城南コベッツ赤羽南教室

Tel:03-6903-8030

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  • 定期テスト対策
  • 大学入試一般選抜対策

2024.09.14

皆さん、こんにちは。
城南コベッツ赤羽南教室です。





皆さんは、学校の成績票に記された数字を、どれくらい信頼していますか?
今日は、教育業界で長年教えてきた私が考える、「成績に関する、ありがちな勘違い」についてお伝えします。


実は、現在の小中高の学校では、すべて成績は"絶対評価"でつけられています。

生徒全体の成績順ではなく、生徒ごとのにテストや学習態度をみて、成績をつけるのが、絶対評価です。
これは一見すると、公平なシステムのように感じられますが、実際には大きな弊害を生んでいるのです。


例えば、中学校の定期テストで平均点に届かない生徒がいたとします。
でも、授業態度や提出物の状況が良好であるために、成績票で「4」という評価を受けることがあります。この生徒は、成績票の4という数字を見て「自分は並以上なんだ」と思います。

しかし、実際の学力は、テストの点数を見れば明らかです。
平均点に届かないという現実がありながら、成績票では高い評価を得てしまう。
このように、学校の成績票は、実際の学力と乖離していることが多いのです。


では、このようなギャップが何を引き起こすのでしょうか?
ここからが、最も恐ろしいところです。


本当の学力が、成績という形で明らかになるのは、初めて学校外の模擬試験を受けた時です。
模試では、"偏差値"という形で自分の学力が相対的に評価されます。
この時、多くの生徒は初めて「自分が周りの生徒にどれほど遅れを取っているか」を知るのです。

それまで学校の成績票に安心していた生徒ほど、その差にショックを受け、焦りを感じます。
しかし、ここで気づいても、もう遅いことが多いのです。



「偏差値を上げる」ということは、
現在の自分よりも、「学力の高い生徒のことを追い抜く」ということです。

そのためには、勉強の「質」を高めた上で、
彼らより多くの「量」をこなす必要があるのです。

でも、自分より上にいる生徒たちは、既に勉強の習慣が確立されています。
長期間にわたって、勉強の「質」も上がっているでしょう。
遅れてスタートした生徒がここから巻き返すのは、非常に困難です。

そもそも、まともに勉強してこなかった生徒と、コツコツやってきた生徒では、同じ時間でも進む勉強量が違うことは想像できますか?
心を入れ替えて真剣にやろうとしても、同じ1時間で勉強した場合の、進む量には圧倒的な差があります。
解く問題量も、覚える知識の数も、覚えた知識を忘れずに覚えておける期間の長さも、全部違います。
これが、勉強の「質」という差です。


わかりますかね?
この現実がどれだけ厳しいことか。



この「質」を挽回するには、時間が必要なんです。
勉強の質はすぐに上がるものではありません。

膨大な時間をかけて、勉強量をこなしていくうちに、少しずつ「覚えるのが早くなった」という変化や、「計算が合うようになってきた」「覚えた知識が繋がって、応用も少し考えられるようになってきた」と、なるんです。

わかりますか?
勉強って、本当に地道なんです。



偏差値を上げるどころか、下がっていく生徒なんて、うじゃうじゃいるんですよ?
みんなその現実を甘く見てませんか?
受験が近づけば、どの生徒も、真剣に勉強するんです。
その人たちに勝る、「質」と「量」をあなたは確保できますか?

数多くの生徒を見てきた立場からすると、この厳しさを全然わかっていない生徒も保護者も多すぎます。
こちらがどんなに言葉を尽くしても、聞く耳を持たない人には、通じないのです。
言っても言っても、変わらない、、。
けれど私は、うちの塾を信頼して頼ってくれる以上は、繰り返し伝えます。
絶対評価による学校の成績票だけを頼りにするのは非常に危険だと。


受験は他の生徒との競争です。
自分がどれだけ周りよりも点数を取れるかが勝負になります。
学校の成績は偏差値の指標にはならないということを、もう一度、強調しておきます。
絶対評価は、受験においての実力を正確に反映しているとは言えません。



塾関係者としては、この現状を強くお伝えしなければなりません。
この現実を受け止めるのは、そんなに簡単ではないかもしれません。
「学校の成績票では良い評価だけど、実際の偏差値はどうですか?」という問いかけは、決して心地よいものではないからです。

それでも、私は根気強くこの現実を保護者や生徒たちに伝えていきます。



受験は、相対評価による競争です。
その現実を理解し、早めに準備を始めてください。


すぐに勉強の「質」は上がりません。
大量に知識を覚え、大量に問題に触れているから、少しずつ変化が現れてくるんです。

勉強をたくさんやってたって、なんにも考えずにただ塾に来て、時間を過ごすだけ。
そういう"勉強ごっこ"に終始する大学受験生だって、めちゃくちゃ多いんです。

しのごの言わずに、今できることから始めなきゃって気になりませんか。
後悔しない選択をしてください。


くどいほど、繰り返しますよ。


受験は、他人との競争です。


自分の実力を正しく把握し、相対的な評価を意識して対策を進めることが不可欠です。
学校の成績に惑わされることなく、現実を見据えて勉強に取り組みましょう。


........................

もう一つ、私の持論をお話ししてもいいですか?


今の日本の教育をダメにしている根源が、「絶対評価」だと考えているんですよ。
「絶対評価」によって、生徒は自分の立ち位置が、一切わからなくなる。
それによって、努力もしないし、現実を伝えても聞かなかったかのように伝わらない。

終わってません?

それでいて社会に出たら、急に相対評価になるんだから、そりゃ絶望的ですよ。
頑張り方も知らないし、他人との評価にさらされることに耐えられないし。

だからさ、現実を見て、頑張るってことをしたいですよね。




i-img1200x759-1673685421l0kfsb98231.jpg城南コベッツ赤羽南教室
~人間的成長なくして学力の成長なし~

東京都北区赤羽南1-3-7 セキネビル3F
(赤羽駅南改札より徒歩2分)
℡.:03-6903-8030  
Mail: covez_akabaneminami@johnan.co.jp
※電話対応時間:㈫~㈮ 15:30~21:00 / ㈯ 14:30~20:30





2024.09.11

皆さんこんにちは。
城南コベッツ赤羽南教室です。

今日は、塾あるあるの中でも、私が問題視している事柄を一つ取り上げます。



過去の生徒ですが、当教室で数学を受講していた生徒がいました。


数学の一科目を、週一回の個別で受講している高校3年生でした。

その生徒は大学入試ではなく、大学への内部進学のためのテストを秋に控えていました。
数学の成績に不安があるため、春から通っていたのでした。

受講開始以降、私の数学解説の映像授業を受講しはじめました。
「学校の授業より、わかりやすい!」と喜んでいました。
私はその生徒が受ける試験の過去問に合わせて、必要最低限の映像のみを選び、ポイント部分は都度、その場で理解を確認しながら進めました。

そして、一通り映像授業が見終わり、夏休みに入る頃から過去問演習に入りました。

通常の大学受験と異なり、解かなければならないのは一校分です。
この過去問を5年分に絞って、繰り返し解かせました。
繰り返し過去問を解く中で、少しずつ数学的な答案はマシになってきました。

夏も終わって、ちょうど今くらいの頃。
この生徒が、どのくらい過去問で数学の点数を取れるようになったのか。
ずーーっと、60点台です。
同じ問題だけを、繰り返し、もう5周はやったのに、ずっと間違えるんです。

私は、必要な知識はとっくに伝えました。
あとは、生徒が間違えたところを自分で修正しないと、点数は変化しません。
私は「途中式を書かなすぎている点」や「明らかに公式を正確に覚えていない箇所」を指摘しました。
生徒の内部進学テストまでは、もう3週間しかないのに、先週と同じところを間違えます。

この生徒は指摘を受けて、機嫌を損ね、
「疲れました」と暗い表情で愚痴をこぼして帰りました。

と、そういう生徒がいたのです。

結局この生徒は、自分の内部進学テストが行われる9月末まで、通い続けました。
結果の報告も、それ以降の連絡もありません。

ま、会いたくなかったので、いいんですけど。




悲しいな、と思っちゃいますよね。

こういう生徒ばかりだったら、塾をやっていても、意味ないです。
(もちろん、この話は、数少ない愚かな生徒の一例ですが。)
(大多数ではないですが、皆さんの想像している以上に、多いですよ。)


どこの塾でも、生徒一人ひとりに、丁寧な指導を行っています。
学力を向上させたい、という熱意をもって教えています。

しかしですね、正直に言わせていただくと、「前回習ったことをすっかり忘れている」生徒が次回の授業に臨む姿勢には、こちらもため息をつかざるを得ません。
授業で何度も同じ過去問を解かせているのに、毎回同じミスを繰り返す。
そういう生徒を見ると、「一体、どうやって試験で点数を取るつもりなのか?」と疑問に思わずにはいられません。

また、それ以上に、人として失礼極まる行為だとは思わないの?と感じています。

一生懸命、自分のために力を尽くして、何とかしようと勉強を教えてくれた相手に、どれだけ失礼なことをしているのか、もう少し自覚すべきです。

塾というのは、知識を教える場所です。
そして、その知識を定着させる手助けをする場でもあります。

生徒は、授業で習ったことを持ち帰り、しっかり復習して自分のものにしてくるという「当たり前の行動」ができていないと、こちらがどれだけ丁寧に指導しても、成績は向上しません。
塾に通う意味なんてないから、「退塾してくれ」と、本気で思っています。
そんな生徒の相手をしているほど、こちらも暇じゃありません。

何度同じ説明をしても、同じミスを繰り返す生徒って、なんなんでしょうね。
数学の授業が「わかりやすい」と言っている。
わかりやすい授業を聞いて、解説を理解する。
でも、理解したことを覚えずに、次の授業に出てくる。

一向に教えたことができるようにならないから、こちらも指摘する。

しかし、改善点を指摘すると、むくれてしまう、機嫌を損ねる。
いつまでたっても覚えないし、できるようにならない生徒に、イライラしていた私は、生徒のこの態度を受けて、余計にイライラが増幅する。

――こんなことがあっては、勉強は前に進まないのです。

――こんな状況が続いていたら、学力も伸びないし、人間関係も崩壊します。


「次はどうやって間違えないようにするか」を考えることが、勉強です。
「できないことを、知識をつけてできるようにしていく」のが勉強です。



問題を解くたびに赤ペンで正解を書き写して満足していませんか?
それは、勉強じゃなくて、勉強ごっこです。
そんなことしてるなら、塾なんか来ないで、遊んでいた方がずっといいです。

自分が何を間違えたのか、なぜ間違えたのかを深く考え、それを次にどう活かすかが重要です。

ここで一番伝えたいことは、生徒が自分の学習に対する責任を持つということです。


私たち講師は、前向きに生徒たちを応援し、全力でサポートすることを誓っています。
しかし、生徒自身が不勉強や怠惰を反省しないままであれば、私たちがいくら教えても効果はありません。

塾に通うことで結果を出したいなら、まずは「前回習ったことを確実にできるようにする」という基本を徹底しましょう。
これが、学びを深め、次のステップへと進むための大事な一歩です。


人間的に、成長してくださいね。




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2024.09.07

皆さん、こんにちは!
りんご塾赤羽南教室です。







当教室から、今年、
算数オリンピックメダリストがでました!!!

小学3年生のふたりの男子生徒です。
「キッズBEE部門」という小学3年生以下の階級に出場しました。

大変よく頑張りました!!!!!

銅メダリストとなった生徒のうちのひとりが、
今日、お母さんとお姉ちゃんと一緒に来て、メダルを見せてくれました。

阿部くんメダル写真_加工済み.png
カメラを向けると、素敵な笑顔で3人で肩を並べてくれました。

彼はふだんから元気いっぱいに、集中力マックス!で勉強しています。
彼が力を発揮できるのは、素敵なご家族に囲まれているからでもあるんだなと感じました。

驚いたことに、昨日サッカーで骨折をしてしまったということで、痛々しい左腕になってしまっていましたが、元気な様子で安心しました。(笑)



阿部くんファイナリスト認定証.png

算数オリンピックは、予選と決勝に分かれていますが、決勝(ファイナル)に残った生徒としての証である、『ファイナリスト認定証』も見せてくれました。


今回のチャレンジを機に、彼はますます燃えています。


この生徒の次の目標は、算数オリンピックの次の階級である『ジュニア算数オリンピック』での金メダル獲得です。ジュニア算数オリンピックは、小学5年生以下の誰でも参加できる種目です。彼は、小学4年生となる来年、小学5年生の中に混じって挑戦しようとしています。

私たちはこれからも、子どもたちと一緒に伴走していきます。
一緒に夢を掴みましょう!!!




りんご塾といえば.png
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2024.09.06

皆さん、こんにちは!
りんご塾赤羽南教室です!

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今日、私たちの教室にとても印象的な出来事がありました!!

小学1年生の生徒が、
なんと5時間もの間、勉強に打ち込んでくれたのです。


通常であれば、16時半頃に授業が終わるはずでしたが、彼は「算数オリンピックで金メダルを絶対に取る!」という強い決意を胸に、学習を続けました。

彼の目標は明確でした。

「先生と約束したこのページまで、今日中に終わらせるんだ!」という硬い意志を持ち、どんなに疲れても諦めることなく勉強を続ける姿には、私たち教える側も感心せざるを得ませんでした。彼の情熱に応えるために、私たちも授業を延長し、19時までとことん付き合いました。

さらに、彼のお母さんの姿勢にも心を打たれました。
予定がある中、2時間も教室でじっと待ち続け、彼の意欲を最大限に尊重されていました。
こうした親御さんの支えがあってこそ、子どもたちが自分の可能性を信じ、限界に挑むことができるのだと改めて感じました。



今日の出来事から、私たち自身も学びがありました。

彼の「自分で限界を設けずにやり続ける姿勢」と、それを「限界まで付き合う」お母さんの姿勢は、まさに何かを成し遂げようとする人間の本気さと、努力の本質を見せてくれました。


彼の目標は、
来年7月の算数オリンピックで金メダルを取ること。

そしてさらに先には、
小学6年生までに高校1年生の数学を終えるという壮大なビジョンを描いています。

彼の目標達成に向けて、私たちも全力でサポートしていきます。
これからの彼の成長が本当に楽しみです!


未来を切り拓いていく子どもたちの姿を見ることができるのは、私たちにとっても大きな喜びです。
これからも一緒に頑張りましょう!



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城南コベッツ赤羽南教室
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2024.09.04

皆さん、こんにちは!!






なんとですね、、、
りんご塾赤羽南教室が
『塾と教育』に掲載されました!!!!


りんご塾赤羽南教室が 「塾と教育」に 掲載されました!.png
「思考力」や「算数力」を高めるための人気の塾として『りんご塾』の認知度が高まっており、そのりんご塾の中でも注目度の高い教室として、『りんご塾 赤羽南教室』が取材を受けたのです。


取材記事の全文はこちら↓↓↓
「塾と教育」 りんご塾赤羽南教室(城南コベッツ内)


8月のとある土曜日、りんご塾のみんなが授業をしているところを取材させてもらったのですが、その時の写真も何枚か載っています。
りんご塾開講から3年目で、算数オリンピックの銅メダリストを2名輩出したことが注目度を高めたようです。
「是非、赤羽南教室の様子を取材させていただけませんか?」というご提案を受けて、今回の記事掲載に至りました。


...............

取材があった日、
「こんなに活気があるんですね!!」とか
「なんか赤羽南のりんご塾は、雰囲気全体が明るいですよね!!!」
というコメントをもらいました。

そうなんです。
うちの教室って、たぶん結構明るくて、自由な雰囲気なんですよ。
良い意味で、みんな自由に勉強しています。
机に向かって黙々とやるのって、勉強と遊びの区別のついていない子たちにとっては、不自然なことだし、何しろ、勿体ないですよね。
勉強はやらなきゃいけないものだと捉えてしまうには、りんご塾の子どもたちの年齢は早すぎます。
だから、当教室は前提として、明る~い感じの教室づくりを心がけています。


そして、同時に、全力で子どもの実力を伸ばす授業を行います。
詳しくは是非、記事の本文をご覧いただきたいのですが、赤羽南教室では「算数オリンピックででメダルを獲得する」という目標も去ることながら、もう一つ、重要な目標も掲げています。


それが「小学生に、中学・高校の先取りをさせること」です。
多くの幼児教室では、中学入試対策や、中学と高校の内容の先取りは、対応できないというところが多いでしょう。
ですが当教室は他でもない、現場で子どもに触れ合っている教室長が、現役の数学予備校講師をやっています。
「大学受験」が私たちの本業ですから、10年先の未来を見据えて、大学入試で結果を残せる指導が行えるのです。

むちゃくちゃな理想論で、保護者の方に夢だけ見させるようなことは絶対に言わないという自負がありますし、小学生の時点で結果が今ひとつ光らない子どもの中にも、「長期的な目線で大学入試で結果が残せるには?」という視点でものを語ります。


教室長の長谷は、詰め込み指導でぎりぎり合格できた私立中学で落ちこぼれた中高生を、たくさん見てきています。
中学入試、高校入試、大学入試、それぞれの過程でいろいろな課題に苦しむ、生徒や保護者を見てきたからこそ、客観的かつ現実的な視野で生徒の指導に当たります。
どんな生徒も見捨てることもないし、それでいて、ムチャクチャな課題を押し付けたり、詰め込みをするということもありません。
そこは信頼していただいて、大丈夫です。


記事に掲載されている文章には、けっこう魂を込めて書きました。
やや長いのですが、読んでいただけると、私たちの理念や思いが伝わると思います。

ぜひ、ぜひ。

取材記事の全文はこちら↓↓↓
「塾と教育」 りんご塾赤羽南教室(城南コベッツ内)





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