいこともあれば、教えずに考えさせた方がいいこともある。

教育には、

「この通りにやれば必ずうまくいく」

という取扱説明書がありません。

だから面白い。

そして、だから怖い。

私たちは毎日、目の前の子どもを見ながら考えるしかありません。




教育にも、試行錯誤が必要だと思う


WORKSの車は、一度つくって終わりではありません。

走らせる。

問題が見つかる。

戻ってくる。

直す。

また走らせる。

その繰り返しです。

私は、教育も同じだと思っています。

教材をつくって終わりではない。

カリキュラムを決めて終わりでもない。

マニュアルをつくって終わりでもない。

実際に子どもたちを教えてみる。

うまくいかなければ考える。

講師同士で話す。

教材を変える。

教え方を変える。

ときには、それまで正しいと思っていたことさえ疑う。

そして、また子どもたちを見る。

教育で一番怖いのは、

「これで正しい」

と思ってしまうことなのかもしれません。




私たちがつくっているもの


もちろん、私たちは車をつくっているわけではありません。

では、RINGO JUKU WORKSは何をつくっているのか。

私は、

子どもたちの未来につながるもの

をつくっているのだと思っています。

考える力。

わからないことに向き合う力。

簡単に諦めない力。

自分の言葉で説明する力。

人の話を聞く力。

約束を守ること。

間違えたら謝ること。

人を思いやること。

そして、自分の人生を自分で選んでいく力。

テストには出ないものもたくさんあります。

偏差値では測れないものもあります。

でも私は、そういうものこそ、長い人生では大きな差になると思っています。




もちろん、学力にも本気です

こう書くと、

「では、学力は二の次なのか」

と思われるかもしれません。

まったく逆です。

学力にも、本気です。

難しい問題が解けるようになってほしい。

算数が得意な子には、どこまでも上を目指してほしい。

算数オリンピックに挑戦したい子がいれば、本気で応援します。

中学受験でも、大学受験でも、本人が目指すのであれば高いところを目指してほしい。

ただ、私は長年子どもたちを見てきて、

学力だけを切り離して育てることはできない

と思うようになりました。

難しい問題から逃げない。

わからなくても考える。

人の説明を聞く。

自分の間違いを認める。

できるまで繰り返す。

こうした姿勢は、人間としての成長と切り離せません。

だから私たちは、

人間的成長なくして、学力の向上なし

と考えています。




なぜBMW E36なのか


そして、なぜRINGO JUKU WORKSの車がBMW E36なのか。

これは単純です。

私が好きだからです(笑)。

私は30年以上、BMW E36という車に乗っています。

最新の車ではありません。

むしろ、かなり古い車です。

でも私は、この車が好きです。

速さだけなら、今の車の方がずっと速いでしょう。

便利さでも、安全装備でも、最新の車には敵いません。

(冷房の効きが、近年の酷暑に対応できていないとも感じています、、、)

それでもE36には、

運転する人間が何をするかで、車の動きが変わる

という面白さがあります。

丁寧に操作すれば、丁寧に応えてくれる。

雑に扱えば、それも車に出る。

派手な近道はありません。

少しずつ理解して、少しずつ上手くなっていく。

私は、そこに教育と少し似たものを感じています。




教育には、近道がない


教育の世界には、ときどき魅力的な言葉が現れます。

「これをやれば伸びる」

「これだけで考える力が身につく」

「○○するだけで成績が上がる」

もちろん、優れた教材もあります。

優れた指導法もあります。

私たち自身も、より良い方法を探し続けています。

でも最後は、

一問を考える。

間違える。

もう一度考える。

人の話を聞く。

自分でやってみる。

できなければ、またやる。

そんな地味な積み重ねです。

教育には、おそらく魔法はありません。

だからこそ、

その地味な部分を本気でやる場所が必要なのだと思います。




RINGO JUKU WORKSで書いていきたいこと


この場所では、教室のお知らせやキャンペーンを書くことを中心には考えていません。

教育現場で起きたこと。

子どもたちを見ていて考えたこと。

「考える」とは何なのか。

才能とは何なのか。

努力とは何なのか。

自由とは何なのか。

叱るとは何なのか。

大人は子どもに何を伝えるべきなのか。

そんな、すぐには答えの出ないことを書いていきたいと思っています。

ときには教育とはまったく関係なさそうな、

車の話。

音楽の話。

本の話。

仕事の話。

人生の話。

そんなところから教育について考えることもあると思います。

答えを教える場所というより、

一緒に考えるための場所。

それくらいが、RINGO JUKU WORKSには似合っている気がします。




完成しないから、WORKS


RINGO JUKU WORKSには、完成形がありません。

子どもが変われば、教育も変わる。

社会が変われば、必要な力も変わる。

そして私たち自身も、学び続けなければならない。

試して。

失敗して。

考えて。

直して。

また試す。

その繰り返しです。

だから「SCHOOL」でもなく、

「LAB」でもなく、

私は、

WORKS

という名前を選びました。

私たちがつくりたいのは、成績のいい子だけではありません。

自分で考えられる人。

困ったときに、自分の力でなんとかしようとする人。

人の話を聞ける人。

誰かのために動ける人。

そして、自分の人生を自分で選べる人。

そんな子どもたちの未来をつくるために、

大人である私たち自身も、考え続ける。

RINGO JUKU WORKS。

ここを、そんな場所にしていきたいと思っています。

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ブーーーーーン!

2026.08.05

こんにちは!

りんご塾赤羽南教室の東木です。

先日の授業で、小学4年生の生徒が嬉しそうに教えてくれました。

「『中学への算数』の9月号に名前が載ったよ!」

えっ!!すごい!!

『中学への算数』に掲載されているパズル問題を解いて、見事、正解者として名前が掲載されたそうです。



『中学への算数』って、どんな本?

『中学への算数』は、難関中学・最難関中学を目指す小学生たちにも広く読まれている算数専門誌です。

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長谷先生が教室で定期購読しているので、私も毎月見るのですが......

パラパラめくっただけで、

問題と情報量の多さに目が回りそうになります(笑)。

「これを小学生が解くの......?」

と思ってしまうような問題が、本当にたくさん載っています。

でも、日本中にはこの問題を見て、

「難しそう......」ではなく、「面白そう!」と思って夢中になる小学生たちがいるんですよね。

そう考えると、心から尊敬します。



そして私が個人的に好きなのが、応募方法です。

掲載されている問題を解いて、答えを書いて、ハガキで送る。

この時代に、ハガキです。

なんだかいいですよね。


難しい問題に挑戦して、

「できた!」と思ったらハガキに答えを書いて送る。

そして翌翌月の本を開いて、自分の名前を探す。

インターネットですぐ結果が出る時代だからこそ、この少し昔ながらの仕組みも素敵だなと思います。

IMG_2649.jpg
誌面に並んでいるたくさんの名前を眺めていると、

「この子たちも、この問題を一生懸命考えたんだろうな、、、」

なんて想像してしまいます。

全国の算数が大好きな子どもたちの世界を、ほんの少し覗かせてもらっているような気持ちになります。


解いた問題の感想やコメントも、掲載してもらえます。

IMG_2650.jpgいいですねぇ~。

前向きで意欲にあふれた素晴らしいコメントです。

そして、その生徒。

一度名前が載って喜んだかと思いきや、

「次のパズルも解くよ!」

と、もう次に向かっていました。

いいですね~。


こういう姿を見ていると、

子どもが伸びる一番の原動力って、「もっとやってみたい」なのかもしれないなと思います。

誰かに言われたからやる。

褒められるためにやる。

テストに出るからやる。

もちろん、そういう勉強が必要なときもあります。


でも、

「これ、解いてみたい」

「もっと難しいのない?」

「次も名前を載せたい!」

と、自分から前に進んでいるときの子どもたちのエネルギーは、本当に強いです。



難しいから、面白い。


りんご塾赤羽南教室には、算数オリンピックをはじめ、難しい思考力問題に挑戦している子どもたちがいます。

でも私たちが一番嬉しいのは、「難問が解けたという結果」だけではありません。

難しい問題を前にして、

「わからない」ではなく「面白そう」。

間違えても、

「もう一回考えてみよう」。

そして解けたら、

「次はもっと難しい問題をやってみたい!」

そんな気持ちが育っていくことです。

そういう一言が出たときは、もう、、、無性に嬉しくなります。


今回『中学への算数』に名前が掲載されたことも、もちろん素晴らしい結果です。

でも、私がそれ以上に素敵だと思ったのは、

名前が載ったことを嬉しそうに報告した直後に、もう次の問題を見ていたこと。

かっこいいなぁ!すごい!


来月も載るでしょうか?

私も楽しみにしています。

がんばれ~!






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城南コベッツ赤羽南教室
りんご塾赤羽南教室

・りんご塾といえば、東は赤羽!西は滋賀!
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2026.07.31

こんにちは!!


りんご塾赤羽南教室の天羽です!





突然ですが、わたしは最近

「ぼよよん行進曲」をたくさん聞いています!




先日、

「ぼよよん行進曲って知ってる?」

と長谷先生に聞かれたことがきっかけです。



タイトルだけでは曲がピンとこなかったのですが、

歌を聞いてみるとすぐに思い出しました。



家に帰って改めて聞いてみると、

何故だか涙があふれてきて......。



両親も懐かしんでいて、

一家でぼよよんブームがきています(笑)。




特に、

「君の足のその下には、とてもとても丈夫なばねがついているんだぜ。」


という歌詞が心に残りました。



とても心強い歌詞だな~と感じ、

じんわりとした温かい気持ちになりました。




そんな本日は、

心温まる授業での出来事をお話しします!




りんご塾赤羽南教室では、

先生1人につき生徒2人で授業を行っています。



ある日の授業では、

小学3年生の生徒と年長の生徒が一緒でした。




年長の生徒と私が勝負形式で天才テキストを行っていると、

それを見た小学3年生の生徒が、


「懐かしい!ぼくも久しぶりにやりたい!」


と言いました。




私は、その生徒が天才テキストが大好きなのを知っていたので、

「じゃあ先生の代わりに勝負してくれる?」

と提案しました。



ただ、学年が3つも離れた2人で勝負するにはハンデが必要ですよね。



そこで小学3年生の生徒には、

自分の天才テキストを1ページ終わらせてから

勝負してもらうことにしました。



2人ともやる気満々で、前のめりな姿勢です。



結果は、やはり小学3年生の生徒が先にゴール!



自分のテキストも、

年長さんと同じ天才テキストも、

どちらも終わらせてしまいました。




「この後どうするんだろう?」

と思って様子を見ていると、

年長さんに優しくヒントを伝え始めたのです。



普段は同学年の生徒とは少し負けず嫌いで、

強気な一面を見せることもあるので、

こんな姿を見ることができてとても嬉しくなりました。



「勝った!」

という言葉は言わず、

自然と手伝ってあげる姿を見て、

優しいお兄さんだな~と思いました。




年長の生徒も、

天才テキストを最後まで楽しく解き、

その後の授業でも元気に取り組んでいました。



そして最後には、

「お兄さん、ありがとう!」

と、とびきりの笑顔。



みんなの優しさに包まれた瞬間でした。



この出来事を通して、

相手を思いやって優しくできることは素敵だな~と感じました。



勝ちたい!できたよ!という気持ちがなかったわけではないと思います。

その中で、年長さんの気持ちを考えての行動だった、と思うと

優しさにあふれていてかっこいいですね!




これからも、そんな素敵な成長の瞬間をたくさん見守っていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!





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2026.07.30

「じゃじゃーん。りんご塾 デモカー 完成です!」

BMWE36デモカー0.png

















...と言いたいところですが。

スタッフから

「先生、それはさすがにやりすぎです(笑)」

と全力で止められました。

なので、このデモカーはSNSの世界限定ということになりました(笑)。

(画像だけでお楽しみください......( ;ㅿ; )グスン...。)

BMWE36デモカー.pngBMWE36デモカー1.pngBMWE36デモカー2.png
BMWE36デモカー3.pngBMWE36デモカー4.png



でも、実は結構本気で考えてしまいました。

もし、りんご塾赤羽南教室に「デモカー」を作るなら、どんなデザインがいいだろう。

ただ教室名を大きく貼るだけでは面白くありません。

どうせなら、「教育への想いが伝わる車」にしたい。

そんなことを考えながらデザインしていたら、気付けば完全にレースカー仕様になっていました。(笑)



助手席側には、

「りんご塾 赤羽南教室」

そして、

算数オリンピック対策

思考力育成

など、私たちが大切にしている言葉を。



運転席側には、

「考えることを、あきらめない。」

私たちが子どもたちに一番伝えたいメッセージです。

勉強だけではありません。

分からない問題に出会ったとき。

失敗したとき。

悔しかったとき。

そんな場面でも、考えることをやめない人になってほしい。

そんな願いを込めています。




もちろん、本当にラッピングする予定は......

今のところありません(笑)。

スタッフのみんなも安心してください。

......たぶん。




でも、こういう遊び心が私は大好きです。

「もし本当に作ったらどうなるんだろう。」

そんなことを想像している時間は、とても楽しいものです。



勉強も同じだと思っています。

子どもたちには、

「できない理由」を探すより、「できたら面白そう」を想像できる人になってほしい。



想像力は、勉強にも人生にも大きな力になります。

いつか本当に、このデモカーが赤羽の街を走る日が来るかもしれません。

......そのときは、スタッフを説得してからにします(笑)。




「このAIにつくってもらったデザインで、車のラッピングするのどう思う??」

「え!すごーーーい!.........え?!実車でやるんですか?」

「そう。めっちゃテンション上がらない?」

「えー上がりますけど...えー...えっとなんていうか...」


「やっぱり、本物はやばいかな?」

「あの先生、悪いことできなくなりますよ?」

「え、なになに、どういうこと」


「まず先生。スピードが出せなくなって、イライラするんじゃないですか?」

「そういうこと?」

「そうです。あとはまず走る前に、新しく取り付けたばかりの爆音のマフラーを取り外さないといけませんね」

「...やっぱりあれは、まずいかな?」

「はい。あれはこどもの夢を乗せて走るりんご塾カーには、無用の爆音発生装置だと思いますが。」




なかなか理想と、現実のしがらみの間に妥協点が見いだせません。

むずかしいなぁ...(笑)

ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!



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2026.07.29

こんにちは~東木です。

今週は、先週と比べると過ごしやすい気候ですね。

今日は小学4年生の生徒との、思わず笑ってしまった出来事を書きます。



その生徒は、小学3年生のときに算数オリンピック・キッズBEEでメダルを獲得した生徒です。

現在は、中学受験レベルの問題にもどんどん挑戦しています。

先週は『中学への算数』8月号の「図形と比」の問題に取り組んでいました。

images.jpg様子を見ていると、相似比や面積比の考え方をもう少し整理すると、さらに理解が深まりそうだったので、今週の授業では、小学5・6年生内容から関連する問題を用意しました。



例題の説明を見て、ほとんど自分で理解してくれます。

手が止まったときだけ私の出番です。

私が図を描きながら説明します。

「こことここが相似だから、ここも相似だと言えるんだよ」



説明を理解してもらったら、練習問題へ。

すると...

もう1分後には、私の方が置いていかれるんです。(笑)



「あれ?もうそこまで解いたの?」

ということが、本当に何度もあります。

説明した内容をすぐ自分のものにして、迷いなく解き進めていく。


その姿を見ていると、

「すごいなぁ。」という感心と、

「かっこいいなぁ。」という嬉しさが込み上げてきます。

思わず私は、

「やっぱり〇〇くんは解くのが速いね!次元が違うよ!」

と言いました。

すると、その子は少しニヤッとして、

「次元はみんな同じ。3次元だけどね。」


......やられました!

一本取られました(笑)



この返事を聞いたとき、

「ああ、さすが!この子らしいな!」

と思いました。

言葉をなんとなく受け流さないんですよね。

『次元』という言葉を聞いた瞬間に、

「いや、次元は違わないでしょ。」

と、言葉の定義そのものに反応しているんです。


私は普段から、「この子は言葉に誠実だな。」と感じています。

算数が得意なのは、結果的にそうなっているんじゃないかと感じます。

つまり、

決められたルール。

定義。

条件。

そういったものを曖昧にせず、正確に受け止めようとする姿勢がいつもあるんです。

そして、その土台の上に論理を積み重ねていく。

だから、見たことのない問題に出会っても、自分で考えることができます。




長谷先生はよく、

「思考力とは、特別なひらめきではない。」と言っています。


まず問題を正しく読むこと。

条件を正しく理解すること。

言葉の意味を正しく捉えること。

その積み重ねがあって、思考力を試すスタートラインに立てます。


だからこそ、赤羽南教室では「言葉」をとても大切にしています。

算数なのに、言葉?

と思われるかもしれません。


でも、算数は言葉でできています。

「少なくとも」と「ちょうど」。

「以上」と「より大きい」。

「十分条件」と「必要条件」。

ほんの少しの違いが、答えを大きく変えてしまいます。

だから、言葉に誠実な子は、算数にも強い。

今日のやり取りで、改めてそう感じました。




ちなみにこの日、一番勉強になったのは私かもしれませんね!

これからは、生徒に「次元が違うね!」なんて軽々しく言えないです(笑)

私も、言葉の定義を大切にしながら、子どもたちと一緒に学び続けたいと思いま~す。



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2026.07.28

りんご塾の講師の及川です。

最近生徒さんを見ていて、

可愛らしいなと思うことがあります。

りんご塾に来たら、

名札のあるQRコードを使用して入室登録をしてもらいます。

教室側で管理する名札なので、

普段であれば生徒さんたちは「ピッ!」と音が鳴ったら、

スタッフに渡してくれます。

しかし、ある生徒さんは、

自分のものであるかのように生徒さん自身の首にかけてしまいました。

私はてっきり返却してくれるものだと思い、戸惑ってしまいました。

そのまま生徒さんを見守っていると、

自分の首にかけた名札を、

他のスタッフに誇らしげに見せながら、

自分の席に戻っていきました。

それはまるでテーマパークでキャストとお話している時を

想起させるような平和な時間だったので、

なんだかほっこりしました。



もう一つエピソードがあります。


計算が苦手な生徒さんに

コツを教える場面がありました。
生徒さんの苦手な、「9+▢」の計算を教える際に、

自分も算数が苦手だった一人として、

当時、計算を克服できた方法を教えてあげました。

すると、生徒さんはスルスルと問題を解いていくことができました。

講師としての目標を達成できた喜びとともに、

生徒さんの「解ける解ける!」と喜んでいる姿に感動しました。

得意ほど良いことはありませんが、

算数に苦手意識を感じて立ち向かっていたあの頃は

間違いではなかったと確信した瞬間でした。

花丸をつけると、

生徒さんがお顔を付け足して書いてくれたので、

素敵な花丸になりました。



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2026.07.25

こんにちは!!


りんご塾赤羽南教室の天羽です!


7月ももう終わりに近づき


楽しみな夏休みが始まりましたね!!


私は、毎日暑い日が続いていて、

外に出るだけでくたくたになっています。



「夏休みの宿題が意外と少ないので、

りんご塾での勉強をより一層頑張ってほしいです!」

と保護者の方からのお声を伺いました。



暑さに負けず、

勉強も遊びも楽しんで

最高の夏休みを過ごしてほしいです!




さて今回は、

私が大学の授業で「本紹介」をしたときのお話です!



ある授業で、おすすめの本を

約5分で紹介する課題がありました。


100人の前で何を紹介しよう...

と悩んでいたときに

東木先生からこの本をおすすめしていただきました。




パワーポイントで発表する授業だったので、

イラストが多く、

内容も伝えやすいという点でもぴったりでした。




今回紹介した本は、 「算数力」は小3までに育てなさい 10年連続、算数オリンピック入賞者を出した塾長が教える | 田邉 亨 |本 | 通販 | Amazon

りんご塾代表・田邊亨先生の著書


『「算数力」は小3までに育てなさい』


です!



表紙はりんご塾らしい赤とゴールドが印象的で、

とても目を引きます。



さらに、

「10年連続、算数オリンピック入賞者を出した塾長」

という言葉にも、

思わず興味を引かれますよね。




私の発表は、

最初にキッズBEEの問題を1題出し、

「皆さん、この問題は解けますか?」

と問いかけるところから始めました。



そして、

このような問題を

小学3年生以下の子どもたちが自分の力で考え、

解いていることを紹介しました。




りんご塾では、

ただ答えを覚えるのではなく、

「考え続ける力」を育てることを大切にしていることも、

私なりにお話ししました。



その後は、

本の中で特に印象に残った内容を3つ紹介し、

最後には天才パズルを2問出題しました。




パワーポイントだからこそできる工夫として、

子どもたちが実際によく間違える考え方を

動きで再現してから正解を見せる流れにしたところ、



「けっこう難しいね~」

「小学1年生でこの問題を解いているんだ!」

という反応がありました。




私の学科は小学校の先生を目指す人が多いため、

紹介の内容が刺さりやすかったのだと思います。



普段から仲の良い友達には、

りんご塾での出来事をよく話しています。




そのせいか、

発表が終わったあとには、

「本紹介というより、りんご塾の好きなところをずっと話していたね」

「りんご塾の営業みたいだったよ」

と笑われてしまいました。(笑)




発表前はとても緊張していたのですが、

いざマイクを持って話し始めると楽しくなってしまい、

当初予定していた内容以上にたくさん話してしまいました。



それだけ、この本の内容にも、

りんご塾にも魅力を感じているのだと思います。




今回の本紹介を通して、

この本の良さを伝えられただけでなく、

改めて自分自身がりんご塾の魅力や、

子どもたちの成長の素晴らしさを見つめ直す機会にもなりました。




普段は当たり前のように見ている子どもたちの姿も、

一歩引いて振り返ってみると、

本当にたくさんの成長や感動があります。




こうして改めて言葉にして伝えることで、

「自分はこんなに素敵な環境で子どもたちと関わっているんだな」

と再認識することができました。




大学で学んでいることと、

りんご塾で経験していることが

少しずつ繋がっていくことに面白さを感じています。




これからも大学での学びを教室で生かし、

教室で感じたことを大学で深めながら、

子どもたち一人ひとりの成長に寄り添っていきたいと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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りんご塾赤羽南教室

・りんご塾といえば、東は赤羽!西は滋賀!
・全国で唯一、大学受験まで指導できるりんご塾
・人間的成長なくして学力の向上なし
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東京都北区赤羽南1-3-7 セキネビル3F
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℡.:03-6903-8030  
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2026.07.24

むかし私のところに通っていた、小学1年生の女の子がいました。

まだりんご塾を始める前のことです。

とても明るくて、よく笑う子です。

ただ、一つ、私たちがずっと気になっていたことがありました。

とにかく、よく泣くのです。

しかも、たまにではありません。

授業に来るたびに、何度も泣いていました。


もちろん、小学1年生です。

問題が分からなくて泣くこともあります。

一生懸命考えたのにできなくて、悔しくて涙が出てしまうこともあります。

それは、私はまったく悪いことだと思っていません。

むしろ、本気で取り組んでいるからこそ、悔しくて泣いてしまうことだってあります。

泣きながらでも、

「もう一回やる」

と問題に向かうのであれば、それでいいと思っています。


でも、彼女の場合は少し違いました。

「できない」

「だから、やらない」

そう言って、大きな声で泣きわめく。

まだ問題をしっかり読んでいない段階でも、難しそうだと思った途端に泣いてしまうことも多々ありました。

そして、それが毎回、何度も繰り返されていました。




私たちも、ずっと何とかしようとしていました


もちろん、その子にだけ無理に難問ばかりを与えていたわけではありません。

むしろ逆です。

担当する講師たちは、本当にいろいろな方法を試していました。


少し簡単なところから始めてみる。

一緒に考えてみる。

ヒントを出してみる。

できたところをたくさん褒める。

気持ちを切り替えられるように笑わせてみる。

「ここまでやってみよう」と小さな目標を作る。


その子が少しでも前向きに問題に向かえるように、どの講師も毎回、本当に一生懸命でした。


それでも、泣く。


「できないから、やらない、もうやりたくない」

と言って、また泣く。

その状態が続いていました。



そして、もう一つ考えなければならなかったのが、周りの子どもたちのことでした。

教室には、同じくらいの年齢の子どもたちもいます。

みんな、それぞれ自分の問題に一生懸命取り組んでいます。

そんな中で、毎回何度も大きな泣き声が聞こえてくる。

最初は心配していた子どもたちも、だんだん、

「また泣いてる......」

という反応をするようになっていました。

私は、それを見ていて思いました。

そろそろ、このままにしてはいけない。



泣くことを怒ったわけではありません


あるとき、私は彼女に初めて、強めの口調で話しました。

伝えたことは、とてもシンプルです。

「泣くことには怒らない」

「分からないことにも怒らない」

でも、

「やらないと言って、大きな声で泣き続けるのは違う」

ということでした。


そして、最後にはかなり厳しく、

「やらないで大声で泣き続けるなら、周りのみんなにも迷惑だから、今日は帰って」

と伝えました。



小学1年生の子に、ここまで言うべきなのか。

もちろん、私自身にも迷いはありました。

できれば、こんなことは言いたくありません。

怒るというのは、怒る側にもかなりのエネルギーが必要です。

そして怒られた相手の心境を考えるので、こちらも傷つきます。


まして、普段から笑ったり、頑張っている姿を見ている子です。

嫌いだから怒るわけではありません。

言うことを聞かせたいからでもありません。

むしろ逆です。

この子は、このままではずっと変われない。

いずれは、自分の居場所がなくなる。

そう思ったからこそ、言いました。

困ったときに泣けば、誰かが何とかしてくれる。

難しそうなら、やらなくても済む。

もし本人がそんな経験を積み重ねてしまったら、この先、本人が一番困ることになります。


そしてもう一つ、心配していたことがありました。

それは、周りの子どもたちとの関係です。

子どもの世界は、大人が思っている以上に正直です。

毎回大きな声で泣き、周りがそのたびに我慢する状態が続けば、

「あの子と一緒だと嫌だ」と思われるようになるかもしれない。

私は、それが一番心配でした。

だから、どこかで誰かが伝えなければいけない。

「泣いてもいい。でも、泣けば何でも通るわけではないよ」と。

それも教育の一つだと、私は思っています。




ところが、その直後でした


私が厳しく話したあと、彼女は「やる」と言って、席に戻りました。

そして、問題に向かい始めました。

すると、驚くほど集中して取り組み始めたのです。

いつもなら、

「できない」「やらない」

となっていたところでも、手を動かす。考える。

分からなければ、落ち着いて講師の説明を聞く。

またやってみる。

気がつけば、その日はこれまでになかったくらいテキストが進んでいました。

しかも、ずっと沈んでいたわけではありません。


途中からはいつもの笑顔も戻っていました。

私はその姿を見ながら、

「ああ、この子は一歩成長したなぁ」

と思いました。

できなかったのではない。

やる力がなかったのでもない。

どこかで、「できないと思ったら泣く」という行動が先に出てしまっていただけなのかもしれません。



その日の授業が終わるころ。

彼女は、とても明るい顔でこんなことを言いました。

「うち、怒られたあと、めっちゃ進んだ~!」

思わず笑っちゃいました。

本当に明るくていい子です。

私は、この言葉がとても印象に残りました。

怒られたことだけを引きずっているわけではない。

自分がそのあと頑張れたことを、本人自身がちゃんと分かっていたのです。

そして何より、

「自分はやればできる」

という感覚を、少しだけつかめたように見えました。

私は、それがとても嬉しかった。




子どもは、きっかけ一つで大きく変わります


子どもへの教育は、優しくすればいいわけでも、厳しくすればいいわけでもないと思っています。

優しく背中を押した方がいいときもあります。

黙って待った方がいいときもあります。

一緒に笑った方がいいときもあります。

そして、ときには、

誰かが本気で「それは違う」と伝えなければならないときもあります。


大切なのは、怒るか、怒らないかではありません。

その子が次の一歩を踏み出すために、今、何が必要なのか。

そこを大人が本気で考えることだと思います。



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2026.07.23

前回のブログでは、子どもはいつか「天才」と出会う、というお話を書きました。

実は、「ぼよよん行進曲」には、私自身にとって忘れられない思い出があります。




私の子どもは、ダウン症です。

生まれた日、私は父親として大きな喜びを感じる一方で、それまで経験したことがないほど涙を流しました。

「この子はどんな人生を歩むのだろう。」

「私は、この子を守っていけるのだろうか。」

「この子は幸せになれるのだろうか。」

父親になった喜びよりも、不安の方が大きかったことを、今でも覚えています。


そんなある日、生まれたばかりの子どもを抱きながら、「ぼよよん行進曲」を聴きました。

「君の足のその下には、とてもとても丈夫なばねがついているんだぜ。」



その歌詞を聴いた瞬間、涙が止まりませんでした。

「この子にも、丈夫なばねがある。」

「今は見えないだけで、この子にも、この子らしい未来がある。」

そんなふうに思えたのです。




教育の仕事をしている私は、これまで多くの才能ある子どもたちと出会ってきました。

でも、父親になって初めて気づいたことがあります。

親が願うことは、「一番になること」ではありません。

テストで満点を取ることでもありません。

誰よりも優秀になることでもありません。

子どもが笑っていてくれること。

昨日できなかったことが、今日ひとつできるようになること。

自分の力で立ち上がろうとすること。


その積み重ねこそが、親にとって何よりの幸せなのです。



だから私は、りんご塾でも「結果」だけを見て子どもたちを評価したくありません。

難しい問題から逃げずに向き合えたこと。

最後まで考え抜いたこと。

昨日の自分より少し成長できたこと。

そういう姿を、何より大切にしています。




子どもには、それぞれ違う人生があります。

成長するスピードも違います。

得意なことも、苦手なことも違います。

だから、人と比べる必要はありません。

「ぼよよん行進曲」は、

「頑張れ。」とも、「負けるな。」とも歌いません。


ただ、

「君には立ち上がる力がある。」

と信じてくれる歌です。

私も、保護者の皆さんと一緒に、子どもたち一人ひとりの「丈夫なばね」を信じ続けたいと思っています。

いつか大きく跳ぶ日を信じて。




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